JPS6277705A - アンテナ追尾制御装置 - Google Patents

アンテナ追尾制御装置

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JPS6277705A
JPS6277705A JP60216240A JP21624085A JPS6277705A JP S6277705 A JPS6277705 A JP S6277705A JP 60216240 A JP60216240 A JP 60216240A JP 21624085 A JP21624085 A JP 21624085A JP S6277705 A JPS6277705 A JP S6277705A
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antenna
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azimuth
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Kohei Sato
孝平 佐藤
Tsutomu Sakai
勉 坂井
Akira Mishima
三島 発
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動衛星通信において、移動局アンテナを常
に衛星に指向せしめて、通信回線を設定するためのアン
テナ追尾制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、船舶衛星通信においては、船舶の動揺に対するア
ンテナの安定化手段として、動揺を検出するための動揺
センサを設置し、検出した動揺角度をもとにアンテナマ
ウント軸を駆動して船舶の動揺によるアンテナの変位を
能動的に補償するフィードバック系が採用されている。
また、船舶の旋回に対しては、船舶に設置されている方
位角検出器(例えばジャイロコンパス装置)からの旋回
信号を受け、アンテナを船舶の旋回角度分だけ逆方向に
回転させることにより自動的に補償している。
そしてアンテナの追尾方法としては、通常、ステップト
ラック方式を採り、方位角および仰角についての追尾を
行なっている。
上記ステップトラック方式とは、方向がずれた時に現在
の方角を基準として、ある方向に単位トラック角単位で
数回動かして特性を調べ、その後これと逆方向に動かし
て同様に特性を調べて最適な方向を見出だす方式である
アンテナとして、ビーム幅の広い小型アンテナを用いる
場合には、多数のアンテナ素子を電気的に切り替えるこ
とによって、そのビーム方向を変化せしめる電子的追尾
方式を採ることができる。
この場合にはビーム幅が広いことから、通常仰角につい
ての制御は行なわれず、方位角情報あるいは受信信号に
係る情報によって方位角方向についての制御が行なわれ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述したようなジャイロコンパス装置からの方位角情報
だけを用いたアンテナ追尾制御方式では、追尾操作前後
の方位角方向の変動分だけアンテナを逆方向に回転させ
る操作を行ないアンテナを衛星方向に指向させる方法で
あるため、装置構成は簡単となるが、初期設定時には、
現在の位置情報(緯度、経度)を入力してアンテナを衛
星に指向せしめるように設定する必要があるから、取り
扱いが面倒であるという問題点があった。
また、ジャイロコンパス装置は磁北(磁気上の北)から
の方位角を決定しているため、地理上の北からの方位角
と磁北からのそれとが大きく異なる高緯度地域では、方
位角情報に大きな誤差を含み、ジャイロコンパス装置だ
けによるアンテナ追尾では、適切な追尾が不可能となる
という問題点もあった。
一方、ステップトラック追尾方式は、通常、受信信号レ
ベル情報を用いて行なっているが、低C/N回線におい
ては、雑音レベルの影響が大きいため、正確な追尾制御
信号を得ることができないので、回線品質情報(ビット
誤り牢等)を用いてステップトラック追尾を行なう方法
が、例えば[特願昭57−176353号]によって提
案されている。
しかし、このような回線品質情報による追尾では、低C
/N回線においては回線品質検出に多少の時間を必要と
するので、急速な旋回時等におけるアンテナ追尾は不可
能となるという問題点があった。
’−3−’ 本発明は、小型船舶に搭載するためのビーム幅の広い小
型アンテナに適していて、前記各種の問題点を解決し得
る、小形・軽量で、かつ、簡潔な構成で実現することの
可能なアンテナ追尾装置を提供することを目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記目的は、前記特許請求の範囲に記
載した手段により達成される。
すなわち、本発明によるアンテナ追尾方式は、多数のア
ンテナ素子を電気的に切り替えて、アンテナ追尾を行な
う方法を採るとともに、通常は方位角検出器からの方位
角情報によって追尾を行ない、回線品質がある一定値を
下回った場合または初期設定時には、回線品質情報をも
とにしてアンテナ追尾を行なうものであって、構成が簡
潔で追尾精度が高く、小型、軽量でかつ経済的な装置を
容易に実現し得るものである。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例のアンテナ追尾制御装置の
ブロック図であって、1はアンテナ’−4−’ 部、2はアンテナ切替部、3はグイプレクサ、4は受信
部、5は低雑音増幅器、6は受信周波数変換回路、7は
復調回路、8は送信部、9は高出力増幅器、10は送信
周波数変換回路、11は変調回路、12は回線制御部、
13は回線品質検出部、14はアンテナ切替制御部、1
5は方位角検出部を表わしている。
第1図のアンテナ追尾制御装置について、マルチビーム
衛星通信方式で各ビーム毎に異なった制御チャネルを使
用していて、アンテナ部として6素子のアレーアンテナ
を使用し、これらの素子を切り替えて追尾を行なう場合
を想定してその動作について説明する。
通信中は、6素子のアンテナの中のいずれかが接続され
ており、受信信号は、アンテナ切替部2、グイプレクサ
3、低雑音増幅器5、受信周波数変換回路6を通過して
中間周波数帯に変換され、復調回路7を通して復調され
、回線制御部12に接続される。
また、回線品質検出部13では、復調回路7における受
信信号の誤り訂正情報をもとに回線品質(受信C/N 
)を推定しでいる。そして、アンテナ切替制御部14で
は、この回線品質情報と方位角検出部15 (例えばジ
ャイロコンパス装置)で検出した方位角情報をもとに衛
星方向のアンテナ素子を決定して切替制御を行なってい
る。
ここで、本方式では、回線品質が閾値を満足している場
合には、アンテナ切替制御部14は方位角情報だけをも
とにして衛星方向のアンテナ素子を決定する切替制御を
行なっている。
一方、回線品質がある一定時間以上連続して閾値を下回
った場合には、方位角検出情報に大きな誤差が生じたか
または船舶が隣接ビームに移行して違った制御チャネル
になったと判断して、回線品質情報をもとにしてアンテ
ナ切替制御を行なっている。
この時、最初は現在の制御チャネルについて回線品質情
報をもとにアンテナ切替制御を行ない、それでも回線品
質が閾値を満足しない場合には、制御チャネルが違って
いると判断して回線制御部12で制御チャネルを切り替
えつつアンテナ切替制御を行ない、制御チャネルとアン
テナ素子を決定する方法をとっている。
そして、前記決定がなされた後は、方位角検出部15に
おける現在の方位角を読み取り、衛星方向の方位角を決
定し、前述の方位角情報だけによるアンテナ切替制御を
行なっている。
上記の回線品質が閾値な満足しない場合の追尾制御方法
は、装置を初めて使用する場合の初期設定時にも使用し
でいる。アンテナ切替中は制御チャネルを切り替えるこ
とがないようにまたは制御チャネル切替中は7ンテナを
切り替えることがないように、アンテナ切替中または制
御チャネル切替中という情報をアンテナ切替制御部14
と回線制御部12との間でやりとりする。上記のアンテ
ナ追尾制御装置の追尾制御の例を第2図に流れ図として
示す。
第2図において、Qcは回線品質の閾値、Tcは設定時
間を示している。
’−7−’ 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は、多数のアンテナ素子を電
子的に切り替えるアンテナ追尾方法を採用し、通常は方
位角検出器からの方位角情報によって追尾を行ない、回
線品質がある一定値を下回った場合または初期設定時に
は、回線品質情報をもとにしてアンテナ追尾を行なうの
で、従来の技術に比べて以下の利点を有する。
■ 機械的駆動部分がない上に追尾制御動作力を簡単で
あるため、装置の構成を簡易化でき、装置の小型、軽量
、経済化を図ることができる。
■ ジャイロコンパス装置は磁北(磁気上の北)からの
方位角を決定しているため、地理上の北からの方位角と
磁北からのそれとが大きく異なる高緯度地域では、方位
角情報に大きな誤差を含み、ジャイロコンノ(ス装置か
らの方位角情報だけによるアンテナ追尾では、適切な追
尾が不可能となるが、本方式では、回線品質情報による
追尾を併設し’−8−’ でいるため、適切な追尾が可能である。
■ ジャイロコンパス装置からの方位角情報だけを用い
たアンテナ追尾制御方式では、初期設定時には、現在位
置情報(緯度、経度)を設定する必要があるが、本方式
では、回線品質情報による追尾も併設しでいるため、自
動的にアンテナを走査してビームを衛星の方向に指向さ
せることができるから、このような設定が不要であり、
取り扱いが容易である。
■ 回線品質情報による追尾では、回線品質検出にある
程度の時間を必要とするが、本方式では、通常は、ジャ
イロコンパス装置からの方位角情報による追尾を行なっ
ているため、急速な旋回にも対応でトる迅速な追尾が可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のアンテナ追尾制御装置のブ
ロック図、第2図は本発明の一実施例のアンテナ追尾制
御装置の追尾制御の例を示す流れ図である。 1 ・・・・・・アンテナ部、2 ・・・・・・アンテ
ナ切替部、 3 ・・・・・・グイプレクサ、4 ・・
・・・・受信部、5 ・・・・・・低雑音増幅器、6 
・・・・・・受信周波数変換回路、7 ・・・・・・復
調回路、8 ・・・・・・送信部、9 ・・・・・・高
出力増幅器、10 ・・・・・・送信周波数変換回路、
11 ・・・・・・変調回路、12 ・・・・・・回線
制御部、 13 ・・・・・・回線品質検出部、 14
・・・・・・アンテナ切替制御部、 15 ・・・・・
・方位角検出部 代理人 弁理士  本  間     崇符開昭62−
77705(5) 開始 l        初期側しとか ′−2 第

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数のアンテナ素子を電気的に切り替えることにより、
    ビームを所望の方向に指向せしめる機能を有するアンテ
    ナ追尾制御装置において、方位角を計測するかまたは計
    測情報を受信する手段と、受信信号より回線品質を計測
    する手段とを設け、初期設定時および回線品質が低下し
    て予め定めた閾値を満足しなくなった場合には回線品質
    に係る情報を、その他の場合には方位角に係る情報を用
    いてアンテナ切り替えを制御することを特徴とするアン
    テナ追尾制御方式。
JP60216240A 1985-10-01 1985-10-01 アンテナ追尾制御装置 Expired - Fee Related JPH0787292B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51110950A (ja) * 1975-03-26 1976-09-30 Nippon Telegraph & Telephone Eiseitsushinyosenpakuantena
JPS5816953U (ja) * 1981-07-21 1983-02-02 ソニー株式会社 アンテナ装置
JPS58108478A (ja) * 1981-12-22 1983-06-28 Meisei Electric Co Ltd 動揺体塔載用自動追尾アンテナのペデスタル制御方式

Patent Citations (3)

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