JPS6346018A - 人工衛星のデ−タ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、人工衛星が取得したデータの送信機、特に、
高速のデータを送信する大王衛星のデータ伝送装置に関
する。

［従来の技術］ 観測衛星のような地球周回ｉ　ｆ？、は、第２図に示す
ように地上の受信局２０と衛星２１との位置関係、すな
わち電波伝搬距離が、衛星２１の軌道位置により大きく
異る。このため、観測衛星データの通信回線を確保する
ために、地上局２０からの仰角が小さくて伝搬距離が長
く、したがって伝搬損失が大きくなる方向に対しては利
得が大きく、伝書距離の短い仰角９０°方向に対しては
利得が小さい成形ビームアンテナ２２が使用されている
。

［解決すべき問題点］ 上述した成形ビームアンテナ２２は１ＯｄＢを越える大
きな利得を実現できないため、高速、大容ｊ１１のデー
タを伝送することが困難であった。

そこで、本発明の目的とするところは、伝搬距離が長く
伝搬損失が大きくなる方向に対しての利得を大きく設定
することができ、もって高速、太古ｊ１１のデータを伝
送することができる天上衛星のデータ伝送装置を提供す
ることにある。

Ｅ問題点の解決り段］ 本発明は、伝送すべきデータにもとづき搬送波を変調す
る変調器と、変調前または変調後の前記搬送波に対する
減衰を−がｉｉ７変なる減衰器と、減衰器からの搬送波
を伝送する際の単一ビームパターンを機械的または′電
気的に可動させる単・ビームスキャニングアンテナと、
天上衛星の起動位置情報にもとづき、前記中・ビームス
キャニングアンテナのアンテナ力向を受信局に向ける制
御を行い、かつ、前記人Ｆ衛ノ１！と受信局との間の伝
搬距離が知くなるにしたがい前記減衰器の減衰量を増加
制ｕ１する制御部とを有して天上衛星のデータ伝送装置
を構成している。

［実施例］ 次に１本発明について図面を参照して説り１する。第１
図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

同図において、搬送波発振器１０は、所定搬送周波数の
搬送波を発振出力する。変調器１１は、衛星で取得され
たデータを入力端子ｌを介して入力し、このデータにも
とづき前記搬送波発振器１０の出力を変調し、無線伝送
に適した信号とする。減衰器１２は、変調された搬送波
を減衰するものであり、後述する制御部３によって減衰
量が制御されている。電力増幅部１３は、減衰器１２か
らの搬送波を電力増幅して出力する。巾−ビームスキャ
ニングアンテナ１４は、高利得の実現が可能な単一ビー
ムパターンを機械的または電気的に可動させるもので、
そのアンテナの向きは前記制御部３によって制御され、
この向きに設定された送信出力端Ｐ２より信号が送信さ
れるようになっている。１ｉ？■記制御部３は、衛星の
軌道位置にもとづき１）；１記竿−ビームスキャニング
アンテナの方向を地１４局に向くように制御するととも
に、前記減衰器１２の減衰器を制御するようになってい
る。

ここで、減衰器１２の減衰量は、例えば下記のように設
定される。すなわち、衛星と地上局が遠距離にあるとき
には減衰はなく、送信機の出力は空間伝搬損失を補うべ
く最大となり、衛星と地上局との距離が近ずくにつれて
受信局における電力束’ｌ１ｆｆの規格を満足すべく減
衰量を増していく。

１−記構成のデータ伝送装置にあっては、高利得の実現
がｎｆ能な弔−ビームパターンを機械的または電気的に
可動させる単一ビームスキャニングアンテナ１４を設け
て、衛星の軌道位置に応じてアンテナを地１−局に向け
るように、制Ｗ部３によって制御しているため、地上局
からの仰角が小さくて伝搬距離が長く、したがって伝搬
損失が大きくなる方向に対しても高利得でデータ伝送を
行うことができる。

また、このとき回線上、伝搬距離の長い位置で衛星の送
信電力を決定するため、衛星が移動して伝搬距離が短く
なると受信局の受信電力が大きくなり電力束密度の国際
規格を満足しなくなる。そこで、本実施例装置では衛星
の軌道位置に応じて減衰量が変化する減衰器１２を設け
、衛星と地上局との距離が近ずくにつれて受信局におけ
る電力束密度の規定を満足すべく減衰量を増してゆくよ
うに制御している。

この結果、電力密度の規格を満足しつつ常時高利得での
データ伝送が可能となり、高速、大容量のデータ送信を
実現できる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。

例えば、減衰器１２の挿入場所は、Ｌ記説明の変調器１
１の後以外、例えば、第１図の搬送波発振器１０の後、
電力増幅器１３の後のいづれでもよい。

［発明の効果］ 以１−説明したように、本発明によれば人工衛星の軌道
位置に応じて、弔−ビームスキャニングアンテナの方向
と、減衰器での減衰器を制御することにより、電力束密
度の規格を満足しつつ高速太古早−のデータを送信する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置のブロック図、第２図は
Ｊ１！！珠周回衛星と地上局との通信回線の概念図であ
る。 ３：制御部　　　　　　１１：変調器 １２：減衰器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送すべきデータにもとづき搬送波を変調する変調器と
   、変調前または後の前記搬送波に対する減衰量が可変な
   る減衰器と、減衰器からの搬送波を伝送する際の単一ビ
   ームパターンを機械的または電気的に可動させる単一ビ
   ームスキャニングアンテナと、人工衛星の軌動位置情報
   にもとづき、前記単一ビームスキャニングアンテナのア
   ンテナ方向を受信局に向ける制御を行い、かつ、前記人
   工衛星と受信局との間の伝搬距離が短くなるにしたがい
   前記減衰器の減衰量を増加制御する制御部とを有するこ
   とを特徴とする人工衛星のデータ伝送装置。