JPS6276360A - フアクシミリ装置の初期設定情報登録方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野］ 本発明は、ファクシミリ装置に係わり、電話番号や相手
名等の初明設定情ｒｉＦｉ’Ｓ−装置に登録するための
初期設定情報登録方式の改良に関する。

〔発明の技術的背景〕

近年、オフィスオートメーションの推進に伴い、ファク
シミリ装置が多く使用されるようになっているが、その
中に電話番号や相手名等の初期設定情報を予めメモリに
登録しておき、この登録を行なった相手に対する伝送指
示が発生したとき、該当する初期設定情報をメモリから
読み出してこの情報に従って相手との通信を行なう機能
を備えたものがある。この種のは能は、一般に短縮ダイ
ヤル機能等と呼ばれ、オペレータは通常、送信原稿をセ
ットしたのち通信相手の短縮登録番号を入力するかまた
は対応するスイッチをワンタッチ操作するだけで自動的
に通信を行なえるので、通信操作性が向上し非常に有用
である。

〔背景技術の問題点〕

ところが、このような１能を備えた装置では、初期設定
情報の登録を、従来より一般に操作パネルに設けである
テンキースイッチを操作することにより行なっている。

例えば、通信相手毎に電話番号および相手名を登録する
場合には、電話番号についてはそのまま入力し、一方相
手名はその英記号やカナを変換表を用いてコードに変換
し、このコードをテンキースイッチより入力するように
している。このため、入力操作が面倒で時間がかかり、
特に登録する相手の数および各相手毎の設定情報伍が多
い場合には登録に数時間を要することもあってオペレー
タの負担が大きかった。またキー人力操作であるため誤
操作を生じ易く、情報の信頼性の低下を招いていた。さ
らに、登録操作用のプログラムは、操作をできるだけ容
易にするために一般に複雑であり、この結果プログラム
サイズが大きくなって大容伍のメモリが必要となったり
、また作成に多くの時間を必要とするため、装置が高価
になり易かった。また、停電やバックアップ電源の障害
等によりメモリに登録した初期設定情報が破壊された場
合は、登録操作を全てやり直さなければならないため、
操作が非常に煩わしかった。

〔発明の目的〕

本発明は、初期設定情報を簡単かつ正確に短時間で登録
できるようにして操作性の向上を図り、しかも登録操作
用プログラムを簡単かつ小形化して装置の低価格化を図
り得るファクシミリ装置の初期設定情報ａ録方式を提供
することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、上記目的を達成するために、初期設定情報を
所定のフォーマットに従って記入した登録情報シートを
用意するとともに、装置にこの登録情報シートによる登
録制御手段を設け、この登録制御手段により、登録時に
オペレータにより上記登録情報シートに記載された初期
設定情報を読取って、この情報をメモリに書き込むよう
にしたものである。

〔発明の実施例〕

第１図は、本発明の一実施例における初期設定情報登録
方式を適用したファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。この装置は、読取走査部１で読取走査して得
た画信号を符号化部２で帯域圧縮符号化したのち制御回
路３を介して送受信８Ｉｌ１４に導き、この送受信部４
の変復調回路（ＭＯＤ）４１で変調したのち網制御回路
（ＮＣＵ）４２を介して回線５へ送出する。尚、６は回
ｍ５に対しファクシミリ装置と択一的に接続される電話
機である。一方回！１１５を経て到来した符号化画信号
は、送受信部４の網制御回路４２を介して変復調回路４
１で復調され、しかるのち制御回路３を介して復号化部
７で復号化されたのち記録走査部８で図示しない記録紙
等に記録される。また、この装置はＲＡＭからなるメモ
リ（ＭＥＭ）９を備えている。このメモリ９は、通信相
手の電話番号や相手先名等の初期設定情報を各相手毎に
それぞれ記憶するものである。尚、１０は送信、自動受
信および初期登録等の装置の動作モードを指定するモー
ド指定スイッチやテンキースイッチ等の入力スイッチ群
および例えば液晶ディスプレイからなる表示器を配設し
た操作パネルである。

ところで、制御回路３は例えばマイクロコンピュータを
主制御部として備えたもので、送受信動作や読取記録動
作に係わる各制御のほか、第２図に示す短縮ダイヤル送
信制御手段３１および初期設定情報登録制御手段３２を
備えている。短縮ダイヤル送信制御手段３１は、送信モ
ード時に前記操作パネル１０で送信相手を表わす短縮番
°号が入力されたときに、メモリ９から該当する初期設
定情報を読み出してこの情報に従って相手の呼出しおよ
び画情報の伝送制御を行なうものである。一方初期設定
情報登録制御手段３２は、前記操作パネル１ｏで初期登
録モードが指定されたときに、所定のフォーマットで通
信相手毎に初期設定情報を記入した登録情報シートを前
記読取走査部１で読取り、この読取った初期設定情報を
前記メモリ９に占き込むものである。第３図は、登録情
報シートの一例を示すもので、シートの先頭部に記入情
報の種類を表わす識別パターンＡを配置し、かつこの識
別パターンＡに続いて初期設定情報を数字またはコード
で記入するための複数の情報記入欄Ｃを配置したものと
なっている。尚、Ｂは各情報記入欄Ｃ毎に配置された同
期パターンである。

次に、以上の構成に基づいて本実施例の初期設定情報登
録方式を説明する。尚、第４図は制御回路３の制御手順
および制御内容を示すフローチャートである。

［１の据付けや初期設定情報の変更または追加を行なう
に場合にオペレータは、予め登録を希望する相手の“電
話番号や相手名等の初期設定情報を、登録情報シートに
記入する。そして、この記入の終了後先ず操作パネル１
ｏのモード指定スイッチを操作して初期設定情報登録モ
ードを指定し、この状態で上記登録情報シートを読取走
査部１にセットする。

そうすると、制御回路３はステップ４ａで上記登録情報
シートのセットを検出し、続いてステップ４ｂで読取走
査部１を駆動−して上記登録情報シートの読取走査を開
始させる。そして、先ずステップ４Ｃで登録情報シート
の頭部に配置された制御パターンを読取り、ステップ４
ｄでこのパターンからいまセットされたシートが初期設
定情報登録用のシートであるか否かを判定し、登録情報
シートであればステップ４ｆに移行し、一方例えばただ
の送信原稿や別のシートであったり挿入方向を間違えた
場合には、ステップ４ｅでアラームを発生させるととも
にその旨を操作パネル１０の表示器に表示させ、またシ
ートを排出させる。

さて、上記ステップ４ｄで登録情報シートであると判定
してステップ４ｆに移行すると制御回路３は、このステ
ップ４ｆでシートに記入された情報を一行毎に、つまり
相手毎に読取り、この読取った情報をステップ４ｇで例
えばパターン認識等により識別する。そして、この識別
結果からステップ４ｈで記入ミスがあるか否かを判定し
、ミスが無ければステップ４ｊに移行してここで上記識
別した初期設定情報をメモリ９に書き込み、しかるのち
ステップ４にでシートに記入された全情報の読取りが終
了したか否かを判定する。そして、このステップ４にで
読取りの終了を検出するまで、上記情報の読取制御ＩＩ
（ステップ４ｆ）からメモリ９への初期設定情報の書込
制御くステップ４ｊ）を繰返し、読取りが終了した時点
で登録情報シートを排出して登録制御を完了する。尚、
上記ステップ４ｈで記入ミスが発見された場合は、ステ
ップ４１でアラームを発生させてその旨を表示器に表示
させるとともに、読取走査部１にシートの読取動作を中
断させてシートの排出を行なわせ、これにより登録情報
シートの訂正および再セットを要求する。

このように本実施例の方式であれば、登録情報シートに
所望の通信相手の初期設定情報を記入し、このシートを
装置で読取ることにより初期設定情報の登録を行なうよ
うにしたので、テンキースイッチの操作により登録する
場合に比べて、誤りを生じることなく、簡単かつ短時間
に初期設定情報の登録を行なうことができる。また、登
録操作用の制御プログラムは登録情報シートの読取制御
および読取情報の識別制御を行なうだけのもので済むの
で、操作手順を逐一表示したりキーの操作毎にその良否
判定を行なう従来の方式に比べてプログラムの簡単化お
よびサイズの縮小を図ることができ、これによりプログ
ラムの製作費を低減するとともにメモリ言回を削減し得
て、装置を安価にすることができる。さらに、記入済の
登録情報シートを保管しておきさえすれば、停電やメモ
リのバックアップ電源の故障等によりメモリ９の内容が
壊れた場合でも、上記登録情報シートをそのまま読取る
ことにより初期設定情報の再登録を極めて簡単に行なう
ことができる。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、初期設定情報のメモリへの書込みを終了した後に
、この登録された情報を記録走査部で記録出力するよう
にしてもよい。このようにすれば、オペレータはこの記
録結果により初期設定情報が正しく登録されたか否かを
確認することができる。その他、初期設定情報の内容や
登録情報シートのフォーマット、制御回路の制御手順お
よび制御内容等についても、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によれば、初期設定情報を所
定のフォーマットに従って記入した登録情報シートを用
意し、装置にこの登録情報シートによる登録制御手段を
設け、この登録制御手段により、登録時にオペレータに
より上記登録情報シー１−に記載された初期設定情報を
読取って、この情報をメモリに書き込むようにしたこと
によって、初期設定情報を簡単かつ正確に短時間で登録
することができ、これにより操作性の向上を図り、しか
も登録操作用プログラムを簡単かつ小形化し得て装置の
低価格化を図り得るファクシミリ装置の初期設定情報登
録方式を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における初期設定情報登録方
式を適用したファクシミリ装置の構成を示すブロック図
、第２図は同装置の制御回路の機能構成を示すブロック
図、第３図は登録情報シートの構成の一例を示す平面図
、第４図は制御回路のＩＩ＋御手順および制御内容を示
すフローチャートである。 １・・・読取走査部、２・・・符号化部、３・・・制御
回路、３１・・・短縮ダイヤル送信制御手段、３２・・
・初期設定情報登録制聞手段、４・・・送受信部、４１
・・・変復調回路（ＭＯＤ　＞　、　４２−ＩＩ４制御
回路（ＮＣＵ）、５・・・回線、６・・・電話機、７・
・・復号化部、８・・・記録走査部、９・・・初期設定
情報登録用のメモリ、１０・・・操作パネル、Ａ・・・
制御パターン、Ｂ・・・同期パターン、Ｃ・・・情報記
入欄。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも電話番号を含む初期設定情報を予めメモリに
   登録しておき、所望の相手との通信指示があつたとき該
   当する初期設定情報を上記メモリから読み出し、この情
   報に従つて相手との通信を行なう機能を備えたファクシ
   ミリ装置の初期設定情報登録方式において、前記初期設
   定情報を所定のフォーマットに従つて記入した登録情報
   シートと、登録モード時に前記登録情報シートに記入さ
   れた初期設定情報を読取ってメモリに書き込む登録制御
   手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置の
   初期設定情報登録方式。