JPS6280842A - デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はディスク再生装置に関するものであり、特に外
乱の多い傷のあるディスクに対し好適なディスク再生装
置に関するものである。

〔発明の背景〕

第５図は３ビーム法による３スポツトと信号トラックの
位置関係を示す図であシ、トラッキング用サブスポット
Ｐ，・Ｐ，と記録信号をピックアップするためのメイン
スポットＰ０がある。

第２図は上記３ビーム法を採用したトラッキング制御系
の回路構成図であシ、前記第５図に示すサブスポットＰ
１・Ｐ，からの光量を検出する光ディテクターの出力側
には、光電流を電圧にメ 変換する電流・電圧変換器２が接続され、この電流・電
圧変換器２の出力側にはトラック方向引算回路３、位相
補償回路４、ピックアップ駆動回路５が順次に接続され
ている。

つぎに動作について説明する。サブスポットＰ、・Ｐ、
の光量を検出した光ディテクターの２つの受光素子１α
、ＩＡからの光電流は、それぞれ電流・電圧変換器２の
負帰還増幅器２α、２ｂで電圧に変換され、トラック方
向引算回路３で引算されてトラック誤差信号となる。こ
のトラック誤差信号は、位相補償回路４、ピックアップ
駆動回路５を介してトラッキング方向駆動コイル６に供
給され、上記サブスポットＰ１　＊Ｐｔが信号トラック
上を正しく追尾するように、つまシ、トラック方向引算
回路３の出力が零になるようにピックアップ（図示せず
）を制御する。

第３図はフォーカシング制御系の回路構成図であυ、前
記第５図に示すメインスポラ）Ｐ６からの光量を検出す
る光ディテクタ７の出力側には、光電流を電圧に変換す
る電流・電圧変換器８が接続され、この電流・電圧変換
器８の出力側にはフォーカシング方向引算回路９、フォ
ーカシング方向位相補償回路１０、フォーカシング方向
ピックアップ駆動回路１】、フォーカシング方向駆動コ
イル１２が順次に接続され、前記トラッキング方向制御
と同様の動作によってピックアップのフォーカシング方
向を制御する。

また、上記電流・電圧変換器８の出力側には、ＲＦサミ
ングアンプ回路１３．２値化発生装置１４が順次に接続
されている。そして、ディスク（図示せず）の再生中に
該ディスクの傷により光ディテクタ７に対する光が遮ぎ
られたとき、ＲＦサミングアンプ回路１３の出力波形１
５は、第４図４ｃＬに示すように傷のあるところは信号
が欠落１５αする。このとき、第４図４Ｃに示すように
、トラッキング誤差信号１６が偽像的に生じ、トラッキ
ング方向駆動コイル６に異常な電圧が加わ夛、トラック
針飛び現象を起こす。

そこで、従来のディスク再生装置は、特開昭５９−１７
８６２９　号公報に記載のように、ディスクに傷があっ
た場合、傷突入時は、ゲイン切換え回路によシトラック
サーボループゲインを下げ、偽像誤差信号レベルを低下
させることによシ、ピックアップの挙動をなくし該ピッ
クアップのトラック飛びを補償していた。

しかし、トラックサーボループゲインを下げるだけでは
位相補償が適切でないため、サーボループが不安定とな
シ、かつ、外乱周波数帯域におけるゲインも同時に低下
して外乱抑圧度が低下し、外乱の多い傷のあるディスク
を再生した場合、トラックの許容カバー範囲を越え、制
御不可能になるという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は前述の欠点を除去するためになされたものであ
シ、その目的は、外乱の多い傷のあるディスク、７ｔと
えば、芯のずれた傷の多いディスクを再生するに際し、
外乱抑圧度を低下させることなく、ピックアップのトラ
ック飛びを補償するディスク再生装置を提供することに
ある。

〔発明の概要〕

前記の目的を達成するために、本発明は、ゲイン切換と
同時に位相補償も変え、かつ、回転周波数帯域では外乱
抑圧度が低下しないように、ゲインアップの回路を接続
するように構成した点に特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１
図は本発明の一実施例の回路構成図である。第１図にお
いて、前記第２図、第３図と同一の符号は同一または同
等部分をあられしている。

トラッキング制御系のトラック方向引算回路３とトラッ
ク方向ピックアップ駆動回路５との間に１位相補償切換
装置１８およびゲイン切換装置１９を順次直列に接続し
、フォーカシング制御系の電流・電圧変換器８の出力側
に、ＲＦサミングアンプ回路１３．　　ミラー面エンベ
ロープ出力装置２０　、　　ミラー面エンベロープレベ
ル比較器２１を順次直列に接続し、このミラー面エンベ
ロープレベル比較器２１の出力側を前記位相補償切換装
置１８およびゲイン切換装置１９に接続した構成である
。

上記ミラー面エンベロープレベル比較器２１にはシステ
ム制御装置としてのマイコン２２が接続されておシ、こ
の比較器２１はマイコン２２から再生中という信号を受
けた場合のみ動作し、再生中以外では動作しないように
構成されている。

また、上記位相補償切換装置１８は、負帰還増幅器１８
αの負帰還端子に、逆位相で開閉される切換スイッチ１
８　ｂ　、　１８　ｃと、抵抗とコンデンサとよりなる
位相補償回路１８　ｄ　、　１８　ｍとを接続した構成
である。上記ゲイン切換装置１９は位相補償切換装置１
８とトラック方向ピックアップ駆動回路５とをつなぐ接
続路とアース間に、スイッチ１９αで開閉される抵抗と
コンデンサとよりなるゲイン切換回路１９　Ａを設けた
構成である。

つぎに動作について説明する。再生時における傷突入時
のＲＦサミングアンプ回路１３の出力波形１５（第４図
４α）のミラー面エンベロープ１７（第４図４ｂ）を、
ミラー面エンベロープ出力装置２０を通して作シ、この
ミラー面エンベロープ１７のレベルとあらかじめ設定し
たレベルとをミラー面エンベロープレベル比較器２１で
比較して傷検出を行う。

上記傷検出という情報信号は、位相補償切換装置１８に
供給され、スイッチ１８　Ａ　、　１８　Ｃを切換えて
サーボループを安定化させるような位相補償量をもつ回
路に切換えると同時にゲイン切換装置１９にも供給され
、スイッチ１９αを開閉してゲイン切換えを行う。

第６図は横軸を周波数、縦軸をゲインとして描いたトラ
ック方向引算回路３以降のアンプゲイン特性図であり、
第６図６αはゲイン切換前のゲイン特性ｎで、α点のゲ
インを保持しｂ点の周波数で位相補償を開始し０点の周
波数でこの位相補償を終了する。

第６図６ｈはゲイン切換後のゲイン特性Ｕで、一点の周
波数まではα点のゲインを保持し該一点からは外乱周波
数であるディスク回転周波数４〜８Ｈ２のゲインを保つ
ために、抵抗と容量からなる−６　ｔＥ／ａｃｔ　　の
カーブでゲインを下げる。

これによシ、外乱周波数より高いところのゲインを低下
させて偽像誤差信号レベルを下げ、ピックアップの挙動
を抑えると同時に外乱抑圧度が低下しないようにする。

そして、１点から１点までの周波数範囲では上記下げた
ゲインを保持し、１点で位相補償を開始しｂ点の周波数
でこの位相補償を終了する。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ディ
スクの再生時、外乱に影響をおよぼすディスク回転周波
数のゲインを損うことなく、傷に影響をおよぼす周波数
帯域のゲインを低下させると同時に制御の安定化を図る
ために位相補償も変えるようにしたので、ピックアップ
のトラック飛びを生ずることなく安定にディスクを再生
することができるという効果が達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるディスク再生装置を示
す回路構成図、第２図はトラッキング制御系の回路構成
図、第３図はフォーカシング制御系の回路構成図、筒４
図は傷突入時の信号波形図、第５図は６ピーム法による
Ｓスポットと信号トラックの位置関係を示す図、第６図
はゲイン切換前後のゲイン特性図である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）３ビーム法による第１の光デイテクタの検出出力
   にもとづいてトラッキング方向を制御するトラッキング
   制御系と第２の光ディテクタの検出出力にもとづいてフ
   ォーカシング方向を制御するフォーカシング制御系とを
   有するデイスク再生装置において、 前記トラッキング制御系に位相補償切換装置およびゲイ
   ン切換装置を設け、この位相補償切換装置およびゲイン
   切換装置を制御する傷検出装置を前記フォーカシング制
   御系に設け、この傷検出装置を再生中のみ動作させるシ
   ステム制御装置を備えたことを特徴とするディスク再生
   装置。
2. （２）ゲイン切換装置が、抵抗と容量からなる−６ｄＢ
   ／αｔの減衰特性を有することを特徴とする前記特許請
   求の範囲第（１）項記載のディスク再生装置。
3. （３）傷検出装置が、電圧・電圧変換器の出力側に順次
   直列に接続されたＲＦサミングアンプ回路とミラー面エ
   ンベロープ出力装置およびミラー面エンベロープレベル
   比較器で構成されていることを特徴とする前記第（１）
   項記載のディスク再生装置。