JPS62257190A - ホログラムを有する成形品の製造方法 - Google Patents
ホログラムを有する成形品の製造方法Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/02—Details of features involved during the holographic process; Replication of holograms without interference recording
- G03H1/0276—Replicating a master hologram without interference recording
- G03H2001/0284—Replicating a master hologram without interference recording by moulding
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ホログラムを有する成形品の製造方法に関す
るものである。
るものである。
〈従来の技術〉
ホログラムは、一般的に光の干渉縞を感光材料に記録し
たものであり、干渉測定・光学機器などの多方面に応用
がなされている。
たものであり、干渉測定・光学機器などの多方面に応用
がなされている。
最近、各種成形品の表面に、光の干渉縞を凹凸パターン
として記録する所謂「レリーフホログラム」が開発され
、これを用いることによって、大量にホログラムを有す
る成形品を製造することが可能になっている。従来、か
かるレリーフホログラムが記録された成形品を製造する
方法としては、次のような方法がある。即ち、 ■ホログラム情報が凹凸パターンとして記ｉ１されたホ
ログラム層と金属薄膜層とを有するシート状物を、接着
剤層を介して成形品上に貼付する方法、（特開昭６１−
９６８１号公報など参照）■ホログラム情報が凹凸パタ
ーンとして記録されたホログラム層と金属薄膜層とを一
購成層とする転写材を、成形品上に転写印刷する方法、
（特開昭６０−２５４１７５号公報など参照）■ホログ
ラム情報が凹凸パターンとして記録された複製型である
回折格子模型型を、成形品上に加熱プレスし、その後、
金属薄膜層を設ける方法、（実開昭６０−６１７３号公
報など参照）などがある。
として記録する所謂「レリーフホログラム」が開発され
、これを用いることによって、大量にホログラムを有す
る成形品を製造することが可能になっている。従来、か
かるレリーフホログラムが記録された成形品を製造する
方法としては、次のような方法がある。即ち、 ■ホログラム情報が凹凸パターンとして記ｉ１されたホ
ログラム層と金属薄膜層とを有するシート状物を、接着
剤層を介して成形品上に貼付する方法、（特開昭６１−
９６８１号公報など参照）■ホログラム情報が凹凸パタ
ーンとして記録されたホログラム層と金属薄膜層とを一
購成層とする転写材を、成形品上に転写印刷する方法、
（特開昭６０−２５４１７５号公報など参照）■ホログ
ラム情報が凹凸パターンとして記録された複製型である
回折格子模型型を、成形品上に加熱プレスし、その後、
金属薄膜層を設ける方法、（実開昭６０−６１７３号公
報など参照）などがある。
このようなレリーフホログラムを有する成形品は、立体
的な視をが得られると共に、偽造・変造が困難という特
長を活かして、例えば、クレジットカード、銀行カード
などのカード類や銀行通帳、レコードジャケット、本の
表紙などとして用いられている。
的な視をが得られると共に、偽造・変造が困難という特
長を活かして、例えば、クレジットカード、銀行カード
などのカード類や銀行通帳、レコードジャケット、本の
表紙などとして用いられている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、前記した方法は、何れも次のような問題
点を有している。即ち、 前記■の方法は、ホログラムを有するシート状物を成形
品上に貼付するに際して、非常に手間を要し、大量生産
には適さないという問題点がある。
点を有している。即ち、 前記■の方法は、ホログラムを有するシート状物を成形
品上に貼付するに際して、非常に手間を要し、大量生産
には適さないという問題点がある。
前記■の方法は、前記■の方法と比較して、効率よくホ
ログラムを成形品上に設けることが可能であるが、三次
元曲面を呈する成形品の表面に美麗に転写印刷を施すこ
とは極めて困難であるので、対象とする成形品の形状が
限定されるという問題点がある。
ログラムを成形品上に設けることが可能であるが、三次
元曲面を呈する成形品の表面に美麗に転写印刷を施すこ
とは極めて困難であるので、対象とする成形品の形状が
限定されるという問題点がある。
前記■の方法もまた、三次元曲面を呈する成形品の表面
に美麗に加熱プレスを施すことは極めて困難であるので
、前記■の方法と同様に、対象とする成形品の形状が限
定されるという問題点がある。
に美麗に加熱プレスを施すことは極めて困難であるので
、前記■の方法と同様に、対象とする成形品の形状が限
定されるという問題点がある。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、かかる現状に鑑みなされたものであり、成形
品の形状にとられれることなく、種々の形状を呈する所
望の箇所に、美麗なホログラムを有する成形品を、効率
よく製造し得る方法を提供するものである。即ち、本発
明は、内表面の一部又は全部にホログラム情報が凹凸パ
ターンとして記録された成形用型内に、溶融樹脂を射出
することにより、ホログラム情報の凹凸パターンを有す
る成形品を成形することを特徴とするホログラムを有す
る成形品の製造方法である。
品の形状にとられれることなく、種々の形状を呈する所
望の箇所に、美麗なホログラムを有する成形品を、効率
よく製造し得る方法を提供するものである。即ち、本発
明は、内表面の一部又は全部にホログラム情報が凹凸パ
ターンとして記録された成形用型内に、溶融樹脂を射出
することにより、ホログラム情報の凹凸パターンを有す
る成形品を成形することを特徴とするホログラムを有す
る成形品の製造方法である。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
なお、図面は図示を明瞭にするために、構成要素の相対
的寸法関係を無視し誇張して描いである。
的寸法関係を無視し誇張して描いである。
本発明に係るホログラムを有する成形品を得るには、ホ
ログラム情報が微細な凹凸パターンとして記録された成
形用型を用い、核型内に溶融樹脂を射出する。
ログラム情報が微細な凹凸パターンとして記録された成
形用型を用い、核型内に溶融樹脂を射出する。
このようにすることにより、成形品１の成形と同時に、
該成形品１の表面にホログラムの凹凸パターンＨを有す
る成形品が得られるものである（第１図参照）。
該成形品１の表面にホログラムの凹凸パターンＨを有す
る成形品が得られるものである（第１図参照）。
前記ホログラム情報とは、通常のホログラム作製方法に
よって生じる干渉縞のことである。即ち、参照光とモデ
ルから得られる物体光との干渉よりなるパターンである
が、これ以外に部分的に２種類の参照光の干渉よりなる
パターンも含むものとする。前者の場合にはモデルの立
体像が得られ、後者の場合には光のスペクトル分光が得
られる。
よって生じる干渉縞のことである。即ち、参照光とモデ
ルから得られる物体光との干渉よりなるパターンである
が、これ以外に部分的に２種類の参照光の干渉よりなる
パターンも含むものとする。前者の場合にはモデルの立
体像が得られ、後者の場合には光のスペクトル分光が得
られる。
前記成形用型を得るには、マスターホログラムより公知
の手段にてフォトレジストホログラムを作製し、これを
用いて射出成形用の型を作製するとよい０例えば、前記
フォトレジストホログラムより公知の手段にてプラスチ
ックス製の型を作製するとよい。
の手段にてフォトレジストホログラムを作製し、これを
用いて射出成形用の型を作製するとよい０例えば、前記
フォトレジストホログラムより公知の手段にてプラスチ
ックス製の型を作製するとよい。
なお、前記成形用型として、前記フォトレジストホログ
ラムより公知の手段にてスタンパ−を作製し、これを既
存の成形用型内に設置するようにしてもよい。
ラムより公知の手段にてスタンパ−を作製し、これを既
存の成形用型内に設置するようにしてもよい。
また、前記スタンパ−を母型として鋳型を作製し、これ
を用いて金型を作製してもよい。
を用いて金型を作製してもよい。
前記成形用型内に記録されるホログラムの凹凸パターン
は、型の内表面の一部に設けたものでもよく、また全部
に設けたものでもよい。
は、型の内表面の一部に設けたものでもよく、また全部
に設けたものでもよい。
溶融樹脂としては、塩化ビニル、ポリスチレン、アクリ
ル、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂、エポキシ、
フェノールなどの熱硬化性樹脂などを用いることができ
る。
ル、ポリカーボネートなどの熱可塑性樹脂、エポキシ、
フェノールなどの熱硬化性樹脂などを用いることができ
る。
前記の方法にて得られたホログラムを有する成形品の凹
凸パターンＩＩ上に、必要に応じて、さらに金属薄膜ｐ
３２を設ける（第２図参照）。
凸パターンＩＩ上に、必要に応じて、さらに金属薄膜ｐ
３２を設ける（第２図参照）。
この金属薄膜Ｎ２は、反射層として機能するものであり
、前記凹凸パターン１（をｌｉなわないようにする必要
があるため、前記凹凸パターンの凹凸の深さよりも薄い
膜ｊ７となるように５成する。
、前記凹凸パターン１（をｌｉなわないようにする必要
があるため、前記凹凸パターンの凹凸の深さよりも薄い
膜ｊ７となるように５成する。
このようにすることにより、外部からの光が金属薄膜層
にて反射され、その金属薄膜層の下にはホログラム情報
が記録された凹凸パターンが形成されているので、これ
を見る人にとっては、成形品表面にホログラム画像が形
成されて見え、あたかも立体像、またはスペクトル変化
による像が、成形品表面に形成されているように見える
。
にて反射され、その金属薄膜層の下にはホログラム情報
が記録された凹凸パターンが形成されているので、これ
を見る人にとっては、成形品表面にホログラム画像が形
成されて見え、あたかも立体像、またはスペクトル変化
による像が、成形品表面に形成されているように見える
。
前記金属薄ｎり層の形成方法としては、真空蒸着ン去・
スパッタリングγ去・イオンブレーティング法などがあ
る。金属薄膜層を形成する材料としては、アルミニウム
・ニッケル・クロム・金・ｉ艮・ｉ同・錫・インジウム
・コバルトなどを用いろことができる。
スパッタリングγ去・イオンブレーティング法などがあ
る。金属薄膜層を形成する材料としては、アルミニウム
・ニッケル・クロム・金・ｉ艮・ｉ同・錫・インジウム
・コバルトなどを用いろことができる。
前記金属薄膜層は、少なくともホログラムの微細な凹凸
パターンが形成された部分に形成する。
パターンが形成された部分に形成する。
金属薄膜層を部分的に形成する方法として（よ、金属薄
膜層の不要な部分にマスキングを施し、しかる後、前記
マスキングを除去する方法などがある。
膜層の不要な部分にマスキングを施し、しかる後、前記
マスキングを除去する方法などがある。
その後、必要に応じて、前記金属薄膜層上に、該金属薄
膜層を摩耗や汚れによるＩｊ１傷から保護するために、
透明な合成樹脂を用いて、ｊ明樹脂層（図示せず）を設
けてもよい。この透明樹脂層は、着色されていてもよい
ものである。
膜層を摩耗や汚れによるＩｊ１傷から保護するために、
透明な合成樹脂を用いて、ｊ明樹脂層（図示せず）を設
けてもよい。この透明樹脂層は、着色されていてもよい
ものである。
本発明に係るホログラムを有する成形品の製造方法にお
いて、溶融樹脂として、透明性を有する樹脂材料を用い
た場合は、特に金匡薄服ＩＧを設けなくともよい。この
場合、白色光あるいはレーザー光を照射することで、成
形品に記録されたホログラム情報を視覚的にとらえるこ
とができる。
いて、溶融樹脂として、透明性を有する樹脂材料を用い
た場合は、特に金匡薄服ＩＧを設けなくともよい。この
場合、白色光あるいはレーザー光を照射することで、成
形品に記録されたホログラム情報を視覚的にとらえるこ
とができる。
なお、溶融樹脂として、透明性を有する樹脂材料を用い
た場合、得られた成形品の凹凸パターン上に、金属薄膜
層を部分的に設けることによって、成形品中に２種類の
ホログラムを有する成形品を得ることができる。つまり
、一部は反射型のホログラム、一部は透過型のホログラ
ムという新規なホログラムを容易に得ることができる。
た場合、得られた成形品の凹凸パターン上に、金属薄膜
層を部分的に設けることによって、成形品中に２種類の
ホログラムを有する成形品を得ることができる。つまり
、一部は反射型のホログラム、一部は透過型のホログラ
ムという新規なホログラムを容易に得ることができる。
〈発明の効果〉
本発明は、以上のような構成からなるものであるから、
次のような効果を奏するものである。即ち、成形品の成
形と同時に、該成形品の表面にホログラム情報を微細な
凹凸パターンとして記録することができるものであるか
ら、成形品の形状にとられれることなく、種々の形状を
呈する所望の箇所に、美麗なホログラムを有する成形品
を効率よく製造し得るものである。
次のような効果を奏するものである。即ち、成形品の成
形と同時に、該成形品の表面にホログラム情報を微細な
凹凸パターンとして記録することができるものであるか
ら、成形品の形状にとられれることなく、種々の形状を
呈する所望の箇所に、美麗なホログラムを有する成形品
を効率よく製造し得るものである。
得られたホログラムを有する成形品は、成形品が有する
立体的効果と、ホログラムが有する立体的効果により、
従来の成形品に増して立体的な視感を与えることができ
るものである。また、見る角度によって虹のような種々
の色彩に変化して見えるものであるから、深みと動きが
感しられるものである。さらに、ホログラムは成形品と
一体的に設けられているから、偽造・変造は極めて困難
という特長も具備しているものである。
立体的効果と、ホログラムが有する立体的効果により、
従来の成形品に増して立体的な視感を与えることができ
るものである。また、見る角度によって虹のような種々
の色彩に変化して見えるものであるから、深みと動きが
感しられるものである。さらに、ホログラムは成形品と
一体的に設けられているから、偽造・変造は極めて困難
という特長も具備しているものである。
第１図は本発明に係るホログラムを有する成形品の一実
施例を示す断面図である。第２図は本発明に係るホログ
ラムを有する成形品の他の実施例を示す断面図である。 １・・・成形品、２・・・金属薄膜層、Ｈ・・・ホログ
ラムの微細な凹凸パターン。
施例を示す断面図である。第２図は本発明に係るホログ
ラムを有する成形品の他の実施例を示す断面図である。 １・・・成形品、２・・・金属薄膜層、Ｈ・・・ホログ
ラムの微細な凹凸パターン。
Claims (4)
- （１）内表面の一部又は全部にホログラム情報が凹凸パ
ターンとして記録された成形用型内に、溶融樹脂を射出
することにより、ホログラム情報の凹凸パターンを有す
る成形品を成形することを特徴とするホログラムを有す
る成形品の製造方法。 - （２）成形品の凹凸パターン上に、該凹凸パターンの凹
凸の深さよりも薄い膜厚を有する金属薄膜層をさらに設
けることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のホ
ログラムを有する成形品の製造方法。 - （３）溶融樹脂として透明性を有する樹脂材料を用いる
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のホログ
ラムを有する成形品の製造方法。 - （４）透明性を有する樹脂材料を用いて成形した成形品
の凹凸パターン上に、該凹凸パターンの凹凸の深さより
も薄い膜厚を有する金属薄膜層を、部分的にさらに設け
ることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載のホロ
グラムを有する成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10165986A JPS62257190A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | ホログラムを有する成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10165986A JPS62257190A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | ホログラムを有する成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62257190A true JPS62257190A (ja) | 1987-11-09 |
Family
ID=14306500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10165986A Pending JPS62257190A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | ホログラムを有する成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62257190A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0353748A2 (en) * | 1988-08-03 | 1990-02-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | A process for preparing blazed holograms |
| EP0952009A2 (en) * | 1998-04-22 | 1999-10-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing a thin metal film with embossed pattern |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP10165986A patent/JPS62257190A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0353748A2 (en) * | 1988-08-03 | 1990-02-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | A process for preparing blazed holograms |
| EP0952009A2 (en) * | 1998-04-22 | 1999-10-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing a thin metal film with embossed pattern |
| EP0952009A3 (en) * | 1998-04-22 | 2002-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing a thin metal film with embossed pattern |
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