JPS6278968A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、送信側からの起動信号を検出することによっ
て受信起動する機能を有するファクシミリ装置に関する
。

従来の技術 従来のファクシミリ装置は、第４図に示す様に電話回線
に接続される端子１よシ回線切替部２を介して電話機接
続端子３及びファクシミリ本体４に接続されている。ま
た電話回線の切替はファクシミリ本体４からの制御で行
なわれ、通常、回線は電話機接続端子３側へ接続されて
いる。

更に、ファクシミリ本体４には送信及び受信を起動する
ためのスイッチ６．６が接続されている。

第５図に従来のファクシミリ装置を用いて通信をする場
合の動作を表すシーケンスフロー図を用いて第４図の動
作を説明する。端子３に接続された図示していない電話
機により通話している状態（ＳＴ２１）からファクシミ
リ通信に移行する場合、まず受信側のファクシミリ装置
において受信スイッチ６をオンすると、ファクシミリ本
体４は回線切替部２を制御し端子１に接続された電話回
線をファクシミリ本体４と接続する。このときファクシ
ミリ本体４は切替指示信号を送出し、送信操作者にファ
クシミリ受信待ち状態であることを知らせる（ＳＴ２２
）。

次に送信側のファクシミリ装置において、操作者がこの
切替指示信号を確認し送信スイッチ６をオンする（ＳＴ
２３）ことにより、ファクシミリ本体４は回線切替部２
を制御し電話回線をファクシミリ本体４の接続しファク
シミリ通信を開始する（ＳＴ２４）。

所定の手順に従ってファクシミリ通信が終了すると、送
信側、受信側のファクシミリ本体４はそれぞれ回線切替
部２を制御し電話回線を電話機側へ接続し、はじめの通
話状態へ戻る（ＳＴ２５）。

発明が解決しようとする問題点 しかし、この様な構成のファクシミリ装置では、ファク
シミリ通信開始時の操作が複雑でかつ送信。

受信の２つのスイッチを押しまちがえたシするため、通
話の途中から手軽にファクシミリ通信に移行できないと
いう不便さがあった。また、スイッチ操作及び切替指示
信号の確認に時間がかかり通信に要する時間が長くなる
という問題があった。

上述の問題を解決するために、送信、受信スイッチを１
つにし２、送信原稿台にセンサ等を設けて送信原稿がセ
ットされている場合には送信スイッチとして、セットさ
れていない場合には受信スイッチとして使用する方法が
考えられている。

しかし、この場合でも切替指示信号を確認することが必
要であシ操作の複雑化及び通信時間の増加は解決されな
い。また、送信原稿が紙でなく、メモリ内に格納された
画情報である場合や、送信原稿と受信記録紙とを兼用す
る様な場合は、送信。

受信の区別がつかず不都合が生じる。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、簡単
な構成によ勺通話の途中からファクシミリ通信を短時間
でかつ確実に開始することのできるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、上述の問題点を解決するために送信側のファ
クシミリ装置から起動信号を送出し、受信側でこれを自
動的に検出することによって通話の途中からでも容易に
ファクシミリ通信を開始させるという構成を備えたもの
である。

作用 本発明は、上述の構成によって、送信側のファクシミリ
装置でのスイッチの操作のみにょシ通話の途中からファ
クシミリ通信へ切替えることが可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の概
略構成を示すブロック図であって、Ｔは電話回線が接続
される端子であり、回線切替部８を介して通常は電話機
接続端子９及び起動信号検出部１２に、またファクシミ
リ通信時にはファクシミリ本体１ｏ及び起動信号゛発生
部１１に接続される。この制御はファクシミリ本体１ｏ
にょシ行なわれる。更に起動信号検出部１２の出力及び
送信スイッチ１３がファクシミリ本体１ｏに接続される
。

第２図は本実施例の動作をあられすシーケンスフロー図
であシ、第１図、第２図をもとにファクシミリ通信する
場合の動作を説明する。

端子９に接続された図示していない電話機により通話を
している状態（ＳＴ１　）からファクシミリ通信に移行
する場合、送信側のファクシミリ装置において送信スイ
ッチ１３をオンすると、ファクシミリ本体１ｏは回線切
替部８を制御し端子７に接続された電話回線ｔファクシ
ミリ本体１０及び起動信号発生部１１と接続し、起動信
号発生部１２を制御して起動信号を電話回線へ送出する
（ＳＴ２）。

受信側ファクシミリ装置に送られてきた起動信号は端子
７から回線切替部８を介して電話機接続端子９及び起動
信号検出部１２に入力される。起動信号検出部１２で起
動信号が検出されると、その出力はファクシミリ本体１
０に入力され、ファクシミリ本体１ｏは回線切替部８を
制御し、電話回線をファクシミリ本体１ｏに接続しファ
クシミリ通信を開始する（ＳＴ３）。

所定の手順に従ってファクシミリ通信が終了すると送信
側、受信側のファクシミリ本体１０はそれぞれ回線切替
部８を制御し電話回線を電話機側へ接続し、はじめの通
話状態へ戻る（ＳＴ４）。

次に、本実施列における起動信号及び起動信号検出部１
２の動作を説明する。

一般に、音声には多くの周波数成分が含まれているが、
単一　周波数でみると比較的断続したものが多い。また
、音声帯域内では周波数が高いほどエネルギー分布は少
ない。従って、通話中の音声や周囲ノイズによる誤動作
を防ぐため、起動信号を連続トーンとし、周波数を高く
する程検出が容易になる。

また、連続トーンの発生回路は通常のファクシミリ通信
で用いられているため、これを利用することが可能であ
シ、・・−ドウエアの増加をひきおこさない。

起動信号を単＝周波数の連続トーンとした場合、起動信
号検出部１２の具体例のブロック図を第３図に示す。

端子１４よシ入力された信号は、バンドパスフィルタ１
５．増幅器１６．２値化回路１７９周波数チェック回路
１８ｆ、通υ端子１９に出力される。

このときバンドパスフィルタ１５は起動信号の周波数を
中心周波数とするフィルタであシ、できる限シ狭帯域と
することが望まれる。また、周波数チェック回路１６は
、タイマやマイクロコンピュータ等で簡単に構成するこ
とができ、信号の連続性をチェックするものである。

以上の例は単一周波数の連続トーンを起動信号とした場
合であるが、２つ以上の周波数の連続トーンを混合した
シ、時分割で送出したシすれば更に正確な検出が可能と
なる。このときは使用する周波数に合わせた発生検出回
路を周波数の種類だけ追加することで容易に実現できる
。

発明の効果 以上の説明から明らかな様に、本発明は、送信側ファク
シミリ装置から起動信号を送出し、受信側ファクシミリ
装置でこれを自動的に検出することによって、送信側フ
ァクシミリ装置でのスイッチ操作のみにより通話状態か
らファクシミリ通信への切替えが可能となるため、操作
が簡単で誤シも少なくかつ通信時間も短くできるという
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の概
略構成を示すブロック図、第２図は同装置を用いてファ
クシミリ通信する場合のシーケンスフロー図、第３図は
起動信号検出部の具体的な構成を示すブロック図、第４
図は従来のファクシミリ装置の概略構成を示すブロック
図、第５図は同装置のシーケンスフロー図である。 ７・・・・・・回線接続端子、８・・・・〜・回線切替
部、９・・・・・・電話機取付端子、１０・・・・・・
ファクシミリ本体、１１・・・・・・起動信号発生部、
１２・・・・・・起動信号検出部、１３・・・・・・送
信スイッチ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　１”Ｌか１名
ト１線シ禮部 第２図 第　３　図 第　４　閑 第　５　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話機とファクシミリ本体とへ入力信号を切替え
   る回線切替手段と、相手側の起動を指示するための送信
   スイッチと、この送信スイッチの操作により相手側へ起
   動信号を送出する手段と、相手側から送られてきた起動
   信号を検出すると前記回線切替手段を制御して電話機か
   らファクシミリ本体に切替接続させる起動信号検出手段
   とを具備することを特徴とするファクシミリ装置。
2. （２）起動信号は音声帯域内の単一周波数の連続トーン
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のフ
   ァクシミリ装置。
3. （３）起動信号は音声帯域内の複数の周波数の連続トー
   ンであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   ファクシミリ装置。