JPS6279489A - 部分蒸着ホログラムを有する成形品及びその製造方法 - Google Patents
部分蒸着ホログラムを有する成形品及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6279489A JPS6279489A JP60220720A JP22072085A JPS6279489A JP S6279489 A JPS6279489 A JP S6279489A JP 60220720 A JP60220720 A JP 60220720A JP 22072085 A JP22072085 A JP 22072085A JP S6279489 A JPS6279489 A JP S6279489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hologram image
- hologram
- molding
- layer
- molded product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、部分蒸着ホログラムを有する成形品の製造方
法に関するものであり、詳しくは、電気製品(携帯゛用
カセットテープレコーダ、コンパクトディスク収納ケー
ス、銘板等)、化粧品容器(コンパクトケース、キャッ
プ等)等に部分的なホログラム像を現出させる製造方法
に関する。
法に関するものであり、詳しくは、電気製品(携帯゛用
カセットテープレコーダ、コンパクトディスク収納ケー
ス、銘板等)、化粧品容器(コンパクトケース、キャッ
プ等)等に部分的なホログラム像を現出させる製造方法
に関する。
(従来の技術)
従来、ディスプレイ関連や広告などの分野では、アイキ
ャツヂャー的効果、立体感による意外性の効果を狙って
ホログラムが利用されており、書籍、雑誌の表紙、挿し
絵として、あるいはギフト、ノベルティとしても用いら
れている。
ャツヂャー的効果、立体感による意外性の効果を狙って
ホログラムが利用されており、書籍、雑誌の表紙、挿し
絵として、あるいはギフト、ノベルティとしても用いら
れている。
このホログラムを複製する方法としては、大別して2つ
の方法が知られている。
の方法が知られている。
第1の方法は、密着露光及び干渉法である。これらの方
法はいずれも感光材料を用いて新たにホログラムを作る
方法である。
法はいずれも感光材料を用いて新たにホログラムを作る
方法である。
第2の方法は、平滑なプラスチック材料にエンポス加工
して表面レリーフ型のホログラムを作製する方法で、こ
れは機械的なプレス方法でおるためにコスト的にみて比
較的安くでき、また、大量生産に適している。この方法
に使用される材料のプラスチックシートは、従来、硬質
ポリ塩化ビニールシートのような熱可塑性プラスチック
シートが用いられている。
して表面レリーフ型のホログラムを作製する方法で、こ
れは機械的なプレス方法でおるためにコスト的にみて比
較的安くでき、また、大量生産に適している。この方法
に使用される材料のプラスチックシートは、従来、硬質
ポリ塩化ビニールシートのような熱可塑性プラスチック
シートが用いられている。
しかし、第1の方法では、必ず高価な感光材料が必要で
あり、そのコストは、ホログラムの価格に占める割合が
大きいので、復製されたホログラムは高価とならざるを
得ず、また製造に要する時間も感材の処理時間が比較的
長いため長くなり生産性が悪い。
あり、そのコストは、ホログラムの価格に占める割合が
大きいので、復製されたホログラムは高価とならざるを
得ず、また製造に要する時間も感材の処理時間が比較的
長いため長くなり生産性が悪い。
また、第2の方法では、材料として使用される市販され
ている硬質ポリ塩化ビニールシートが、カレンダー法、
押し出し法で作製されているので、必ずしも表面性の良
いものではなく、平滑性、均一性の点で、満足できない
場合が多かった。すなわち、基材表面の平滑性が悪い場
合、ホログラムの700〜1500本/#程度の微細な
凹凸パターンを再現性良く均一にエンボス加工できない
問題がある。ざらには、この方法では、板状おるいはシ
ート状の樹脂に、表面から熱、圧力を加え、スタンパ版
の凹凸パターンを再現させていたために、肉厚の厚い成
形品にはヒケ、ソリの現象が避けられず、不適とされて
いた。また、成形品上にホログラム像を複製させるため
には、シート状物に複製したホログラムを貼り付ける方
法しがなく、これでは、成形品との一体感がなく、満足
な効果は得られない。従って、従来の技術ではホログラ
ムの利用範囲が比較的限定されるという問題点があった
。
ている硬質ポリ塩化ビニールシートが、カレンダー法、
押し出し法で作製されているので、必ずしも表面性の良
いものではなく、平滑性、均一性の点で、満足できない
場合が多かった。すなわち、基材表面の平滑性が悪い場
合、ホログラムの700〜1500本/#程度の微細な
凹凸パターンを再現性良く均一にエンボス加工できない
問題がある。ざらには、この方法では、板状おるいはシ
ート状の樹脂に、表面から熱、圧力を加え、スタンパ版
の凹凸パターンを再現させていたために、肉厚の厚い成
形品にはヒケ、ソリの現象が避けられず、不適とされて
いた。また、成形品上にホログラム像を複製させるため
には、シート状物に複製したホログラムを貼り付ける方
法しがなく、これでは、成形品との一体感がなく、満足
な効果は得られない。従って、従来の技術ではホログラ
ムの利用範囲が比較的限定されるという問題点があった
。
(問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、ホログラム像を有する成形品上に、少なくとも表面に
隠蔽層を有する光反射層を設けた成形品であって、前記
隠蔽層が、成形品の光反射が不要の゛部分に設けられて
いることを特徴とする部分蒸着ホログラムを有する成形
品であり、本発明の成形品は、射出成形用金型内に、ホ
ログラム像形成用スタンパ版を該金型内面に対し、平面
的になるよう固定、載置し、射出成形して成形品上にホ
ログラム像の凹凸を形成し、該凹凸形成面側の光反射が
不要の部分に必要に応じて隠蔽層を形成し、その上に蒸
着により光反射層を設けた後、ざらに光反射が不要の部
分に隠蔽層を形成し、必要に応じて保M層を設けて製造
される。
、ホログラム像を有する成形品上に、少なくとも表面に
隠蔽層を有する光反射層を設けた成形品であって、前記
隠蔽層が、成形品の光反射が不要の゛部分に設けられて
いることを特徴とする部分蒸着ホログラムを有する成形
品であり、本発明の成形品は、射出成形用金型内に、ホ
ログラム像形成用スタンパ版を該金型内面に対し、平面
的になるよう固定、載置し、射出成形して成形品上にホ
ログラム像の凹凸を形成し、該凹凸形成面側の光反射が
不要の部分に必要に応じて隠蔽層を形成し、その上に蒸
着により光反射層を設けた後、ざらに光反射が不要の部
分に隠蔽層を形成し、必要に応じて保M層を設けて製造
される。
次に、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明によるインジェクションホログラムの
構成を概念的に示す断面図であり、第2図〜第5図は、
本発明による方法を工程別に断面図で示したものである
。
構成を概念的に示す断面図であり、第2図〜第5図は、
本発明による方法を工程別に断面図で示したものである
。
本発明の部分蒸着ホログラムを有する成形品は、第1図
に示すように、ホログラム像を有する合成樹脂成形品(
1)と蒸着により形成される光反射層(4)及び隠蔽層
(3)、(5)とよりなる。
に示すように、ホログラム像を有する合成樹脂成形品(
1)と蒸着により形成される光反射層(4)及び隠蔽層
(3)、(5)とよりなる。
前記合成樹脂成形品(1)のホログラム形成部(2)側
の光反射が不要の部分に、隠蔽層(3)を設け、その上
に、光反射層(4)を設け、ざらに、光反射の不要な部
分に隠蔽層(5)を設けている。なお、隠蔽層(3)は
、光反射層(4)が成形品側より透けて見える場合に設
ける。つまり、光反射層(4)が成形品側より透けて見
える場合には光反射層(4)の表裏両面に隠蔽@(3)
、(5)を設け、透けて見えない場合には、表面にだけ
隠蔽層(5)を設ける。
の光反射が不要の部分に、隠蔽層(3)を設け、その上
に、光反射層(4)を設け、ざらに、光反射の不要な部
分に隠蔽層(5)を設けている。なお、隠蔽層(3)は
、光反射層(4)が成形品側より透けて見える場合に設
ける。つまり、光反射層(4)が成形品側より透けて見
える場合には光反射層(4)の表裏両面に隠蔽@(3)
、(5)を設け、透けて見えない場合には、表面にだけ
隠蔽層(5)を設ける。
本発明の成形品を製造するには、まず、射出成形用金型
内にホログラム像形成用スタンパ版を該金型内面に対し
、平面的になるよう固定、載置し、該金型内に射出成形
法により溶融合成樹脂を充填、冷却、固化させて合成樹
脂成形品(1)を得る。
内にホログラム像形成用スタンパ版を該金型内面に対し
、平面的になるよう固定、載置し、該金型内に射出成形
法により溶融合成樹脂を充填、冷却、固化させて合成樹
脂成形品(1)を得る。
ここで、スタンパ版を金型内面に対し平面的にするのは
、該スタンパ版にはある程度の厚みがあり、射出成形し
た際、この厚みの分、成形品がへこんでしまうのを防ぐ
ためであり、具体的には、スタンパ版と金型内面とを入
れ子状にしたり、あるいは、ホログラム像形成面側に対
応する金型内面を全部スタンパ版にするなどの方法を用
いて行う。
、該スタンパ版にはある程度の厚みがあり、射出成形し
た際、この厚みの分、成形品がへこんでしまうのを防ぐ
ためであり、具体的には、スタンパ版と金型内面とを入
れ子状にしたり、あるいは、ホログラム像形成面側に対
応する金型内面を全部スタンパ版にするなどの方法を用
いて行う。
該成形品(1)は、金型内のスタンパ版面に存するホロ
グラム像すなわち1〜2μの微細な凹凸パターンを表面
に有している。(第2図)該合成樹脂としては、透明な
樹脂あるいは不透明な樹脂が使用可能であり、透明な樹
脂を用いるとホログラム像形成面の反対側からもホログ
ラム像を観察することができ、この場合、透明で厚い樹
脂層を通してホログラム像を観察することになるため、
ホログラム像の持つ本来の3次元像にざらに屈折率の違
う苦を介することになるため、像に重厚感を持たせるこ
とができる。使用できる透明な樹脂としては、ポリカー
ボネート、透明ポリエステル樹脂(以下GPPSと略す
)、アクリロニトリル−スチロール共重合体樹脂(以下
Asと略す)、ポリエステル樹脂、ポリメチルメタクリ
レート樹脂(以下PMMAと略す)、セルロース変性樹
脂(セルロースプロピオネート等)等があり、不透明な
樹脂としては、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレ
ン共重合体樹脂(以下ABS樹脂と略す)、耐衝撃性ス
チロール樹脂(以下HIPSと略す)等を使うことがで
きる。これらの樹脂では射出成形条件を選ぶことにより
、スタンパ版の表面凹凸状態が再現性良く、成形品上に
得ることができる。透明樹脂を用いて成形した場合には
、該成形品上のホログラム像形成面(2)側の光反射の
必要のない部分に、シルクスクリーン印刷等の印刷法に
より、隠蔽性インキで隠蔽層(3)を形成する。(第3
図) そして十分乾燥させた後、蒸着により光反射層(4)を
設ける。(第4図) なお、光反射層(4)が成形品側より透けて見えないな
い場合には、隠蔽層(3)を設ける必要はない。そして
、さらにその上に、光反射の必要のない部分に隠蔽層(
5)を形成する。この工程において、光反射層(4)を
境にして、ホログラム像を観察する側には、ざらに文字
、絵柄などを印刷することにより、部分蒸着ホログラム
と通常インキによる印刷柄との組合せによるパターンが
得られる。
グラム像すなわち1〜2μの微細な凹凸パターンを表面
に有している。(第2図)該合成樹脂としては、透明な
樹脂あるいは不透明な樹脂が使用可能であり、透明な樹
脂を用いるとホログラム像形成面の反対側からもホログ
ラム像を観察することができ、この場合、透明で厚い樹
脂層を通してホログラム像を観察することになるため、
ホログラム像の持つ本来の3次元像にざらに屈折率の違
う苦を介することになるため、像に重厚感を持たせるこ
とができる。使用できる透明な樹脂としては、ポリカー
ボネート、透明ポリエステル樹脂(以下GPPSと略す
)、アクリロニトリル−スチロール共重合体樹脂(以下
Asと略す)、ポリエステル樹脂、ポリメチルメタクリ
レート樹脂(以下PMMAと略す)、セルロース変性樹
脂(セルロースプロピオネート等)等があり、不透明な
樹脂としては、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレ
ン共重合体樹脂(以下ABS樹脂と略す)、耐衝撃性ス
チロール樹脂(以下HIPSと略す)等を使うことがで
きる。これらの樹脂では射出成形条件を選ぶことにより
、スタンパ版の表面凹凸状態が再現性良く、成形品上に
得ることができる。透明樹脂を用いて成形した場合には
、該成形品上のホログラム像形成面(2)側の光反射の
必要のない部分に、シルクスクリーン印刷等の印刷法に
より、隠蔽性インキで隠蔽層(3)を形成する。(第3
図) そして十分乾燥させた後、蒸着により光反射層(4)を
設ける。(第4図) なお、光反射層(4)が成形品側より透けて見えないな
い場合には、隠蔽層(3)を設ける必要はない。そして
、さらにその上に、光反射の必要のない部分に隠蔽層(
5)を形成する。この工程において、光反射層(4)を
境にして、ホログラム像を観察する側には、ざらに文字
、絵柄などを印刷することにより、部分蒸着ホログラム
と通常インキによる印刷柄との組合せによるパターンが
得られる。
この光反射H(4)としては、アルミニウム1、ニッケ
ル、クローム、銅、窒化チタン、硫化亜鉛などの一般的
に使われる金属材料を用いることができ、必要とされる
耐久性、耐腐食性、あるいは必要とされる色相により、
金属の種類を選べば良い。他にも要求される光反射特性
に応じて金属i化物、金属硫化物などの金属化合物も使
用することができる。M着する方法としては、真空蒸着
法、イオンブレーティング法、あるいは窒化チタンの
。
ル、クローム、銅、窒化チタン、硫化亜鉛などの一般的
に使われる金属材料を用いることができ、必要とされる
耐久性、耐腐食性、あるいは必要とされる色相により、
金属の種類を選べば良い。他にも要求される光反射特性
に応じて金属i化物、金属硫化物などの金属化合物も使
用することができる。M着する方法としては、真空蒸着
法、イオンブレーティング法、あるいは窒化チタンの
。
ような合金を蒸着する場合には、スパッタリング法が用
いられる。ざらに必要に応じ、保護層(6)をホログラ
ム像形成面(2)および光反射層(4)全面を被覆する
よう全面あるいは部分的に設ける。
いられる。ざらに必要に応じ、保護層(6)をホログラ
ム像形成面(2)および光反射層(4)全面を被覆する
よう全面あるいは部分的に設ける。
(第5図)
以上のようにして得られる部分蒸着ホログラムを有する
成形品は、1300〜1500本/mの微細なホログラ
ムパターンが得られ、なおかつ光反射が必要な部分のみ
に光反射層を施すことができるため、ワンポイントのホ
ログラム像を得ることができ、成形品本来の透明性ある
いは着色効果を低下させることがなく、成形品と一体化
したホログラム像が得られるものであった。
成形品は、1300〜1500本/mの微細なホログラ
ムパターンが得られ、なおかつ光反射が必要な部分のみ
に光反射層を施すことができるため、ワンポイントのホ
ログラム像を得ることができ、成形品本来の透明性ある
いは着色効果を低下させることがなく、成形品と一体化
したホログラム像が得られるものであった。
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
携帯用カセットテープレコーダーのテープ装填部カバー
としての射出成形用金型内にホログラム像を形成したス
タンバ版を金型内面に対し、平面的になるよう固定、載
置した。該射出成形用金型を用いて透明ポリスチロール
樹脂を樹脂温度約210℃で射出成形し、ホログラム像
の凹凸を有する透明な射出成形品(7)を得た。該射出
成形品(7)上のホログラム形成面(8)側に裏文字(
9)をシルクスクリーンインキで印刷し、該ホログラム
形成面(8)側のホログラム像を有する部分以外に白色
の隠蔽性インキで隠蔽II!(10)を設けた。その上
にアルミニウムを蒸着した後、前記隠蔽層〈10)と同
じ図柄で隠蔽層(10)を設け、ざらに、蒸@層側に、
アクリルポリオールを主体とする2液硬化型保護層(透
明)を全面に施し、部分蒸着ホログラムを有する成形品
を得た。
としての射出成形用金型内にホログラム像を形成したス
タンバ版を金型内面に対し、平面的になるよう固定、載
置した。該射出成形用金型を用いて透明ポリスチロール
樹脂を樹脂温度約210℃で射出成形し、ホログラム像
の凹凸を有する透明な射出成形品(7)を得た。該射出
成形品(7)上のホログラム形成面(8)側に裏文字(
9)をシルクスクリーンインキで印刷し、該ホログラム
形成面(8)側のホログラム像を有する部分以外に白色
の隠蔽性インキで隠蔽II!(10)を設けた。その上
にアルミニウムを蒸着した後、前記隠蔽層〈10)と同
じ図柄で隠蔽層(10)を設け、ざらに、蒸@層側に、
アクリルポリオールを主体とする2液硬化型保護層(透
明)を全面に施し、部分蒸着ホログラムを有する成形品
を得た。
得られたホログラムを有する成形品は、表裏両面より、
ホログラム像を観察することかでき、なおかつ光反射の
必要のない部分は、白色の隠蔽性インキで被覆しである
ので、アルミニウムが部分的に観察できる部分蒸着ホロ
グラムを有する成形品を得ることができた。
ホログラム像を観察することかでき、なおかつ光反射の
必要のない部分は、白色の隠蔽性インキで被覆しである
ので、アルミニウムが部分的に観察できる部分蒸着ホロ
グラムを有する成形品を得ることができた。
本発明による方法により得られる部分蒸着ホログラム成
形品は、光反射が必要な部分のみに光反射層を施すこと
ができるため、ワンポイントのホログラム像を得ること
ができ、成形品本来の透明性を低下させることがなく、
成形品と一体感があり、重厚感の溢れる外観を有するホ
ログラム像つき成形品である。また、従来のエンボス法
では不可能であった立体成形品、肉厚成形品への部分的
なホログラム像の現出が可能となり、ホログラムの利用
分野が飛躍的に広がり、あらゆる合成樹脂成形品の分野
に利用でき、産業上極めて有効な発明でおる。
形品は、光反射が必要な部分のみに光反射層を施すこと
ができるため、ワンポイントのホログラム像を得ること
ができ、成形品本来の透明性を低下させることがなく、
成形品と一体感があり、重厚感の溢れる外観を有するホ
ログラム像つき成形品である。また、従来のエンボス法
では不可能であった立体成形品、肉厚成形品への部分的
なホログラム像の現出が可能となり、ホログラムの利用
分野が飛躍的に広がり、あらゆる合成樹脂成形品の分野
に利用でき、産業上極めて有効な発明でおる。
図面は、本発明の実施例を示し、第1図は本発明による
成形品の断面図でおり、第2図〜第5図は製造工程を説
明した断面図であり、第6図は実施例の成形品をホログ
ラム像印刷面を裏面として、表面より観察した概念図で
ある。 (1)・・・合成樹脂成形品 (2〉・・・ホログラム像形成面 (3)・・・隠蔽層 (4)・・・光反射層 (5)・・・隠蔽層 (6)・・・保護層 (7)・・・射出成形品 (8)・・・ホログラム像形成面 (9)・・・裏文字 (10)・・・隠蔽層
成形品の断面図でおり、第2図〜第5図は製造工程を説
明した断面図であり、第6図は実施例の成形品をホログ
ラム像印刷面を裏面として、表面より観察した概念図で
ある。 (1)・・・合成樹脂成形品 (2〉・・・ホログラム像形成面 (3)・・・隠蔽層 (4)・・・光反射層 (5)・・・隠蔽層 (6)・・・保護層 (7)・・・射出成形品 (8)・・・ホログラム像形成面 (9)・・・裏文字 (10)・・・隠蔽層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ホログラム像を有する成形品上に、少なくとも表面
に隠蔽層を有する光反射層を設けた成形品であって、前
記隠蔽層が、成形品上の光反射が不要の部分に設けられ
ていることを特徴とする部分蒸着ホログラムを有する成
形品。 2)射出成形用金型内に、ホログラム像形成用スタンパ
版を該金型内面に対し、平面的になるよう固定、載置し
、射出成形して成形品上にホログラム像の凹凸を形成し
、該凹凸形成面側の光反射が不要の部分に必要に応じて
隠蔽層を形成し、その上に蒸着により光反射層を設けた
後、さらに光反射が不要の部分に隠蔽層を形成し、必要
に応じて保護層を設けることを特徴とする部分蒸着ホロ
グラムを有する成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60220720A JPS6279489A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 部分蒸着ホログラムを有する成形品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60220720A JPS6279489A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 部分蒸着ホログラムを有する成形品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279489A true JPS6279489A (ja) | 1987-04-11 |
Family
ID=16755458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60220720A Pending JPS6279489A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 部分蒸着ホログラムを有する成形品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6279489A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62119100A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-05-30 | 大日本印刷株式会社 | ホログラム化粧樹脂成形品の製造方法 |
EP0353748A2 (en) * | 1988-08-03 | 1990-02-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | A process for preparing blazed holograms |
JPH0272385A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-12 | Toppan Printing Co Ltd | パターン状エンボスホログラムの製造方法 |
JPH0281083A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-22 | Toppan Printing Co Ltd | エンボスホログラムシートの作成方法 |
EP0401319A1 (en) * | 1988-10-17 | 1990-12-12 | DE FAZIO, August | Production d'hologrammes |
US5071597A (en) * | 1989-06-02 | 1991-12-10 | American Bank Note Holographics, Inc. | Plastic molding of articles including a hologram or other microstructure |
US5227897A (en) * | 1990-05-04 | 1993-07-13 | Fohrman Scott R | Reproduction of holograms |
US5538674A (en) * | 1993-11-19 | 1996-07-23 | Donnelly Corporation | Method for reproducing holograms, kinoforms, diffractive optical elements and microstructures |
CN106346944A (zh) * | 2015-07-15 | 2017-01-25 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于制造出全息图的印版和用于制造印版的方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54118470A (en) * | 1978-03-07 | 1979-09-13 | Cho Shirushi Plastic Kogyo | Multilayer molding of plastics |
JPS60169887A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-03 | Nissha Printing Co Ltd | ホログラム画像再生用転写シ−ト及び物品表面にホログラム画像を再生する方法 |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP60220720A patent/JPS6279489A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54118470A (en) * | 1978-03-07 | 1979-09-13 | Cho Shirushi Plastic Kogyo | Multilayer molding of plastics |
JPS60169887A (ja) * | 1984-02-13 | 1985-09-03 | Nissha Printing Co Ltd | ホログラム画像再生用転写シ−ト及び物品表面にホログラム画像を再生する方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62119100A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-05-30 | 大日本印刷株式会社 | ホログラム化粧樹脂成形品の製造方法 |
EP0353748A2 (en) * | 1988-08-03 | 1990-02-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | A process for preparing blazed holograms |
JPH0272385A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-12 | Toppan Printing Co Ltd | パターン状エンボスホログラムの製造方法 |
JPH0281083A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-22 | Toppan Printing Co Ltd | エンボスホログラムシートの作成方法 |
EP0401319A1 (en) * | 1988-10-17 | 1990-12-12 | DE FAZIO, August | Production d'hologrammes |
US5071597A (en) * | 1989-06-02 | 1991-12-10 | American Bank Note Holographics, Inc. | Plastic molding of articles including a hologram or other microstructure |
US5227897A (en) * | 1990-05-04 | 1993-07-13 | Fohrman Scott R | Reproduction of holograms |
US5538674A (en) * | 1993-11-19 | 1996-07-23 | Donnelly Corporation | Method for reproducing holograms, kinoforms, diffractive optical elements and microstructures |
CN106346944A (zh) * | 2015-07-15 | 2017-01-25 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于制造出全息图的印版和用于制造印版的方法 |
CN106346944B (zh) * | 2015-07-15 | 2019-12-17 | 海德堡印刷机械股份公司 | 用于制造出全息图的印版和用于制造印版的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10198950A (ja) | 磁気カード | |
JPS6279489A (ja) | 部分蒸着ホログラムを有する成形品及びその製造方法 | |
US3619024A (en) | Packing of holotape | |
EP0597862A1 (en) | Simulated objects | |
JPS62233234A (ja) | ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS60169887A (ja) | ホログラム画像再生用転写シ−ト及び物品表面にホログラム画像を再生する方法 | |
JPS62146624A (ja) | ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS6280028A (ja) | 部分蒸着ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS6117255B2 (ja) | ||
JPS6280044A (ja) | ホログラムを有する成形品及びその製造方法 | |
US5227897A (en) | Reproduction of holograms | |
JPS6280029A (ja) | 部分蒸着ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS6183572A (ja) | ホログラム入磁気転写シ−ト | |
JPS62111276A (ja) | ホログラムを有する成形品及びその製造方法 | |
JP2545051B2 (ja) | ホログラム化粧樹脂成形品の製造方法 | |
JP2000221916A (ja) | Ovd画像付き画像表示媒体及びこの作製方法並びにこれに用いる複合型転写シート | |
JPS5875085A (ja) | 時計用文字板 | |
JPS6398689A (ja) | ホログラム付光記録カ−ド及びその製造方法 | |
JPS62201215A (ja) | 加飾成形品の製造法 | |
JP2696814B2 (ja) | ホログラム形成シートの製造方法 | |
JPH0740426A (ja) | ホログラムを有する中空容器及びその製造方法 | |
JPS62226179A (ja) | ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS62280884A (ja) | ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS62257190A (ja) | ホログラムを有する成形品の製造方法 | |
JPS63247784A (ja) | 表面にホログラムを有する成形品 |