JPS6276609A - 低騒音変圧器 - Google Patents
低騒音変圧器Info
- Publication number
- JPS6276609A JPS6276609A JP21665385A JP21665385A JPS6276609A JP S6276609 A JPS6276609 A JP S6276609A JP 21665385 A JP21665385 A JP 21665385A JP 21665385 A JP21665385 A JP 21665385A JP S6276609 A JPS6276609 A JP S6276609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- vibration
- transformer
- rubber
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本光明は基礎とタンクベースとの間に振動減衰装置とし
て防振ゴムを介在させた低騒音変圧器の改良に関する。
て防振ゴムを介在させた低騒音変圧器の改良に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
近年、都市近郊に設置される変圧器はより一層の低騒音
化が要望されており、このため変圧器本体を防音タンク
で覆ったり、変圧器の据付構造として振動減衰構造を採
用する等の対策が成されている。このような撮動減衰構
造を採用した低騒音変圧器の例として特開昭56−40
213号公報に示されるものが知られている。即ち第3
図に示すように変圧器本体1を防音タンク2により覆い
、変圧器本体1のタンクベース3とM84との間に防振
ゴム5を介在させるようにしている。このようにするこ
とで変圧器本体1からの撮動は防振ゴム5により吸収、
減衰され基礎4を介して防音タンク2に伝わりにくくな
り低騒音化を図ることができる。
化が要望されており、このため変圧器本体を防音タンク
で覆ったり、変圧器の据付構造として振動減衰構造を採
用する等の対策が成されている。このような撮動減衰構
造を採用した低騒音変圧器の例として特開昭56−40
213号公報に示されるものが知られている。即ち第3
図に示すように変圧器本体1を防音タンク2により覆い
、変圧器本体1のタンクベース3とM84との間に防振
ゴム5を介在させるようにしている。このようにするこ
とで変圧器本体1からの撮動は防振ゴム5により吸収、
減衰され基礎4を介して防音タンク2に伝わりにくくな
り低騒音化を図ることができる。
しかし、このように防振ゴム5により振動減衰構造を採
用した変圧器では、変圧器本体1上にブッシングポケッ
ト6を介して固定されたブッシング7の耐振動強度が低
下するという欠点がある。
用した変圧器では、変圧器本体1上にブッシングポケッ
ト6を介して固定されたブッシング7の耐振動強度が低
下するという欠点がある。
即ち地震のように外部から大きな撮動が加わった場合、
第ν図に示すような構造の変圧器では変圧器本体1が基
礎4から水平方向に加振され変圧器本体1 It横ずれ
を起こす。このような横ずれが生じると第4図に示づ−
ように例えば右方向への横ずれに対し変圧器本体1は矢
印Rで示すように右方向へ回転しようとする。この回転
により図中右側の回転方向にある防振ゴム5は圧縮され
、反対側の左側の防1辰ゴムは逆にタンクベース3の間
に空隙を生じるように変位する。そし−〇これらの変圧
器本体1の変位は上部にいくほど増幅される。その結果
、変圧器本体1の上部に取り付けられているブッシング
7は第5図の点線で示すように大きな変位に拡大され、
例えば変圧器1が矢印Gで示すように0.35 G程度
の地震加速度であってもブッシング7のブツシングボケ
ツ1−〇への取付部でIユその数倍に増幅されブッシン
グ7はその取付部から0.35 Gの数倍の加速度で加
振されることになる。その結果、ブッシング7には大き
な曲げ応力が発生しブッシング7の根本から折れるとい
う危険性があった。
第ν図に示すような構造の変圧器では変圧器本体1が基
礎4から水平方向に加振され変圧器本体1 It横ずれ
を起こす。このような横ずれが生じると第4図に示づ−
ように例えば右方向への横ずれに対し変圧器本体1は矢
印Rで示すように右方向へ回転しようとする。この回転
により図中右側の回転方向にある防振ゴム5は圧縮され
、反対側の左側の防1辰ゴムは逆にタンクベース3の間
に空隙を生じるように変位する。そし−〇これらの変圧
器本体1の変位は上部にいくほど増幅される。その結果
、変圧器本体1の上部に取り付けられているブッシング
7は第5図の点線で示すように大きな変位に拡大され、
例えば変圧器1が矢印Gで示すように0.35 G程度
の地震加速度であってもブッシング7のブツシングボケ
ツ1−〇への取付部でIユその数倍に増幅されブッシン
グ7はその取付部から0.35 Gの数倍の加速度で加
振されることになる。その結果、ブッシング7には大き
な曲げ応力が発生しブッシング7の根本から折れるとい
う危険性があった。
[発明の目的]
本発明は以上の点に鑑みて、ブッシングの耐振強度を大
きくすると共に、さらに低騒音化を図った撮動減衰構造
を採用した低騒音変圧器を得ることを目的とする。
きくすると共に、さらに低騒音化を図った撮動減衰構造
を採用した低騒音変圧器を得ることを目的とする。
[発明の概要]
本発明は以上の目的を達成するために、変圧器本体が据
付けられる基礎にピットを形成し、このピット内にタン
クベースを埋設すると共にタンクベース及びタンク底板
と基礎との間に硬質ゴムか悲 ら成る防振ゴムを介在させて加部接着させることにより
変圧器本体の横ずれをピッ1〜とタンクベースとの摩擦
接触により防ぐようにし、ブッシングに加わる曲げ応力
を抑制し耐振強度の向上と低騒音化を図ったことを特徴
とする。
付けられる基礎にピットを形成し、このピット内にタン
クベースを埋設すると共にタンクベース及びタンク底板
と基礎との間に硬質ゴムか悲 ら成る防振ゴムを介在させて加部接着させることにより
変圧器本体の横ずれをピッ1〜とタンクベースとの摩擦
接触により防ぐようにし、ブッシングに加わる曲げ応力
を抑制し耐振強度の向上と低騒音化を図ったことを特徴
とする。
[発明の実施例]
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第1
図及び第2図において、1は図示しないがタンク内に鉄
心、コイルから成る変圧器中身を収納した変圧器本体で
その周囲を防振タンク2に上り覆っている。変圧器本体
1の上部にはブッシングボケッl−6が取り付けられ、
このブッシングポケット6は防音タンク2を貫通して外
部に延びその先端にブッシング7を取り付けている。一
方変圧器本体1のタンクベース3はこの変圧器が据付け
られる基礎4に設けられたピット8内に埋設され、この
タンクベース3、タンク底板9と基礎4との間にはVJ
A貿ゴムから成る防振ゴム10を介れている。
図及び第2図において、1は図示しないがタンク内に鉄
心、コイルから成る変圧器中身を収納した変圧器本体で
その周囲を防振タンク2に上り覆っている。変圧器本体
1の上部にはブッシングボケッl−6が取り付けられ、
このブッシングポケット6は防音タンク2を貫通して外
部に延びその先端にブッシング7を取り付けている。一
方変圧器本体1のタンクベース3はこの変圧器が据付け
られる基礎4に設けられたピット8内に埋設され、この
タンクベース3、タンク底板9と基礎4との間にはVJ
A貿ゴムから成る防振ゴム10を介れている。
このように構成された本発明の低騒音変圧器であると、
通常の運転状態の時は変圧器本体1から発生する振動は
防振ゴム10により吸収、減衰され基Ui14を介して
防音タンク2に伝わりにくくなり外部へのHuを低減す
ることができる。
通常の運転状態の時は変圧器本体1から発生する振動は
防振ゴム10により吸収、減衰され基Ui14を介して
防音タンク2に伝わりにくくなり外部へのHuを低減す
ることができる。
一方、地震等外部から大きな振動が変圧器本体コにho
わった場合タンクベース3が基礎4に形成したピット8
内1こ埋設さ机ていることにより変圧器本体1の横ずれ
をピッr−8とタンクベース3とのI!j!擦接触によ
り防ぐことができ、また変圧器本体1の横ずれによる回
転変位も防ぐことができる。
わった場合タンクベース3が基礎4に形成したピット8
内1こ埋設さ机ていることにより変圧器本体1の横ずれ
をピッr−8とタンクベース3とのI!j!擦接触によ
り防ぐことができ、また変圧器本体1の横ずれによる回
転変位も防ぐことができる。
この結果ブッシング7の取付部にも地震加速度が加わる
ことなくブッシング7の共振点においても水平方向の変
位はないため大きな曲げ応力を抑制することができる。
ことなくブッシング7の共振点においても水平方向の変
位はないため大きな曲げ応力を抑制することができる。
前記防振ゴム10として使われる硬質ゴムの耐振性能は
変圧器本体1の横ずれを防止するため圧縮強さで決まる
。従って硬質ゴムは圧縮方向で使用することがよい。
変圧器本体1の横ずれを防止するため圧縮強さで決まる
。従って硬質ゴムは圧縮方向で使用することがよい。
また、タンクベース3は基礎4のピット8内に埋設され
ているので変圧器全体としての高さを低くすることがで
き、これによってこの変圧器に接続される母線等の取付
位置も低くなり、取付作業が容易になるとともに周囲の
構造物に対しても気中絶縁きよりも十分にとれるように
なる。
ているので変圧器全体としての高さを低くすることがで
き、これによってこの変圧器に接続される母線等の取付
位置も低くなり、取付作業が容易になるとともに周囲の
構造物に対しても気中絶縁きよりも十分にとれるように
なる。
[発明の効果]
以上のように本発明によればタンク内に変圧器中身を収
納した変圧器本体の周囲を防音タンクで覆い、変圧器本
体の上部に取り付けたブッシングポケットを防音タンク
を肖通さけると共にその先端にブッシングを取り付け、
且つ変圧器本体のタンクベースを防振ゴムを介して基礎
上に据付けて成るものにおいて、館記基礎にピットを形
成し、このピッ1〜内にタンクベースを埋設すると共に
夕にしたので、ブッシングの耐振強度を大きくすると共
に、ざらに低騒音化を図った低騒音変圧器を(qること
ができる。
納した変圧器本体の周囲を防音タンクで覆い、変圧器本
体の上部に取り付けたブッシングポケットを防音タンク
を肖通さけると共にその先端にブッシングを取り付け、
且つ変圧器本体のタンクベースを防振ゴムを介して基礎
上に据付けて成るものにおいて、館記基礎にピットを形
成し、このピッ1〜内にタンクベースを埋設すると共に
夕にしたので、ブッシングの耐振強度を大きくすると共
に、ざらに低騒音化を図った低騒音変圧器を(qること
ができる。
第1図は本発明の一実施例を示す概略断面図、第2図は
第1図の要部拡大図、第3図は従来の低騒音変圧器を示
す概略正面図、第4図は同要部拡大図、第5図は低騒音
変圧器の振動状態を示す概略正面図である。 1・・・変圧器本体、2・・・防音タンク、3・・・タ
ンクベース、4・・・基礎、6・・・ブッシングポケッ
ト、7・・・ブッシング、8・・・ピット、9・・・タ
ンク底板、10・・・防撮ゴム。 第1 図 ど52刃
第1図の要部拡大図、第3図は従来の低騒音変圧器を示
す概略正面図、第4図は同要部拡大図、第5図は低騒音
変圧器の振動状態を示す概略正面図である。 1・・・変圧器本体、2・・・防音タンク、3・・・タ
ンクベース、4・・・基礎、6・・・ブッシングポケッ
ト、7・・・ブッシング、8・・・ピット、9・・・タ
ンク底板、10・・・防撮ゴム。 第1 図 ど52刃
Claims (1)
- タンク内に変圧器中身を収納した変圧器本体の周囲を防
音タンクで覆い、変圧器本体の上部に取り付けたブッシ
ングポケットを防音タンクを貫通させると共にその先端
にブッシングを取り付け、且つ変圧器本体のタンクベー
スを防振ゴムを介して基礎上に据付けて成る低騒音変圧
器において、前記基礎にピットを形成し、このピット内
にタンクベースを埋設すると共にタンクベース及びタン
ク底板と基礎との間に硬質ゴムから成る防振ゴムを介在
させ加硫接着したことを特徴とする低騒音変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21665385A JPS6276609A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 低騒音変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21665385A JPS6276609A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 低騒音変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6276609A true JPS6276609A (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=16691821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21665385A Pending JPS6276609A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 低騒音変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6276609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008080820A1 (en) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Abb Technology Ltd | Power transformer/reactor |
JP2013021035A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 変圧器用騒音低減構造 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21665385A patent/JPS6276609A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008080820A1 (en) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Abb Technology Ltd | Power transformer/reactor |
US8044307B2 (en) | 2006-12-28 | 2011-10-25 | Abb Technology Ltd. | Power transformer/reactor |
EP2095381B1 (en) | 2006-12-28 | 2016-03-02 | ABB Technology Ltd | Power transformer/reactor |
JP2013021035A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Mitsubishi Electric Corp | 変圧器用騒音低減構造 |
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