JP2002070944A - 除振マウント - Google Patents
除振マウントInfo
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- JP2002070944A JP2002070944A JP2000262708A JP2000262708A JP2002070944A JP 2002070944 A JP2002070944 A JP 2002070944A JP 2000262708 A JP2000262708 A JP 2000262708A JP 2000262708 A JP2000262708 A JP 2000262708A JP 2002070944 A JP2002070944 A JP 2002070944A
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- vibration
- boss
- elastic body
- guide
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撓み量の大きいコイルバネを用い、しかも横
ずれを生じさせない除振マウントを提供する。 【解決手段】 弾性体1と、粘弾性体2と、ガイド3と
を有している。弾性体1と、粘弾性体2とは、内外同心
に組み合わせてそれぞれの両端部分が第1のカバー4と
第2のカバー5とに保持されるものであり、ガイド3
は、弾性体1の変位を特定方向に規制し、特定以外の方
向に撓むのを防止するものである。ガイド3は、ガイド
ポスト6とガイドブッシュ7との組み合わせである。第
1のカバー4又は第2のカバー5は、それぞれボス9,
10を有し、前記ガイドポスト6は、第1のカバー4に
保持され、前記粘弾性体2は、第2のカバー5のボス1
0の軸孔内に挿し込まれたガイドポスト6上に支えて第
2のカバー5のボス10の軸孔内に挿入され、上端は、
第2のカバー5のボス10の軸孔にねじ込んだビス13
に止められている。
ずれを生じさせない除振マウントを提供する。 【解決手段】 弾性体1と、粘弾性体2と、ガイド3と
を有している。弾性体1と、粘弾性体2とは、内外同心
に組み合わせてそれぞれの両端部分が第1のカバー4と
第2のカバー5とに保持されるものであり、ガイド3
は、弾性体1の変位を特定方向に規制し、特定以外の方
向に撓むのを防止するものである。ガイド3は、ガイド
ポスト6とガイドブッシュ7との組み合わせである。第
1のカバー4又は第2のカバー5は、それぞれボス9,
10を有し、前記ガイドポスト6は、第1のカバー4に
保持され、前記粘弾性体2は、第2のカバー5のボス1
0の軸孔内に挿し込まれたガイドポスト6上に支えて第
2のカバー5のボス10の軸孔内に挿入され、上端は、
第2のカバー5のボス10の軸孔にねじ込んだビス13
に止められている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械器具又は構造
体の振動を防止する除振マウントに関する。
体の振動を防止する除振マウントに関する。
【0002】
【従来の技術】機械器具又は構造体の防振マウントとし
て従来よりコイルバネとオイルダンパーとの組合わせ
や、防振ゴムなどが一般に用いられてきたが、コンピユ
ータや通信機器に用いる電子デバイスの回路パターンを
形成するIC露光機や回路パターンを読み取る3次元測
定器のように1μm以下の精度を問題とする機器類では
自励振動や外来の振動の影響を阻止する必要性が高く、
床から機器類に伝えられる振動を減衰する除振装置の性
能が機械の性能を左右する重要な要素となる。
て従来よりコイルバネとオイルダンパーとの組合わせ
や、防振ゴムなどが一般に用いられてきたが、コンピユ
ータや通信機器に用いる電子デバイスの回路パターンを
形成するIC露光機や回路パターンを読み取る3次元測
定器のように1μm以下の精度を問題とする機器類では
自励振動や外来の振動の影響を阻止する必要性が高く、
床から機器類に伝えられる振動を減衰する除振装置の性
能が機械の性能を左右する重要な要素となる。
【0003】このような目的に適合した除振マウントと
して、弾性体と、粘弾性体との組み合わせによる除振装
置が開発された。この装置は、例えば図5に示すよう
に、弾性体(コイルバネ)21と円柱状の粘弾性体(エ
ポキシ樹脂)22との組合わせを用い、粘弾性体2をコ
イルバネ21の中に入れ、粘弾性体22の両端と、コイ
ルバネ21の両端とにフランジ23を取り付け、弾性体
21と粘弾性体22との複合体に作用する荷重方向の弾
性中心を粘弾性体側に包蔵させて両者を一体にネジで緊
締したものである。
して、弾性体と、粘弾性体との組み合わせによる除振装
置が開発された。この装置は、例えば図5に示すよう
に、弾性体(コイルバネ)21と円柱状の粘弾性体(エ
ポキシ樹脂)22との組合わせを用い、粘弾性体2をコ
イルバネ21の中に入れ、粘弾性体22の両端と、コイ
ルバネ21の両端とにフランジ23を取り付け、弾性体
21と粘弾性体22との複合体に作用する荷重方向の弾
性中心を粘弾性体側に包蔵させて両者を一体にネジで緊
締したものである。
【0004】この装置を機械器具或いは構造体の支持に
用いれば、水平方向(横方向)と垂直方向(縦方向)に
加えられる外力に対して大きな減衰性を得ることができ
る(特開平63−30628号参照)。
用いれば、水平方向(横方向)と垂直方向(縦方向)に
加えられる外力に対して大きな減衰性を得ることができ
る(特開平63−30628号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記除振マ
ウントにおいて、垂直方向に加えられる外力に対して除
振性能を上げるため、すなわち、除振マウントの共振周
波数を低くするために、負荷荷重によるコイルバネの圧
縮量をできるだけ大きくするようにバネが選定される
が、負荷荷重によるコイルバネの圧縮量をできるだけ大
きくするようにバネが選定されると、確かに、垂直方向
に軟らかな性能が得られるものの、同時に水平方向にも
同じ特性が強く現れてくる。
ウントにおいて、垂直方向に加えられる外力に対して除
振性能を上げるため、すなわち、除振マウントの共振周
波数を低くするために、負荷荷重によるコイルバネの圧
縮量をできるだけ大きくするようにバネが選定される
が、負荷荷重によるコイルバネの圧縮量をできるだけ大
きくするようにバネが選定されると、確かに、垂直方向
に軟らかな性能が得られるものの、同時に水平方向にも
同じ特性が強く現れてくる。
【0006】もっとも、垂直方向のコイルバネのたわみ
量は、バネの線材同士の接触によって限界に達するが、
横方向では、バネのアスペクト比にもよるが、コイルバ
ネのたわみによって座屈を生ずるという問題がある。
量は、バネの線材同士の接触によって限界に達するが、
横方向では、バネのアスペクト比にもよるが、コイルバ
ネのたわみによって座屈を生ずるという問題がある。
【0007】座屈とは、コイルバネが横方向に柔らかく
なりすぎて水平方向のバネ性が失われ、コイルバネに加
えられる横からの力に耐えきれずに横ずれを生じてしま
う現象である。コイルバネに座屈が生じたときには、も
はや機械器具又は構造体を支持することができない。
なりすぎて水平方向のバネ性が失われ、コイルバネに加
えられる横からの力に耐えきれずに横ずれを生じてしま
う現象である。コイルバネに座屈が生じたときには、も
はや機械器具又は構造体を支持することができない。
【0008】本発明の目的は、圧縮量の大きいコイルバ
ネを用い、水平方向、垂直方向に除振機能を持たせ、し
かも横ずれを生じさせない除振マウントを提供すること
にある。
ネを用い、水平方向、垂直方向に除振機能を持たせ、し
かも横ずれを生じさせない除振マウントを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による除振マウントにおいては、弾性体と、
粘弾性体と、ガイドとを有する除振マウントであって、
弾性体と、粘弾性体とは、内外同心に組み合わせてそれ
ぞれの両端部分が第1のカバーと第2のカバーとに保持
され、ガイドは、弾性体の変位を特定の方向に規制し、
特定の方向以外にたわむのを防止するものである。
め、本発明による除振マウントにおいては、弾性体と、
粘弾性体と、ガイドとを有する除振マウントであって、
弾性体と、粘弾性体とは、内外同心に組み合わせてそれ
ぞれの両端部分が第1のカバーと第2のカバーとに保持
され、ガイドは、弾性体の変位を特定の方向に規制し、
特定の方向以外にたわむのを防止するものである。
【0010】また、ガイドは、第1又は第2のカバーの
何れか一方に保持されたガイドポストと、他方に保持さ
れたガイドブッシュとの組み合わせであり、ガイドポス
トは、ボールリテーナを介してガイドブッシュの軸孔内
に摺動可能に挿入され、ボールリテーナは、ガイドポス
トと、ボールリテーナ間の摩擦抵抗を減少させるもので
ある。
何れか一方に保持されたガイドポストと、他方に保持さ
れたガイドブッシュとの組み合わせであり、ガイドポス
トは、ボールリテーナを介してガイドブッシュの軸孔内
に摺動可能に挿入され、ボールリテーナは、ガイドポス
トと、ボールリテーナ間の摩擦抵抗を減少させるもので
ある。
【0011】また、第1のカバー又は第2のカバーは、
それぞれボスを有し、前記ガイドポストは、第1のカバ
ーのボスに保持され、前記粘弾性体は、第2のカバーの
ボスの軸孔内に挿し込まれたガイドポスト上に支えられ
て第2のカバーのボスの軸孔内に挿入され、上端は、第
2カバーのボスの軸孔にねじ込んだビスに止められてい
るものである。
それぞれボスを有し、前記ガイドポストは、第1のカバ
ーのボスに保持され、前記粘弾性体は、第2のカバーの
ボスの軸孔内に挿し込まれたガイドポスト上に支えられ
て第2のカバーのボスの軸孔内に挿入され、上端は、第
2カバーのボスの軸孔にねじ込んだビスに止められてい
るものである。
【0012】また、第2のカバーのボスの軸孔にねじ込
んだビスは、ボスの軸孔内に締め付け、あるいは緩めて
粘弾性体の圧縮量を調整するものである。
んだビスは、ボスの軸孔内に締め付け、あるいは緩めて
粘弾性体の圧縮量を調整するものである。
【0013】また、ガイドブッシュは、振動絶縁材料に
支えられて第1カバーのボスの軸孔に設置され、ガイド
ポストは、振動絶縁材料に支えられて第2カバーのボス
に保持されているものである。
支えられて第1カバーのボスの軸孔に設置され、ガイド
ポストは、振動絶縁材料に支えられて第2カバーのボス
に保持されているものである。
【0014】また、前記振動絶縁材料は、粘弾性体であ
る。
る。
【0015】また、ストッパを有し、ストッパは、第1
カバーと、第2カバーと間に介在させた弾性体の伸長を
制限し、弾性体に初期圧縮量を与えるものである。
カバーと、第2カバーと間に介在させた弾性体の伸長を
制限し、弾性体に初期圧縮量を与えるものである。
【0016】また、粘弾性体は、圧縮量を変えることに
よって、垂直方向と・水平方向の減衰性能が同時に調整
されるものである。
よって、垂直方向と・水平方向の減衰性能が同時に調整
されるものである。
【0017】また、粘弾性体は、長さ、または外径を変
えることによって、垂直方向・水平方向の減衰特性が調
整されるものである。
えることによって、垂直方向・水平方向の減衰特性が調
整されるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明による除振マウント
の実施の形態を図によって説明する。図1に、本発明に
よる除振マウントの除振機構のメカニズムを示す。図1
において、弾性体(コイルバネ)1の共振周波数f0
は、近似的に式(1)であらわされる。 f0=5/√たわみ量(cm)・・・・(1)
の実施の形態を図によって説明する。図1に、本発明に
よる除振マウントの除振機構のメカニズムを示す。図1
において、弾性体(コイルバネ)1の共振周波数f0
は、近似的に式(1)であらわされる。 f0=5/√たわみ量(cm)・・・・(1)
【0019】また、図1(a)に示す弾性体1と、粘弾
性体2との組み合わせにおける除振マウントの減衰dB
は、除振マウントの上端をU、下端をDとして、式
(2)のとおりである。 dB=20logUの振動/Dの振動・・・(2)
性体2との組み合わせにおける除振マウントの減衰dB
は、除振マウントの上端をU、下端をDとして、式
(2)のとおりである。 dB=20logUの振動/Dの振動・・・(2)
【0020】図1(b)において、曲線Aは、弾性体1
の共振周波数がf0のときの弾性体1の振動伝達特性を
示している。図は、説明を分かりやすくするため、サー
ジングの波形は図示を省略してある。(1)式により、
曲線Aにおける共振周波数f0を下げるには、垂直方向
のたわみ量を大きくすることである。
の共振周波数がf0のときの弾性体1の振動伝達特性を
示している。図は、説明を分かりやすくするため、サー
ジングの波形は図示を省略してある。(1)式により、
曲線Aにおける共振周波数f0を下げるには、垂直方向
のたわみ量を大きくすることである。
【0021】共振周波数f0を下げることによって、曲
線Bのように共振周波数f0を頂点とした領域の共振倍
率が上昇する。共振周波数f0を下げることによって上
昇した弾性体の共振倍率は、その弾性体1に粘弾性体2
を組合せることによって、下げることができる。曲線C
は、曲線Bの特性の弾性体1に粘弾性体2を組合わせた
除振マウントの特性を示している。
線Bのように共振周波数f0を頂点とした領域の共振倍
率が上昇する。共振周波数f0を下げることによって上
昇した弾性体の共振倍率は、その弾性体1に粘弾性体2
を組合せることによって、下げることができる。曲線C
は、曲線Bの特性の弾性体1に粘弾性体2を組合わせた
除振マウントの特性を示している。
【0022】図に明らかな通り、曲線Bは、曲線Aより
も共振周波数が低下するが、弾性体1に粘弾性体2を組
合わせた除振マウントの減衰曲線Cは、曲線Bよりも共
振周波数が増大するものの、曲線Aの共振周波数に匹敵
し、かつ共振倍率が大幅に低下した優れた減衰性能の振
動伝達特性が得られる。なお、説明を分かりやすくする
ため、サージング波形は図示を省略してある。
も共振周波数が低下するが、弾性体1に粘弾性体2を組
合わせた除振マウントの減衰曲線Cは、曲線Bよりも共
振周波数が増大するものの、曲線Aの共振周波数に匹敵
し、かつ共振倍率が大幅に低下した優れた減衰性能の振
動伝達特性が得られる。なお、説明を分かりやすくする
ため、サージング波形は図示を省略してある。
【0023】しかし、弾性体1の共振周波数を低下させ
ることは、圧縮量を大きくすることであり、弾性体1に
用いたコイルバネが水平方向にずれやすくなり、この結
果、コイルバネが真っ直ぐに縮まらず、除振マウントに
支えるべき物体が横方向にずれっぱなしになるという問
題が生ずるのである。
ることは、圧縮量を大きくすることであり、弾性体1に
用いたコイルバネが水平方向にずれやすくなり、この結
果、コイルバネが真っ直ぐに縮まらず、除振マウントに
支えるべき物体が横方向にずれっぱなしになるという問
題が生ずるのである。
【0024】本発明においては、微振動に対する水平方
向の除振性能を維持しながら弾性体1に加えられる外力
による弾性体1の変位の方向を一方向に規制するガイド
を用い、弾性体1と粘弾性体2との組み合わせからなる
除振マウントの水平方向のずれを防止するものである。
向の除振性能を維持しながら弾性体1に加えられる外力
による弾性体1の変位の方向を一方向に規制するガイド
を用い、弾性体1と粘弾性体2との組み合わせからなる
除振マウントの水平方向のずれを防止するものである。
【0025】すなわち、図2,図3において、本発明
は、弾性体1と、粘弾性体2と、ガイド3とを有する除
振マウントであって、弾性体1と、粘弾性体2とは、内
外同心に組み合わされてそれぞれ第1のカバー4と第2
のカバー5とに保持されている。ガイド3は、弾性体1
の水平方向の揺れを防止して弾性体1の変位の方向を垂
直方向に規制するものである。本発明において、弾性体
1には、圧縮量の大きいコイルバネを用いるものであ
り、コイルバネは、図1(b)に示した曲線bの減衰特
性を有するものである。本発明の除振マウントは、曲線
Bの振動伝達特性を有する弾性体(コイルバネ)1に粘
弾性体2を組合わせたもので、その減衰特性は、曲線C
に示すとおりである。
は、弾性体1と、粘弾性体2と、ガイド3とを有する除
振マウントであって、弾性体1と、粘弾性体2とは、内
外同心に組み合わされてそれぞれ第1のカバー4と第2
のカバー5とに保持されている。ガイド3は、弾性体1
の水平方向の揺れを防止して弾性体1の変位の方向を垂
直方向に規制するものである。本発明において、弾性体
1には、圧縮量の大きいコイルバネを用いるものであ
り、コイルバネは、図1(b)に示した曲線bの減衰特
性を有するものである。本発明の除振マウントは、曲線
Bの振動伝達特性を有する弾性体(コイルバネ)1に粘
弾性体2を組合わせたもので、その減衰特性は、曲線C
に示すとおりである。
【0026】ガイド3は、図4に示すように、第1のカ
バー(この実施形態においては下カバー)4に保持され
たガイドポスト6と、第2のカバー(この実施形態にお
いては上カバー)5に保持されたガイドブッシュ7との
組み合わせであり、ガイドポスト6は、図2に示すよう
にボールリテーナ8を介してガイドブッシュ7の軸孔内
に摺動可能に挿入されている。本発明において、第1の
カバー7と第2のカバー8との区別は専ら説明の都合上
の区別であり、何れの側が第1のカバーまたは第2のカ
バーであってもよい。
バー(この実施形態においては下カバー)4に保持され
たガイドポスト6と、第2のカバー(この実施形態にお
いては上カバー)5に保持されたガイドブッシュ7との
組み合わせであり、ガイドポスト6は、図2に示すよう
にボールリテーナ8を介してガイドブッシュ7の軸孔内
に摺動可能に挿入されている。本発明において、第1の
カバー7と第2のカバー8との区別は専ら説明の都合上
の区別であり、何れの側が第1のカバーまたは第2のカ
バーであってもよい。
【0027】ボールリテーナ8は、ガイドポスト6と、
ボールリテーナ8間の摩擦抵抗を減少させるために介在
させたものである。本発明において、第1のカバー4及
び第2カバー5は、図3に示すように円形の碗形をな
し、開口縁が向き合わせに配設され、それぞれ中央にボ
ス9、10を一体に有している。
ボールリテーナ8間の摩擦抵抗を減少させるために介在
させたものである。本発明において、第1のカバー4及
び第2カバー5は、図3に示すように円形の碗形をな
し、開口縁が向き合わせに配設され、それぞれ中央にボ
ス9、10を一体に有している。
【0028】前記ガイドポスト6は、ボス9に埋め込ま
れた振動絶縁材料11に支えられて第1のカバー4のボ
ス9に保持され、ボールリテーナ8は、ガイドポスト6
の外周に保持されているものである。前記粘弾性体2
は、第2のカバー5のボス10の軸孔内に挿し込まれた
ガイドポスト6上に支えて第2のカバー5のボス10の
軸孔内に挿入されており、粘弾性体2の上端は、第2の
カバー5のボス10の軸孔にねじ込んだビス13に止め
られている。
れた振動絶縁材料11に支えられて第1のカバー4のボ
ス9に保持され、ボールリテーナ8は、ガイドポスト6
の外周に保持されているものである。前記粘弾性体2
は、第2のカバー5のボス10の軸孔内に挿し込まれた
ガイドポスト6上に支えて第2のカバー5のボス10の
軸孔内に挿入されており、粘弾性体2の上端は、第2の
カバー5のボス10の軸孔にねじ込んだビス13に止め
られている。
【0029】同様にガイドブッシュ7は、ボス10に埋
め込まれた振動絶縁材料12に支えられて第2カバー5
のボス10の軸孔に設置され、第2のカバー5のボス1
0の軸孔にガイドポスト6と共に挿し込まれたボールリ
テーナ8の外周を支えて弾性体1の横揺れを阻止するも
のである。
め込まれた振動絶縁材料12に支えられて第2カバー5
のボス10の軸孔に設置され、第2のカバー5のボス1
0の軸孔にガイドポスト6と共に挿し込まれたボールリ
テーナ8の外周を支えて弾性体1の横揺れを阻止するも
のである。
【0030】両ボス9,10にそれぞれ埋め込まれた振
動絶縁材料11,12は、除振マウントが外力を受けて
弾性体1が垂直方向に変位したときに、ガイドブッシュ
7またはガイドポスト6と、第1及び第2のカバー4,
5間を振動絶縁するものであり、この目的で用いられる
振動絶縁材料11,12には、前記粘弾性体2と同じ材
料の粘弾性体を用いることができる。この場合、水平方
向に対してバネの水平方向の復元力と、粘弾性体による
減衰性能が相俟って水平方向についても曲線Cに相似
(類似)した振動伝達特性を得ることができ、微振動に
対して有効な性能を実現することができる。
動絶縁材料11,12は、除振マウントが外力を受けて
弾性体1が垂直方向に変位したときに、ガイドブッシュ
7またはガイドポスト6と、第1及び第2のカバー4,
5間を振動絶縁するものであり、この目的で用いられる
振動絶縁材料11,12には、前記粘弾性体2と同じ材
料の粘弾性体を用いることができる。この場合、水平方
向に対してバネの水平方向の復元力と、粘弾性体による
減衰性能が相俟って水平方向についても曲線Cに相似
(類似)した振動伝達特性を得ることができ、微振動に
対して有効な性能を実現することができる。
【0031】さらに、第1のカバー4と、第2のカバー
5とはストッパ14によってつながれている。ストッパ
14は、第1のカバー4と、第2のカバー5と間に介在
させた弾性体1の伸長を制限し、弾性体1であるコイル
バネに初期圧縮量を与えるものであり、この実施形態に
おいては、第1のカバー4のボス9に設けたフランジ1
5の小孔16にネジ棒17を差し込み、その先端を第2
のカバー5のボス10にねじ込み、弾性体1のばね作用
でフランジ15をネジ棒17の頭部18に押付けて弾性
体1の伸長を制限する例を示している。
5とはストッパ14によってつながれている。ストッパ
14は、第1のカバー4と、第2のカバー5と間に介在
させた弾性体1の伸長を制限し、弾性体1であるコイル
バネに初期圧縮量を与えるものであり、この実施形態に
おいては、第1のカバー4のボス9に設けたフランジ1
5の小孔16にネジ棒17を差し込み、その先端を第2
のカバー5のボス10にねじ込み、弾性体1のばね作用
でフランジ15をネジ棒17の頭部18に押付けて弾性
体1の伸長を制限する例を示している。
【0032】本発明において、第1のカバー4と、第2
のカバー5とは、ストッパ14によって制限された間隔
に保たれ、弾性体1には、その間隔に応じた初期圧縮量
が与えられる。本発明による除振マウントを用いて機械
器具或いは構造体を支持した場合において、床の振動が
除振マウントを介して機械器具或いは構造体に伝播する
と、振動の垂直成分によって除振マウントが垂直方向に
加圧され、弾性体1が圧縮されるが、同時に粘弾性体2
が作用し、垂直方向に作用する力は図1(b)の曲線C
に示す振動伝達特性によって有効に減衰する。
のカバー5とは、ストッパ14によって制限された間隔
に保たれ、弾性体1には、その間隔に応じた初期圧縮量
が与えられる。本発明による除振マウントを用いて機械
器具或いは構造体を支持した場合において、床の振動が
除振マウントを介して機械器具或いは構造体に伝播する
と、振動の垂直成分によって除振マウントが垂直方向に
加圧され、弾性体1が圧縮されるが、同時に粘弾性体2
が作用し、垂直方向に作用する力は図1(b)の曲線C
に示す振動伝達特性によって有効に減衰する。
【0033】一方、除振マウントには、振動による水平
成分も同時に作用するが、除振マウントに作用する水平
方向の力は、そのままガイド3であるガイドブッシュ7
と、ガイドポスト6の接触部間に作用し、ガイドブッシ
ュ7と、ガイドポスト6は振動の周期に応じた繰返し剪
断力を受けるこことになるが、ガイドブッシュ7と、ガ
イドポスト5が受ける剪断力は、いずれもこれらを支え
る振動絶縁材料11,12に吸収される。但し除振の対
象となる振動をはるかに超える水平方向の揺れは、ガイ
ド3に受け止められて弾性体1の水平方向のたわみが阻
止され、横ずれは殆ど生じない。
成分も同時に作用するが、除振マウントに作用する水平
方向の力は、そのままガイド3であるガイドブッシュ7
と、ガイドポスト6の接触部間に作用し、ガイドブッシ
ュ7と、ガイドポスト6は振動の周期に応じた繰返し剪
断力を受けるこことになるが、ガイドブッシュ7と、ガ
イドポスト5が受ける剪断力は、いずれもこれらを支え
る振動絶縁材料11,12に吸収される。但し除振の対
象となる振動をはるかに超える水平方向の揺れは、ガイ
ド3に受け止められて弾性体1の水平方向のたわみが阻
止され、横ずれは殆ど生じない。
【0034】しかしながら、ガイドブッシュ7と、ガイ
ドポスト6に作用する垂直方向の力に対しては、ボール
リテーナ8を介してガイドブッシュ7と、ガイドポスト
6とが相対的に上下方向に変位するのみで、両者間には
殆ど摩擦抵抗は生じない。すなわち、垂直方向の減衰
は、専ら両カバー4,5間に介在させた粘弾性体2の減
衰特性によって決定されることになる。
ドポスト6に作用する垂直方向の力に対しては、ボール
リテーナ8を介してガイドブッシュ7と、ガイドポスト
6とが相対的に上下方向に変位するのみで、両者間には
殆ど摩擦抵抗は生じない。すなわち、垂直方向の減衰
は、専ら両カバー4,5間に介在させた粘弾性体2の減
衰特性によって決定されることになる。
【0035】また、粘弾性体2の減衰特性は、粘弾性体
2の圧縮量を変えることによって、縦・横方向に同時に
減衰性能を調整できる。本発明においては、第2のカバ
ー5のボス10の軸孔にねじ込んだビス13を締め付
け、あるいは緩めて粘弾性体2の圧縮量を調整する。
2の圧縮量を変えることによって、縦・横方向に同時に
減衰性能を調整できる。本発明においては、第2のカバ
ー5のボス10の軸孔にねじ込んだビス13を締め付
け、あるいは緩めて粘弾性体2の圧縮量を調整する。
【0036】さらに、粘弾性体2の長さ、または外径を
変えることによって、縦・横方向の減衰特性の調整が可
能である。本発明においては、粘弾性体2は、第2のカ
バー5のボス10の軸孔内に挿し込まれているだけのた
め、両カバー4,5を分解することによって容易に交換
できる。
変えることによって、縦・横方向の減衰特性の調整が可
能である。本発明においては、粘弾性体2は、第2のカ
バー5のボス10の軸孔内に挿し込まれているだけのた
め、両カバー4,5を分解することによって容易に交換
できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、弾
性体と、粘弾性体とを組合わせた除振マウントに、弾性
体の水平方向のたわみを防止して弾性体の変位方向を一
方向に規制するガイドを設けたため、除振マウントに横
ずれを生じさせることなく、弾性体に負荷荷重によるコ
イルバネの圧縮量をできるだけ大きくするようにバネを
選定して共振周波数を低く抑えることができる。
性体と、粘弾性体とを組合わせた除振マウントに、弾性
体の水平方向のたわみを防止して弾性体の変位方向を一
方向に規制するガイドを設けたため、除振マウントに横
ずれを生じさせることなく、弾性体に負荷荷重によるコ
イルバネの圧縮量をできるだけ大きくするようにバネを
選定して共振周波数を低く抑えることができる。
【0038】また、ガイドは、第1のカバー又は第2の
カバーの何れか一方に保持されたガイドポストと、他方
に保持されたガイドブッシュとの組み合わせとし、ガイ
ドポストは、ボールリテーナを介してガイドブッシュの
軸孔内に摺動可能に挿入したため、垂直方向の負荷荷重
に対しては、殆ど抵抗を生じさせず、したがって、粘弾
性体の長さ又は外径により設定された設計どうりの減衰
特性が得られる。
カバーの何れか一方に保持されたガイドポストと、他方
に保持されたガイドブッシュとの組み合わせとし、ガイ
ドポストは、ボールリテーナを介してガイドブッシュの
軸孔内に摺動可能に挿入したため、垂直方向の負荷荷重
に対しては、殆ど抵抗を生じさせず、したがって、粘弾
性体の長さ又は外径により設定された設計どうりの減衰
特性が得られる。
【0039】さらに、ガイドブッシュは、振動絶縁材料
に支えられて第1カバーのボスの軸孔に設置され、ガイ
ドポストは、振動絶縁材料に支えられて第2カバーのボ
スに保持されているため、除振マウントが受ける水平方
向の振動を、ガイドブッシュとガイドポストに作用さ
せ、いずれも振動絶縁材料に吸収させて減衰させること
ができる。
に支えられて第1カバーのボスの軸孔に設置され、ガイ
ドポストは、振動絶縁材料に支えられて第2カバーのボ
スに保持されているため、除振マウントが受ける水平方
向の振動を、ガイドブッシュとガイドポストに作用さ
せ、いずれも振動絶縁材料に吸収させて減衰させること
ができる。
【図1】(a)は、除振ダンパの基本的構成を示す図、
(b)は、弾性体及び除振ダンパの減衰特性を示す図で
ある。
(b)は、弾性体及び除振ダンパの減衰特性を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態を示す除振ダンパの断面側
面図であって、、図3のX−X線断面図である。
面図であって、、図3のX−X線断面図である。
【図3】同一部断面平面図である。
【図4】第1のカバーと第2のカバーとの組合わせ要領
を略示的に示す図である。
を略示的に示す図である。
【図5】除振ダンパの従来例を示す図である。
1 弾性体 2 粘弾性体 3 ガイド 4 第1のカバー 5 第2のカバー 6 ガイドポスト 7 ガイドブッシュ 8 ボールリテーナ 9、10 ボス 11、12 振動絶縁材料 13 ビス 14 ストッパ 15 フランジ 16 小孔 17 ネジ棒 18 ネジ棒の頭部
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月28日(2000.11.
28)
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、除振マウントの基本的構成を示す
図、(b)は、弾性体及び除振マウントの減衰特性を示
す図である。
図、(b)は、弾性体及び除振マウントの減衰特性を示
す図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す除振マウントの断面
側面図であって、図3のX−X線断面図である。
側面図であって、図3のX−X線断面図である。
【図3】同一部断面平面図である。
【図4】第1のカバーと第2のカバーとの組合わせ要領
を略示的に示す図である。
を略示的に示す図である。
【図5】除振マウントの従来例を示す図である。
【符号の説明】 1 弾性体 2 粘弾性体 3 ガイド 4 第1のカバー 5 第2のカバー 6 ガイドポスト 7 ガイドブッシュ 8 ボールリテーナ 9、10 ボス 11、12 振動絶縁材料 13 ビス 14 ストッパ 15 フランジ 16 小孔 17 ネジ棒 18 ネジ棒の頭部
Claims (9)
- 【請求項1】 弾性体と、粘弾性体と、ガイドとを有す
る除振マウントであって、 弾性体と、粘弾性体とは、内外同心に組み合わせてそれ
ぞれの両端部分が第1のカバーと第2のカバーとに保持
され、 ガイドは、弾性体の変位を特定の方向に規制し、特定の
方向以外にたわむのを防止するものであることを特徴と
する除振マウント。 - 【請求項2】 ガイドは、第1又は第2のカバーの何れ
か一方に保持されたガイドポストと、他方に保持された
ガイドブッシュとの組み合わせであり、 ガイドポストは、ボールリテーナを介してガイドブッシ
ュの軸孔内に摺動可能に挿入され、 ボールリテーナは、ガイドポストと、ボールリテーナ間
の摩擦抵抗を減少させるものであることを特徴とする請
求項1に記載の除振マウント。 - 【請求項3】 第1のカバー又は第2のカバーは、それ
ぞれボスを有し、 前記ガイドポストは、第1のカバーのボスに保持され、 前記粘弾性体は、第2のカバーのボスの軸孔内に挿し込
まれたガイドポスト上に支えられて第2のカバーのボス
の軸孔内に挿入され、上端は、第2カバーのボスの軸孔
にねじ込んだビスに止められているものであることを特
徴とする請求項2に記載の除振マウント。 - 【請求項4】 第2のカバーのボスの軸孔にねじ込んだ
ビスは、ボスの軸孔内に締め付け、あるいは緩めて粘弾
性体の圧縮量を調整するものであることを特徴とする請
求項3に記載の除振マウント。 - 【請求項5】 ガイドブッシュは、振動絶縁材料に支え
られて第1カバーのボスの軸孔に設置され、 ガイドポストは、振動絶縁材料に支えられて第2カバー
のボスに保持されているものであることを特徴とする請
求項3に記載の除振マウント。 - 【請求項6】 前記振動絶縁材料は、粘弾性体であるこ
とを特徴とする請求項5に記載の除振マウント。 - 【請求項7】 ストッパを有し、 ストッパは、第1カバーと、第2カバーと間に介在させ
た弾性体の伸長を制限し、弾性体に初期圧縮量を与える
ものであることを特徴とする請求項1に記載の除振マウ
ント。 - 【請求項8】 粘弾性体は、圧縮量を変えることによっ
て、垂直方向と・水平方向の減衰性能が同時に調整され
るものであることを特徴とする請求項3に記載の除振マ
ウント。 - 【請求項9】 粘弾性体は、長さ、または外径を変える
ことによって、垂直方向・水平方向の減衰特性が調整さ
れるものであることを特徴とする請求項1に記載の除振
マウント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262708A JP2002070944A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 除振マウント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262708A JP2002070944A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 除振マウント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002070944A true JP2002070944A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18750347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000262708A Pending JP2002070944A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 除振マウント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002070944A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004068914A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Nec Ameniplantex Ltd | 除振機構 |
JP2007537491A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | トムソン ライセンシング | 画像投射光学に対する多位置平滑ミラー |
CN102777526A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-11-14 | 北京空间飞行器总体设计部 | 一种适合航天器在轨应用的密封型粘弹性阻尼器 |
JP2013053661A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Tokkyokiki Corp | 防振架台 |
JP2015105704A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 特許機器株式会社 | 吸振体 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000262708A patent/JP2002070944A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004068914A (ja) * | 2002-08-06 | 2004-03-04 | Nec Ameniplantex Ltd | 除振機構 |
JP2007537491A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-20 | トムソン ライセンシング | 画像投射光学に対する多位置平滑ミラー |
US8167437B2 (en) | 2004-05-13 | 2012-05-01 | Thomson Licensing | Multi-positional smoothing mirror for video projection optics |
JP2013053661A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Tokkyokiki Corp | 防振架台 |
CN102777526A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-11-14 | 北京空间飞行器总体设计部 | 一种适合航天器在轨应用的密封型粘弹性阻尼器 |
JP2015105704A (ja) * | 2013-11-29 | 2015-06-08 | 特許機器株式会社 | 吸振体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041124 |