JPS6274770A - ホイール式車両の操向装置用油圧回路 - Google Patents

ホイール式車両の操向装置用油圧回路

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JPS6274770A
JPS6274770A JP60216019A JP21601985A JPS6274770A JP S6274770 A JPS6274770 A JP S6274770A JP 60216019 A JP60216019 A JP 60216019A JP 21601985 A JP21601985 A JP 21601985A JP S6274770 A JPS6274770 A JP S6274770A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はホイール式車両のパワステアリング方式の操
向装置の油圧回路構成に関する。
従来の技術 従来から、特殊作業用のホイール式車両では、ホイール
ベースやかじ取角度の大きさの割合いに回転半径の小さ
いことが要求されたり、また作業中の行動を迅速に行う
ためにカニ走行と称する機体の巾寄せ走行が必要となる
ことが多い。
これらの要求を満たすために、第3図に示す一風車両の
如き、前軸輪のみにより操向する前輪ステアリング方式
のほかに、第4図に示す前後軸の車輪を、互いに反対方
向に操向して小さい回転半径を得る2軸ステアリング方
式、第5図に示す如く前・後軸車輪を共に、同一方向に
操向して機体の巾寄せ運転のできるカニ走行方式が採用
され、しかも、これらの各ステアリングモードの変更が
容易に得られるようなパワステアリング式操向装置とな
っている。
この場合、従来からの油圧回路方式は、第7図に示す如
く、前輪ステアリング時には、後軸輪はステアリングシ
リンダ3”、4゛を作動せしめないで車体の進行方向に
保持し、パワステアリングユニット5°から送出される
圧油は、油路50または52を経て前軸側のステアリン
グシリンダ1″、2”を作動させ、前輪を右または左に
換向させる。2軸ステアリング、カニ走行のときは、油
路50.51の途中に設けたステアリングモード選定の
ためのセレクタパルプ12により、中立時は上述の前輪
ステアリング方式となるように、油路50は油路51へ
と、セレクタパルプ12が形成するバイパス通路により
連通ずるが、該セレクタパルプ12を中立位置以外の位
置に切換えると、パワステアリングユニット5′からの
圧油は、後軸輪を前軸輪と反対の方向または同一方向に
、同時に換向せてめて、2軸ステアリング、カニ走行を
選択できる。このとき、前軸輪の操向角度と後軸輪の操
向角度とを同期させる目的で、セレクタパルプ12を切
換えたときは、ステアリングシリンダ1゛、2′と3”
、4゛は、パワステアリングユニット5゛のポートと油
路50.26.27.28.25.51.53.54.
52によりループ状のシリーズ回路を形成させている。
従って、ステアリングシリンダ1゛、2′、3’、4’
の容量およびパワステアリングユニット5”の能力を決
定するときは、前後輪2軸分の操向抵抗に対応できるよ
うステアリングシリンダの直径やストロークを大きくし
たり、パワステアリングユニットで発生する圧力が高圧
でなければならない。このことは、特殊作業用のホイー
ル式車両の足回り設計上、ステアリングシリンダの取付
空間確保が益々困難となったり、ステアリングシリンダ
の容量増大につれて、パワステアリングユニットとして
、より高圧・大容量のものを採用したり、ステアリング
ハンドルの操作回転数を増加せしめたりすることともな
る。
発明が解決しようとする問題点 特殊作業用の車両は一般公道上を走行する車両と異なり
、泥ねい地や凹凸の多い地面を移動することが多く、そ
れにつれて操向輪の操向抵抗は増大し、しかも2軸ステ
アリング或いはカニ走行が要求され、更に、前述の如く
、前軸輪と後軸輪の操向動作を同期させるため、両者の
ステアリングシリンダをシリーズ回路で連通させ、1つ
のパワステアリングユニットから得られる圧油を使用し
て掻回するので、本来なれば1軸のみを操向させる圧油
でもって2軸を操向することとなるので、容量の大きい
ステアリングシリンダを採用するか、または高い圧力を
使用しなくてはならない。このステアリングシリンダは
第1図に示すように、車両の台枠36の下方で取付長さ
や地面なら適当なロードクリアランスを設けて取付は得
る上下方向の空間が制約されるので、大容量の油圧シリ
ンダを設置することは困難であり、また回路圧力も、油
圧機器・保護の観点から、上限があり、前後2軸の操向
抵抗に見合う圧力の設定は困難である。
本発明は、上記のような問題点に対応して、比較的小径
のステアリングシリンダによって2軸ステアリング、カ
ニ走行時ともに前後軸輪の同期操向を実現するものであ
る。
問題点を解決するための手段 以上のような問題点を解決するために、この発明は次の
ような構成としている。
すなわち、この発明にかかる油圧回路では、パワステア
リングユニットからの圧油回路の途中に前輪ステアリン
グ、2軸ステアリング、カニ走行を選択する油路切換用
のセレクタパルプを設け、2軸ステアリングおよびカニ
走行運転のときは前軸輪操向用ステアリングシリンダと
後軸輪操向用ステアリングシリンダをシリーズに油路で
連通し、パワステアリングユニットからの圧油で両シリ
ンダを作動せしめる。更に、前軸輪操向用ステアリング
シリンダを右操向または左操向させる油路のうち、何れ
か高い方の圧力を選択的に取出してパイロット圧とする
シャトル弁を設け、このパイロット圧回路には、該パイ
ロット圧が規定値を越えると開路し、規定値以下のとき
は閉路するパイロシトシーケンス弁を配し、該シーケン
ス弁の開路時に上記パイロット圧で作動するパイロット
切換弁を、ステアリングシリンダ回路に設けて、該パイ
ロット切換弁が作動しないときは、前軸輪および後軸輪
操向用ステアリングシリンダの作動回路はパワステアリ
ングユニットの圧油ポートとシリーズに、パイロット切
換弁が作動したときにはパラレル回路を形成するように
油路を設ける。
作用 セレクタバルブを操作して、2軸ステアリングまたはカ
ニ走行の状態とし、ステアリングハンドルを回すと、通
常はパワステアリングユニットからの圧油は、前軸輪ま
たは後軸輪のステアリングシリンダを作動させ、このス
テアリングシリンダから排出される圧油は、反対側であ
る後軸輪または前軸輪のステアリングシリンダを作動さ
せ、排出される油は再びパワステアリングユニットに入
り、タンクに戻る。この作動の途中において、操向抵抗
が何等かの原因で急増し、前・後軸輪操向用ステアリン
グシリンダを同時に作動し得なくなったとき、すなわち
、シャトルバルブからのパイロット圧が規定値を越える
と、パイロットシーケンス弁の働きにより、パイロット
切換弁が作動し、前・後軸輪のステアリングシリンダは
パラレル回路となるので、同一油圧源圧力で、シリーズ
回路で作動するときの約2倍の操向力を発揮する。つい
で操向抵抗が低下し、パイロット圧が規定値以下になる
と、直ちに、元のシリーズ回路作動に復帰するので再び
前軸輪と後軸輪は同期操向を続けることとなる。
実施例 この発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
特殊作業用のホイール式車両は、一般に、第1図に示す
如く、各種作業装置の取付ベースとなる台枠36の下方
に前後の車軸を備え、車軸の両端部には、前軸輪29.
30がキングピン41.42を、また後軸輪31.32
がキングピン43.44を介して回動自在なナックル4
5.46.47.48の車輪軸上で転動する如く取付け
られている。該ナックル45.46は一定長さのタイロ
ッド33により、ナックル47.48はタイロッド34
によりビン接合されており、走行中にステアリングハン
ドル35を操作したとき、常に内外の車輪が同一回転中
心を共有して転勤するように操向角度を規制している。
前軸輪29.30の操向はステアリングシリンダl、2
を、後軸輪31.32のそれはステアリングシリンダ3
.4を、それぞれ同時に伸縮させることにより行われる
。台枠36上の運転位置にはステアリングハンドル35
と同軸に、パワステアリングユニット5があり、ステア
リング専用ポンプi3から圧油を受け、ステアリングハ
ンドル35の回動角度に比例した量の圧油をステアリン
グ制御バルブ群38に供給し、ステアリンクツリンダ1
.2.3.4を作動せしめる。なお37は本車両のパワ
ユニットで、上記ステアリング専用ポンプの他に、エン
ジン39、主ポンプ40などが収納しである。
次に本発明の油圧回路について説明する。
第2図の油圧回路図において、ステアリングハンドル3
5を右または左に回転させると、それに応じてパワステ
アリングユニット5のポートから圧油が油路16または
油路21へ送油され、それぞれ反対側の油路を経て再び
パワステアリングユニット5を通ってタンク15に戻る
ように構成している: 14はこのときの圧力源回路保
護用のリリーフ弁である。
パワステアリングユニット5の2つのポートのうちの1
方は、油路16で手動またはソレノイドなどの手段で切
換をするセレクタバルブ12に連通し、該セレクタバル
ブ12が前輪ステアリングの位置では、内部にバイパス
通路が形成され、油路17によりパイロット切換弁8と
通じている。
該パイロット切換弁8のパイロット室に圧油が作動しな
いときは、内部にバイパス回路が形成され、油路17に
連通する油路18がステアリングシリンダ1.2の作動
回路である油路19との間に設けである。ステアリング
シリンダ1.2の上記と反対側のポートは油路20に集
約し、更に油路21によりパワステアリングユニット5
の他のポートとの間を連通している。また、油路16は
分岐して油路22がパイロット切換弁8との間に設けて
あり、更に油路21と22の間には、油路により通じ合
ったシャトル弁6を設・す、高圧側の油路の圧力をパイ
ロット圧として選択し取出し、バイロートシーケンス弁
7を通じてパイロット切換弁8のペイ日ソ1室に導く油
路23が設けである。
パイロットシーケンス弁7とパイロット切換弁8のパイ
ロット室との間の油路23は中間で分岐し、絞り弁9、
油路24を経てタンク15に通じている。
一方後車軸輸のステアリングシリンダ3.4の作動回路
は、従来と同様の構成であり、セレクタバルブ12のポ
ートは、それぞれ油路25または26を介してステアリ
ングシリンダ3.4のヘッド側、ロッド側へと、油路2
7.28により連通せしめである。なお、10.11は
、それぞれ油路2]、22および油路25.26の何れ
かの回路圧が、何等かの原因で異常に高圧となったとき
、反対側の油路に高圧油を送り込むためのオーバロード
リリーフ弁である。
以上の構成からなる油圧回路の操向時の作動を次に説明
する。
前輪ステアリング時の作動は、仮にステアリングハンド
ル35を回してパワステアリングユニット5のポート(
イ)から圧油が吐出されるとすると、その圧油は油路1
6、セレクタバルブ12のバイパス通路、油路17、パ
イロット切換弁8のバイパス通路、油路18.19を経
てステアリングシリンダ1のロッド側油室およびステア
リングシリンダ2のヘッド側油室に流入し、前軸輪29
.30を回動せしめると同時に、それぞれのステアリン
グシリンダの反対側油室内の油は油路20.21を通り
、パワステアリングユニット5のポート(ロ)から流入
し、タンク15に戻る。
次に、2軸ステアリングまたはカニ走行のときについて
述べる。
セレクタバルブ12のスプール位置を、手動またはソレ
ノイドなどの手段により、C位置からDまたはE位置に
切換えたときの状態についてであるが、D位置のときと
E位置のときとでは単に後軸輪31.32の操向方向が
逆になるのみであるから、ここではD位置にしたときに
ついて説明する。今、パワステアリ〉′グユニット5の
ポート(イ)から高圧油が吐出されるとすると、この圧
油は油路16、セレクタバルブ12のC位置回路、油路
26および27を通って2.テアリングシリンダ3のヘ
ッド側油室、ステアリングシリンダ4のロッド側油室に
流入してシリンダを伸縮せしめると共に各シリンダの反
対側のポートから吐出された圧油は油路28.25を通
り再びセレクタバルブ12のC位置回路を通って、油路
17で連通したパイロット切換弁8に流入する。該パイ
ロット切換弁8のスプール位置は、尋常状態ではB位置
となっているので、流入した圧油は、内部のバイパス通
路および油路18.19を通って、前述の前軸ステアリ
ングと器械、ステアリングシリンダ1.2を作動せしめ
、シリンダから流出した油は、パワステアリングユニッ
ト5のポート(コ)からタンク15に戻る。即ち、セレ
クタバルブ12を操作して、2軸ステアリングまたはカ
ニ走行の何れかのステアリングモードを選択して、ステ
アリングハンドル35を回転させると、パワステアリン
グユニット5からの圧油は、前軸輪操向用のステアリン
グシリンダ1.2と後軸輪操向用のステアリングシリン
ダ3.4との回路を直列的に作動させるので、前軸輪2
9.30と後軸輪31.32とは同時に同量だけの操向
角度となる。しかしながら、特殊作業用の車両では全般
的に輪荷重が大きく、先にも述べた如く悪路での走行が
強いられるうえにステアリングシリンダを設ける空間が
制約されるので大容量のものの使用は困難である。
かかる状態の車両は操向中、特に前方に各種作業用アク
ソチメユ7ト類を装備するものでは、前軸輪の操向抵抗
が急激に増大し、更に後軸輪の操向抵抗も付加され、遂
には操向不能となることがある。
本発明の油圧回路では上記のような操向不能となる前に
、油路16から分岐された油路22と油路21のうちの
高圧側の圧力をシャトル弁6が検出し、パイロット圧と
してパイロットシーケンス弁7に送油し、この圧力が規
定値を越えると、該パイロットシーケンス弁7から油路
23を通ってパイロソト切換弁8のパイロ7ト室に信号
を伝え、スプール位置をBからAに切換える。この動作
により、パワステアリングユニット5のポート(イ)か
らの圧油の半量は後軸輪31.32の操向を行ない、排
出された油は油路17、パイロット切換弁8、油路21
を:mってタユlり15に直接戻ると共に、Cイ)から
の圧油の半量は分岐した油路22を通り、パ・イロソト
切換弁8を経由して油路18.19、ステアリングシリ
ンダ1.2に流入して操向動作を行ない、シリンダから
排出された油は油路21を通ってタンク15へ戻る回路
を形成するので、ステアリングシリンダ1.2とステア
リングシリンダ3.4は、パワステアリングユニット5
からの圧油により、パラレルに、同時に作動されること
となる。
次いで前・後軸輪の何れかが、その操向抵抗に打勝ち僅
かに回動すると、操向抵抗は急激に低下するのでパイロ
ットシーケンス弁7のパイロット室に加わるパイロット
圧も低下し、パイロット切換弁8へのパイロット圧は遮
斬され、直ちに該パイロット切換弁8のスプール位置は
B位置となり、ステアリングシリンダ作動回路は元のシ
リーズ回路に復帰して前・後軸輪の操向角度のずれは僅
少で、実用上は何等支障がない。なお、絞り弁9は、パ
イロットシーケンス弁7が閉じたとき、パイロット切換
弁8のパイロット室の圧油が油路23、該絞り弁9、油
路24を通りタンク15に戻ることにより、パイロット
切換弁8のスプールをA位置からB位置へ戻す役目をし
ている。
また、上述のようなシリーズ回路操向、パラレル回路操
向を長時間或いは繰返し使用していると前・後軸輪の位
置のずれが集積したときは、ステアリングハンドル35
を一杯に右または左に回転させ、前・後軸輪のどちらか
がストロークエンドに達すれば回路圧が上昇し、前述の
作動により、シリーズ回路からパラレル回路に切換わり
、遅れている他方の軸輪をストロークエンドまで作動さ
せて位置のずれを修正する。
考案の効果 特殊作業用ホイール式車両における2軸ステアリング、
カニ走行のときに、常時は前軸側と後軸側の操向角度を
同期させ、万−前軸輪または後軸輪の操向抵抗が異常に
増加したときには、自動的にステアリングシリンダの作
動回路を、シリーズ回路からパラレル回路に切換え、操
向抵抗か低下すると直ちにシリーズ回路に復帰させて実
用上支障のない同期操向が得られるようにしたので、ス
テアリングシリンダは比較的小容量のもので、また回路
圧も比較的低い値でもよいので、車両の足廻り設計上有
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は特殊作業用ホイール式車両のステアリング機構
を示す平面図、第2図は本発明の油圧回路図、第3図は
前輪ステアリング状況を、第4図は2軸ステアリング状
況を、第5図はカニ走行状況を示す軌跡図、第6圀は従
来のパワステアリング装置の油圧回路図である。 1.2.3.4・・・・ステアリングシリンダ5・・・
・・・・・・パワステアリングユニット6・・・・・・
・・・シャトル弁 7・・・・・・・・・パイロットシーケンス弁8・・・
・・・・・・パイロット切換弁9・・・・・・・・・絞
り弁   12・・・・・・・・セレクタバルブ 37・・・・・・・・パワユニット 38・・・・・・・・ステアリング制御バルブ群以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2軸パワステアリング付ホイール式特殊作業用車両にお
    いて、パワステアリングユニットから得られる圧油を、
    1軸のみの車輪操向用シリンダへ、或いは2軸の車輪操
    向用シリンダへ正逆に供給するべく選択的に切換える切
    換弁を設け、2軸車輪を同時に操向するように切換えた
    ときには、該パワステアリングユニットからの圧油は一
    方の軸の車輪操向用シリンダと他方の軸の車輪操向用シ
    リンダを直列に作動させ、該作動回路の正逆いづれか一
    方の圧力が規定値以上になるとその圧力を選択的にシャ
    トル弁によりとり出してパイロット圧となし、各軸車輪
    操向用シリンダの作動回路を並列回路に切換え、上記パ
    イロット圧が規定値以下になると直ちに元の直列作動回
    路となる如くパイロット切換弁を作動回路中に設けたホ
    イール式車両の操向装置の油圧回路構成。
JP60216019A 1985-09-27 1985-09-27 ホイール式車両の操向装置用油圧回路 Expired - Lifetime JPH075091B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4946400A (en) * 1988-10-04 1990-08-07 Hirose Electric Co., Ltd. Surface mounted electrical connector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4946400A (en) * 1988-10-04 1990-08-07 Hirose Electric Co., Ltd. Surface mounted electrical connector

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JPH075091B2 (ja) 1995-01-25

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