JPS6275432A

JPS6275432A - マイクロフイルム検索機

Info

Publication number: JPS6275432A
Application number: JP60215623A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Konaya; 小納谷　良和
Original assignee: Fuji Micro Graphics Co Ltd; Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp; Fuji Micro Graphics Co Ltd
Priority date: 1985-09-28
Filing date: 1985-09-28
Publication date: 1987-04-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）この発明はマイクロフィルム検索機に関し、検索の際に
、マイクロフィルムの搬送を所望位置に停止して正確に
位置決めができるマイクロフィルム検索機に関する。

（発明の技術的背景とその間迩点）第１図は、従来用いられている、又は、この発明を適用
することができるマイクロフィルム検索機の概略構成を
示す図である。同図において、検索すべきロールマイク
ロフィルム１が巻回されているカートリッジ４１は巻戻
し側のカートリッジボックス４０に装着されるようにな
っており、カートリッジ４１から自動的に巻戻されたマ
イクロフィルムｌは、検索部５０を経て巻取り側のオー
トリール４２に自動的に巻回されるようになっている。

ここにおいて、このマイクロフィルム１は、カートリッ
ジ４１とオートリール４２の中途部に設けられ、マイク
ロフィルムｌを挟持する一対のローラ３の一方を回転駆
動する正逆両方向に回転可能な直流モータＭから成る搬
送・停止機構２によって１図示Ｍ方向又はＮ方向に搬送
される。そして、検索部５０の光源５１からマイクロフ
ィルムｌに光が照射されてその透過光がレンズ系５２で
集束され、リーグプリンタ部へマイクロフィルムｌの画
像情報として送られ、必要なコマの検索が行なわれて停
止されるようになっている。このようなマイクロフィル
ム検索機等に対して、従来、必要なコマの検索のために
マイクロフィルムｌには、第２図に示すように各コマに
対応してブリップマーク６が付されている。そこでマイ
クロフィルムｌは上記検索部５０において図示しないフ
ォトダイオード等のセンサにより上記ブリップマーク６
が検出され、目的の画像コマのブリップマークが検出さ
れると図示しない制御部から停止信号が発せられて搬送
を停止することにより、各コマの検索及び位置決めがな
されるようになっている。

ところが、上記搬送・停止機構２に用いられる直流モー
タＭは、高速検索を実施するために高速直流モータを用
いて上記一対のロール３を高速回転し、フィルム１の搬
送及び停止を実施しており、この高速直流モータはトル
クが小さいため停止時において１回転部品のバラツキに
よる負荷の変動や慣性力の影響により、停止信号を受け
てもすぐには停止できず、マイクロフィルムの画像コマ
が目的の中心位置に位置決めできない、このため、この
画像コマをその都度手動で位置決めしなければならず、
この位置決めに時間がかかる上に作業者に負担をかける
という問題点があった。

（発明の目的）この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、検索の際に、高速検索して目的のコ
マ画像を検出すると、瞬時にマイクロフィルムの搬送を
停止してこのコマ画像を所定の位置に正しく位置決めが
できるマイクロフィルム検索機を提供することにある。

（発明の概要）この発明は、マイクロフィルムのコマ画像をスクリーン
に投影して検索するマイクロフィルム検索機に関するも
ので、上記マイクロフィルムを挟持する一対のローラに
軸着されて回転を伝える回転軸と、この回転軸に軸着さ
れて上記マイクロフィルムを高速搬送するとともに、停
止時に発電制動を行なう高速モータと、制動時にギアを
介して上記回転軸に軸着され、上記マイクロフィルムを
低速搬送して停止する低速モータと、上記制動時に上記
ギア及び上記回転軸を係着する電磁クラッチとを設け、
マイクロフィルムの高速検索と瞬時における所定の位置
への位置決めとを可能にしたものである。

（発明の実施例）この発明は、例えば第１図に示すようなマイクロフィル
ム検索機において、マイクロフィルムの搬送・停止機構
２に高速直流モータＭＨと低速直流モータＭＬとを設け
、マイクロフィルムの搬送時には高速直流モータＭＨを
用いて搬送し。

制動時にこのモータＭｌよりもトルクの大きい低速直流
モータＭＬを並列駆動し、低速搬送しながら高速直流モ
ータＭｌに発電制動をかけることによ−リ、上記制御部
の停止信号に応じてマイクロフィルムの搬送を瞬時に停
止して所定の位ｌに正しく位置決めできるようにしたも
のである。

以下に、図面を参照しながらその詳細について説明する
。

第３図はこの発明のマイクロフィルム検索機に用いられ
る搬送・停止機構２の外観構成図を示す、同図において
、高速直流モータ（Ｎ）ｌ）２０は電磁クラッチ２２の
中心軸を挿通する回転軸２３によりローラ３と軸着され
ており、低速直流モータ（ＭＬ）２１は例えばウオーム
２４と軸着され、上記電磁クラッチ２２が作動されると
、この電磁クラッチ２２と同一軸上に設けられ、その軸
中心を上記回転軸２３が挿通しているウオームギア２５
と噛合してその回転を上記回転軸２３に伝達する。そし
て、上記電磁クラッチ２２が開放されると上記ウオーム
ギア２５から離れ、上記回転軸２３は上記高速直流モー
タ（ＭＨ）２０とだけ接続されるようになっている。

このような構成の搬送・停止機構２において、同図に示
すように、マイクロフィルム１の搬送時は、上記低速直
流モータ（ＭＬ）２１及び上記電磁クラッチ２２は”Ｏ
ＦＦ　”状態となっており、ローラ３は回転軸２３を介
して高速直流モータ（ＮＨ）２０により回転されて、マ
イクロフィルム１を正逆両方向に高速搬送している。そ
して、上記センサが目的のブリップマーク６を検出する
と、このマイクロフィルム１を目的の位ｌに停止させる
ために、図示しない制御部が上記低速直流モータ（ＭＬ
）２１及び上記電磁クラッチ２２を″ＯＮ″状態にする
と、この電磁クラッチ２２が上記ウオーム２４とウオー
ムギア２５とを噛合させて上記回転軸２３と係着し、そ
の回転を上記回転軸２３に伝達して、上記フィルム１を
低速搬送することにより所定の位置に瞬時に停止する。

ここにおいて、上記高速直流モータ（ＭＨ）２０も上記
回転軸２３と連結されているが、そのトルクが上記低速
直流モータ（ＭＬ）２１より小さいため１発電制動する
ことによりブレーキの役目を果し、上述のようにこのマ
イクロフィルムｌの搬送を瞬時に停止できることになる
。

そして、ト述のようにマイクロフィルム１が目的の位置
に停止すると、上記高速直流モータ（ＭＨ）２０　、低
速直流モータ（ＭＬ）２１及びＴ！磁ツクラッチ２２“
ＯＦＦ”状態にして検索を終了し、次のコマ画像の検索
が再開されると、上述のように高速直流モータ（ＭＨ）
２０により再びマイクロフィルムｌを高速搬送するよう
になっている。

（発明の効果）以上のように、この発明のマイクロ検索機を用いれば、
検索の際に、マイクロフィルムの搬送時は高速直流モー
タを用いて高速搬送することにより目的のコマ画像を早
く検索することができ、このコマ画像を検索すると低速
直流モータに切換え、さらに上記高速直流モータで発電
制動することにより瞬時にマイクロフィルムの搬送を停
止して上記コマ画像を所定の位置に位置決めできるので
、検索時間を短縮するとともに、オペレータの負担を軽
減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来用いられている又は、この発明を適用する
ことができるマイクロフィルム検索機の概略構成を示す
図、第２図はブリー、プマーク付のマイクロフィルムを
示す図、第３図はこの発明に用いられる搬送・停止機構
の外観構成図である。１・・・ロールマイクロフィルム、２・・・搬送・停止
機構、３・・・ローラ、　２０・・・高速直流モータ、
２１・・・低速直流モータ、２２・・・電磁クラッチ、
２３・・・回転軸。出願人代理人　　安　形　雄　三第　ｔ　図箒３　固

Claims

【特許請求の範囲】

マイクロフィルムのコマ画像をスクリーンに投影して検
索するマイクロフィルム検索機において、前記マイクロ
フィルムを挟持する一対のローラに軸着されて回転を伝
える回転軸と、この回転軸に軸着されて前記マイクロフ
ィルムを高速搬送するとともに、停止時に発電制動を行
なう高速モータと、制動時にギアを介して前記回転軸に
軸着され、前記マイクロフィルムを低速搬送して停止す
る低速モータと、前記制動時に前記ギア及び前記回転軸
を係着する電磁クラッチとを具えていることを特徴とす
るマイクロフィルム検索機。