JPS627807B2 - - Google Patents

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JPS627807B2
JPS627807B2 JP57015297A JP1529782A JPS627807B2 JP S627807 B2 JPS627807 B2 JP S627807B2 JP 57015297 A JP57015297 A JP 57015297A JP 1529782 A JP1529782 A JP 1529782A JP S627807 B2 JPS627807 B2 JP S627807B2
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JP
Japan
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layer
drainage
topsoil
crushed stone
water
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JP57015297A
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English (en)
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JPS58134912A (ja
Inventor
Mitsuo Yoshizaki
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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芝生地造成方法において、粒径5〜
20mmの砕石を層状に敷設し、該砕石層に肥料成
分、繊維質、粘着剤等より成る被覆材を噴霧、或
いは撒布することにより、一部は該砕石層に浸透
させると共に、上部全面を被覆して、排水兼保水
保肥層とし、その上部に表土を敷設し、芝を植生
する芝生地の造成方法に関する。
従来、芝生地の造成に当つては、特にゴルフ場
グリーン等の地下構造は、設置場所に排水管を樹
枝状等に配置し、礫層、微砂利層、砂層等の排水
層と、その上部の芝生を植生成育させる表土層と
の数層を設けて芝生を植生する方法が採用されて
いるが、構造が複雑で大規模工事となり費用が嵩
む結果となる。そしてその表土層は芝生の根が充
分伸張するよう30cm以上とすることが必要であ
る。このように厚い表土層は、人の踏圧、土の重
圧等、経年により表土が固結して、排水、土壌通
気が悪くなり、芝の成育に悪影響がでる。又表土
層を薄くすれば、芝草根の伸張する余地が少な
く、肥料不足、乾燥等の影響により、これ又芝の
成育に悪影響がでる。
本発明は、芝生地の造成において、表土層を従
来方法より薄くし、踏圧等による表土固結、排
水、通気不良を少なくすると共に、粒径5〜20mm
の砕石を厚さ15〜25cmに敷設した砕石層に、肥料
成分、繊維質、粘着剤等より成る被覆材を噴霧或
いは撒布することにより排水兼保水保肥層を構成
し、芝草根を表土層ばかりでなく、この排水兼保
水保肥層に伸張成育させて成育旺盛な芝生地を造
成することを目的とし、また、該砕石層に噴霧或
いは撒布した被覆材によつて、表土が排水層に流
下して砕石間に出来ている空隙につまり、排水機
能の低下を防止することを目的とするものであ
る。
本発明の実施例を図面に従つて説明する。芝生
植生を行う場所の心土層1を平坦にならし、わず
かに傾斜させて排水可能とし、必要に応じて従来
法による比較的粒径の大きい砕石等を敷設して排
水層を構成し、その上部に粒径5〜20mmの砕石2
(5〜6号砕石)を厚さ15〜25cm厚に敷設し、該
砕石層に保水保肥剤、肥料成分、繊維質、粘着剤
アスフアルト乳剤等を混合した被覆剤4を1平方
米当り10l撒布し、一部は砕石の間隙に浸透させ
ると共に、上部全面4′を被覆させることにより
排水兼保水保肥層3を形成させる。更にその上に
表土層5を5〜15cm敷設して芝6を植付ける。芝
の根7は表土層5で伸張し、被覆層4を通過し
て、砕石2の空隙に浸透した被覆材4′に伸張し
て、排水兼保水保肥層3の養分、水分を吸収して
旺盛に繁殖する。
従来の芝生地では、芝草根圏は表層のみで、排
水層は排水のみの機能であつたが、本発明ではこ
の分業的機能を排し、造成全層が芝草根の伸張部
となる。即ち表土層は従来の芝草の生育作土であ
ると同時に芝生地表面の安定性と芝草の保持が主
要機能となる。
排水兼保水保肥層はそれを構成する5〜20mm粒
径の砕石の空隙を通じて表層の重力水は速やかに
排水され、常に酸化的状態におかれる。芝草根は
本層まで伸張し、被覆資材の保持する養水分の吸
収にあたる。この部分は空隙が多く、土壌空気が
豊富なため、根の活力が大きく維持され芝草の踏
圧耐性にも大きな効果を現わす。
また砕石に予め被覆材により被覆を行つた砕石
を使用して排水兼保水保肥層を構成すれば、全層
に芝草根の繁殖も可能であり、該排水兼保水保肥
層の上部全面は被覆材の撒布等により被覆されて
いるから、表土が流下して砕石間の空隙に入り目
づまりして排水不良となることはない。
更に従来の30cm以上の表土層を10cm前後に縮少
するため、造成経費が極めて少なくてよい。又根
圏主要部が常に酸化的状態におかれるために芝草
生育を著しく促進させ、各種障害も少なくなる。
又ゴルフ場グリーンのように、ホールカツプを
切るような場合、従来のような厚さの表土層では
排水層まで孔が通ぜずに滞水することが多い。し
かし、本発明の方法により造成した地下構造で
は、ホールカツプの深さ底部は排水層に達し、排
水が速かで従来のように滞水することがない利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の芝生地造成方法の実施例によ
る地下構造断面図。 1……心土層、2……砕石、3……排水兼保水
保肥層、4……被覆材、5……表土層、6……芝
草、7……芝草根。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 芝生地造成方法において、心土層を傾斜させ
    排水可能とし、その上部に砕石の粒径5〜20mmの
    砕石を層状に敷設し、該砕石層に、肥料成分、繊
    維質、粘着剤等より成る被覆材を噴霧、或いは散
    布することにより、一部は該砕石層に浸透させる
    と共に上部全面を被覆して排水兼保水保肥層を構
    成させ、その上部に表土を敷設し、芝を植生する
    芝生地の造成方法。
JP57015297A 1982-02-01 1982-02-01 芝生地造成方法 Granted JPS58134912A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57015297A JPS58134912A (ja) 1982-02-01 1982-02-01 芝生地造成方法

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JP57015297A JPS58134912A (ja) 1982-02-01 1982-02-01 芝生地造成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58134912A JPS58134912A (ja) 1983-08-11
JPS627807B2 true JPS627807B2 (ja) 1987-02-19

Family

ID=11884888

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JPS58134912A (ja) 1983-08-11

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