JP3644337B2 - 内燃機関の補機配設構造 - Google Patents

内燃機関の補機配設構造

Info

Publication number
JP3644337B2
JP3644337B2 JP2000024999A JP2000024999A JP3644337B2 JP 3644337 B2 JP3644337 B2 JP 3644337B2 JP 2000024999 A JP2000024999 A JP 2000024999A JP 2000024999 A JP2000024999 A JP 2000024999A JP 3644337 B2 JP3644337 B2 JP 3644337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
electric motor
crankshaft
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000024999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001213180A (ja
Inventor
真一 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2000024999A priority Critical patent/JP3644337B2/ja
Publication of JP2001213180A publication Critical patent/JP2001213180A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3644337B2 publication Critical patent/JP3644337B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クランク軸に、フライホイール及びクラッチ、トルクコンバータ等の継手装置を介して変速機を連結するとともに、電動機の動力を前記クランク軸に伝達可能に構成した内燃機関の補機配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車においては、近年、環境問題等から燃費(燃料消費率)を改善する手段として、スタート・ストップシステム、つまり車両の停止時に、ある条件下でエンジンのアイドリング運転を停止して燃費を低減する手段の採用が提案されている。
かかるスタート・ストップシステムにおいては、コンピュータ制御により車両のスタート・ストップがなされるが、かかるスタート時に、スタータ(始動電動機)のピニオンギヤをクランク軸に取り付けられたリングギヤに噛み合わせるスタート時噛み合わせ方式のエンジンにおいては、ピニオンギヤがリングギヤに噛み合う際の騒音や、車両の発進遅れがドライバーの意志に関することなく発生するため、ドライバーに違和感を与えることが多々ある。
【0003】
また、近年、自動車においては、内燃機関と電動モータとを組み合わせて出力を得るとともに、該電動モータをスタータとして用いるようにしたハイブリッドシステムが採用されつつある。かかるハイブリッドシステムにおいては、電動機側は常時エンジン側と連結されているため、前記従来システムのような電動機側のピニオンとエンジン側のリングギヤとの噛み合いによる打音の発生が無く、また前記のような車両の発進遅れの発生も無い。さらに常時噛み合いであるため、歯車の精度が高められるので、噛み合いによる騒音も低減される。
【0004】
図8には、かかるハイブリッドシステムによる内燃機関及びこれの補機配設構造の従来技術の一例が示されている。図8の(A)は継手装置にトルクコンバータを備えた車両、(B)は継手装置にフライホイール及びクラッチを備えた車両の場合を夫々示す。
図8において、100はエンジン(内燃機関)、101はトランスミッション(変速機)、18は電動モータである。図8(A)の場合も(B)の場合も、該電動モータ18はエンジン100とトランスミッション101との間に、該エンジン100及びトランスミッション101の軸心41と同心に配置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記スタート時噛み合わせ方式にあっては、一般に、クランク軸に取り付けられたリングギヤの外径が前記継手装置の前記外径よりも大きく構成されているため、前記電動モータ18のピニオンギヤと前記リングギヤとの間の減速比を、従来のスタータと同等に設定すると約10となり、例えば、エンジン最高回転数が7000rpmでは前記電動モータ18のピニオンギヤの回転数は70、000RPMと、過大となり、電動モータ18及びピニオンギヤ周りの磨耗や焼き付きの発生をみる。
【0006】
また、前記ハイブリッドシステムは、図8に示されるように、エンジン100とトランスミッション101との間に、電動モータ18を、該エンジン100及びトランスミッション101の軸心41と同心に配置しているため、エンジンシステムの全長が該電動モータ18の長さL相当分増大し、車両への搭載性も低くなる。
【0007】
さらに、かかる従来技術にあっては、電動モータ18がエンジン100の直後に連結されているため、該エンジン100の熱が電動モータ18に伝達されて、該電動モータ18の過熱の発生をみる。
【0008】
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、クランク軸に継手装置を介して変速機を連結するとともに、電動機の動力を前記クランク軸に伝達可能な動力伝達装置を有する内燃機関において、電動機のピニオンギヤと機関側のリングギヤとの間の減速比を小さくすることにより、電動機の過回転による該電動機周りの磨耗や焼き付きの発生を防止するとともに、電動機を含む内燃機関システムの全長を短縮し、さらに全幅の拡大を抑制することにより車両への搭載性を向上し、加えて内燃機関の熱による電動機の過熱の発生を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するため、請求項1記載の発明として、内燃機関のクランク軸に、フライホイール及びクラッチ、トルクコンバータ等の継手装置を介して変速機を連結するとともに、電動機の出力軸を前記クランク軸に平行に配置し、該電動機の動力を前記クランク軸に伝達可能な動力伝達装置を有する内燃機関の補機接続構造において、前記電動機をエンジンの吸気側に配置し、前記動力伝達装置は、前記内燃機関と継手装置との間に配設されるとともに前記内燃機関及び前記変速機に固定されるギアケースと、前記内燃機関から供給される潤滑油を溜める油溜め空間内に収納されて前記継手装置の外径よりも小径に構成して前記クランク軸に取り付けられた回転部材と、該回転部材と前記電動機の出力軸とを接続する接続手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の補機配設構造を提案する。
【0010】
かかる発明によれば、電動機の出力軸と内燃機関のクランク軸とを連結する動力伝達装置を、前記内燃機関の回転軸と継手装置との間に配設するとともに、前記電動機を、その出力軸が前記クランク軸に平行になるように配置し、内燃機関と電動機と動力伝達装置と変速機とよりなる内燃機関システムの全長をコンパクトに保って、車両への搭載性が悪化することなく、前記動力伝達装置の回転部材を前記継手装置の外径よりも小径に構成して前記クランク軸に取り付けたことにより、前記電動機の出力軸とクランク軸との間の距離を短く設定でき、内燃機関システムの全幅もコンパクトとなる。さらに、減速比を、3〜4程度と、従来技術に比べて大幅に小さくすることも可能となる。
これにより、電動機の回転数も減少することができ、該電動機及びピニオンギヤ周りの磨耗や焼き付きの発生を防止できる。
【0011】
また、かかる発明によれば、動力伝達装置をクランク軸と継手装置との間に配設するとともに、電動機を、その出力軸心が前記クランク軸の軸心に平行になるようにして高温の内燃機関側とは別軸としたので、従来技術における内燃機関の直後に電動機が連結されたもののように、該内燃機関の熱が電動機に直接伝達されることがなく、該電動機の過熱の発生を防止できる。
さらにかかる発明によれば、電動機をエンジンの低温側である吸気側に配置しているので、該エンジンから電動機への伝熱を少なくすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
【0013】
図1は本発明の実施形態における自動車用内燃機関システムの配設構造の第1実施例を示す構成図で、(A)は平面図、(B)は正面図である。図2は第2実施例を示す構成図、図3は本発明の実施形態に係る自動車用内燃機関のスタータ用リングギヤ近傍のクランク軸心に沿う断面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は図4のB−B線断面図、図6は電動モータの動力伝達部の断面図、図7は動力伝達装置の第2実施例を示す図3対応図である。
【0014】
図1〜2に示す内燃機関システムおいて、100はエンジン(内燃機関)、101はトランスミッション(変速機)、18は電動モータ、102は後述する歯車伝動装置接続手段からなる動力伝達装置(長さL)、103はフライホイール及びクラッチあるいは流体継手等からなる継手装置である。
【0015】
図1(A) (B)に示す内燃機関システムの配設構造の第1実施例においては、エンジン100の出力端と継手装置103の入力端との間に動力伝達装置102を配置するとともに、電動モータ18を、その軸心42が出力軸軸心41と平行になるように、かつ前記動力伝達装置102からエンジン100の前方に向け、該エンジン100の全長内に納まるようにして、該エンジン100の上部寄りの部位に配置している。また、該電動モータ18はエンジン側からの伝熱を少なくするため、エンジン100の吸気側に設置している。
【0016】
図2に示す内燃機関システムの配設構造の第2実施例においては、エンジン100の出力端と継手装置103の入力端との間に動力伝達装置102を配置するとともに、電動モータ18を、その軸心42が出力軸軸心41と平行になるように、かつ前記動力伝達装置102からトランスミッション101の後方に向け、該トランスミッション101の全長内に納まるようにして、該エンジン100のトランスミッション101の上部寄りの部位に配置している。また、該電動モータ18は、前記第1実施例と同様に、エンジン側からの伝熱を少なくするため、エンジン100の吸気側に設置している。
【0017】
前記動力伝達装置102の詳細を示す図3〜5において、5はエンジンのシリンダブロック、7はクランク軸、6は主軸受、8はオイルパンである。12は該クランク軸7の軸端部に穿孔され前記主軸受6に潤滑油を供給するための油孔で、前記主軸受6の軸受面に開口されている。
1はスタータ用のリングギヤ、3はフライホイールで、該フライホイール3及び該リングギヤ1のボス部1aは複数のボルト35により、共締めにて前記クランク軸7の軸端面に固着されている。図1に示されるように、前記リングギヤ1の外径はフライホイール3の外径よりも小さく形成されている。
【0018】
30はワンウェイクラッチで、その入力側は前記リングギヤ1に連結され、出力側は前記クランク軸7に固定されたボス部1aに連結されて、該リングギヤ1側からクランク軸7側への回転の伝達のみを可能としている。
【0019】
32はベアリングで、前記リングギヤ1の内周とボス部1aの外周との間に介装され、ワンウェイクラッチ30の入力側と出力側とを相対回転可能に支持している。
31は前記クランク軸7及びボス部1aの内部を貫通にて設けられた油孔で、前記クランク軸7内の油孔12とワンウェイクラッチ30とを連通し、該油孔12内の潤滑油の一部を、該油孔31を通して該ワンウェイクラッチ30に供給するようになっている。
【0020】
9はギヤケース、13はミッションケースで、該ギヤケース9は外周側をボルト012により該ミッションケース13と共締めにて前記シリンダブロック5に締め付け固着されるとともに、一部ではボルト025により該ミッションケース13に固着され、さらに内周側をボルト25により前記シリンダブロック5に締め付け固着されている。
11はギヤカバーで、その外周部を複数のボルト26により前記ギヤケース9に固着されている。該ギヤカバー11の内側と前記ギヤケース9とによって、油溜め空間23が形成され、該油溜め空間23内に前記リングギヤ1が収納されている。
【0021】
そして、前記クランク軸7とシリンダブロック5との間には、前記油溜め空間23の上部に連通される油導入用の隙間29が形成されている。21は前記ギヤケース9に穿孔された油戻し孔で、前記油溜め空間23の下部とオイルパン8内とを連通している。該油戻し孔21のエンジン高さ方向位置は、前記リングギヤ1及びサブギヤ2の外周がオイルパン8内の油面24よりも若干上部になり、かつ前記油溜め空間23内に一定量の潤滑油が溜まるような位置に設定される。
【0022】
22はブリーズ孔で、前記オイルパン8内の上部と前記油溜め空間23内とを連通し、該油溜め空間23内の空気抜きを行うようになっている。14は前記リングギヤ1のボス部1aとクランク軸7の外周面との間に介装されたOリングである。4は前記ギヤカバー11に取り付けられたオイルシールで、前記油溜め空間23と外部とをシールしている。
【0023】
図4〜5において、18は電動モータで、前記ギヤケース9に複数の該ボルト27により固着されている。17は該電動モータ18のモータ軸19に固定されたピニオンギヤ、16は両端部を前記ギヤケース9及びギヤカバー11に回転自在に支持された中間ギヤで、図4に示すように、該ピニオンギヤ17と中間ギヤ16と前記リングギヤ1とは常時噛み合っており、前記電動モータ18の動力をピニオンギヤ17、中間ギヤ16、及びリングギヤ1を経て前記フライホイール3及びトランスミッション101(図1参照)に伝達するようになっている。34は前記電動モータ18とギヤケース9との間に介装されたOリングである。
【0024】
図6は、前記電動モータ18からピニオンギヤ17までの動力伝達機構を示しており、同図において、60はモータ本体、51は該モータ本体60の出力端に連結された第1段減速機、52は第1段減速機51に直列に連結された第2段減速機、19は該第2段減速機52の出力端に連結されたモータ軸であり、該モータ軸19の軸端に前記ピニオンギヤ17が固定されている。
【0025】
前記第1段減速機51及び第2段減速機52は公知の遊星歯車式減速機で、両者の減速比は、前記ピニオンギヤ17とリングギヤ1との間の減速比が3〜4程度になるように設定される。53はハウジング、56、57、及び59は前記モータ軸19を支持するベアリング、55はオイルシール、58は0リング、54はスタータスイッチである。
【0026】
かかる構成からなる補機配設構造を備えた内燃機関システムにおいて、エンジン100クランク軸7の回転力は、動力伝達装置102の回転部材であるリングギヤ1を経てフライホイール3及びクラッチ、あるいはトルクコンバータ等の継手装置103に伝達される。一方電動モータ18のモータ本体60からの回転力は前記第1段減速機51及び第2段減速機52にて減速された後、モータ軸19から動力伝達装置102のピニオンギヤ17に伝達される。
【0027】
エンジン100の始動時には、前記スタータスイッチ54を入れると、電動モータ18のモータ本体60の回転力は、前記第1段減速機51及び第2段減速機52で減速されて、モータ軸19を介してピニオンギヤ17に伝達され、該ピニオンギヤ17から中間ギヤ16を介してリングギヤ1に伝達され、クランク軸7を回転せしめる。
そして、エンジン100が起動し、クランク軸7のトルクがモータ軸19のトルクを上回ったとき、ワンウェイクラッチ30によりクランク軸7とモータ軸との接続が断たれ、モータは停止する。
【0028】
そして、走行時にモータアシストが必要となった場合、電動モータ18を再作動させる。
該ピニオンギヤ17に伝達された回転力は中間ギヤ16を介してリングギヤ1に伝達され、ここで、前記エンジン100のクランク軸7の回転力に重畳される。そして、重畳された2系統の回転力、つまりエンジン100の回転力と電動モータ18の回転力とは前記継手装置103の接続によりトランスミッション101に伝達され、車両の駆動力となる。
【0029】
この場合、前記動力伝達装置102の回転部材であるリングギヤ1の外経を前記継手装置103を構成するフライホイール3の外径よりも小径に構成して前記クランク軸7に取り付けていることにより前記電動モータ18の出力端のピニオンギヤ17と前記回転部材を構成するリングギヤ1との間の減速比を、3〜4程度と従来技術に比べて大幅に小さくでき、電動モータ18の回転数を減少することができるので、電動モータ18に過大な負荷を与えることなくモータアシストが可能となり、焼付き等を防止することができる。
また、ギヤの噛合率が大きくなり、ギヤの噛み合い騒音の低減が可能となる。
【0030】
また、かかる実施例によれば、 前記動力伝達装置102をエンジン100のクランク軸7と継手装置103との間に配設するとともに、電動モータ18を、そのモータ軸心42が前記クランク軸7の軸心つまり出力軸軸心41に平行になるようにして高温のエンジン100側とは別軸としたので、該エンジン100の熱が電動モータ18に直接伝達されることがなく、該電動モータ18の過熱の発生が回避される。
【0031】
図7に示される動力伝達装置の第2実施例は、第1実施例におけるワンウェイクラッチ30を備えないもので、図7において、2はサブギヤで、前記リングギヤ1の側面に固着されている。10は前記リングギヤ1及びサブギヤ2に取り付けられたトルクスプリングである。この場合、電動モータは常時エンジンと同期して回転するため一層効果が発揮される。
また、かかる実施例においては、前記隙間29に加えて、前記クランク軸7の油孔12と前記油溜め空間23とを連通する小径の油孔20を設けて、該油孔12内の潤滑油の一部を、該油孔20を通して前記油溜め空間23に導入するように構成することもできる。
その他の構成は、前記第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
【0032】
【発明の効果】
以上記載の如く本発明によれば、内燃機関と電動機と変速機とよりなる内燃機関システムの全長は、電動機を内燃機関と変速機との間に直列に配置した従来技術に比べ大幅に減少し、車両への搭載性が向上する。
【0033】
また、前記動力伝達装置の回転部材を前記継手装置の外径よりも小径に構成されているので、前記電動機の出力軸と前記クランク軸との間の減速比を従来技術に比べて大幅に小さくすることが可能となる。
これにより、電動機の回転数も減少することができ、磨耗や焼き付きの発生を防止できる。
【0034】
動力伝達装置をクランク軸と継手装置との間に配設するとともに、電動機を、その出力軸心が前記クランク軸の軸心に平行になるようにして高温の内燃機関側とは別軸としたので、従来技術における内燃機関の直後に電動機が連結されたもののように、該内燃機関の熱が電動機に直接伝達されることがなく、該電動機の過熱の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施形態における自動車用内燃機関システムの配設構造の第1実施例を示す構成図で、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図2】 第2実施例を示す構成図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る自動車用内燃機関のスタータ用リングギヤ近傍のクランク軸心に沿う断面図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【図6】 電動モータの動力伝達部の断面図である。
【図7】 動力伝達装置の第2実施例を示す図3対応図である。
【図8】 従来技術を示す図1対応図である。
【符号の説明】
1 リングギヤ
1a ボス部
3 フライホイール
5 シリンダブロック
6 主軸受
7 クランク軸
8 オイルパン
9 ギヤケース
11 ギヤカバー
12、20、31 油孔
13 ミッションケース
16 中間ギヤ
17 ピニオンギヤ
18 電動モータ
19 モータ軸
21 油戻し孔
22 ブリーズ孔
23 油溜め空間
30 ワンウェイクラッチ
32 ベアリング
51 第1段減速機
52 第2段減速機
100 エンジン
101 トランスミッション
102 動力伝達装置
103 継手装置

Claims (1)

  1. 内燃機関のクランク軸に、フライホイール及びクラッチ、トルクコンバータ等の継手装置を介して変速機を連結するとともに、電動機の出力軸を前記クランク軸に平行に配置し、該電動機の動力を前記クランク軸に伝達可能な動力伝達装置を有する内燃機関の補機接続構造において、前記電動機をエンジンの吸気側に配置し、前記動力伝達装置は、前記内燃機関と継手装置との間に配設されるとともに前記内燃機関及び前記変速機に固定されるギアケースと、前記内燃機関から供給される潤滑油を溜める油溜め空間内に収納されて前記継手装置の外径よりも小径に構成して前記クランク軸に取り付けられた回転部材と、該回転部材と前記電動機の出力軸とを接続する接続手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の補機配設構造。
JP2000024999A 2000-02-02 2000-02-02 内燃機関の補機配設構造 Expired - Lifetime JP3644337B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024999A JP3644337B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 内燃機関の補機配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024999A JP3644337B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 内燃機関の補機配設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001213180A JP2001213180A (ja) 2001-08-07
JP3644337B2 true JP3644337B2 (ja) 2005-04-27

Family

ID=18550916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000024999A Expired - Lifetime JP3644337B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 内燃機関の補機配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3644337B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490420B2 (ja) * 2001-11-15 2004-01-26 日野自動車株式会社 ハイブリッド自動車
JP2007100861A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Jtekt Corp 動力伝達装置
JP5541976B2 (ja) * 2010-06-18 2014-07-09 富士重工業株式会社 ハイブリッド車両の駆動装置
JP5375930B2 (ja) * 2011-11-18 2013-12-25 トヨタ自動車株式会社 内燃機関
CN106438029A (zh) * 2016-11-16 2017-02-22 中车北京南口机械有限公司 钻机的动力装置及钻机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001213180A (ja) 2001-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4472192B2 (ja) 自動車用駆動システム
US7421928B2 (en) Motor vehicle drive arrangement
EP1405749B1 (en) Vehicle driving system
US9677646B2 (en) Drive device that transfers rotation of at least one of a rotary electric machine and an internal combustion engine to an oil pump
US20090176611A1 (en) Auxiliary Unit Drive for a motor vehicle
JP2002307956A (ja) 車両用駆動装置
US20090023529A1 (en) Hybrid vehicle drive device
JP6754835B2 (ja) 動力伝達装置
EP1321646B1 (en) Internal combustion engine
CA2394331A1 (en) Hydraulic hybrid vehicle
JP3188607U (ja) 内燃機関とスタータ発電機とを有する自動車のドライブトレイン
EP1321645B1 (en) Internal combustion engine
US8409041B2 (en) Pump cover inlet porting and seal for hybrid transmission
JP3644337B2 (ja) 内燃機関の補機配設構造
JP3465576B2 (ja) 車両用モータの取付け構造
JP2001153010A (ja) エンジンの始動装置
JP3373082B2 (ja) ハイブリット車輌
JP3396868B2 (ja) ハイブリット車輌
JP2001234836A (ja) 常時噛み合い式スタータ機構
JP5251798B2 (ja) 内燃機関の潤滑装置
JP4453062B2 (ja) 内燃機関の潤滑装置
WO2012169663A1 (ja) 油圧始動装置を備えた車両
JPH053744Y2 (ja)
JP3643751B2 (ja) ハイブリッド車両の変速機ユニット
JPH07255104A (ja) ハイブリッド型電気自動車

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040805

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050124

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3644337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term