JPS6274194A - ソフトウエア販売装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はソフトウェア販売装置に関し、特にゲーム用
、パズル用、クイズ用、教育用等の各種ソフトウェアの
書換えを自動的に行う装置に関する。

（従来の技術） 最近、家庭用パーソナルコンピュータ（例えば、商品名
ＭＳＸ）あるいはその他のコンピュータ（例えば家庭用
テレビゲーム機）の普及に伴い、ゲーム用、パズル用、
クイズ用、教育用等の種々のソフトウェアが大量に販売
されている。ところで、従来では、これら各種のソフト
ウェアを販売する場合、予めフロッピーディスクやＲＯ
Ｍカ〜カートリッジフトウェアを記録または書込んでお
き、このフロッピーディスクやＲＯＭカートリッジを販
売していた。しかし、このような販売形態では、ソフト
ウェアの記録されたフロッピーディスク等を在庫として
大量に仕入れなければならず、在庫管理工種々の問題を
生じていた。例えば、よく売れるソフトウェアについて
は在庫が不足し、逆に売れ行きの良くないソフトウェア
については処分に困るという問題があった。また、在庫
費用や運搬費用が嵩み、商品の価格の高騰をまねくとい
う問題もあった。

そこで、ソフトウェアのプログラムデータのみを販売す
ることによって商品の在庫を不要にするという全く新し
い形態のソフトウェア販売装置が例えば特開昭５１−２
１２９８８号公報によって提案されている。この特開昭
５９−２１２９８８号公報によれば、予め複数種類のソ
フトウェアを記憶させたハードディスクを販売機内部に
固定的に設けておき、これら各種ソフトウェアの内容を
表すラベルとそれに対応するコードを販売機に表示する
とともに、コード入力用のキーボードを設けておく。顧
客は書換えたいフロッピーディスクを持参し、そのフロ
ッピーディスクを販売機に装着した後、キーボードの操
作によって所望のソフトウェアのコードを入力する。す
ると、選択されたソフトウェアのプログラムデータがバ
ー　ドディスクから読出されてフロッピーディスクに書
込まれる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来の販売装置によれば、ソフトウ
ェアの書換えを希望する顧客の自弁したフロッピーディ
スクの外形寸法上の種類や、書換え後にフロッピーディ
スクが使用される家庭用パーソナルコンピュータまたは
家庭用テレヒケ−ム機に接続されている磁気ディスクド
ライブ装置（ＦＤＤ）の種類に拘わらず、ソフトウェア
の書換えを実行しているので、次のような問題点があっ
た。

すなわち、ＦＦＤの種類が異なると磁気記録方式（符号
化方式）に違いがあり、またＦＦＤに接続されたパーソ
ナルコンビ１−夕等の種類が異なるとデータフォーマン
トに違いがある。このため、書換え後のフロッピーディ
スクが使用されるＦＤＤおよび／またはパーソナルコン
ピュータの種類によっては、再生したときにデータ誤り
を生じ、その誤り個所を発見しにくい。また、市販の標
準的なフロッピーディスクでも書換え可能にすれば、そ
れが適用されるＦＦＤ側で所定のイニシャライズ化され
たものでなければ使用できない回路構成を採っていると
、せっかく書換料を支払って所望のソフトウェアを書込
んだフロッピーディスクが使用できず、顧客に損害を与
えることになる。斯る問題点は、半導体メモリを収納し
たプラグイン式カー　トリソジにもあてはまる。

それゆえに、この発明の目的は、所定の識別記号が形成
された予め定める記憶媒体のみソフトウェアの書換えま
たは書込みを許容し、適合しない記ｔ＃媒体への書込み
を禁止して、上記のような制約を知らない顧客に損害を
与えるのを防止し得る、ソフトウェア販売装置を捉供す
ることである。

（問題点を解決するための手段） この発明は、記憶部を収納したケースに識別記号を形成
した第１の識別記号部を含む記憶媒体にプログラム情報
を書込むことによってソフトウェアを販売する装置であ
って、筺体と、ソースプログラム記憶手段と、挿入ｌ」
と、書込手段と、書込可能条件検出手段と、書込制御手
段とを備える。

挿入口は、記憶媒体を挿入するために筺体に関連して設
けられる。書込手段は、挿入口の奥に関連的に設けられ
、正常に装着された記憶媒体にプログラム情報を書込む
ものである。

（作用） ケースに所定の識別記号の形成された記憶媒体が挿入口
へ挿入されて、書込手段によって書込み可能なように正
常に装着されると、書込可能条件検出手段がそのことを
検出する。この検出出力に応答して、書込制御手段はソ
ースプログラム記憶手段に記憶されているプログラム情
報を読出して書込手段に与えて記憶媒体の記憶部に書込
ませる。

〔実施例〕 第２図はこの発明の一実施例の正面図である。

第３図は第２図実施例の要部分解斜視図である。

図において、ソフトウェア販売装置１０ば筺体１２を含
む。筺体１２の前面には、モニタテレビ１４と、キーロ
ックスイッチ（以下、ＫＬＳと略称する）１６と、収納
部１８と、貨幣投入口２０と、釣銭放出口２２とが設け
られる。

モニタテレビ１４は、ソフトウェア販売装置１０の操作
案内やメンテナンスチェ’７りの結果や販売されたソフ
トウェアの集計情報等を表示するためのものである。Ｋ
ＬＳ１６は、ソフトウェア販売装置１０の動作モードを
切換えるものであり、所定の形状を有するキーを差し込
んで回動することにより、その回動位置に応じてソフト
ウェア販売装置１０の動作モード、すなわちｒＯＦＦ、
１゜「書換」、「メンテナンス」、「出力」の４つのモ
ードを切換える。ＯＦＦモードでは、ソフトウェア販売
装置１０の動作が停止される。書換モードでは、販売す
べきソフトウェアのプログラムデータの書換えが行われ
る。メンテナンスモートでは、ソフトウェア販売装置１
０のメンテナンス動作、換言すればソフトウェア販売装
置１０が正常に機能するか否かを調べるための動作が実
行される。出力モードでは、ソフトウェアの販売または
書換えに関する収集データの出力が行われる。

収納部１８は、ソースプログラム記憶手段の−・例のソ
ースプログラム用メモリユニット（以下、メモリユニッ
トと略称する）２４ａ〜２４ｋを収納するためのもので
あり、各メモリユニット２４ａ〜２４ｋ（ただし、図示
では２４ｋが省略されている）を収納し得るように複数
の収納Ｅｌ　Ｉ　８　ａ〜１８ｋ（ただし、図示ではメ
モリユニット２４ａ〜２４ｋ、２４ｊが収納されている
ので、１８１および１８にのみしか示されていない）を
含む。

各収納口１８ａ〜１８にの内側の両側面には、メモリユ
ニット２４　ａ〜２４にの挿脱を容易にするためのスラ
イドレール１８１が形成されている。

各メモリユニット２４ａ〜２４には、収納口１８ａ−１
８ｋに挿脱自在にするために、表面板２４１に基板２４
２を直交させて接合した構造すなわちＬ字状に形成され
る。表面板２４１は、各メモリユニット２４ａ〜２４　
ｋが収納口１８３〜１８ｋに収納されたとき外部へ露出
するように構成される。各メモリユニット２４ａ〜２４
にの表面板２４】には、ソフトウェアの内容を表わす図
形や文字等が表示されたラベル表示部２４３と、ソフト
ウェアの書換料金（販売価格）を表示した価格表示部２
４４と、選択スイッチ２４５とが形成される。各メモリ
ユニット２４ａ〜２４にの基板２４２には、それぞれ異
なる種類のゲーム用ソフトウェアのプログラムデータを
記憶している不揮発性半導体メモリ、例えばＲＯＭ２４
６が装着される。なお、この実施例は、ゲーム用のソフ
トつＪアを販売するものであるが、その他パズル用、ク
イズ用、教育用等の各種プログラフ、デ　タをＲＯＭに
肥土ａさせて１隻売してもよい４．また、基十反２４２
の挿入方向先端部には、基板トの電極を外部に導出する
ための引出電極２４５が形成される。基板２４２の左右
端部がスライドレール】８１に係合して摺動自在に支持
される。

各収納ＩＤ　１８　ａ〜１８にの輿には、エツジコネク
タ（第１図に示す２Ｇａ〜２６ｋ）が設置ｄられる。こ
れらのエツジコネクタ２〔；ａ〜２６には、メモリユニ
ット２４　ａ〜２４ｋが収納口１）（ａ〜１８ｋに挿入
されたとき、対応のメモリユニット２４ａ−２４ｋに含
まれる基板２４２の引出電極２４７と接続される。これ
によって、メモリユニット２４ａ〜２４にの基板２４２
に装着されたＲＯＭ２４６と、ソフトウェア販売装置１
０の内部機器との電気的接続が図られる。

ここで、相対的に多い数の収納［二］（例えば１８３〜
１８ｊの１０個）には、販売または書換え頻度の高い種
類のソフトウェアを記憶したＲＯＭを含むメモリュニノ
ｌ−２４ａ〜２４ｊが定常的に挿入される。一方、相対
的に少ない数の収納Ｄ　（例えば１８にの一個）には、
別の場所に設置されかつ販売または書換え頻度の低い種
類のソフトウェアを記憶したＲＯＭを含む複数のメモリ
ユニットのうち、メモリユニット２４ａ〜２４ｊにない
種類のものが顧客によって販売を希望されたとき、係員
によって選び出されて挿入される。このようにすれば、
販売頻度の高い種類のメモリユニット２４ａ〜２４ｊに
ついては比較的長い周期で交換するだけでよく、販売頻
度の低い種類のメモリユニットについては販売希望者の
ある都度選択的に収納口１８ｋに挿入し書込み後元の別
の場所に保管すればよい。従って、ソフトウェアの種類
をどんなに多く増やしても、筺体１２の外形寸法が大形
化することなく、しかも販売毎に、メモリユニットを着
脱するようなわずられしさを解消できる利点がある。

なお、各メモリユニット２４ａ〜２４ｋｔ−選択（ずな
わぢソフトウェアの種類を選択）するための選択スイッ
チは、各エツジコネクタ２６ａ〜２６ｋに対応し２て筺
体１２側に設けてもよい。しかし、この実施例のように
、ｍｔＲスイノ千２４５を各メモリユニット２４ａ〜２
４ｋに一体的に設ければ、次の利点がある。すなわち、
もし選択スイッチを筺体１２側に設けると、ブｌ：ｌグ
ラムの書換えを確実にするために、操作された選択スイ
ッチに対応するエツジコネクタにメモリユニットの装着
状態検出用スイッチとその検出スイッチの出力状態を書
換処理のプロゲラｌ、十で判断するステップが必要とな
るが、選択スイッチ２４５をメモリユニット２４，１〜
２４に側に設ければこれらが不要となり、構成を簡略化
できる。なぜならば、もし、メモリユニット２４ａ〜２
４ｋが確実に装着されていなければ選択スイッチ２４５
の押圧信号が筺体Ｉ２の内部機器に与えられず、もしメ
モリユニット２４ａ〜２４ｋが収納口１８ａ　〜１８に
へ挿入されていなければ選択スイッチを操作できないか
らである。

また、筺体１２の表面には、記憶媒体の一例の磁気記録
媒体（フロッピーディスク；以下Ｆ　ＩＩ）と略称する
）２８を挿入するための挿入口３ｏが形成される。この
ＦＤ２８は、顧客が持参した書込み済みのものまたは新
たに購入した未使用のものであり、ＦＤ２８には選択さ
れたメモリユニットのＲＯＭ２４６に記ｔａされたプロ
グラムデータが書込まれる。

、、：（７）ＦＤ２８は、具体的には第４Ａ図およヒ第
４Ｂ図に示すようなものが用いられる。すなわち、ＦＤ
２８は、その中心部にハブ２８１の固着された円盤状の
磁気ディスク（以下ディスクという）２８２をプラスチ
ック等のケース２８３内に収納して構成される。ケース
２８３は、その平面形状がディスク２８２よりも大きく
選ばれる。より詳細に説明すると、ケース２８３の横方
向長さく幅）ａｌは、後述の磁気記録再生機３２への挿
入口３０の幅（ａ２）以下に選ばれる。ケース２８３の
縦方向長さく挿入方向に沿う長さ）ｂは、ディスク２８
２の直径（２ｒ）よりも大きく選ばれる。ディスク２８
２の中心からツノ゛−ス２８３の挿入方向先端（図示の
上辺）までの長ざｂ　ｌよりも挿入方向後端（図示の下
辺）までの長さｂ２の方が長＜　　（ｂ２＞ｂｌ）ｉｌ
！ばれる。そして、ケース２８３の一方主面には、ヘッ
ド挿入孔２８４が形成される。ケース２８３の挿入方向
先端側の一力端部には、書込プロチクＩ・用爪２８５が
形成される。さらに、ケース２８３の一方主面には、挿
入方向後端例の幅方向に沿って第１の識別記号部２８６
が設けられる。この識別記号部２８６は、例えば英文字
またはカナ文字等の複数の文字の組合ゼから成る識別記
号（図示では商標）がインボス状に形成される。

なお、識別記号は図示のような文字に限らず、丸、三角
、四角等の記号の組合せやジグザグ模様等のように意味
をもたない記号でもよい。また、複数の文字等から成る
識別記号のうちの成る種類または位置の文字を他の文字
よりも深い凹部で形成してもよい。さらに、このＦ　Ｉ
）　２８が両面記録用であれば、識別記号部２８６はケ
ース２８３の相対する両面に形成される。

そして、挿入口３０の内側には、ケース２８３に形成さ
れた第１の識別記号部２８６と嵌り合うように、第５Ａ
図に示す第２の識別記号部３０１が形成される。この挿
入口３０の内部（Ｍ側）には、書込手段の一例の磁気記
録再生機３２が設けられる。この磁気記録再生ｍ３２は
、第５Ｂ図および第５Ｃ図に示すように、ケージング３
２１に関連して設けられかつディスク２８２を回動駆動
するための回転駆動系３２２と、磁気ヘッド３２３とを
含む。ケージング３２１の上面には、ディスク２８２を
保持するためのホルダ３２４がガイド支柱３２５によっ
て上下に摺動自在に支持される。このホルダ３２４は、
最上位置にあるときその入口が挿入口３０と対向して挿
入口３０を通して挿入されたＦＤ２８を受は入れ、ＦＤ
２８が完全に挿入されたとき連杆（図示せず）の作用で
最下位置まで押し下げられて、ＦＤ２Ｂを記録再生可能
な状態に装着する。ホルダ３２４の最下位置に関連して
、識別記号部２８６の形成された所定のＦＤ２８が正常
に装着されたことを検出するために、装着検出用スイッ
チ３２６が設けられる。

この装着検出用スイッチおよび磁気・＼ノド３２３の出
力が内部回路３２７に入力される。この内部回路３２７
からは駆動指令信号（または駆動用電力）が回転駆動系
３２２に与えられる。

なお、ケース２８３に形成される識別記号部２８６は、
図示のようなインボス状のもの、すなわち外形上の特徴
を有するものに限らず、バーコードのような光学的に検
出可能に態様で形成してもよい。その場合は、所定の識
別記号の形成されたＦＤが挿入されたことを検出するた
めに、バーコード等を光学的に検出する光電セン４ノ（
またばＣＣＤセンザ）３２８が装着検出用スイッチ３２
６に替えてまたはこれに加えて設けられ、後述の第７Ａ
図のステップＳ１２では所定のバーコードが形成された
ものか否かが判断される。

さらに、ソフトウェア販売装置１０の内部には、第３図
に示すように、スピーカ３４と、メイン基板３６と、電
源回路３８とが設けられる。メイン基板３６には、ソフ
トウェア販売装置１０の動作制御を行うための種々の回
路が形成される。

電源回路３８は、商用電源からソフトウェア販売装置１
０の駆動電圧を供給するためのものである。

第１図は第２図および第３図に示す実施例のブロック図
である。図において、ＣＰＵ４０には、ワーキングＲＡ
Ｍ４２およびシステムプログラム用ＲＯＭ４４が接続さ
れる。ワーキングＲＡＭ４２はＣＰＵ４０のデータ処理
に必要な種々のデータを記憶する。ＲＯＭ４４はＣＰＵ
４０の動作プログラム（たとえば第６図〜第７１３図に
示すような動作プログラム）を格納するものである。ま
た、ＣＰＵ４０には、ビデオコントローラ４６が接続さ
れる。ビデオコントローラ４６には、画像表示用メモリ
４８が接続される。画像表示用メモリ４８には、モニタ
テレビ１４に表示すべき種々の画像データが記憶されて
いる。ビデオコントローラ４６はＣＰＵ４０からの指令
に応じて画像表示用メモリ４８から所定の画像データを
読出してモニタテレビ１４の表示駆動を行う。従って、
ビデオコントローラ４６の出力は映像用増幅回路５０を
介してモニタテレビ１４に与えられる。さらに、ＣＰ　
Ｕ　４０には、Ｔ１０ボー１・５２が接続される。

ＣＰ　１．Ｊ　４．０ばこのＩ１０ボート５２を介して
種々の機器ないし回路と接続される。Ｉ１０ボート５２
には、音声用増幅回路５４が接続される。この増幅回路
５４は、音声信号を増幅してスピーカ３４に与える。

また、Ｔ１０ボー１・５２には、漢字用ＲＯＭ５６、端
末識別コード設定器５８および集計データ記憶用メモリ
６０が接続される。漢字用ＲＯＭ５６は、モニタテレビ
１４の表示に必要な種々の漢字のキャラクタデ〜りを記
憶している。ＣＰＵ４０はこの漢字用ＲＯＭ５６から漢
字のキャラクタデータを選択的に読出してビデオコント
ローラ４６にり、える。これによって、操作手順の指示
等の漢字情報がモニタテレビ１４に表示される。ここで
、ソフトウェア販売装置１０は、工場出荷段階で各機体
ごとに個別的な識別コードが定められる。

端末識別コード設定器５８は、この識別コードを固定的
かつ可視的に設定するものであり、設定された識別コー
ドを電気的に出力可能に構成される。

集計データ記憶用メモリ６０は、ソフトウェアの販売（
または書換え）に関する集計データを記憶するものであ
り、電気的に書換可能な不揮発性メモリ例えばＥＥＦＲ
ＯＭが用いられる。なお、ＥＥＰＲＯＭに代えて、ＲＡ
Ｍにパンクアップ電源を設けたものや、磁気ディスク等
を用いてもよい。この集計データ記憶用メモリ６０は、
工場出荷段階で定められるソフトウェア販売装ｆｆ１ｏ
の端末番号（端末識別データ）を記憶するエリアと、集
計データを記憶するエリアとを含む。集利データ記憶エ
リアは、ソフトウェアの種別データを記憶する種別デー
タエリア吉、ソフトウェアの書換（販売）回数データを
記憶する書換（販売）回数エリアとを含む。

さらに、Ｉ１０ボート５２には、複数のエツジコネクタ
２６ａ〜２６に、磁気記録再生機３２゜ＫＬＳ］、６．
貨幣投入口２０へ投入した貨幣を選別するコインセレク
タ６２および釣銭放出機６４が接続される。なお、磁気
記録再生機３２および挿入口３０は、筺体１２と別のハ
ウジングに収納してもよい。

ところで、前述のＦＤ２８は、その記録領域ないしアド
レス領域が少なくともインフォメーションファイル記録
領域、書換等に関する歴史データ（例えば書込・再生回
数等のデータ）記録領域およびゲーム等のソフトウェア
のプロゲラｌ、情報を記録するデータ領域に分けられる
。このインフォメーションファイル記録領域には、販売
に際し２でイニシャライズ化のだめのインフォメーショ
ンデータ、例えばメーカ名、ゲーム名（ただし２初期化
された状態では未定義）および所定桁数の数字のような
製造番号等のデータが所定バイ１−敗（例えば４０バイ
ト）分だけ符号化されて記録されている。そして、この
実施例では、ケース２８３に形成された識別記号のよう
な形態上の特徴に基づく第１の条件と、インフォメーシ
ョンデータに基づく第２の条件との組合せで、ＦＤ２８
が書込可能なものか否かを検出し、書込みの許否を決定
するものである。

第６図、第７Ａ図および第７Ｂ図はこの実施例の動作を
説明するだめのフローチャー　トである。

特に、第６図は概略動作のフローチャートを示し、第７
Ａ図および第７Ｂ図はプログラム書換モード（プログラ
ム販売モード）のフローチャー　１・を示ず。以下、第
１図〜第７Ｂ図を参照して、この実施例の動作を説明す
る。

まず、電源スィッチ（図示せず）がオンされて、第６図
に示す動作がスタートする。ステップｓ１では、イニシ
ャライズ動作が行われる。例えば、すべてのインジケー
タランプ（図示せず）が点灯されてインジケータランプ
に故障がないが否がが確認される。また、スピーカ３４
がら音が発生され、スピーカ３４に故障がないが否かが
確認される。次に、ステップ８２〜Ｓ４において、ＫＬ
Ｓ１６の位置に基づいてメンテナンスモード、出力モー
ド、書換モードのいずれが選択されているかが判断され
る。いずれのモードも選択されてぃないときば、ｒＯＦ
ＦＪ位置であるため、ステップ８２〜Ｓ４の判断がいず
れもｒＮＯＪとなり、再びステップＳ２に戻り、待機す
る。したがって、ソフトウェア販売装置１０は何の動作
も行わない。

もし、ＫＬＳ　１６によってメンテナンスモードが選択
された場合は、ステップｓ２でそのことが判断されて、
ステップＳ５へ進む。ステップｓ５では、メンテナンス
モードのプログラムが実行される。例えば、メモリユニ
ット２４ａ〜２４ｊのいずれかを選択してそれに含まれ
るＲＯＭ２４６からプロゲラ１、情報を読出し、この情
報をテスト用ＦＤ（図示せず）に書込み、その後テスト
用ＦＤに書込んだプログラム情報を読出してＲＯＭ２４
６の内容と比較照合し、正常な書込みがされたか否かの
ヂエソクが行われる。

次に、この発明の特徴となるソフトウェアの販売モード
、すなわちＦＤ２８に所望のプロゲラＪ１を書込む書換
モードの動作を説明する。販売店の係員は、メンテナン
スモードの終了後、ＫＬＳ　１６を回動して書換モード
を選択する。すると、ステップＳ４において書換モード
の選択されたことが判断されて、ステップｓ６へ進む。

ステップＳ６において書換（販売）モードのプログラム
、すなわち第７Ａ図および第７Ｂ図に示すサブルーチン
の動作が開始される。

すなわち、ステップｓ７ではモニタテレビ１４を用いて
貨幣投入の指示表示が行われる。続いて、ステップＳ８
において、貨幣が貨幣投入口２ｏに投入されたか否かが
判断され、投入されていないことが判断されるとステッ
プｓ７へ戻り、貨幣が投入されるまで待機する。

ところで、自分の持っているＦＤ２８のゲーム等に飽き
て別のゲーム等のプログラムへの書換えを希望する顧客
は、モニタテレビ１４の表示を見て貨幣を貨幣投入口２
ｏへ投入する。すると、ステップＳ８において貨幣の投
入されたことが判断された後、ステップｓ９へ進む。ス
テップｓ９では、コインセレクタ６２の貨幣の種類選別
に基づいて、投入金額の合計演算が行われる。ステ、プ
Ｓ１０では、投入金額の合計額がソフトウェアの販売額
以−１−になったか否かが判断される。もし、販売金額
（価格）以下であればステップＳ７へ戻って、貨幣の投
入を待ち、販売金額以上であればステップＳｌｌへ進む
。なお、この実施例では、説明の容易化のため全ての種
類のソフトウェアの販売金額が同一の場合を想定し゛ζ
説明するが、種類によって価格が異なる場合はステップ
８７〜Ｓ１０の動作を後で述べるどのメモリュニソ１２
４ａ〜２４　ｋの選択スイッチが押圧されたかの判断（
ステップ５１８ａ−３１８にのいずれか）を行った後に
、それぞれの価格辺土の投入金額があるか否かを判断す
るようにしてもよい。

ステップＳｌｌにおいて、Ｆｌ）の挿入指示がモニタテ
レビ１４１−に表示される。顧客はこの表示を見て新た
に購入しまたは書換えのために白参したＦＤを挿入「１
３０へ挿入する。このとき、外観−ト（または形態上）
の特徴が第４Ａ図に示すような所定のＦＤ２　Ｂが挿入
されると、ＦＤ　２８が正常に装着されるため、装着検
出用スイッチ３２６が検出信号を導出する。応して、ス
う−ソプＳ１２において一定時間内に形態−１−所定の
識別記号の形成されたＦＤ２８が挿入されたことが判断
される。

続いて、ステップＳ１３において、ＦＤ２８に初期設定
されているインフォメーションデータが磁気記録再生機
３２によって読出されワーキングＲＡＭ４２にロードさ
れる。ステップＳ１４において、インフォメーションデ
ータに基づいて挿入されたＦＤ２８が書込みの許容され
たものか否かが判断される。具体的には、例えばソフト
ウェア販売装置１０で書換え可能なものであることを示
す製造者名、製造番号等のデータが予めＦＤ２８の所定
の記録エリア（番地）に書込まれているので、この番地
のデータを読出して予め設定された書込可能なＦＤ２８
を特定するためのデータと比較照合することによって達
成される。このようにすれば、挿入されたＦＤの識別記
号が所定のものでないとき、必要に応じてこれに追加の
条件としてソフトウェア販売装置１０が書換えまたは販
売するソフトウェアのデータフォーマットと書換えられ
たＦＤを使用してゲームを行うために顧客の所有する端
末機（家庭用テレビゲーム機）のデータフォーマットと
が不・致のとき、ステップＳ１５において使用できない
旨を表示しで、正規の７：換動作を実行しない。これに
よって、無駄な書換えを排除でき、顧客に損害を与える
のを防１１できる利点がある。。

さら乙こ、必要乙こ応して、Ｆ　Ｉ）　２　Ｂのインフ
ォメーション記録領域には、記録および再η−回数の累
計値が記録・再生の都度書込まれる。この場合は、ステ
ップ３１６において、記Ｈ・再生回数がＦＩ）の使用可
能な回数以下か否かが判断される。、これによ、て、使
用頻度が高くかつ磁気ディスク２８ツキ１ ２の磨耗により書込みエラーの仕し易いＦＤにプロゲラ
Ｊ、情報を書込んでＩ・ラブルがｔ１ニジ７るのを防止
できる利点がある。

一方、ＦＤ２８が識別記号、インフォメーションデ　タ
および記録・再律回数等のいずれの条件も所定のもので
あることが判断されると、スラー・７フ”Ｓ　１．７に
おいて複数のメモリ＝１、ニソｌ−２４ａ〜２４にのう
らいずれかのものの選択スイッチ２４５が押圧されたか
否かが判断される。ところで、顧客は筺体１２に装着さ
れているメモリユニット２４２〜２４ｊのラベル表示部
２４３を見て所望の種類のソフトウェアを探す。もし、
所望の種類のソフトウェアのものがあれば、そのメモリ
ユニット（２４ａ〜２４ｊのいずれか）の選択スイッチ
２４５を押圧する。一方、所望の種類のものがなければ
、係員に所望のソフトウェアのタイトル（ゲーム名）を
告げて、そのソフトウェアのメモリユニット２４ｋを空
いている収納口１８ｋに装着してもらった後、そのメモ
リユニット２４にの選択スイッチ２４５を押圧する。す
ると、メモリュ’−ｙ　）　２４　ａ〜２４にのいずれ
かの選択スイ・ノチ２４５の押圧信号がエツジコネクタ
２６ａ〜２６にのうちの対応のものを介してＩ１０ボー
ト５２を通してＣＰＵ４０に与えられる。応じて、ＣＰ
　ｔＪ　４０はいずれかの選択スイッチ２４５の押圧さ
れたことを判断して（ステップ５１７）、ステップ３１
８ａへ進む。ステップ５１８ａにおいて、メモリユニッ
ト２４ａの選択スイッチ２４５が押圧されたか否かが判
断される。もし、そうであれば、ステップ５１９ａにお
いて、選択されたメモリュニソＩ・２４　ａのＲＯＭ２
４６に記憶されているプログラム情報が読出され、エツ
ジ：１ネクタ２６ａを介して磁気記録再生機３２へ転送
される。

このため、磁気記録再生機３２は転送されたプログラム
情報をＦＤ２８へ書込む。なお、必要に応じて、書込み
終了後のＦＤ２８からプログラム情報を読出し、メモリ
ユニット２４ａのＲＯＭ２４６から読出した情報と比較
照合し、書込めエラーがあれば再書込み動作を行うよう
にしてもよい。

一方、ステップ５１８ａｆ、こおいて押圧された選択ス
イッチ２４５がメモリユニット２４Ｈのものでないこと
が判断されると、ステップ５１８ｂへ進む。ステップ５
１８ｂにおいて、押圧された選択スイッチ２４５がメモ
リユニット２４ｂのものか否かが判断され、そうである
ことが判断されるとステップ５１９ｂへ進む。ステップ
５１９ｂでは、メモリユニット２４ｂのＲＯＭ２４６に
記憶されているプログラム情報が読出されＦＤ　２８へ
書込まれる。もし、メモリュニノＩ・２４　ｂのもので
ないことが判断されると、同様にして各メモリユニット
２４ｃ〜２４にのものが否かの判断が順次行ワした後、
選択されたメモリユニットのブ１］グラム情報の書込処
理が実行される。

その後、ステップＳ２０において、選択されたメモリユ
ニットから種別データが読出される。この種別データは
、予めＲＯＭ２４６の一部に登録されるか、基板２４２
上に設けられる種別コード設定器等によって設定される
。続いて、ステップＳ２１において、先に読出された種
別データが既に集計データ記憶用メモリ６ｏの種別デ　
タエリアに登録されているか否かが判断される。もし、
当該種別データが種別データエリアに登録されていなけ
れば、ステップＳ２２へ進み、今回の種別データを種別
データエリアの空きエリアに登録する。そして、ステッ
プＳ２３において、今回登録した種別データに対応する
書換回数エリアに［−１」を設定する。一方、今回の種
別データが種別データエリアに既に登録されていれば、
ステップＳ２４へ進め、その種別デ　タに対応する書換
回数エリアの値に［１１を加算して書換同数（販売回数
）を累計する。

ステップＳ２３あるいはＳ２４の動作が終ｒすると、ス
テップＳ２５へ進み、投入金額がら販売金額を減産し゛
ζ釣銭の演算が行われる。続いて、ステップ３２６にお
いて釣銭の有無が判断される。

釣銭のあることが判断されると、ステップＳ２７におい
て釣銭金額データがＩ１０ボート５２を介し゛ζ釣銭放
出機６４に与えられ、釣銭放出機６４がその金額の釣銭
を釣銭放１（廿］２２・＼放出する。

続いて、ステップ３２８において、「釣銭をお取り下さ
い−１とのメツセージがモニタテレビ１４に表示される
。その後、またはステップ３２６において釣銭のないこ
とが判断された後、ステップＳ２９において終了メソセ
ージとして例えばｒ　Ｆ　Ｄをお取り下さい−１とのメ
ソセージが干二夕う一しヒ１４に表示される。ステップ
ｓ３ｏにおいて、装着検出用スイッチ３２６の出カ信ぢ
に基づいて、ＦＤ、２８が抜き取られたが否がが判断さ
れ、抜き作を終了する。

上述の書換モードの動作の繰返しにより、集計データ記
憶用メモリ６０にはソフトウェアの販売に関するデータ
が収集記憶される。売−ヒ管理のためにこの収集データ
を出力したい場合は、係員によってＫＬＳ　１６が回動
されて、出力モードが選択される。この場合は、ステッ
プｓ３においてそのことが判断された後、ステップＳ３
１においてデータ出力モードのプログラムが実行される
。

（他の実施例） ところで、上述の実施例では、ソースプログラム記憶手
段の一例として、メモリユニットが引出し状の場合を説
明したが、これに限らずプラグインカーｌ・リッジ式の
ＲＯＭカートリッジを用いてもよい。具体的には、ＲＯ
Ｍカートリッジはプログラムデータを記憶したＲＯＭを
基板」二に実装し、この基板の引出電極を露出させるよ
うに基板をケース内に収納し゛Ｃ構成される。そして、
引出電極の形成された基板のエツジがエツジコネクタに
差込まれる。この場合、選択スイッチはケースの表面に
形成するか、筺体１２側に設し」ればよい。ケースの表
面に設けた場合は、ｉＫ沢スイッチの押圧信号が引出電
極およびエツジコネクタの一部の電極を通してＩ１０ボ
ー１−５２−、！フえられるので、両者の接続部分が確
実に装着されたことの検出部の役目を果たすことになる
。その他に、ハ　トディスクで構成してもよい。

また、」二連の実施例ではプロクラＪ、データの書換え
られる記憶媒体（または配性坦体）がフロッピーディス
クの場合を説明したが、書換え可能な不揮発性メモリや
光ディスクを用いることもできる。前者の場合は、記４
．１媒体として書換え可能な不揮発性メモリ　（たとえ
ばＥＥＲＯＭ）を装着した基板をケースに収納してなる
プログイン式カートリッジが用いられ、このケ　スの一
部に識別記号が設けられ、識別記号形成位１６に対応す
る本体側に検出手段が設けられ、書込手段としてＩ何月
ぐＯＭの消去と書込みの可能なものが用いられろ。

後者の場合は、光ディスクを収納するケースに識別記号
が形成され、書込手段として半導体レーザが用いられる
。

（発明の効果） 以上のように、この発明によれば、少なくとも所定の識
別記号の形成された予め定める記憶媒体のみソフトウェ
アの書換えまたは書込みを許容し、形態上適合しない記
憶媒体への書込みを禁止しているので、不適合な記憶媒
体にソフトウェアを書込むことによって顧客に損害を与
えるのを未然に防止できる。これによって、書換料を支
払って所望のゲーム等のソフトウェアを書込んだフロッ
ピーディスク等の記憶媒体が顧客の所有しているパーソ
ナルコンピュータ等に適合しないことによるトラブルを
防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。 第２図はこの発明の一実施例の正面図である。 第３図はこの発明の一実施例の要部分解斜視図である。 第４Ａ図および第４Ｂ図はこの実施例のソフトウェア販
売装置に適用されるフロッピーディスクを示す図であり
、特に第４Ａ図はその平面図、第４Ｂ図は第４Ａ図の線
Ｂ　Ｂに沿う断面図を示す。 第５Ａ図、第５Ｂ図および第５Ｃ図は挿入口と磁気記録
再生機の詳細図であり、特に第５Ａ図は挿入口裏側の斜
視図、第５Ｂ図は磁気記録書４Ｆ機の断面図、第５Ｃ図
はそのブロック図を示す。 第６図、第７Ａ図および第７Ｂ図はこの実施例の動作を
説明するためのフローチャートであり、特に第６図はそ
の概略フ１コ−を示し、第７Ａ図および第７Ｂ図は書換
モードのフローを示す。 図において、１０はソフトウェア販売装置、１２は筺体
、２４ａ−２４にはメモリュニソｌ−１２８はフロッピ
ーディスク、３０は挿入口、３２は磁気記録再生機（書
込手段）、４０はｃｐｕを示す。 第４Ｂ図 第５Ｃ図 「−故−ｒ−一−−，，，，−，−−−−−１内゛　５
２． ３２２　３２３　　ごＷ ｉ÷　　　　１ 褪粘・・ド 手続補正書（鳳） 昭和６１年２月２４ｒ」 昭和６０年特許願第２１６，０１８号 ２、発明の名称 ソフトウェア販売装置 ３、補正をする者 住所　■６０５　京都府京都市東山区福稲−Ｌ高松町６
０番地４、補正命令の日付 昭和６１年１月２８日発送 ５、補正の対象 明細書全文 ６、補正の内容 文字の印字（活字）の大きなものを使用した明細−（を
別紙のとおり　（内容に変更なし）。 −２′δ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）記憶媒体にプログラム情報を書込むことによって
   ソフトウェアを販売するソフトウェア販売装置であって
   、 前記記憶媒体は、 情報を書込み可能な不揮発性の記憶部と、 前記記憶部を収納するためのケースと、 前記ケースの少なくとも一方主面に識別記号を形成した
   第１の識別記号部とを含み、 前記ソフトウェア販売装置は、 筺体、 少なくとも、一種類のソフトウェアのプログラム情報を
   記憶するソースプログラム記憶手段、前記筺体に関連的
   に設けられかつ前記記憶媒体を挿入するための挿入口、 前記挿入口の奥に関連的に設けられ、挿入口を介して挿
   入されかつ正常に装着された前記記憶媒体に前記プログ
   ラム情報を書込むための書込手段、 少なくとも、前記書込手段に装着される前記記憶媒体の
   ケースに形成されている第１の識別記号部の識別記号が
   所定のものであることに基づいて、当該記憶媒体に前記
   プログラム情報を書込み可能な条件であることを検出す
   る書込可能条件検出手段、および少なくとも、前記書込
   可能条件検出手段の出力があることに応答して、前記ソ
   ースプログラム記憶手段に記憶されているプログラム情
   報を読出して前記書込手段に与えて前記記憶媒体の記憶
   部に書込ませる書込制御手段を備える、ソフトウェア販
   売装置。
2. （２）前記第１の識別記号部は、識別記号をインボス状
   に形成し、 前記書込可能条件検出手段は、 前記第１の識別記号部の識別記号と所定の関係にある識
   別記号をエンボス状に形成した第２の識別記号部と、 前記記憶媒体を前記書込手段に装着する際に前記第１の
   識別記号部と前記第２の識別記号部とが嵌め合わされた
   とき、記憶媒体が正常に装着されたことを検出する装着
   検出手段とを含む、特許請求の範囲第１項記載のソフト
   ウェア販売装置。
3. （３）前記第１の識別記号部は、識別記号を光学的に読
   取り可能に形成し、 前記書込可能条件検出手段は、 前記第１の識別記号部の識別記号を光学的に検出する光
   学的検出手段と、 前記光学的検出手段によって検出された識別記号が所定
   のものであることを判断する判断手段とを含む、特許請
   求の範囲第１項記載のソフトウェア販売装置。
4. （４）前記記憶媒体には、前記プログラム情報を書込み
   可能なことを表す所定識別データが予め定めるエリアに
   初期設定され、 前記書込手段は、書込・読出手段を含み、前記記憶媒体
   が装着されたとき前記記憶部の予め定めるエリアの識別
   データを読出し、 前記書込可能条件検出手段は、前記識別データが所定の
   ものであることを判断する手段を含む、特許請求の範囲
   第１項ないし第３項のいずれかに記載のソフトウェア販
   売装置。
5. （５）前記ソースプログラム記憶手段は、複数種類のソ
   フトウェアのプログラム情報を記憶し、前記ソフトウェ
   ア販売装置は、所望の種類のソフトウェアを選択するた
   めの選択手段を含み、前記書込制御手段は、前記書込可
   能条件検出手段の出力がありかつ前記選択手段が操作さ
   れたことに応答して、選択手段によって選択された種類
   のソフトウェアのプログラム情報を読出す、特許請求の
   範囲第１項ないし第４項のいずれかに記載のソフトウェ
   ア販売装置。