JPS6275008A - 内燃機関の動弁機構 - Google Patents
内燃機関の動弁機構Info
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- JPS6275008A JPS6275008A JP21471085A JP21471085A JPS6275008A JP S6275008 A JPS6275008 A JP S6275008A JP 21471085 A JP21471085 A JP 21471085A JP 21471085 A JP21471085 A JP 21471085A JP S6275008 A JPS6275008 A JP S6275008A
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- Japan
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- push rod
- cylinder head
- valve
- valve lifter
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は押ロッドと弁リフタとの係合部の潤滑性を向1
−シた内燃機関の動弁機構に関するものである。
−シた内燃機関の動弁機構に関するものである。
内燃機関の動弁機構には、クランク室に配置したカム軸
により弁リフタと押Iコソドを介し゛ζシリンダへソド
ーF部のロッカアームを揺動さ・Uて吸排気弁を駆動す
るようにした所謂押ロッド式のものがある。
により弁リフタと押Iコソドを介し゛ζシリンダへソド
ーF部のロッカアームを揺動さ・Uて吸排気弁を駆動す
るようにした所謂押ロッド式のものがある。
このような押ロッド式の動弁機構では、弁リフタと押ロ
ッドとが互いに保合する部分が、金属同士の摩擦によっ
て摩耗しやすいとう問題がある。従来、この係合部の1
ffl常の潤滑は、■己としてクランク室の貯溜オイル
がクランク軸のスクレーパによって掻きあげられたとき
に発生ずる霧滴状オイルを付着さゼで行っていたが、こ
れだけでは必ずしも十分とはいえなかった。
ッドとが互いに保合する部分が、金属同士の摩擦によっ
て摩耗しやすいとう問題がある。従来、この係合部の1
ffl常の潤滑は、■己としてクランク室の貯溜オイル
がクランク軸のスクレーパによって掻きあげられたとき
に発生ずる霧滴状オイルを付着さゼで行っていたが、こ
れだけでは必ずしも十分とはいえなかった。
本発明の目的は、押ロッド式の動弁機構において、その
押ロッドと弁リフタとの係合部の潤滑を良好にする内燃
機関の動弁機構に関するものである。
押ロッドと弁リフタとの係合部の潤滑を良好にする内燃
機関の動弁機構に関するものである。
上記目的を達成する本発明は、クランク室に配置したカ
ム軸により、弁リフタと押ロッドとを介してシリンダヘ
ッド上部のロッカアームを揺動させて吸排気弁を駆動す
る押ロッド式の動弁機構を有し、かつ前記クランク室か
らシリンダヘッド上部へクランク室内の霧滴状オイルを
導くように構成した内燃機関において、前記押ロッドが
シリンダヘッド−上部へ貫iJ1する通路の内壁面に、
前記弁リフタと押ロッドとの係合部に向けて傾斜する傾
斜面を有する堰を設けたことを特徴とするものである。
ム軸により、弁リフタと押ロッドとを介してシリンダヘ
ッド上部のロッカアームを揺動させて吸排気弁を駆動す
る押ロッド式の動弁機構を有し、かつ前記クランク室か
らシリンダヘッド上部へクランク室内の霧滴状オイルを
導くように構成した内燃機関において、前記押ロッドが
シリンダヘッド−上部へ貫iJ1する通路の内壁面に、
前記弁リフタと押ロッドとの係合部に向けて傾斜する傾
斜面を有する堰を設けたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
図は本発明による動弁機構を設けたエンジンを示すもの
である。
である。
図において、1はシリンダ、2はシリンダヘッド、3は
クランクケースである。シリンダ1にはピストン4が嵌
合し、このピストン4は連接棒5を介してクランク軸6
を回転駆動するようになっている。シリンダヘッド2に
はシリンダ1の上端に対応して燃焼室7が形成されてい
る。
クランクケースである。シリンダ1にはピストン4が嵌
合し、このピストン4は連接棒5を介してクランク軸6
を回転駆動するようになっている。シリンダヘッド2に
はシリンダ1の上端に対応して燃焼室7が形成されてい
る。
また、上記シリンダヘッド2の上部には、シリンダヘッ
ド・カバー8に囲まれた空間9が形成され、その中に排
気弁10を駆動するロッカアーム11が設けられている
。ロッカアーム11は一方の端部を排気弁10の弁軸上
端に当接さ、反対側の端部を押ロッド12の上端に係合
させている。この押ロッド12は、上記空間9からシリ
ンダ1側部をクランク室3a側へ延長するように設けた
通路15の中を下方へ延長し、その下端を摺動自在に支
持された弁リフタ13に係合させている。弁リフタ13
はクランク室3a内に下端を突出させ、カム軸14に当
接している。このような押ロッド式の動弁機構は、第2
図に押ロッド12° と弁リフタ13゛ とを一部図示
するように、吸気弁側にも同様に設けられている。
ド・カバー8に囲まれた空間9が形成され、その中に排
気弁10を駆動するロッカアーム11が設けられている
。ロッカアーム11は一方の端部を排気弁10の弁軸上
端に当接さ、反対側の端部を押ロッド12の上端に係合
させている。この押ロッド12は、上記空間9からシリ
ンダ1側部をクランク室3a側へ延長するように設けた
通路15の中を下方へ延長し、その下端を摺動自在に支
持された弁リフタ13に係合させている。弁リフタ13
はクランク室3a内に下端を突出させ、カム軸14に当
接している。このような押ロッド式の動弁機構は、第2
図に押ロッド12° と弁リフタ13゛ とを一部図示
するように、吸気弁側にも同様に設けられている。
一方、クランクケース3内のクランク室3aにはオイル
0が貯溜されている。このオイルOは、クランク軸6に
取り付けたスクレーバ6aによって掻き上げられたとき
の飛沫を潤滑の必要な個所に付着させると共に、一部が
細かい霧滴状のオイルになって浮遊する。この霧滴状の
オイルは、爆発行程や吸気行程でピストン4が下降する
とき加圧されて通路16へ押し込まれ、強制的に上方の
空間9へ送られて動弁機構のロッカアーム11などに付
着し、これらを潤滑するようになっている。空間9へ送
られた霧滴状のオイルは、次いで通路15の壁面を膜状
になって流下し、下部の通孔17(第2図参照)から再
びクランク室3a内へ還流する。
0が貯溜されている。このオイルOは、クランク軸6に
取り付けたスクレーバ6aによって掻き上げられたとき
の飛沫を潤滑の必要な個所に付着させると共に、一部が
細かい霧滴状のオイルになって浮遊する。この霧滴状の
オイルは、爆発行程や吸気行程でピストン4が下降する
とき加圧されて通路16へ押し込まれ、強制的に上方の
空間9へ送られて動弁機構のロッカアーム11などに付
着し、これらを潤滑するようになっている。空間9へ送
られた霧滴状のオイルは、次いで通路15の壁面を膜状
になって流下し、下部の通孔17(第2図参照)から再
びクランク室3a内へ還流する。
上記押ロッド12.12’ が貫通する通路15の内壁
面には堰18が設けられており、その上縁は山形の傾斜
面18a、18bに形成されている。このため、シリン
ダヘッド2の上部空間9から通路15の内壁面に沿って
流下するオイルは、一部が上記傾斜面18a、18bに
よって左右に分流され、押ロッド12,12° と弁リ
フタ13,13’ との係合部19.19″へ向けて強
制的に流れるようになっている。このオイルは、二つの
部材が互いに金属接触している保合部19.19’ の
潤滑を行い、それによって従来霧滴状のオイルの付着だ
けで行われていた潤滑不足を補うようにしている。また
、この保合部19.19’ に豊富に供給されたオイル
は、金属同士の衝突の緩衝をも行うようになっている。
面には堰18が設けられており、その上縁は山形の傾斜
面18a、18bに形成されている。このため、シリン
ダヘッド2の上部空間9から通路15の内壁面に沿って
流下するオイルは、一部が上記傾斜面18a、18bに
よって左右に分流され、押ロッド12,12° と弁リ
フタ13,13’ との係合部19.19″へ向けて強
制的に流れるようになっている。このオイルは、二つの
部材が互いに金属接触している保合部19.19’ の
潤滑を行い、それによって従来霧滴状のオイルの付着だ
けで行われていた潤滑不足を補うようにしている。また
、この保合部19.19’ に豊富に供給されたオイル
は、金属同士の衝突の緩衝をも行うようになっている。
なお、上記実施例では、傾斜面18aの方が傾斜面18
bよりも傾斜を緩やかにしてあり、それによって排気弁
10側の係合部19へ流れるオイルの量が多くなるよう
にしであるが、これはエンジンの要求特性に応じて任意
に変えることができ、反対の吸気弁側の係合部19”へ
多く流れるように傾斜を変えてもよ(、あるいは両保合
部19.19”に均等に流れるように傾斜を等しくして
もよい。
bよりも傾斜を緩やかにしてあり、それによって排気弁
10側の係合部19へ流れるオイルの量が多くなるよう
にしであるが、これはエンジンの要求特性に応じて任意
に変えることができ、反対の吸気弁側の係合部19”へ
多く流れるように傾斜を変えてもよ(、あるいは両保合
部19.19”に均等に流れるように傾斜を等しくして
もよい。
上述したように本発明は、クランク室に配置したカム軸
により、弁リフタと押ロノFとを介してシリンダヘッド
上部のし1ツカアームを揺動させて吸排気弁を駆動する
押ロッド式の動弁機構を有し、かつ前記クランク室から
シリンダへソドーL部へクランク室内の霧滴状オイルを
導くように構成した内燃機関において、前記押ロッドが
シリンダヘッド−上部へ貫通ずる通路の内壁面に、前記
弁リフタと押ロッドとの係合部に向けて傾斜する傾斜面
を有する堰を設けたので、上記通路内壁面を流下するオ
イルが堰の傾斜面によって強制的に押ロッドと弁リフタ
との係合部へ流され、それによって従来の潤滑不足を補
うことができる。
により、弁リフタと押ロノFとを介してシリンダヘッド
上部のし1ツカアームを揺動させて吸排気弁を駆動する
押ロッド式の動弁機構を有し、かつ前記クランク室から
シリンダへソドーL部へクランク室内の霧滴状オイルを
導くように構成した内燃機関において、前記押ロッドが
シリンダヘッド−上部へ貫通ずる通路の内壁面に、前記
弁リフタと押ロッドとの係合部に向けて傾斜する傾斜面
を有する堰を設けたので、上記通路内壁面を流下するオ
イルが堰の傾斜面によって強制的に押ロッドと弁リフタ
との係合部へ流され、それによって従来の潤滑不足を補
うことができる。
第1図は本発明の動弁機構を設けたエンジンの縦断面図
、第2図は第1図のn−n矢視図である。 1− シリンダ、 2− シリンダへノド、 3−
クランクケース、 3a −クランク室、 9−空
間、 10−排気弁、 l l −t】ツカアーム、
12.12’ −押ロッド、 13,13゜−弁リ
フタ、 14 カム軸、 15.16−通路、 1
8 堰、 18a、18b 傾斜面、19.19’
保合部。
、第2図は第1図のn−n矢視図である。 1− シリンダ、 2− シリンダへノド、 3−
クランクケース、 3a −クランク室、 9−空
間、 10−排気弁、 l l −t】ツカアーム、
12.12’ −押ロッド、 13,13゜−弁リ
フタ、 14 カム軸、 15.16−通路、 1
8 堰、 18a、18b 傾斜面、19.19’
保合部。
Claims (1)
- クランク室に配置したカム軸により、弁リフタと押ロッ
ドとを介してシリンダヘッド上部のロッカアームを揺動
させて吸排気弁を駆動する押ロッド式の動弁機構を有し
、かつ前記クランク室からシリンダヘッド上部へクラン
ク室内の霧滴状オイルを導くように構成した内燃機関に
おいて、前記押ロッドがシリンダヘッド上部へ貫通する
通路の内壁面に、前記弁リフタと押ロッドとの係合部に
向けて傾斜する傾斜面を有する堰を設けたことを特徴と
する内燃機関の動弁機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214710A JPH0811933B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 内燃機関の動弁機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60214710A JPH0811933B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 内燃機関の動弁機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6275008A true JPS6275008A (ja) | 1987-04-06 |
JPH0811933B2 JPH0811933B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=16660329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60214710A Expired - Fee Related JPH0811933B2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 内燃機関の動弁機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811933B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623446U (ja) * | 1979-07-31 | 1981-03-03 | ||
JPS6169415U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-12 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60214710A patent/JPH0811933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5623446U (ja) * | 1979-07-31 | 1981-03-03 | ||
JPS6169415U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0811933B2 (ja) | 1996-02-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |