JPH08298484A - 送信電力制御方式 - Google Patents
送信電力制御方式Info
- Publication number
- JPH08298484A JPH08298484A JP10095495A JP10095495A JPH08298484A JP H08298484 A JPH08298484 A JP H08298484A JP 10095495 A JP10095495 A JP 10095495A JP 10095495 A JP10095495 A JP 10095495A JP H08298484 A JPH08298484 A JP H08298484A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- satellite
- transmission power
- attenuation
- amount
- reception level
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】非静止衛星を利用した衛星通信において、衛星
が軌道を移動することによる伝播距離の変化から生じる
レベル変化量と降雨減衰によるレベル変化量が区別でき
ないことからくる送信電力の制御誤差を補正する。 【構成】予め衛星100の軌道位置による晴天時の受信
レベルを記憶装置20に記憶しておき、アンテナ制御装
置19からのアンテナ14の方位・仰角情報をもとに衛
星100の位置を算出し、記憶装置20から晴天時の受
信レベルを得る。この受信レベルとビーコン受信機17
からの受信レベルを比較し、降雨減衰量を測定し、送信
信号の降雨減衰量を算出する。この降雨減衰量に晴天時
のレベル変化から計算される伝播減衰量を加えたものを
送信電力制御量としレベル制御器12を制御し正確な送
信電力制御を可能とする。
が軌道を移動することによる伝播距離の変化から生じる
レベル変化量と降雨減衰によるレベル変化量が区別でき
ないことからくる送信電力の制御誤差を補正する。 【構成】予め衛星100の軌道位置による晴天時の受信
レベルを記憶装置20に記憶しておき、アンテナ制御装
置19からのアンテナ14の方位・仰角情報をもとに衛
星100の位置を算出し、記憶装置20から晴天時の受
信レベルを得る。この受信レベルとビーコン受信機17
からの受信レベルを比較し、降雨減衰量を測定し、送信
信号の降雨減衰量を算出する。この降雨減衰量に晴天時
のレベル変化から計算される伝播減衰量を加えたものを
送信電力制御量としレベル制御器12を制御し正確な送
信電力制御を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非静止衛星を利用した
衛星通信地球局に用いる送信電力制御方式に関する。
衛星通信地球局に用いる送信電力制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送信電力制御方式として図2のよ
うな方式がある。
うな方式がある。
【0003】ビーコン受信機27は衛星200からのビ
ーコン信号を受信し、受信レベルを検出する。制御器2
8はビーコン受信機27からの受信レベルを晴天時の受
信レベルと比較して降雨時の受信信号レベルの降雨減衰
量を測定する。
ーコン信号を受信し、受信レベルを検出する。制御器2
8はビーコン受信機27からの受信レベルを晴天時の受
信レベルと比較して降雨時の受信信号レベルの降雨減衰
量を測定する。
【0004】また、制御器28は、このダウンリンクの
降雨減衰量からアップリンクの降雨減衰量を計算し、送
信信号の降雨減衰補償量を求め、降雨減衰補償量に応じ
た制御信号をレベル制御器22へ送出する。この制御信
号を受けたレベル制御器22は制御信号に比例して送信
レベルを変化させることにより降雨減衰量の補正を行っ
ていた。
降雨減衰量からアップリンクの降雨減衰量を計算し、送
信信号の降雨減衰補償量を求め、降雨減衰補償量に応じ
た制御信号をレベル制御器22へ送出する。この制御信
号を受けたレベル制御器22は制御信号に比例して送信
レベルを変化させることにより降雨減衰量の補正を行っ
ていた。
【0005】本送信電力制御方式に関しては、例えば、
特開平5−21924号公報に記載がある。
特開平5−21924号公報に記載がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の送信電力制御方
式では、衛止衛星を用いた衛星通信では、問題なく動作
していた。
式では、衛止衛星を用いた衛星通信では、問題なく動作
していた。
【0007】しかし、非静止衛星を利用した衛星が軌道
を移動することによる伝播距離の変化から生じるレベル
変化量と降雨減衰によるレベル変化量が区別できないた
め、受信レベルの変化を全て降雨減衰として計算してし
まい、正確な送信電力の補正ができないという問題を有
している。
を移動することによる伝播距離の変化から生じるレベル
変化量と降雨減衰によるレベル変化量が区別できないた
め、受信レベルの変化を全て降雨減衰として計算してし
まい、正確な送信電力の補正ができないという問題を有
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め衛星の軌
道位置による晴天時のレベル変化を記憶しておくことに
より、ビーコン受信機の受信信号レベルの変化から衛星
の移動によるレベル変化と降雨減衰によるレベル変化と
を分離し、それぞれに対する補償量を求めて合成するこ
とにより正しい補償量を算出する。
道位置による晴天時のレベル変化を記憶しておくことに
より、ビーコン受信機の受信信号レベルの変化から衛星
の移動によるレベル変化と降雨減衰によるレベル変化と
を分離し、それぞれに対する補償量を求めて合成するこ
とにより正しい補償量を算出する。
【0009】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例である。
【0011】アンテナ制御装置19はアンテナ14が常
に衛星100の方向を向くように追尾制御されており、
アンテナ14の方位角および仰角情報が制御器18に送
出している。
に衛星100の方向を向くように追尾制御されており、
アンテナ14の方位角および仰角情報が制御器18に送
出している。
【0012】ビーコン受信機17は衛星100からのビ
ーコン信号を受信し、受信レベルを検出し、受信レベル
情報を制御器18に送出する。
ーコン信号を受信し、受信レベルを検出し、受信レベル
情報を制御器18に送出する。
【0013】記憶装置20は、衛星100の軌道位置に
よる晴天時の受信レベル変化を予め記憶しており、制御
器18からの要求により晴天時の受信レベルを送出す
る。
よる晴天時の受信レベル変化を予め記憶しており、制御
器18からの要求により晴天時の受信レベルを送出す
る。
【0014】制御器18はアンテナ制御装置19からの
アンテナ14の方位角および仰角情報をもとに衛星10
0の軌道位置を計算し、記憶装置20から晴天時の受信
レベルを入力し、ビーコン受信機17からの受信レベル
と比較し、ダウンリンクの降雨減衰量を求め、補償すべ
きアップリンクの降雨減衰補償量を計算する。また晴天
時を計算する。これら降雨減衰補償量と伝播減衰補償量
とを加えたものを送信電力補償量としてレベル制御器1
2に制御信号として送出することにより、正確な送信電
力制御を行う。
アンテナ14の方位角および仰角情報をもとに衛星10
0の軌道位置を計算し、記憶装置20から晴天時の受信
レベルを入力し、ビーコン受信機17からの受信レベル
と比較し、ダウンリンクの降雨減衰量を求め、補償すべ
きアップリンクの降雨減衰補償量を計算する。また晴天
時を計算する。これら降雨減衰補償量と伝播減衰補償量
とを加えたものを送信電力補償量としてレベル制御器1
2に制御信号として送出することにより、正確な送信電
力制御を行う。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の送信電力制
御方式は衛星の軌道位置による晴天時のレベル変化を記
憶しておくことにより、降雨減衰によるレベル変化と衛
星の移動によるレベル変化とを区別して補正できるた
め、制度の高い送信電力の制御可能となる降下がある。
御方式は衛星の軌道位置による晴天時のレベル変化を記
憶しておくことにより、降雨減衰によるレベル変化と衛
星の移動によるレベル変化とを区別して補正できるた
め、制度の高い送信電力の制御可能となる降下がある。
【図1】本発明を実施した送信電力制御方式を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来の送信電力制御方式を示すブロック図であ
る。
る。
11 アップコンバータ 12 レベル制御器 13 電力増幅器 14 アンテナ 15 低雑音増幅器 16 ダウンコンバータ 17 ビーコン受信器 18 制御器 19 アンテナ制御装置 20 レベル制御器 21 アップコンバータ 22 レベル制御器 23 電力増幅器 24 アンテナ 25 低雑音増幅器 26 ダウンコンバータ 27 ビーコン受信器 28 制御器 29 アンテナ制御装置 100,200 非静止衛星
Claims (2)
- 【請求項1】 非静止衛星と衛星通信地球局との衛星回
線で前記衛星通信地球局から前記非静止衛星への送信電
力を制御する送信電力制御方式において、前記衛星通信
地球局に、前記非静止衛星からのビーコン信号を追尾ア
ンテナで受信する、受信手段と、前記受信手段で得られ
た受信レベルの降雨による降雨減衰量および前記非静止
衛星が移動し伝播距離の変動による伝播減衰量を検出す
る減衰量検出手段と、前記降雨減衰量および前記伝播減
衰量から前記非静止衛星への送信電力を補償する降雨減
衰保証量及び伝播減衰保証量を計算する補償量計算手段
と、 前記降雨減衰量保証量と前記伝播減衰量保証量とを追加
した送信電力保証量に基づき、前記非静止衛星への送信
電力を制御するレベル制御手段とを具備することを特徴
とする送信電力制御方式。 - 【請求項2】 予め前記非静止衛星の軌道位置変化によ
る晴天時の前記受信手段で得られる受信レベルの変化を
予め記憶回路に記憶し、 前記追尾アンテナの方位角および仰角により前記非静止
衛星の軌道位置を計算し、前記軌道位置に対応する晴天
時の受信レベルを前記記憶回路より求め、 前記受信手段で得られた受信レベルと比較して前記降雨
減衰量を算出し、 前記軌道位置に対応する晴天時の受信レベルを前記記憶
回路より求めて、前記伝播減衰量を算出することを特徴
とする請求項1記載の送信電力制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7100954A JP2803593B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 送信電力制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7100954A JP2803593B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 送信電力制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298484A true JPH08298484A (ja) | 1996-11-12 |
JP2803593B2 JP2803593B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=14287758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7100954A Expired - Lifetime JP2803593B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 送信電力制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2803593B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2771250A1 (fr) * | 1997-11-17 | 1999-05-21 | In Snec | Terminal portable et installation de telecommunication par satellite |
WO2000014898A3 (en) * | 1998-09-09 | 2000-08-17 | Qualcomm Inc | System and method for gain control of individual narrowband channels using a wideband power measurement |
KR100532648B1 (ko) * | 2002-09-17 | 2005-12-02 | (주)스페이스링크 | 위성통신시스템용 지구국의 능동형 상향링크 전력제어장치및 그 방법 |
JP2012191572A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 衛星管制システム |
JP2015173355A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 株式会社東芝 | 衛星通信装置及び送信電力制御方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203433A (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-08 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 送信電力制御方式 |
JPS6346018A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | Nec Corp | 人工衛星のデ−タ伝送装置 |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP7100954A patent/JP2803593B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62203433A (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-08 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 送信電力制御方式 |
JPS6346018A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | Nec Corp | 人工衛星のデ−タ伝送装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2771250A1 (fr) * | 1997-11-17 | 1999-05-21 | In Snec | Terminal portable et installation de telecommunication par satellite |
WO2000014898A3 (en) * | 1998-09-09 | 2000-08-17 | Qualcomm Inc | System and method for gain control of individual narrowband channels using a wideband power measurement |
US6252915B1 (en) | 1998-09-09 | 2001-06-26 | Qualcomm Incorporated | System and method for gaining control of individual narrowband channels using a wideband power measurement |
US6377786B2 (en) | 1998-09-09 | 2002-04-23 | Qualcomm, Inc. | System and method for gain control of individual narrowband channels using a wideband power measurement |
KR100532648B1 (ko) * | 2002-09-17 | 2005-12-02 | (주)스페이스링크 | 위성통신시스템용 지구국의 능동형 상향링크 전력제어장치및 그 방법 |
JP2012191572A (ja) * | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 衛星管制システム |
JP2015173355A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 株式会社東芝 | 衛星通信装置及び送信電力制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2803593B2 (ja) | 1998-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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