JPH0452823Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0452823Y2 JPH0452823Y2 JP1986163468U JP16346886U JPH0452823Y2 JP H0452823 Y2 JPH0452823 Y2 JP H0452823Y2 JP 1986163468 U JP1986163468 U JP 1986163468U JP 16346886 U JP16346886 U JP 16346886U JP H0452823 Y2 JPH0452823 Y2 JP H0452823Y2
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- Japan
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- optical recording
- hologram
- card
- forming area
- part forming
- Prior art date
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Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の目的
[産業上の利用分野]
この考案は証明カード、特にホログラム付光記
録カードに関するものである。
録カードに関するものである。
近年、IDカードやキヤツシユカードやバンク
カードとして各種の情報を記録したカードが普及
して来ている。
カードとして各種の情報を記録したカードが普及
して来ている。
[従来の技術]
この種のカードには個人データや発行会社のデ
ータ等の各種の情報を記録する必要があり、初期
の段階においては、そのような情報を可視的な文
字や記号で記録しており、また、後記の段階にお
いては磁気を使用した電気信号で記録している
が、改ざんの防止や情報量の増加に対応する必要
がある。
ータ等の各種の情報を記録する必要があり、初期
の段階においては、そのような情報を可視的な文
字や記号で記録しており、また、後記の段階にお
いては磁気を使用した電気信号で記録している
が、改ざんの防止や情報量の増加に対応する必要
がある。
そのために、最近、光記録技術を応用した光記
録カードが開発されて来ている。この光記録カー
ドは光学反射面を持つ情報記録媒体を備えるもの
である。
録カードが開発されて来ている。この光記録カー
ドは光学反射面を持つ情報記録媒体を備えるもの
である。
一方、ホログラムを証明カードに利用すること
が考えられている。ホログラムは物体からの光波
の振幅と位相の情報を同時に記録したものであつ
て、そのホログラムに再び光をあてることによつ
て、振幅と位相がもとの物体からの光のそれらと
同等の光波そのものを再生することができ、立体
像を再生することができるところから、これを証
明カードに適用することによつて、カードの外観
を向上させるとともに、カードに含ませ得る情報
を高密度化し、更にカードの偽造・改ざんを困難
にすることが期待されている。特にこのホログラ
ムは透明基材にプレスして製造する技術が開発さ
れて多量生産が可能となつたことから、その利用
が容易になつている。
が考えられている。ホログラムは物体からの光波
の振幅と位相の情報を同時に記録したものであつ
て、そのホログラムに再び光をあてることによつ
て、振幅と位相がもとの物体からの光のそれらと
同等の光波そのものを再生することができ、立体
像を再生することができるところから、これを証
明カードに適用することによつて、カードの外観
を向上させるとともに、カードに含ませ得る情報
を高密度化し、更にカードの偽造・改ざんを困難
にすることが期待されている。特にこのホログラ
ムは透明基材にプレスして製造する技術が開発さ
れて多量生産が可能となつたことから、その利用
が容易になつている。
従つて、光記録部とホログラムとを共に証明カ
ードに設ければ、カードに含ませ得る情報の高密
度化、カードの偽造・改ざんの困難性を一層向上
させることができる。
ードに設ければ、カードに含ませ得る情報の高密
度化、カードの偽造・改ざんの困難性を一層向上
させることができる。
[考案が解決しようとする問題点]
しかるに、光記録部材とホログラムを別々に準
備して、これをカード基材に取り付けたのでは、
カードの構造が複雑化し、構成部材数及び工数も
単純加算的に増加して、カードの価額を高価なも
のにする可能性がある。
備して、これをカード基材に取り付けたのでは、
カードの構造が複雑化し、構成部材数及び工数も
単純加算的に増加して、カードの価額を高価なも
のにする可能性がある。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、光記録部とホログラムを共に備えて
記録の高密度化、偽造・改ざんの困難性の向上を
可能とするとともに、外観が向上した証明カード
であつて、かつ、構造が簡単で構成部材数や工数
を少なくすることができ安価な証明カードを提供
することを目的とするものである。
のであつて、光記録部とホログラムを共に備えて
記録の高密度化、偽造・改ざんの困難性の向上を
可能とするとともに、外観が向上した証明カード
であつて、かつ、構造が簡単で構成部材数や工数
を少なくすることができ安価な証明カードを提供
することを目的とするものである。
(ロ) 考案の構成
[問題を解決するための手段]
この目的に対応して、この考案のホログラム付
光記録カードは、内側面にホログラム部形成領域
と光記録部形成領域とを有しホログラム部形成領
域にホログラムの干渉縞の凹凸パターンを形成し
てある透明なカード表基材と、ホログラム部形成
領域と光記録部形成領域とを覆う金属反射膜とを
有し、金属反射膜の上からカード表基材に貼合す
るカード裏基材とを備えることを特徴としてい
る。
光記録カードは、内側面にホログラム部形成領域
と光記録部形成領域とを有しホログラム部形成領
域にホログラムの干渉縞の凹凸パターンを形成し
てある透明なカード表基材と、ホログラム部形成
領域と光記録部形成領域とを覆う金属反射膜とを
有し、金属反射膜の上からカード表基材に貼合す
るカード裏基材とを備えることを特徴としてい
る。
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図において、
1はホログラム付光記録カードであり、ホログラ
ム付光記録証明カード1は2枚のカード基材すな
わち表基材2及び裏基材3の間においてホログラ
ム部形成領域4と光記録部形成領域5とを備えて
いる。表基材2はポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレートのような透明な熱可塑性樹脂で構
成され、また裏基材3は塩化ビニルのような樹脂
材料で構成されている。
1はホログラム付光記録カードであり、ホログラ
ム付光記録証明カード1は2枚のカード基材すな
わち表基材2及び裏基材3の間においてホログラ
ム部形成領域4と光記録部形成領域5とを備えて
いる。表基材2はポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレートのような透明な熱可塑性樹脂で構
成され、また裏基材3は塩化ビニルのような樹脂
材料で構成されている。
ホログラム部形成領域4においては、表基材2
の内側面にホログラムの干渉縞をあらわす凹凸7
が形成されている。光記録部形成領域5は光記録
部10で覆われている。光記録部10は光記録パ
ターン層8と後述する金属反射膜12で構成され
ている。光記録パターン層8は多数の光情報ピツ
ト11を有していて光情報ピツト11の部分では
読取り光を反射せず、残余の部分では読取り光を
反射し、こうして読取り光の反射の有無によつ
て、情報を再生するものである。光記録パターン
層8は可視インキのような可視光に対して吸収を
もつ材料を用いて形成され、または、赤外線若し
くは紫外線等の不可視光に対して吸収をもち可視
光に対しては透明である材料を用いて形成されて
いる。光記録パターン層8を赤外線若しくは紫外
線に対して吸収をもつ材料で構成した場合には、
この光記録パターン層8は通常の条件下における
可視光の照明では視認できないが、読取り光とし
て赤外線若しくは紫外線を使用する読取り機では
そこに含まれる光情報を読取ることができる。
の内側面にホログラムの干渉縞をあらわす凹凸7
が形成されている。光記録部形成領域5は光記録
部10で覆われている。光記録部10は光記録パ
ターン層8と後述する金属反射膜12で構成され
ている。光記録パターン層8は多数の光情報ピツ
ト11を有していて光情報ピツト11の部分では
読取り光を反射せず、残余の部分では読取り光を
反射し、こうして読取り光の反射の有無によつ
て、情報を再生するものである。光記録パターン
層8は可視インキのような可視光に対して吸収を
もつ材料を用いて形成され、または、赤外線若し
くは紫外線等の不可視光に対して吸収をもち可視
光に対しては透明である材料を用いて形成されて
いる。光記録パターン層8を赤外線若しくは紫外
線に対して吸収をもつ材料で構成した場合には、
この光記録パターン層8は通常の条件下における
可視光の照明では視認できないが、読取り光とし
て赤外線若しくは紫外線を使用する読取り機では
そこに含まれる光情報を読取ることができる。
このような不可視の光記録パターン層8を構成
する材料としては赤外線吸収剤または紫外線吸収
剤を0.01%〜20%バインダーに溶解して製造した
塗料またはインキを使用する。
する材料としては赤外線吸収剤または紫外線吸収
剤を0.01%〜20%バインダーに溶解して製造した
塗料またはインキを使用する。
その様な赤外線吸収剤としては、例えば
PA−1005(三井東圧社製)、
PA−1006(三井東圧社製)、
IR−750 (日本化薬社製)、
IR−820 (日本化薬社製)、
IRG−002(日本化薬社製)、
IRG−003(日本化薬社製)を使用することができ
る。
る。
またその様な紫外線吸収剤としては例えばチヌ
ビン(商品名)、ユビナール(BASF社製、商品
名)サイアソーブ(アメリカン シアナミド社
製、商品名)、を使用することができる。
ビン(商品名)、ユビナール(BASF社製、商品
名)サイアソーブ(アメリカン シアナミド社
製、商品名)、を使用することができる。
また、その様なバインダーとしては、例えば
FVR(透明性感光性樹脂、富士薬品社製)、セミ
コフアインSP−910(透明性熱硬化性樹脂、東レ
社製)等の感光性のある若しくは感光性のないバ
インダーを用いることができる。
FVR(透明性感光性樹脂、富士薬品社製)、セミ
コフアインSP−910(透明性熱硬化性樹脂、東レ
社製)等の感光性のある若しくは感光性のないバ
インダーを用いることができる。
光記録パターン層8の上からホログラム部形成
領域4及び光記録部形成領域5の全面にわたつ
て、アルミニウム蒸着膜のような金属反射膜12
で覆われている。金属反射膜12の表面は裏基材
3によつて覆われている。表基材2の凹凸7と金
属反射膜12とは脇働して反射型ホログラムを構
成する。従つて、ホログラム部形成領域4は表基
材2の凹凸7と金属反射膜12とで構成し、光記
録部形成領域5は光記録パターン層8と金属反射
膜12とで構成する。
領域4及び光記録部形成領域5の全面にわたつ
て、アルミニウム蒸着膜のような金属反射膜12
で覆われている。金属反射膜12の表面は裏基材
3によつて覆われている。表基材2の凹凸7と金
属反射膜12とは脇働して反射型ホログラムを構
成する。従つて、ホログラム部形成領域4は表基
材2の凹凸7と金属反射膜12とで構成し、光記
録部形成領域5は光記録パターン層8と金属反射
膜12とで構成する。
なお、第6図に示すように光記録部10を光記
録パターン層8を使用せずに、金属反射膜を直接
に光情報ピツトをパターニングした光記録パター
ン層8aで構成してもよい。
録パターン層8を使用せずに、金属反射膜を直接
に光情報ピツトをパターニングした光記録パター
ン層8aで構成してもよい。
次に以上のホログラム付光記録カードを製造す
る場合の方法について説明する。
る場合の方法について説明する。
ホログラム付光記録カード1を製造する場合
には、まず、第5図に示すようにポリカーボネ
ート、ポリメチルメタクリレート(PMMA)
等の透明の熱可塑性樹脂からなる表基材2を準
備する(第5図a) 表基材2のホログラム部形成領域4にホツト
プレスによりホログラムの干渉縞を表わす凹凸
7を型押しをする(第5図b)。但し及び
の工程によつて得られる凹凸7をもつた表基材
2は射出成形によつて製造してもよい。
には、まず、第5図に示すようにポリカーボネ
ート、ポリメチルメタクリレート(PMMA)
等の透明の熱可塑性樹脂からなる表基材2を準
備する(第5図a) 表基材2のホログラム部形成領域4にホツト
プレスによりホログラムの干渉縞を表わす凹凸
7を型押しをする(第5図b)。但し及び
の工程によつて得られる凹凸7をもつた表基材
2は射出成形によつて製造してもよい。
次に表基材2の光記録部形成領域5の表面に
赤外線吸収剤若しくは紫外線吸収剤を含有する
透明のパターニング材料または可視光に対して
吸収をもつパターニング材料を用いて光情報ピ
ツト11をもつ光記録パターン層8を形成する
(第5図c)。
赤外線吸収剤若しくは紫外線吸収剤を含有する
透明のパターニング材料または可視光に対して
吸収をもつパターニング材料を用いて光情報ピ
ツト11をもつ光記録パターン層8を形成する
(第5図c)。
次に光記録パターン層8の上からホログラム
部形成領域4及び光記録部形成領域5の全面に
わたつて蒸着によりアルミニウム製の金属反射
膜12を形成する(第5図d)。
部形成領域4及び光記録部形成領域5の全面に
わたつて蒸着によりアルミニウム製の金属反射
膜12を形成する(第5図d)。
次に裏基材3を接着剤にて貼合する(第5図
e)。
e)。
最後に通常のカード形状にカツテイングする
(第5図f)。
(第5図f)。
こうしてホログラム付光記録カード1が完成す
る。
る。
なお、光記録部10をパターニングした金属反
射膜による光記録パターニング層8aだけで構成
するときは、上記のの工程は不必要となり、替
りに金属反射膜12をパターニングする工程が
の工程の次に付加される。
射膜による光記録パターニング層8aだけで構成
するときは、上記のの工程は不必要となり、替
りに金属反射膜12をパターニングする工程が
の工程の次に付加される。
[作用]
このように構成されたホログラム付光記録カー
ドにおいて、表基材2の表面からホログラム部形
成領域4に可視光である再生照明光を照明すれば
凹凸7で幾つかの方向に回折され、それらの回折
光のなかに、先に記録した光の波面と同じ振幅と
位相をもつ光波があり、これが記録した像を再生
する。また、光記録部形成領域5には可視光の読
取り光を照明すれば光情報ピツト11の有無に対
応する反射光の有無によつて光記録パターン層8
に含まれる情報を読取ることができる。また光記
録パターン層8を赤外線若しくは紫外線に吸収を
もつ材料で構成した場合には光記録パターン層8
は可視光に対して透明であるので、光記録パター
ン層8は不可視で視認できないが、赤外線若しく
は紫外線の読取り光を入射して、その反射光をと
れば、光記録パターン層8に記録されている内容
を読取ることができる。
ドにおいて、表基材2の表面からホログラム部形
成領域4に可視光である再生照明光を照明すれば
凹凸7で幾つかの方向に回折され、それらの回折
光のなかに、先に記録した光の波面と同じ振幅と
位相をもつ光波があり、これが記録した像を再生
する。また、光記録部形成領域5には可視光の読
取り光を照明すれば光情報ピツト11の有無に対
応する反射光の有無によつて光記録パターン層8
に含まれる情報を読取ることができる。また光記
録パターン層8を赤外線若しくは紫外線に吸収を
もつ材料で構成した場合には光記録パターン層8
は可視光に対して透明であるので、光記録パター
ン層8は不可視で視認できないが、赤外線若しく
は紫外線の読取り光を入射して、その反射光をと
れば、光記録パターン層8に記録されている内容
を読取ることができる。
(ハ) 考案の効果
このように構成されたホログラム付光記録カー
ド1においては、ホログラム部形成領域4と光記
録部形成領域5の両記録部を有するので証明カー
ドに含ませ得る情報を高密度化させることができ
る。また、この証明カードを偽造・改ざんするた
めには、ホログラム部形成領域4と光記録部形成
領域5の両方に加工を加えなければならないが、
一方に加工を加えると他方にも影響する結果とな
りこれらに手を加えることはほとんど困難なの
で、カードの偽造・改ざんを防止することが出来
る。
ド1においては、ホログラム部形成領域4と光記
録部形成領域5の両記録部を有するので証明カー
ドに含ませ得る情報を高密度化させることができ
る。また、この証明カードを偽造・改ざんするた
めには、ホログラム部形成領域4と光記録部形成
領域5の両方に加工を加えなければならないが、
一方に加工を加えると他方にも影響する結果とな
りこれらに手を加えることはほとんど困難なの
で、カードの偽造・改ざんを防止することが出来
る。
しかも特に重要なこととして、光記録カードを
作る場合には表基材は読取り光を透過し得る透明
な材料で構成する必要があるが、この考案のカー
ドではホログラムを成形するのに、光記録カード
に必要な透明な表基材を利用する。つまりホログ
ラム部形成領域4と光記録部形成領域5とで透明
な表基材を共用している。また金属反射膜12も
ホログラム部形成領域4と光記録部形成領域5と
で共用している。このようなことから、ホログラ
ムを光記録カードに設けたにもかかわらず、構造
が複雑とならず、構成部材の数も2倍にはなら
ず、同様に製造工数も単純加算的には増加しな
い。しかもカードの偽造・改ざんを困難にしてい
る。
作る場合には表基材は読取り光を透過し得る透明
な材料で構成する必要があるが、この考案のカー
ドではホログラムを成形するのに、光記録カード
に必要な透明な表基材を利用する。つまりホログ
ラム部形成領域4と光記録部形成領域5とで透明
な表基材を共用している。また金属反射膜12も
ホログラム部形成領域4と光記録部形成領域5と
で共用している。このようなことから、ホログラ
ムを光記録カードに設けたにもかかわらず、構造
が複雑とならず、構成部材の数も2倍にはなら
ず、同様に製造工数も単純加算的には増加しな
い。しかもカードの偽造・改ざんを困難にしてい
る。
第1図はホログラム付光記録カードの斜視説明
図、第2図はホログラム付光記録カードの側面
図、第3図はホログラム付光記録カードの横断面
拡大説明図、第4図はホログラム付光記録カード
の平面説明図、第5図はホログラム付光記録カー
ドの製造工程を示す工程説明図、及び第6図は他
の実施例に係わるホログラム付光記録カードの横
断面拡大説明図である。 1……ホログラム付光記録カード、2……表基
材、3……裏基材、4……ホログラム部形成領
域、5……光記録部形成領域、7……凹凸、8…
…光記録パターン層、11……光情報ピツト、1
2……金属反射膜。
図、第2図はホログラム付光記録カードの側面
図、第3図はホログラム付光記録カードの横断面
拡大説明図、第4図はホログラム付光記録カード
の平面説明図、第5図はホログラム付光記録カー
ドの製造工程を示す工程説明図、及び第6図は他
の実施例に係わるホログラム付光記録カードの横
断面拡大説明図である。 1……ホログラム付光記録カード、2……表基
材、3……裏基材、4……ホログラム部形成領
域、5……光記録部形成領域、7……凹凸、8…
…光記録パターン層、11……光情報ピツト、1
2……金属反射膜。
Claims (1)
- 内側面にホログラム部形成領域と光記録部形成
領域とを有し前記ホログラム部形成領域にホログ
ラムの干渉縞の凹凸パターンを形成してある透明
なカード表基材と、前記ホログラム部形成領域と
前記光記録部形成領域とを覆う金属反射膜とを有
し、前記金属反射膜の上から前記カード表基材に
貼合するカード裏基材とを備えることを特徴とす
るホログラム付光記録カード。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986163468U JPH0452823Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | |
CA000549088A CA1328363C (en) | 1986-10-15 | 1987-10-13 | Optical recording card having hologram contained therein and method of producing the same |
US07/108,473 US4945215A (en) | 1986-10-15 | 1987-10-14 | Optical recording card having hologram contained therein and method of producing the same |
EP87309101A EP0264277B1 (en) | 1986-10-15 | 1987-10-15 | Optical recording card having hologram contained therein and method of producing the same |
AT87309101T ATE80091T1 (de) | 1986-10-15 | 1987-10-15 | Optische registrierkarte mit einem hologramm und verfahren zu deren herstellung. |
DE8787309101T DE3781502T2 (de) | 1986-10-15 | 1987-10-15 | Optische registrierkarte mit einem hologramm und verfahren zu deren herstellung. |
US07/338,713 US5010243A (en) | 1986-10-15 | 1989-04-14 | Method of producing an optical recording card having a hologram contained therein |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986163468U JPH0452823Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6372721U JPS6372721U (ja) | 1988-05-16 |
JPH0452823Y2 true JPH0452823Y2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
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-
1986
- 1986-10-24 JP JP1986163468U patent/JPH0452823Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
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