JPS6277749A - ドアホン回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、ボタン電話装置等におけるドアホン回路に関
する。

［発明の技術的背景コ 一般にこのようなドアホン回路は、第２図に示すように
、まずドアホン子機１０の呼出し用スイッチ１１が押さ
れると、電流検出回路１４の電源から線路１２、抵抗１
３を介して電流が流れる。

この電流を電流検出回路１４が検出すると、電流検出回
路１４は検出信号を出力し、この検出信号によって制御
装置１５は、電話機１６が呼出し音を発生するように制
御動作を行なう。

そしてオペレータが電話機１６の受話器を取ると、電話
機１６の図示しないフックスイッチが閉じてオフフック
状態となり、この時発生する信号によってリレースイッ
チ１７の接点が閉じる。リレースイッチ１７が閉じると
、定電流源１８からドアホン子機１０のマイクロホンア
ンプ１９に電源が供給されて主装置２０側の受話器を取
り上げたオペレータとドアホン子１１１０側の呼出し用
スイッチ１１を押した来訪者との間で通話路スイツチ２
１、側音を防止する防側音回路２２〜２４、マイクロホ
ン２５およびスピーカ２６を介して通話可能となる。

またスピーカアンプ２７．２８は主装置２０側に接続さ
れて４線式回路を構成しており、線路損失の補償を行な
っている。

［背景技術の問題点］ しかし、このような装置では、スピーカアンプが主装置
内に入っていて双方向通話を行なっているため、主装置
の回路構成を２線−４線−２線に変換する必要があり、
ざらに防側音回路がドアホン子機側にも入っているため
、線路長等が変化すると側音が悪化する場合が生じ、ス
ピーカ又はマイクの音量が充分にとれないという問題点
があった。

［発明の目的］ 本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、通話の音
量が充分にとれるドアホン回路を提供することを目的と
する。

［発明の概要］ 本発明によれば、ドアホン子機はスピーカアンプと、電
源電圧を検出する電圧検出回路と、該電圧検出回路の出
力により作動するスイッチ素子とを具備し、電話機のオ
フフック時にスピーカアンプに電源を供給するようにし
たことにより上記した目的を達成している。

［発明の実施例］ 本発明の実施例を第１図の図面に基づき詳細に説明する
。

第１図において第２図と同様の機能を示す構成部分は説
明の都合上同一符号とする。また呼出し動作については
第２図の従来例と同様であるため、説明は省略する。

本発明のドアホン回路が第２図と異なる点はドアホン子
機１０側の回路にスピーカアンプ３０が接続されたこと
である。しかし、スピーカアンプ３０をドアホン子機１
０側に接続しただけでは、呼出し用スイッチ１１が開の
待機状態の時にも、スピーカアンプ３０に電流が流れ、
この電流を電流検出回路１４が検出してしまう。すると
第２図と同様に制御装置１５は、電話機１６が呼出し音
を発生するように制御してしまう。そこでさらにドアホ
ン子機１０側の回路に電源電圧を検出する電圧検出回路
３１とこの電圧検出回路３１の出力によって作動するス
イッチ３２とを接続した。そして電圧検出回路３１の検
出電圧のしきい値を電流検出回路１４の電流検出用の電
源よりも高く設定し、電流検出回路１４の電流検出用の
電源によりスイッチ３２が作動してスピーカアンプ３０
に電流が流れる誤動作を防止している。

ここで例えば、電流検出回路１４の検出用電源を３ｖ程
度にし、電圧検出回路３１のしきい値電圧を４Ｖ程度に
設定し、ドアホン子機１０からの呼出しに応じてオペレ
ータが電話機１６の受話器を取ると、その時発生する信
号によりリレースイッチ１７の接点は閉となる。そして
線路１２の両端電圧は、定電流源１８により８ｖ程度の
電圧となる。よって電圧検出回路３１は、この電圧を検
出して作動し、スイッチ３２は電圧検出回路３１の出力
により作動し閉となる。したがって定電流源１８からド
アホン子機１０のマイクロホンアンプ１９およびスピー
カアンプ３０に電源が供給されて、４線式回路のドアホ
ン子機１０と２線のみの回路構成よりなる主装置２０と
め間で通話が可能となる。

通話時にマイクロホン２５から入力した音声は、防側音
回路２４によりスピーカ２６への側音を防止されて線路
１２を介して主装置２０側の電話機１６に直接出力され
るため、主装置内の防側音回路とアンプを必要としない
。よって主装置内の利得の制約が減り、その分通話の音
量を大きくすることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によればドアホン子機はス
ピーカアンプと、電源電圧を検出する電圧検出回路と、
該電圧検出回路の出力により作動するスイッチ素子とを
具備し、電話機のオフフック時に前記スピーカアンプに
電源を供給するようにしたので、通話の音量を充分にと
ることができる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成図、第２図は従来の構成
図である。 １０・・・ドアホン子機、１１・・・呼出し用スイッチ
、１６・・・電話機、１８・・・定電流源、２０・・・
主装置、２５・・・マイクロホン、２６・・・スピーカ
、３０・・・スピーカアンプ、３１・・・電圧検出回路
、３２・・・スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マイクロホンとスピーカと呼出し用スイッチとを有する
   ドアホン子機を具え、交換制御装置側の電話機との間で
   通話を行なうドアホン回路において、 前記ドアホン子機は、スピーカアンプと、 電源電圧を検出する電圧検出回路と、 該電圧検出回路の出力により作動するスイッチ素子と を具備し、前記電話機のオフフック時に前記スピーカア
   ンプに電源を供給するようにしたことを特徴とするドア
   ホン回路。