JPS627493B2 - - Google Patents

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JPS627493B2
JPS627493B2 JP51160425A JP16042576A JPS627493B2 JP S627493 B2 JPS627493 B2 JP S627493B2 JP 51160425 A JP51160425 A JP 51160425A JP 16042576 A JP16042576 A JP 16042576A JP S627493 B2 JPS627493 B2 JP S627493B2
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JP51160425A
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Tatsuro Ozawa
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPS5385610A publication Critical patent/JPS5385610A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は印刷物の文字部の脱刷検査の自動化に
関するものである。通常印刷物の検査は検査員が
目で見て行つているが、印刷物の文字、記号等の
文字部、例えば薬の箱、歯みがきチユーブ、菓子
の箱等の製造会社名、住所、内容量表示等の文字
(以下法定記載文字と記述する)が1字でも脱刷
した場合には、印刷会社にとつて信用問題とな
り、法定記載文字の検査は特にきびしく行なわれ
ている。しかし上述の様な脱刷は100万個に1個
程度の確率である為、検査員の目検査では見逃す
場合がある。従つて上記した法定記載文字の脱刷
の自動検査が望まれる。しかも上記自動検査は低
コストでなければ検査員に取つて替わる事は不可
能である。 本発明は上記自動検査を低コストでしかも確実
に行うものである。 従来脱刷を検査する考え方として次の様なもの
がある。 すなわち第1図に示す如くn×mのメツシユで
文字1を分割し、各メツシユをAijであらわす。
(但しi=1〜n、j=1〜m)そして文字1の
パターン部分の黒メツシユを1とし、下地の部分
の白メツシユを0とし、黒メツシユ数の総和、す
なわち
【式】を上記文字1の代表値とする。 文字1の代表値をαで表わせば、上述した例えば
第2図に示す如くの法定記載文字群3を構成する
各文字のαl(l=1…………K、但しKは法定
記載文字の数)の総和すなわち
【式】により 法定記載文字群3を数値化する事ができる、今
【式】と表わす。 上記βの値は、法定記載文字群3を構成する文
字が1字でも脱刷すれば減少する。従つて標準印
刷物のβを求めこの値をβSTとし、被検査印刷物
のβの値との差γを求め、(すなわちγ=β−βS
)γがある閾値を越えた時には被検印刷物に脱
刷があつたと判定する検査方法がある。 しかしこの方法には次の様な欠点がある為、実
用に供する事に困難がある。 () 文字の線巾が印刷では一定しない事が通常
であるが、上述の方法では文字の線巾の変化に
より同一文字でもαの値が変化し、従つてβの
値も変化し、γの値が脱刷のない時でも閾値を
越えてしまう。又、閾値を大きくとると、今度
は脱刷時のγが閾値を越えずに脱刷検査ができ
なくなる。 () n×mの値が小さい場合は同一文字、同一
線巾であつてもわずかな脱刷検査速度のむら走
査位置ずれ等によりαの値が大きくばらつき、
従つてβの値もばらつき、γの値が脱刷のない
時でも閾値を越えてしまう。しかしnの値を大
きくするという事は、脱刷検査速度を下げる
か、あるいはカメラの自己走査速度を上げるか
の処置を行う事であり、大きさ1mm角、2mm
角、線巾0.1m/m、0.2m/mという様な小さ
な文字を検査する場合、nの値の上限は小さな
値とならざるをえない。例えば脱刷検査に使用
する固体受光素子カメラの自己走査の周波数を
1MHzとし、文字の脱刷検査速度を約1m/
secとすると1メツシユの、文字に水平な方向
の大きさは約64μmとなり、2mm角の文字であ
ればnの値は31となる。しかも上記固体受光素
子カメラの自己走査の周波数を1MHzより上げ
る事は技術的にかなり困難な事であり、又文字
を照明する光源の照度を大巾にあげなければな
らない事等から、1MHzが限度ラインと考えら
れ、又脱刷検査速度は生産ラインにより固定さ
れている為、これを下げる事は難しく、従つて
現状では100μmの線巾の文字を64μmで分割
する事が限度となり、上述した如くの欠点が出
てくる。なおmの値は上記カメラに取り付ける
レンズ、接写リング等によりかなり任意に大き
くとる事が可能である。 () 法定記載文字群3を構成する文字には、α
の値の小さい数字(例えば1)からαの値の大
きな漢字(例えば歯)まで多種ある。従つてβ
の値から脱刷を検査する方法は数字の1等の脱
刷を完全に見つける事は難しい。 本発明は文字をメツシユに分割する方法を取り
ながら、上記欠点をなくした文字の脱刷検査機で
あり、印刷物の余白に印刷されたマークを走査
し、該印刷物が走査位置にある事を検知して、文
字部の走査スタートの情報を電気信号に変換する
手段と、該印刷物の文字部を走査し、該文字部の
画像情報を電気信号に変換する手段と、文字部の
画像情報を電気信号に変換して得られる文字と文
字の間のスペース部に相当する検出スペース部の
総数量情報を、印刷物の文字部の標準設定スペー
ス部のスペース数量と比較して印刷物文字部を検
査判定表示する信号処理手段と、前記印刷物を間
欠運動により連続して走査位置に供給し、走査の
ため定速度移動させる手段とからなる印刷物の検
査機である。以下実施例により図面を用いて説明
する。 実施例 第2図に示す如く円筒状印刷物2のすその部分
に印刷された法定記載文字群3の脱刷検査機に関
して述べる。第2図に挙げた法定記載文字群3の
文字の大きさは、2m/m角〜3m/m角程度で
あり、第3図に示す如く文字群4と文字群4′の
間のスペース部5の巾は、1m/m〜3m/m程
度である。上記法定記載文字群3は0.1m/m角
のメツシユで分割し、各メツシユをBijで表わ
す。そして文字のパターン部となつた黒メツシユ
を0、下地の部分となつた白メツシユを1とす
る。円筒状印刷物2の直径が25m/m、すなわち
円周が78.5m/mであるから、jの値は1〜785
となり、又法定記載文字群3の中で最も大きい文
字は本実施例では3m/m角であり、文字に垂直
方向の走査位置ずれを上下1m/mずつ考慮する
と、合計5m/mを走査しなければならないか
ら、iの値は1〜50となる。前述した検査方法で
は文字のパターン部となつた黒メツシユを1と
し、下地の部分となつた白メツシユを0とした
が、本発明においては、これを逆にとつた。すな
わち
【式】となるBjが連続して10列以上 あれば、その部分は文字群4と文字群4′の間の
スペース部5であるか、あるいは脱刷部6である
と考えられる。今上記スペース部5と脱刷部6を
総称して非印刷部とし、法定記載文字群3の中の
非印刷部の総数をCで表わし、又標準印刷物の法
定記載文字群3の中のスペース部5の総数を標準
設定スペース部の数Dで表わし、そして被検印刷
物に脱刷部6があつた場合、その個数をEで表わ
すと、標準印刷物のCの値をCSTとするとCST
Dに等しく、脱刷部6がない被検印刷物のCの値
もDと等しい。又脱刷部6がある被検印刷物のC
の値はD+Eとなるから、C−CST=0の時は被
検印刷物に脱刷部6がない場合、C−CST>0の
時は被検印刷物に脱刷部6がある場合と判断でき
る。従つて被検印刷物のCの値を連続測定しC−
STを計算すれば、円筒状印刷物2の法定記載文
字群3の脱刷を連続かつ自動的に検査を行う事が
できる。以下この考えを具現する為の装置及び電
気回路に関して述べる。 第4図に示す如く10rpmで間欠回転するマンド
レルテーブル7に8本のマンドレル8が付属して
いる。円筒状印刷物2は、マンドレルテーブル7
が回転、停止動作をくり返す、その停止動作時間
約0.4秒の間に第4図中X地点でマンドレル8に
差し込まれ、第4図中Z地点でマンドレル8から
抜き取られる。又第4図中Y地点でマンドレル8
は800rpmで回転し、法定記載文字群3が走査さ
れる。円筒状印刷物2は第4図中Y地点で停止す
る直前にリミツトスイツチ10をオン、オフさ
せ、円筒状印刷物2が検査位置に数msecの後に
行く事を検知する。円筒状印刷物2は、第4図中
Y地点に来ると約0.4秒の間、公転を停止し、
800rpmで自転するが、この約0.4秒の間に約5回
転する。従つて法定記載文字群3は自己走査型固
体受光素子カメラ9(以下カメラ9と略称する)
により5N回走査される。(但しN=785)なお法
定記載文字群3は直流安定化電源13により点灯
される光源12により照明される。そしてカメラ
9により得られた法定記載文字群2を光電変換し
た信号は、カメラ電源部16を通り信号処理回路
14に入力する。なお信号処理回路14のブロツ
ク図が第5図であり、タイムチヤートが第6図
a,b,cであるが、第5図には便宜上信号処理
回路以外のものも書き入れてあり、それらは点線
でかいてある。両図を使つて信号処理回路14に
ついて述べる。 上記カメラ電源部16は、カメラ9に必要な電
圧を供給すると共にカメラ9から送られてくる各
種信号の中継の役目をはたしている。カメラ9か
ら送られてくる信号は、第6図cに示す如くのク
ロツク信号211、第6図bに示す如くのエナー
ブル信号205及び第6図cに示す如くの画像2
値化信号210であり、上記信号中クロツク信号
211と画像2値化信号210を第5図中に示す
如くのゲート102を通す事により得られた論理
積信号は、第1カウンター103に入力する。第
1カウンター103はカメラ9の1走査中の下地
部分に相当するメツシユの数をカウントする為の
もので
【式】を得るがカメラ9は1走査が64 ビツトであり、第1カウンター103は10進カウ
ンターであるから桁上りの数をカウントする為に
第2カウンター107が準備されている。従つて
一走査中各メツシユがすべて白メツシユであつた
場合、第1カウンター103は4と計数し、第2
カウンター107は6と計数する。 ここでカメラ9の信号と、文字を分割するメツ
シユの関係を述べて置くと、文字に垂直な方向の
分割は、カメラ9に内蔵されている自己走査型リ
ニアホトダイオードアレイのホトダイオードの数
と、カメラ9に取り付けたレンズによつて決定さ
れる。すなわち上記ホトダイオードの数が64コで
あり、6.4mmの線を分割した場合メツシユの大き
さは、文字に垂直な方向で0.1mmとなる。一方文
字に水平な方向の分割の大きさは、上記リニアホ
トダイオードアレイの走査周波数、円筒状印刷物
2の直径と回転数及び上記ダイオードの数で決定
される。従つて、クロツク信号211の1パルス
が1メツシユに相当するので、画像2値化信号2
10との論理積をとる事により文字をメツシユに
分割した事になる。又画像2値化信号210はあ
る閾値で、上記ホトダイオードからの出力を2値
化し、文字パターン部と下地部を分離したもので
ある。 さてあらかじめ第1サムロータリースイツチ1
06を4に、第2サムロータリースイツチ110
を6に設定すると、第1インバーター105、第
2インバーター109を介す事により第1デイジ
タルコンパレーター104は4に、第2デイジタ
ルコンパレーター108は6にそれぞれの基準入
力が設定され、第1デイジタルコンパレーター1
04及び第2デイジタルコンパレーター108の
比較入力側にそれぞれ接続してある第1カウンタ
ー103の出力が4に、第2カウンター107の
出力が6になつた時、第2デイジタルコンパレー
ター108から第1コンパレートパルス206が
出力される。なお第1カウンター103及び第2
カウンター107のカツト・リセツト信号は、カ
メラ9からのエナーブル信号205が使用され、
カメラ9の一走査が終了する毎に第1カウンター
103及び第2カウンター107がリセツトさ
れ、次の走査が始まる前にセツトされる。 上述した理論では
【式】としたが、市販 のカメラ9は内蔵されたホトダイオードの数が64
である為、実際の装置においては
【式】と なるものを検知するようにした。 次に上述した理論では
【式】となる走査 線が連続して10本続いた場合、その部分を非印刷
部であると判断するものであつたが、本実施例の
装置においては
【式】となる走査線が連続 して10本以上ある場合、すなわち第1コンパレー
トパルス206が10発続いた場合、1パルスを出
力し非印刷部があつた事を知らせる信号を出す回
路が次に必要となるが、この回路について記す。 すなわち、第1コンパレートパルス206を第
3カウンター112に入力し、第1コンパレート
パルス206の数を計数する。そして第3サムロ
ータリースイツチ115を9と設定しておくと第
3インバーター114を介して、第3デイジタル
コンパレーター113の基準入力は9と設定され
るから、第3カウンター112と接続している第
3デイジタルコンパレーター113の比較入力が
9となつた時、第3デイジタルコンパレーター1
13から第2コンパレートパルス209が出力す
る。(実際の回路では2桁構成となつている為、
第2コンパレートパルス209は第4デイジタル
コンパレーター120を通過して出力される。) しかし、上述した如くスペース部5の巾は1
m/m〜3m/mの間であるから、第1コンパレ
ートパルス206が10発〜30発の間の数で連続し
て出た場合に、スペース部5であるとしなければ
ならない。従つて第1コンパレートパルス206
が連続して30発出力した時に、第3カウンター1
12をゼロクリヤーしなければならない。この為
に第3カウンター112の出力と第7デイジタル
コンパレーター136の比較入力側へ入力し、第
4カウンター119の出力を第8デイジタルコン
パレーター139の比較入力側へ入力する。第7
サムロータリースイツチ138を0と設定し、第
8サムロータリースイツチ141を3と設定する
と、第7インバーター137第8インバーター1
40を介す事により、第7デイジタルコンパレー
ター136の基準入力は0に設定され、第8デイ
ジタルコンパレーター139の基準入力は3に設
定される。従つて第3カウンター112の出力が
0に第4カウンター119の出力が3になつた
時、第8デイジタルコンパレーター139より、
第8コンパレートパルスが出力するが、この第8
コンパレートパルスにより第3カウンター112
及び第4カウンター119を0クリヤーする。
又、この第3カウンター112及び第4カウンタ
ー119のセツトリセツト信号は、次に述べる如
くにして作る。 すなわち、第1コンパレートパルス206をモ
ノマルチ111で引き延したモノマルチ出力パル
ス207をJKフリツプフロツプ117のJ入力
端に入力し、モノマルチ出力パルス207をイン
バーター116で反転したパルスをJKフリツプ
フロツプ117のK入力端に入力する。JKフリ
ツプフロツプ117のCK入力端にはエナーブル
信号205を入力し、又スタートマークパルス2
02を反転した信号とチユーブ検知信号201を
ゲート123に入力して得られる論理積信号を
CLR入力端に入力して得られる。JKフリツプフ
ロツプ出力信号208が、第3カウンター11
2及び第4カウンター119のセツトリセツト信
号となる。そしてこのJKフリツプフロツプ出
力信号208と第8コンパレートパルスをゲート
118を通し、論理和をとつたものが実際のセツ
トリセツト信号となる。上記セツトリセツト信号
を使用する事により第3カウンター112に第1
コンパレートパルス206がエナーブル信号20
5の1発のパルスに対応して1発入力し、それが
10発連続して入力した時のみ第3カウンター11
2の出力が9まで達し、従つて第3デイジタルコ
ンパレーター120から第2コンパレートパルス
209を出力させる事ができる。なお第4カウン
ター119、第4デイジタルコンパレーター12
0、第4インバーター121及び第4サムロータ
リースイツチ122は、第3カウンター112か
らの桁上り信号を処理する為の回路であり、印刷
物によつて使用文字の大きさが異なり又スペース
部5の巾も異る為、場合によつては非印刷部の巾
を大きく取る必要が出てくる。この時第3サムロ
ータリースイツチ115と第4サムロータリース
イツチ122により走査線数99本分の巾まで任意
に非印刷部の巾の下限を設定できる。又、第7サ
ムロータリースイツチ138及び第8サムロータ
リースイツチ141により、非印刷部の巾の上限
を走査線数99本分の巾まで任意に設定できる。 ところで第3カウンター112及び第4カウン
ター119のセツトリセツト信号を作る為のモノ
マルチ出力パルス207のパルス中は第1コンパ
レートパルス206が立ち下つた瞬間からエナー
ブル信号205のパルスが立ち下つた瞬間までの
時間よりやや長い時間にとる必要がある。 又、第3カウンター112と第4カウンター1
19のセツトリセツト信号を作る為に使用したチ
ユーブ検知信号201は、チユーブが検査位置に
来る事を検知するリミツトスイツチ10のオンオ
フ信号からRSフリツプフロツプ128でチヤタ
リングを除いた信号を、第2モノマルチ124で
遅延させ、第3モノマルチ130で検査時間
0.4sec分パルス巾を引き延して得たものであり、
第2モノマルチ124による遅延時間は、リミツ
トスイツチ10のすえ付け位置と、マンドレルテ
ーブル7の回転速度により決定される。そしてス
タートマーク信号202はマークセンサー11
で、円筒状印刷物2の折り曲げ部ほどに印刷した
スタートマーク15を走査し得た信号を光電変換
回路101により増巾し波形整形した信号であ
る。 さて、第2コンパレートパルス209すなわち
非印刷部を検知した事を意味するパルスは第5カ
ウンター125へ入力する。第5サムロータリー
スイツチ128には検査すべき円筒状印刷物2の
非印刷部の数、すなわち上述した理論中C(=
D)の値に1を和したD+1を設定する。数値D
+1は、第5インバーター127を介し、第5デ
イジタルコンパレーター126の基準入力の値と
して設定される。脱刷のない円筒状印刷物2の非
印刷部の数はDであるから、円筒状印刷物2が1
回転する間の第5カウンター125の出力値はD
となり、第5デイジタルコンパレーター126の
比較入力の値はDとなり、パルスは出力されな
い。一方1つ以上の脱刷部5をもつ円筒状印刷物
2のCの値はD+Eとなり、第5カウンター12
5の出力値がD+1になつた時、第5デイジタル
コンパレーター126から第3コンパレートパル
ス203が出力する。従つて第5デイジタルコン
パレーター126から第3コンパレートパルス2
03が出力した場合は、脱刷のある場合、第3コ
ンパレートパルス203が出力しない場合は脱刷
のない場合という事ができる。 なお、この時の第5カウンター125のセツト
リセツト信号には、スタートマークパルス202
が使用され、円筒状印刷物2が1回転する毎に第
5カウンター125をリセツトしている。 さて、円筒状印刷物2は1検査時間内に約5回
転するが、脱刷のある場合には1回転毎に1パル
ス、計5〜4パルスの第3コンパレートパルス2
03が出力する。上記第3コンパレートパルス2
03が1検査時間の間に3発出力した時に、脱刷
があつたと判定する回路が、第6カウンター13
1、第6デイジタルコンパレーター132、第6
インバーター133及び第6サムロータリースイ
ツチ134により構成されているが、この回路の
目的は、例えばノイズ等により脱刷がない場合
に、第3コンパレートパルス203が出力した
時、これを脱刷と判定する事をさける為で、ノイ
ズ等により、第3コンパレートパルス203が1
検査時間内に3発出る確率は非常に小さいであろ
うとの想定に立つているものである。又、脱刷が
ある場合において何らかの理由により、第3コン
パレートパルス203が出力しなかつた時、これ
を脱刷と判定しない事をかける為で、脱刷がある
のに第3コンパレートパルス203が1検査時間
内に2回出力しないという確率は、非常に小さい
であろうとの想定に立つているものである。次に
この回路の動作を説明すると、第6サムロータリ
ースイツチ134を3と設定すれば第6インバー
ター133を介して、第6デイジタルコンパレー
ター132の基準入力は3に設定される。第6カ
ウンター131が第3コンパレートパルス203
を1検査時間内に3発カウントすると、第6デイ
ジタルコンパレーター132の比較入力は3とな
り、第4コンパレートパルス204が出力し、脱
刷信号となる。なお第6カウンター131のセツ
トリセツト信号は、チユーブ検知信号201を反
転した信号であり、検査が終了するとともに第6
カウンター131をリセツトし、検査が始まると
ともにセツトする。 上述の如くにして得た第4コンパレートパルス
204すなわち脱刷信号は表示回路135に入力
し、ランプブザー等により、脱刷のあつた事を作
業員に知らせる。 又上記脱刷信号は、脱刷のあつた円筒状印刷物
2をリジエクトする為の信号を作るのに使用でき
る。 なお本発明を、円筒状印刷物2の法定記載文字
群3の脱刷検査に応用した場合を説明してきた
が、印刷物の送り機構を替えれば、本発明は、円
筒状印刷物2に限らず、枚業印刷物例えば薬箱、
菓子箱等の法定記載文字群3の脱刷検査にも応用
できる事は自明である。 本発明は以上の如き構成であるから、印刷物の
文字の脱刷の検査を低コストで確実に行う事がで
き、省力化の観点から多大の成果をあげる事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は文字の分割の仕方を示す図であり、第2図は円
筒状印刷物の側面図であり、第3図a,bは、第
2図中の法定記載文字群の部分拡大図であり、第
4図は本発明の一実施例の構成を示す図であり、
第5図は処理回路のブロツク図であり、第6図
a,b,cは処理回路のタイムチヤート図であ
る。 1……文字、2……円筒状印刷物、3……法定
記載文字、5……スペース部、6……脱刷部、7
……マンドレルテーブル、9……自己走査型固体
受光素子カメラ、14……信号処理回路、103
……第1カウンター、104……第1デイジタル
コンパレーター、106……サムロータリースイ
ツチ、111……モノマルチ、117……JKフ
リツプフロツプ、203……第3コンパレートパ
ルス、204……第4コンパレートパルス、20
5……第1コンパレートパルス、208……JK
フリツプフロツプ出力信号、200……第2コ
ンパレートパルス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 印刷物の余白に印刷されたマークを走査し、
    該印刷物が走査位置にある事を検知して、文字部
    の走査スタートの情報を電気信号に変換する手段
    と、該印刷物の文字部を走査し、該文字部の画像
    情報を電気信号に変換する手段と、文字部の画像
    情報を電気信号に変換して得られる文字と文字の
    間のスペース部に相当する検出スペース部の総数
    量情報を、印刷物の文字部の標準設定スペース部
    のスペース数量と比較して印刷物文字部を検査判
    定表示する信号処理手段と、該印刷物を間欠運動
    により連続して、走査位置に供給し、走査のため
    定速度移動させる手段とからなる印刷物の検査
    機。 2 印刷物の文字部を走査し、文字部の画像情報
    を電気信号に変換する手段として自己走査型リニ
    アホトダイオードアレイを有するカメラを使用す
    る特許請求の範囲第1項記載の印刷物の検査機。 3 印刷物文字部を検査判定表示する信号処理に
    於て、該印刷物の文字部の標準設定スペース部の
    数量をDとし、該文字部の検出スペース部の総数
    量をCとし、D=Cであれば脱刷無し、D<C又
    はD>Cであれば脱刷有りと信号処理して該印刷
    物の文字部の脱刷を検査する特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の印刷物の検査機。
JP16042576A 1976-12-29 1976-12-29 Printed matter inspector Granted JPS5385610A (en)

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JP16042576A JPS5385610A (en) 1976-12-29 1976-12-29 Printed matter inspector

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