JPH06134090A - 遊戯玉発射装置 - Google Patents
遊戯玉発射装置Info
- Publication number
- JPH06134090A JPH06134090A JP31140892A JP31140892A JPH06134090A JP H06134090 A JPH06134090 A JP H06134090A JP 31140892 A JP31140892 A JP 31140892A JP 31140892 A JP31140892 A JP 31140892A JP H06134090 A JPH06134090 A JP H06134090A
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- JP
- Japan
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- mandrel
- spring
- game ball
- shooting
- electromagnetic coil
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パチンコ或いはその他の打球ゲーム機におけ
る電磁式遊戯玉発射装置を提供せんとするもので、電圧
変動により飛距離にむらが出ることのないようにする。 【構成】 軸方向に進退自在に支持した遊戯玉打撃用の
心棒4と、該心棒4を遊戯玉打撃方向に付勢するスプリ
ング13と、該心棒4を該スプリング13の張力に抗し
て磁力により吸引して後退動させる電磁コイル8と、該
心棒4の後退時に該心棒4に当接して該心棒4のストロ
ークを制限するストッパ11と、前記スプリング13の
座部材23の設定位置を軸方向に移動調節するステッピ
ングモータ14とからなる。
る電磁式遊戯玉発射装置を提供せんとするもので、電圧
変動により飛距離にむらが出ることのないようにする。 【構成】 軸方向に進退自在に支持した遊戯玉打撃用の
心棒4と、該心棒4を遊戯玉打撃方向に付勢するスプリ
ング13と、該心棒4を該スプリング13の張力に抗し
て磁力により吸引して後退動させる電磁コイル8と、該
心棒4の後退時に該心棒4に当接して該心棒4のストロ
ークを制限するストッパ11と、前記スプリング13の
座部材23の設定位置を軸方向に移動調節するステッピ
ングモータ14とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機或いはその
他の打球ゲーム機における遊戯玉発射装置の構造に関す
るものである。
他の打球ゲーム機における遊戯玉発射装置の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機の遊戯玉発射装置では従来か
ら直動式のソレノイド或いはロータリーソレノイドを使
用し打撃杆を電磁力によって往復動させ遊戯玉を打撃発
射するように構成したものが知られている。
ら直動式のソレノイド或いはロータリーソレノイドを使
用し打撃杆を電磁力によって往復動させ遊戯玉を打撃発
射するように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の上記電
磁式遊戯玉発射装置は、その電磁コイルに印加する電源
電流を制御することにより打撃力を調節し遊戯玉の飛距
離をコントロールするものであった。このため電圧変動
があると飛距離にむらが出て思いどおりに打撃できなく
という問題があった。
磁式遊戯玉発射装置は、その電磁コイルに印加する電源
電流を制御することにより打撃力を調節し遊戯玉の飛距
離をコントロールするものであった。このため電圧変動
があると飛距離にむらが出て思いどおりに打撃できなく
という問題があった。
【0004】また電磁コイルを強力に励磁し得る大電流
をコントロールする必要があるため電源制御回路にそれ
に応じられるキャパシティーが必要となり所要部分が高
価になり製作コストが高くなるという問題があった。
をコントロールする必要があるため電源制御回路にそれ
に応じられるキャパシティーが必要となり所要部分が高
価になり製作コストが高くなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遊戯玉発射装置
は上記課題を解決しようとするもので、軸方向に進退自
在に支持した遊戯玉打撃用の心棒と、該心棒を遊戯玉打
撃方向に付勢するスプリングと、該心棒を該スプリング
の張力に抗して磁力により吸引して後退動させる電磁コ
イルと、該心棒の後退時に該心棒に当接して該心棒のス
トロークを制限するストッパと、前記スプリングの座部
材の設定位置を軸方向に移動調節するステッピングモー
タとからなることを特徴とするものである。
は上記課題を解決しようとするもので、軸方向に進退自
在に支持した遊戯玉打撃用の心棒と、該心棒を遊戯玉打
撃方向に付勢するスプリングと、該心棒を該スプリング
の張力に抗して磁力により吸引して後退動させる電磁コ
イルと、該心棒の後退時に該心棒に当接して該心棒のス
トロークを制限するストッパと、前記スプリングの座部
材の設定位置を軸方向に移動調節するステッピングモー
タとからなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】ステッピングモータを作動させスプリングの座
部材を軸方向に移動調節することによりスプリングの張
力が調節され遊戯玉の打撃力が所望に調節できる。この
場合、電磁コイルの磁力により心棒が常にストッパに当
るまで吸引させることにより電圧変動によるむらの発生
をなくせる。
部材を軸方向に移動調節することによりスプリングの張
力が調節され遊戯玉の打撃力が所望に調節できる。この
場合、電磁コイルの磁力により心棒が常にストッパに当
るまで吸引させることにより電圧変動によるむらの発生
をなくせる。
【0007】
【実施例】次に図と共に本発明の一実施例を説明する。
図1にこの遊戯玉発射装置を縦断面にて示す。図中1
は、大ケース1aと小ケース1bとからなる同筒状のケ
ーシング、2は該大ケース1a内に設けられた隔壁であ
る。
図1にこの遊戯玉発射装置を縦断面にて示す。図中1
は、大ケース1aと小ケース1bとからなる同筒状のケ
ーシング、2は該大ケース1a内に設けられた隔壁であ
る。
【0008】小ケース1bの内周面には大ケース1a中
に延びるカラー3が設けられ該カラー3の一端は隔壁2
に係止されている。4は外方突出端にパチンコ玉等の遊
戯玉5を打撃するためのコイルバネ6が固着された心棒
で、該心棒4の略中間部分に強磁性材料により形成され
た糸巻形状の鉄心7が固着され該鉄心7がカラー3の内
面を軸方向に摺動することで該心棒4はケーシング1中
に進退自在なるように支持される。
に延びるカラー3が設けられ該カラー3の一端は隔壁2
に係止されている。4は外方突出端にパチンコ玉等の遊
戯玉5を打撃するためのコイルバネ6が固着された心棒
で、該心棒4の略中間部分に強磁性材料により形成され
た糸巻形状の鉄心7が固着され該鉄心7がカラー3の内
面を軸方向に摺動することで該心棒4はケーシング1中
に進退自在なるように支持される。
【0009】8はケーシング1中にカラー3を囲うよう
に設けられた電磁コイル、9,10は該電磁コイル8の
エンドプレートと周プレートである。電磁コイル8は通
電により励磁されると鉄心7を吸引し心棒4を後退動さ
せる。なお心棒4の後退動時に電磁コイル8の端面が当
接して該心棒4の動きが停止されるように前記隔壁2の
内周部にストッパ11が形成される。
に設けられた電磁コイル、9,10は該電磁コイル8の
エンドプレートと周プレートである。電磁コイル8は通
電により励磁されると鉄心7を吸引し心棒4を後退動さ
せる。なお心棒4の後退動時に電磁コイル8の端面が当
接して該心棒4の動きが停止されるように前記隔壁2の
内周部にストッパ11が形成される。
【0010】心棒4の後方部12は太径に形成され、こ
れにコイル状のスプリング13の一端が挿通され止着さ
れている。
れにコイル状のスプリング13の一端が挿通され止着さ
れている。
【0011】14は隔壁2を隔てた大ケース1aの底部
内周に固設された固定子巻線15と、該固定子巻線15
内にコロ軸受16により回転自在に支持された円筒状回
転子17と、該回転子17の外周に固着された環状永久
磁石18とからなるステッピングモータで、該回転子1
7内にはナット19を固着している。
内周に固設された固定子巻線15と、該固定子巻線15
内にコロ軸受16により回転自在に支持された円筒状回
転子17と、該回転子17の外周に固着された環状永久
磁石18とからなるステッピングモータで、該回転子1
7内にはナット19を固着している。
【0012】20は心棒4と同一軸線上の大ケース1a
の中心に設けられた進退軸で、該進退軸20はDカット
軸部21とネジ軸部22とよりなり、先端には前記スプ
リング13の他端を支持し該スプリング13を圧縮して
いる碗状の座部材23が設けられている。そして前記ナ
ット19を該ネジ軸部22に螺合させている。
の中心に設けられた進退軸で、該進退軸20はDカット
軸部21とネジ軸部22とよりなり、先端には前記スプ
リング13の他端を支持し該スプリング13を圧縮して
いる碗状の座部材23が設けられている。そして前記ナ
ット19を該ネジ軸部22に螺合させている。
【0013】このため固定子巻線15に生じる回転磁界
に励起され環状永久磁石18,回転子17が回転すると
一体的にナット22が回転するためネジ軸部22即ち進
退軸20が軸方向に移動し、座部材23の設定位置を軸
方向に移動調節することができる。
に励起され環状永久磁石18,回転子17が回転すると
一体的にナット22が回転するためネジ軸部22即ち進
退軸20が軸方向に移動し、座部材23の設定位置を軸
方向に移動調節することができる。
【0014】このように構成した遊戯玉発射装置は、図
3にパチンコ機の場合のブロック図を例示したように、
パチンコ機前面に設けられた発射ハンドル26の回転軸
にこれを回転操作することによりオンするスイッチ27
および回転角に従って電気抵抗値が連続的に変る可変抵
抗器28を設け、該スイッチ27がオンしているとき電
源装置29より1分間当り約100回のパルス電流が前
記電磁コイル8に流れるようにすると共に、サーボ電源
30が該可変抵抗器28より信号を受けて該発射ハンド
ル26の回転角に追従してステッピングモータ14を回
転させるようにしている。
3にパチンコ機の場合のブロック図を例示したように、
パチンコ機前面に設けられた発射ハンドル26の回転軸
にこれを回転操作することによりオンするスイッチ27
および回転角に従って電気抵抗値が連続的に変る可変抵
抗器28を設け、該スイッチ27がオンしているとき電
源装置29より1分間当り約100回のパルス電流が前
記電磁コイル8に流れるようにすると共に、サーボ電源
30が該可変抵抗器28より信号を受けて該発射ハンド
ル26の回転角に追従してステッピングモータ14を回
転させるようにしている。
【0015】このため遊戯者が発射ハンドル26を回転
操作するとその回転角に従って回転子17,ナット19
が回転し、該ナット19に螺合している進退軸20を軸
方向に移動させ所定位置で停止させると共に、電磁コイ
ル8が励磁されることにより鉄心7がその磁力で吸引さ
れ心棒4をスプリング13の弾性に抗して後退動させ
る。そして該心棒4の後端がストッパ11に当ることで
その後退動は制限される。その状態で電磁コイル8の励
磁が解かれると心棒4はスプリング13の弾性により前
方に突進しコイルバネ6が遊戯玉5を打撃し遊戯玉5を
パチンコ機レール上に発射させる。
操作するとその回転角に従って回転子17,ナット19
が回転し、該ナット19に螺合している進退軸20を軸
方向に移動させ所定位置で停止させると共に、電磁コイ
ル8が励磁されることにより鉄心7がその磁力で吸引さ
れ心棒4をスプリング13の弾性に抗して後退動させ
る。そして該心棒4の後端がストッパ11に当ることで
その後退動は制限される。その状態で電磁コイル8の励
磁が解かれると心棒4はスプリング13の弾性により前
方に突進しコイルバネ6が遊戯玉5を打撃し遊戯玉5を
パチンコ機レール上に発射させる。
【0016】この際の打撃力は、スプリング13の圧縮
量即ち座部材23の設定位置によるため、座部材23の
設定位置を予め発射ハンドル26の回転角により移動調
節しておくことにより所望に調節され、遊戯玉5の飛距
離を遊戯者が自由にコントロールでき、電磁コイル8に
印加する電圧がたとえ変動しても遊戯玉5の飛距離が無
用に変化してしまうおそれがない。
量即ち座部材23の設定位置によるため、座部材23の
設定位置を予め発射ハンドル26の回転角により移動調
節しておくことにより所望に調節され、遊戯玉5の飛距
離を遊戯者が自由にコントロールでき、電磁コイル8に
印加する電圧がたとえ変動しても遊戯玉5の飛距離が無
用に変化してしまうおそれがない。
【0017】
【発明の効果】このように本発明の遊戯玉発射装置によ
れば、電圧変動による影響もなく遊戯玉の打撃力が所望
に調節できるようになる有益な効果がある。
れば、電圧変動による影響もなく遊戯玉の打撃力が所望
に調節できるようになる有益な効果がある。
【図1】本発明に係る遊戯玉発射装置の縦断面図。
【図2】図1のAーA線断面図。
【図3】本発明に係る遊戯玉発射装置のブロック図。
1 ケーシング 4 心棒 5 遊戯玉 7 鉄心 8 電磁コイル 11 ストッパ 13 スプリング 14 ステッピングモータ 17 回転子 19 ナット 20 進退軸 22 ネジ軸部 23 座部材
Claims (1)
- 【請求項1】 軸方向に進退自在に支持した遊戯玉打撃
用の心棒と、該心棒を遊戯玉打撃方向に付勢するスプリ
ングと、該心棒を該スプリングの張力に抗して磁力によ
り吸引して後退動させる電磁コイルと、該心棒の後退時
に該心棒に当接して該心棒のストロークを制限するスト
ッパと、前記スプリングの座部材の設定位置を軸方向に
移動調節するステッピングモータとからなることを特徴
とした遊戯玉発射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31140892A JP3263449B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 遊戯玉発射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31140892A JP3263449B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 遊戯玉発射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06134090A true JPH06134090A (ja) | 1994-05-17 |
JP3263449B2 JP3263449B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=18016845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31140892A Expired - Fee Related JP3263449B2 (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 遊戯玉発射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3263449B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150124294A (ko) * | 2014-04-28 | 2015-11-05 | 주식회사 인팩 | 차량용 솔레노이드 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP31140892A patent/JP3263449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150124294A (ko) * | 2014-04-28 | 2015-11-05 | 주식회사 인팩 | 차량용 솔레노이드 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3263449B2 (ja) | 2002-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071221 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 9 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |