JPS6279075A - パチンコ機の打球発射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ロータリーソレノイドを利用したパチンコ機
の打球発射装置に関するのもである。

従来のロータリーソレノイドを利用した打球発射装置は
、回転可能なローターの周囲に少なくとも一体の磁極部
を中心方向に向けて配設し、この磁極部に電磁コイルを
巻装して界磁極を構成し、磁力によってローターを一定
角度回転させ、この回転力をローターの回転軸を介して
発射杆に伝達し、発射杆の急激な回動によって発射位置
の打球を発射するものであった。

しかし、従来の構成では、中心にローターが回転する空
間を要するうえ、磁極部を長く形成し。

これに電磁コイルを多く巻回することができず。

装置が大型化する割には大きな磁力を得ることが困難で
あった。

又、打球を発射する発射杆が、装置の中心にあるロータ
ーの回転軸に連結されるため、発射杆が長くなり、回動
時に生ずる横拙れによって、打球のムラ飛び、飛距離の
不安定或いは発射不能等の不都合を生じていた。

本発明はかかる欠点・不都合を解消し、小型軽量にして
大きな磁力を得る打球発射装置の提供を目的とするもの
である。

本発明は、従来、ローターの回転軸とされていた軸を固
定軸となし、この固定軸に電磁コイルを巻装して磁心と
すると共に、電磁コイルを内包し固定軸に軸支された筒
状の回転体を設け、該回転体に磁気感応部材としての吸
着板を設け、磁力による吸引力で回転体を回転させると
共に、該回転体に発射杆を設けたものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

固定軸ｌの略中央に、固定軸１を磁心とするように電磁
コイル２を軸方向に巻装する。この電磁コイル２の軸方
向の両端には絶縁盤３を当接し、両絶縁盤３の外側の固
定軸ｌには、軸に対し直角かつ背向する二対の磁極発生
片４Ａ、４Ｂ、４Ｃ１４Ｄを突設する。この磁極発生片
４Ａ、４Ｂ、４Ｇ、４Ｄは、４Ａと４Ｂ、及び４Ｃと４
Ｄとで一対とし、夫々の磁極発生片４は、固定軸ｌに巻
装した電磁コイル２より若干長く形成する。

左右の磁極発生片（４Ａ、４Ｃ）、（４Ｂ、４Ｄ）の更
に外側の固定軸１には、輪状の軸受５．５を嵌着し、こ
の軸受５．５の半径を磁極発生片４より若干長く形成す
る。左右の軸受５．５間には、一対の磁極発生片４Ａ、
４Ｂ及び４Ｃ１４Ｄに対ｊεする磁気感応部材から成る
吸着盤６．６を架設し、残余の空間には非磁性体から成
る保護側板７．７を架−没する。これによって、軸受５
．５、吸着板６，６及び保護側板７．７から成る筒状の
回転体８を固定軸ｌに対し回転自在に構成する。

打球を発射する発射杆９は、該回転体８に固着する。こ
の場合１発射杆９は一の吸着板６と一体形成し、全体を
Ｌ字型となし、Ｌ字型の垂直部を発射杆９、木モ部を吸
着板６とすると、一の作業によって両者の着脱が可能と
なる。即ち、吸着板６の左右の端を軸受６に対しビス止
めすることによって、発射杆９を強固に固定することが
でき、又、発射杆９の板厚を薄くして、全体の重量を軽
減できる。

特に、発射杆９を回転体８に固定することによって、従
来のものに較べ著しく発射杆の全長を短縮化できるため
、動作時の横掘による打球の不良発射を解消できる。

固定軸１の発射杆９側には、パチンコ機機枠１０の取付
基板１１と軸受６との間隙を埋めるスペーサ一部１２を
形成する。このスペーサ一部１２は固定軸ｌを太経とし
て形成するとよい。スペーサ一部１２の固定軸力向の厚
さは、発射杆９先端の弾発部１３が、遊技盤に取付けら
れたカイ１−レール１５の発射位置１６に適正に位置す
るよう設定する。

スペーサ一部１２の更に外側に当る固定軸１のノ、（部
には雄ネジ部１７を形成し、該雄ネジ部１７を取付）＾
板１１に嵌通させ１機枠１０の貫通穴１８１こ突出させ
てナツト１９で締着する。

このように、発射杆９と、発射杆９を回動するソレノイ
ド部とを一体に形成し、ソレノイド部の中心をなす固定
軸１のみによって、取付ノ、（板１１に、締着するもの
であるから、打球発射装置の着脱が極めて迅速かつ容易
になし得る。

又、従来、支持枠や固定支持杆等を多数用いて多角的に
ＪＡ着していた点に較べるとＬ脱作業の簡易化のみなら
ず、それらの支持枠、支持杆が不要となるため、装置全
体を大幅に軽ｊＩＸ化することができる。

而して１本打球発射装はの取付基板１１への取付は、第
１図及び第４図に示す如く、ガイドレール１５の打球発
射位置１６に発射杆９の弾発部１３を適応させると共に
、り１発部１３が打球発射位置１６に臨むとき、発射杆
９が後方に傾斜した状態で、発射杆９と、吸着板６，６
と、磁極発生片４Ａ、４Ｂと固定軸１とが直線上に位置
するよう設定する（第４図）。

発射杆９の回動角は、固定軸１を中心として、後方待機
位置から打球弾発位首まで約３０度程度がよい。この発
射杆９の回動角は、取付基板１１上に植設したストッパ
ー２ＯＡ、２０Ｂで規制されている。

発射位置１６への打球の供給を説明すると、パチンコ機
正面に設けた受皿２１に投入された打球は、打球を一個
宛整流する誘導樋２２から供給装置２３を経て、供給装
置２３内の制御杆２４によって一個宛打球発射位置１６
に臨む球受片２５に供給される。球受片２５は、発射杆
９の回動に連動して昇降するように、球受片２５を支持
する軸２６の他端のカム板１４に、発射杆９にビス止め
されたロッド２７が接触されており、発射杆９の後退回
動に応じて上昇し、供給装置２３の開口部を経て打球を
発射位置１６に供給する。

次に、打球発射装置の作動について説明する。

パチンコ機正面下部に設けた操作部２８の回動自在な操
作レバー２９を回動すると、操作部２８内部に設けた起
動スイッチＳＷがＯＮされ、発射杆９の回動を制御する
制御回路３０からリード線３１を介して接続されたＴＬ
電磁コイルに一定幅のパルスが給電され、電磁コイル２
が瞬間的に励磁される。これによって、固定軸ｌが磁化
され各磁極発生片４Ａ、４Ｂ、４Ｃ１４Ｄに磁極が生ず
る０例えば、固定軸１のスペーサ一部１２側がＮ極とす
ると、他端はＳ極となり、Ｎ極から出る磁束は磁極発生
片４Ａ、４Ｃで夫々Ｎ極を形成し。

他方の磁極発生片４Ｂ、４Ｄで夫々Ｓ極を形成する。従
って、磁極発生片４Ａ（Ｎ極）と４８　（Ｓ極）との間
及び４Ｃ（Ｎ極）と４０（Ｓ極）との間に強力な磁場が
生じ、夫々に対応する吸着板６．６が瞬時に吸引される
。この磁力の吸引力によって回転体８が回転し、発射杆
９が急激回動して発射位置１６の打球が打出される。

発射杆９が打球をター発すると同時に電磁コイル２は消
磁され、磁極発生片４Ａ、４Ｂ、４Ｃ１４Ｄの磁極は消
滅する０発射杆９は１弾発の反作用と自重によって速や
かに、発射待機位置に復帰する。

そして、次のパルスが電磁コイル２に給電されると、励
磁される。以下この繰返しによって、断続的に打球は発
射される。

打球の飛距離調整は、操作部２８の操作レバー２９によ
って回動される軸３２先端に設けた可変抵抗器３３の抵
抗値を加減し、制御回路３０内の電力増ａ回路３０Ａに
よって電磁コイル２への電流を調整して行なう、即ち、
操作レバー２９を大きく回動する程、電磁コイル２への
電流が強くなり、打球の飛距離が延びるようにしである
。

本発明は斜上の如く、取付基板に固定される固定軸に電
磁コイルを巻装し、該固定軸に接続する磁極発生片に対
応する吸着板を設けた回転体を固定軸に嵌着し、該回転
体に発射杆を固着したものであるから、小型軽量にして
大きな磁力を発揮できると共に１発射杆を短縮化でき、
横揺れのない安定した打球を発射する打球発射装とを提
供できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例にして、第１図は斜視図、第２
図は分解斜視図、第３図は縦断面図、第４図は横断面図
にして、第５図はロータリーソレノイドへの給電回路図
である。 １・・・固定軸　　　　２・・・電磁コイル４・・・磁
極発生片　　５・・・軸受 ６・・・吸着板　　　　７・・・保護側板８・・・回転
体、　　　　９・・・発射杆１１・・・取付基板　　１
２・・・スペーサ一部第　　２　　図 第３図 第　　４　　図 第　　５　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、取付基板に固定される固定軸に電磁コイルを巻装し
   、該固定軸に接続する磁極部を電磁コイルの外側に設け
   、該磁極発生片に対応する吸着板を設けた回転体を固定
   軸に嵌着し、該回転体に発射杆を固着することを特徴と
   するパチンコ機の打球発射装置。 ２、発射杆は一の吸着板とＬ型の一体形成である特許請
   求の範囲第１項記載のパチンコ機の打球発射装置。