JP2006323918A - 記録・再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の記憶媒体と第2の記憶媒体とを有する記憶媒体ユニットの第1の記憶媒体に格納されたデータに関する管理を容易かつ適切に行なうことができる記録・再生装置を提供すること。
【解決手段】LTO用テープ駆動装置100は、LTOテープドライブ103およびICタグリーダライタ104を備え、磁気テープおよびICタグ113を有するLTO102がLTO用テープ駆動装置100の装填部122に装填されると、LTOテープドライブ103が、HDD119から転送されたデータをLTO102の磁気テープに書き込み、ICタグリーダライタ104が、ターゲット識別番号およびバックアップデータの内容などのデータ関連情報をICタグ113に書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録・再生装置に関する。
以前より、防災やセキュリティの観点から、コンピュータが備えるHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置に格納(記憶)されたデータを外部のバックアップ用記憶媒体に格納するバックアップ技術が重要視されている。一方、近年、HDDの記憶容量は増加の一途をたどり、これに伴い、HDDが格納するデータの量も増加している。そのため、大容量かつデータ転送速度が大きいバックアップ用記憶媒体に対する需要が高まっている。
このようなバックアップ用記憶媒体としては、磁気テープ(磁気テープ型の記憶媒体)、例えば、LTO(Linear Tape Open)と呼ばれる規格に適合した磁気テープ(磁気テープ型の記憶媒体)(以下、「LTO」と言う)等が知られている(例えば、非特許文献1参照)。LTOは、ロール状に巻かれた磁気テープと、その磁気テープを収容する筐体状のケースとを備え、例えば、200Gバイト〜3.2Tバイト程度のデータを格納することができる。
また、LTO用テープ駆動装置は、LTOの磁気テープに対してデータの書き込みおよび読み出しを行うヘッドを備える。また、このLTO用テープ駆動装置は、HDDに接続され、HDDに格納されたデータをLTOの磁気テープに転送し、上記磁気テープに記録されたデータをHDDやその他の装置に転送する。このときのデータ転送速度は、例えば、30〜320Mバイト/秒程度である。
ところで、複数のLTOが存在する場合、各LTOの外観は同じであり、LTOの外観のみに基づいて他のLTOと区別するのは困難である。そこで、各LTOのケースには、それぞれ、そのLTOのラベル番号を示す情報を担持するバーコードが印刷されたバーコードラベルが貼り付けられている。ユーザは、バーコードリーダなどによってLTOのラベル番号を読み取り、他のLTOと区別する。
荒木学、"最新の磁気媒体規格とその課題"、[online]、平成14年12月18日、社団法人情報処理学会情報企画調査会、[平成17年4月25日検索]、インターネット(URL: http://www.itscj.ipsj.or.jp/tutorials/tu56.html)
ここで、例えば、LTOのラベル番号と、そのLTOにHDDから転送され、書き込まれたデータとを、外部のデータベースにおいて関連付け、管理する方法が考えらえる。ユーザは、LTOのラベル番号をバーコードによって読み取り、その読み取ったラベル番号およびデータベースに基づいて、当該LTOにどのようなデータが格納されているかを調べる。
しかしながら、データベースを収容したコンピュータが遠隔地にある等、ユーザがデータベースを利用することができない場合、ユーザはLTOにどのようなデータが格納されているかを知ることができず、また、LTOにHDDから新たなデータを書き込み、若しくはLTOが格納したデータを消去するなどLTOに格納されたデータを更新したとき、データベースにおける関連付けを更新することができない。すなわち、LTOに格納されたデータに関する管理を適切に行うことができないという問題がある。
本発明の目的は、第1の記憶媒体と第2の記憶媒体とを有する記憶媒体ユニットの第1の記憶媒体に格納されたデータに関する管理を容易かつ適切に行うことができる記録・再生装置を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(12)の本発明により達成される。
(1) データの書き込みおよび読み出しが可能な第1の記憶媒体と、データの書き込みおよび読み出しが可能であり、該第1の記憶媒体と異なる種類の第2の記憶媒体とを有する記憶媒体ユニットに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう記録・再生装置であって、
前記記憶媒体ユニットが着脱自在に装填される装填部と、
前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、その第1の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第1のW/R手段と、
前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、その第2の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第2のW/R手段とを備えることを特徴とする記録・再生装置。
(2) 当該記録・再生装置は、ケーシングを有し、
前記第1のW/R手段および前記第2のW/R手段は、前記ケーシングの内部に設置されている上記(1)に記載の記録・再生装置。
(3) 前記第1の記憶媒体にデータを書き込む際、前記第2の記憶媒体に前記第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報を書き込むよう構成されている上記(1)または(2)に記載の記録・再生装置。
(4) 前記第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報には、前記データの内容、前記データの種類、前記データの書き込みを行なった日時、前記データの書き込みの際の処理時間および前記データが格納されていた記憶装置を特定する識別情報のうちの少なくとも1つが含まれる上記(3)に記載の記録・再生装置。
(5) 前記第1の記憶媒体にデータを書き込む際、前記第2の記憶媒体に前記第1の記憶媒体の残り記憶容量を示す情報を書き込むよう構成されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(6) 当該記録・再生装置は、データの書き込みおよび読み出しが可能な第3の記憶媒体と、該第3の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第3のW/R手段とを有し、
前記第1の記憶媒体にデータを書き込む際、前記第3の記憶媒体に、前記記憶媒体ユニットと、前記第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報とを関連付ける情報を書き込むよう構成されている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(7) 前記記憶媒体ユニットを特定する識別情報は、その第2の記憶媒体に書き込まれている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(8) 前記第2の記憶媒体は、非接触型のICメモリであり、
前記第2のW/R手段は、前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、前記ICメモリと通信可能なように該ICメモリの近傍に設置されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(9) 前記第2の記憶媒体は、接触型のICメモリであり、
前記第2のW/R手段は、前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、前記ICメモリに対して互いの端子同士が接触する位置に設置されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(10) 前記第1の記憶媒体は、磁気記憶媒体である上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(11) 前記第1の記憶媒体は、LTO規格に適合する磁気テープである上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の記録・再生装置。
(12) 前記記憶媒体ユニットの前記装填部への装填状態を検出する検出手段を有する上記(1)ないし(11)のいずれかに記載の記録・再生装置。
本発明によれば、第1の記憶媒体と第2の記憶媒体とを有する記憶媒体ユニットが装填部に装填された状態で、第1の記憶媒体および第2の記憶媒体のそれぞれに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
また、第1の記憶媒体にデータを書き込む際、第2の記憶媒体に第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報を書き込むことができ、これにより、記憶媒体ユニットの第1の記憶媒体に格納されたデータおよびそのデータに関する情報を一元的に管理することができ、記憶媒体ユニットの第1の記憶媒体に格納されたデータに関する管理を容易かつ適切に行なうことができる。
以下、本発明の記録・再生装置を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
なお、下記の実施形態では、記録・再生装置をLTO用テープ駆動装置に適用し、記憶媒体ユニットをデータのバックアップ用記憶媒体として用いる場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の記録・再生装置の実施形態を示す斜視断面図、図2は、図1に示す記録・再生装置のブロック図である。
これらの図に示すLTO用テープ駆動装置(記録・再生装置)100は、LTO(Linear Tape Open)と呼ばれる規格に適合した磁気テープ(磁気テープ型の記憶媒体)、すなわち、LTO(記憶媒体ユニット)102に対して、データ(情報)の書き込み(記憶)および読み出し(再生)を行なう装置である。
LTO102は、データの書き込みおよび読み出しが可能な第1の記憶媒体であるロール状に巻かれた磁気テープ(磁気記憶媒体)(磁気記録媒体)(図示せず)と、その磁気テープを収容する筐体状のケース111とを有している。ケース111の上面には、バーコードラベル112と、データの書き込みおよび読み出しが可能な第2の記憶媒体であるIC(Integrated Circuit)タグ(非接触型のICメモリ)113とが設けられている。
また、このLTO102を特定する識別情報は、そのICタグ113に書き込まれている。この場合、前記識別情報は、例えば、工場出荷時に、ICタグ113に書き込むことができる。
なお、本発明では、ICタグ113に代えて、例えば、接触型のICメモリが設けられていてもよい。
LTO用テープ駆動装置100は、筐体状のケーシング101と、LTO102の磁気テープに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうLTOテープドライブ(第1のW/R手段)103と、LTO102のICタグ113に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうICタグリーダライタ(第2のW/R手段)104と、LTO102のバーコードラベル112のバーコードが担持する情報を読み取るバーコードリーダ105と、記憶部106と、タッチセンサ(検出手段)121と、各構成要素(各部)の駆動(動作)を制御する制御手段であるCPU(Central Processing Unit)107と、各構成要素を接続するI/Oバス109とを備える。LTOテープドライブ103、ICタグリーダライタ104、バーコードリーダ105、記憶部106、タッチセンサ121、CPU107およびI/Oバス109は、それぞれ、ケーシング101の内部に設置(内蔵)されている。
このLTO用テープ駆動装置100は、USB(Universal Serial Bus)110を介して、後述するPCシステム108と接続されている。
PC(Personal Computer)システム108は、PC116、ディスプレイ114、キーボード115およびマウス(図示せず)を有しており、PC116には、記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)119が内蔵されている。このHDD119に格納されているデータが、LTO102の磁気テープに書き込まれ、バックアップされる。
LTOテープドライブ103は、ケーシング101内に設置されている。また、ケーシング101の側面には、略長方形の開口部であるLTO挿入孔117が形成されている。LTO102は、そのLTO挿入孔117を介してケーシング101内へ挿入され、LTOテープドライブ103に設けられている装填部122に着脱自在に装填(収容)される。
LTOテープドライブ103は、データの読み書きヘッド118を有しており、装填部122にLTO102が装填された状態で、LTOテープドライブ103により、その磁気テープに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
LTOテープドライブ103は、バックアップデータ等の所定のデータのLTO102の磁気テープへの書き込みやその磁気テープからの読み出しを行なう。
ICタグリーダライタ104は、装填部122に装填されたLTO102のICタグ113に対向するように、ケーシング101内に設置されている。
すなわち、ICタグリーダライタ104は、装填部122にLTO102が装填された状態で、そのICタグ113と通信可能(送受信可能)なように、ICタグ113の近傍に設置されている。これによって、装填部122にLTO102が装填された状態で、ICタグリーダライタ104により、そのICタグ113に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
ICタグリーダライタ104は、後述するデータ関連情報等の所定のデータのICタグ113への書き込みやICタグ113からの読み出しを行なう。
なお、ICタグ113に代えて、接触型のICメモリが設けられている場合は、ICタグリーダライタ104に代えて、その接触型のICメモリに対してデータの書き込みおよび読み出しを行なうICメモリリーダライタ(第2のW/R手段)を設ける。この場合、前記ICメモリリーダライタ(第2のW/R手段)は、装填部122にLTO102が装填された状態で、そのICメモリに対して互いの端子同士が接触(電気的に接続)する位置に設置される。これによって、装填部122にLTO102が装填された状態で、ICメモリリーダライタにより、そのICメモリに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
バーコードリーダ105は、装填部122に装填されたLTO102のバーコードラベル112に対向するように、ケーシング101内に設置されている。これによって、装填部122にLTO102が装填された状態で、バーコードリーダ105により、そのバーコードラベル112に対して、データの読み出しを行なうことができる。
バーコードリーダ105は、バーコードラベル112のバーコードが担持するLTO102のラベル番号(ラベル情報)を読み取る。
タッチセンサ121は、ケーシング101内の装填部122の近傍に設置されており、LTO102の装填部122への装填状態を検出する。すなわち、タッチセンサ121は、LTO102が装填部122へ装填されているとき(装填状態のとき)、オンし、LTO102が装填部122へ装填されていないとき(非装填状態のとき)、オフする。このタッチセンサ121からの信号(検出結果)は、CPU107に入力され、CPU107は、その検出結果に基づいて、所定の処理(駆動制御)を行なう。
記憶部106は、例えば、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリや、HDDなどで構成される。この記憶部106には、LTO用テープ駆動装置100のファームウェアとしての各種プログラムが格納され、CPU107は、記憶部106に格納された各種プログラムに応じてLTOテープドライブ103、ICタグリーダライタ104およびバーコードリーダ105など、LTO用テープ駆動装置100全体の駆動(動作)を制御する。
なお、記憶部106により、データの書き込みおよび読み出しが可能な第3の記憶媒体と、この第3の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第3のW/R手段とが構成される。
このLTO用テープ駆動装置100は、HDD119から読み出されて転送されたデータ(以下、「バックアップデータ」と言う)をLTO102の磁気テープへ書き込む(格納する)ことにより、HDD119が格納しているデータのバックアップを行うが、この際、LTO102にはバックアップデータだけでなく、そのデータに関する情報(以下、「データ関連情報」と言う)も書き込まれる(格納される)。具体的には、LTO102の磁気テープにバックアップデータを書き込む(格納する)とともに、ICタグ113にデータ関連情報を書き込む(格納する)。なお、書き込みには、書き換えも含まれることは、言うまでもない。
データ関連情報としては、例えば、バックアップデータの内容、すなわちバックアップデータの内容を特定する識別情報と、バックアップデータの種類、すなわちバックアップデータの種類を特定する識別情報と、バックアップデータの書き込みを行なった日時、すなわちバックアップデータの書き込みを行なった日時を特定する識別情報と、バックアップデータの書き込みの際の処理時間(バックアップに要した時間)、すなわちバックアップデータの書き込みの際の処理時間を特定する識別情報と、バックアップデータが格納されていたHDD(記憶装置)119(バックアップ時にLTO用テープ駆動装置100に接続されているHDD119)を特定する識別番号(以下、「ターゲット識別番号」と言う)(識別情報)などが挙げられ、これらのうちの少なくとも1つがICタグ113に格納される。この場合、ICタグ113に格納されるデータ関連情報には、バックアップデータの内容が含まれるのが好ましい。
また、LTO102の磁気テープにバックアップデータを格納する際は、ICタグ113に、例えば、その磁気テープの残り記憶容量を示す情報(以下、「残り記憶容量情報」と言う)(磁気テープの属性情報)が書き込まれる。
また、LTO102の磁気テープにバックアップデータを格納する際は、記憶部106に、例えば、LTO102と、データ関連情報や磁気テープの属性情報とを関連付ける情報(関連付情報)が書き込まれる。
LTO102のICタグ113は、極小のICチップが組み込まれた電子荷札(電子素子)であって、アンテナを備え、ICタグリーダライタ104などと無線で通信を行う。このICタグ113は、例えば、ICタグリーダライタ104からの問い合わせ(指令)に応じて、格納しているデータ関連情報および残り記憶容量情報などを発信(送信)する。
なお、ICタグ113と交信(通信)可能な装置は、LTO用テープ駆動装置100のICタグリーダライタ104に限られず、例えば、LTO用テープ駆動装置100が配置された場所(位置)とは異なる場所に配置されたICタグリーダライタなども該当する。具体例としては、複数のLTO102がまとめて収納(保管)されているLTO管理庫(図示せず)に設けられたICタグリーダライタなどが挙げられる。ICタグ113に格納されているデータ関連情報などは、LTO用テープ駆動装置100が配置された場所以外の場所に設置されている他のICタグリーダライタによっても、ICタグ113から読み出すことができる。
次に、LTO用テープ駆動装置100の作用(動作)について、そのLTO用テープ駆動装置100において実行されるデータ書き込み処理およびデータ読み出し処理を説明する。これらの処理(駆動制御)は、それぞれ、記憶部106に格納されているプログラムに応じてCPU107が実行する。
図3は、図1示す記録・再生装置のデータ書き込み処理を示すフローチャート、図4は、図1示す記録・再生装置のデータ読み出し処理を示すフローチャートである。
まず、LTO102の磁気テープへバックアップデータを書き込む際に実行されるデータ書き込み処理を説明する。
図3に示すように、まず、タッチセンサ121がオンか否かを判別し(ステップS31)、タッチセンサ121がオンの場合は、装填部122にLTO102が装填された状態にあり、ステップS32へ移行する。
次いで、バーコードリーダ105により、LTO102のバーコードラベル112のバーコードに担持されたラベル番号(ラベル情報)を読み取る(ステップS32)。
次いで、ICタグリーダライタ104により、ICタグ113に格納されているデータ関連情報および残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)をそのICタグ113から読み出し(ステップS33)、LTO102の磁気テープに、書き込むべきバックアップデータを書き込むことができるだけの空き容量があるか否かを判別し(ステップS34)、空き容量がない場合は、本処理を終了し、空き容量がある場合は、ステップS35へ移行する。なお、読み出されたデータ関連情報および残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)は、ディスプレイ114に表示される。
次いで、LTOテープドライブ103により、バックアップデータをLTO102の磁気テープに書き込む(ステップS35)。
次いで、ICタグリーダライタ104により、例えば、ターゲット識別番号、バックアップデータの内容などのデータ関連情報および残り記憶容量情報をICタグ113に書き込む(ステップS36)。
次いで、ラベル番号(ラベル情報)やLTO102を特定する識別情報と、データ関連情報や残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)とを関連付ける情報(関連付情報)を、記憶部106や外部のデータベースに格納し(ステップS37)、本処理を終了する。
次に、LTO102の磁気テープからバックアップデータを読み出す際に実行されるデータ読み出し処理を説明する。
図4に示すように、まず、タッチセンサ121がオンか否かを判別し(ステップS41)、タッチセンサ121がオンの場合は、装填部122にLTO102が装填された状態にあり、ステップS42へ移行する。
次いで、バーコードリーダ105により、LTO102のバーコードラベル112のバーコードに担持されたラベル番号(ラベル情報)を読み取る(ステップS42)。
次いで、ICタグリーダライタ104により、ICタグ113に格納されているデータ関連情報および残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)をそのICタグ113から読み出す(ステップS43)。なお、読み出されたデータ関連情報および残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)は、ディスプレイ114に表示される。
次いで、LTOテープドライブ103により、LTO102の磁気テープに格納されているバックアップデータをその磁気テープから読み出す(ステップS44)。
次いで、読み出したバックアップデータを所定の記憶装置に転送し(ステップS45)、本処理を終了する。前記記憶装置には、そのバックアップデータが格納される。
以上説明したように、このLTO用テープ駆動装置100によれば、LTO102が装填部122に装填された状態で、LTO102の磁気テープおよびICタグ113のそれぞれに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なうことができる。
特に、バックアップデータを磁気テープに書き込む際、データ関連情報や残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)をICタグ113に書き込むことができ、これにより、LTO102に格納された、バックアップデータおよびデータ関連情報を一元的に管理することができ、LTO102の磁気テープに格納されたバックアップデータ(データ)に関する管理を容易かつ適切に行なうことができる。
また、LTO102のICタグ113にデータ関連情報が書き込まれるので、LTO102がLTO用テープ駆動装置100の配置場所以外の場所、例えば、LTO管理庫などに配置されていても、当該場所においてデータ関連情報を読み出すことができ、もって、LTO管理庫において所望のバックアップデータが格納されているLTO102を容易に見つけ出すことができる。
さらに、ICタグ113にデータ関連情報が書き込まれるので、ICタグリーダライタ104とは別のICタグリーダライタによってもデータ関連情報を読み出すことができ、例えば、LTO管理庫がICタグリーダライタを備える場合、LTO102を出入庫する際に、そのICタグリーダライタがICタグ113に問い合わせを行い、出入庫されるLTO102のデータ関連情報を読み出し、記録することができ、これにより、LTO102の出入庫管理を容易かつ確実に行うことができ、バックアップデータに関するセキュリティを向上させることができる。
また、ICタグ113に書き込まれたデータ関連情報には、ターゲット識別番号が含まれるので、バックアップデータの内容(バックアップデータ自体)ではなく、そのターゲット識別番号に基づいて所望のバックアップデータが格納されているLTO102を見つけ出すことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、LTO102がLTO用テープ駆動装置100の装填部122に装填され、LTO102をユーザが目視できない場合であっても、LTO用テープ駆動装置100のICタグリーダライタ104がICタグ113に格納されたデータ関連情報を読み出すことによって、ユーザはLTO102の磁気テープに格納されたバックアップデータの内容を知ることができ、もって、ユーザの利便性をさらに向上させることができる。また、このとき、LTO102の磁気テープに書き込まれたバックアップデータを読み出すことなく、迅速にバックアップデータの内容を知ることができる。
さらに、ラベル番号(ラベル情報)やLTO102を特定する識別情報と、データ関連情報や残り記憶容量情報(磁気テープの属性情報)とを関連付ける情報(関連付情報)が、記憶部106や外部のデータベースに格納されるので、LTO102のICタグ113が故障するなどしてデータ関連情報を読み出すことができなくなった場合でも、その記憶部106やデータベースから関連付情報を読み出し、その関連付情報に基づいて所望のバックアップデータが格納されているLTO102を見つけ出すことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の記録・再生装置を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や、工程が付加されていてもよい。
また、前記実施形態では、LTO用テープ駆動装置100が、HDD119から転送されたデータ(バックアップデータ)をLTO102の磁気テープへ書き込むことにより、HDD119が格納しているデータのバックアップを行う場合を例に挙げて説明したが、本発明の記録・再生装置の用途は、これに限定されるものではない。
また、本発明では、第1の記憶媒体は、LTO102の磁気テープに限らず、例えば、磁気ディスク等の他の形態の磁気記憶媒体(磁気記録媒体)、CD/RWやDVD等の光記憶媒体(光記録媒体)、光磁気記憶媒体(光磁気記録媒体)等であってもよい。同様に、本発明では、第2の記憶媒体は、ICタグ(非接触型のICメモリ)113や接触型のICメモリには限定されない。
本発明の記録・再生装置の実施形態を示す斜視断面図である。 図1示す記録・再生装置のブロック図である。 図1示す記録・再生装置のデータ書き込み処理を示すフローチャートである。 図1示す記録・再生装置のデータ読み出し処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 LTO用テープ駆動装置
101 ケーシング
102 LTO
103 LTOテープドライブ
104 ICタグリーダライタ
105 バーコードリーダ
106 記憶部
107 CPU
108 PCシステム
109 I/Oバス
110 USB
111 ケース
112 バーコードラベル
113 ICタグ
114 ディスプレイ
115 キーボード
116 PC
117 LTO挿入孔
118 読み書きヘッド
119 HDD
121 タッチセンサ
122 装填部
S31〜S37 ステップ
S41〜S45 ステップ

Claims (12)

  1. データの書き込みおよび読み出しが可能な第1の記憶媒体と、データの書き込みおよび読み出しが可能であり、該第1の記憶媒体と異なる種類の第2の記憶媒体とを有する記憶媒体ユニットに対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう記録・再生装置であって、
    前記記憶媒体ユニットが着脱自在に装填される装填部と、
    前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、その第1の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第1のW/R手段と、
    前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、その第2の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第2のW/R手段とを備えることを特徴とする記録・再生装置。
  2. 当該記録・再生装置は、ケーシングを有し、
    前記第1のW/R手段および前記第2のW/R手段は、前記ケーシングの内部に設置されている請求項1に記載の記録・再生装置。
  3. 前記第1の記憶媒体にデータを書き込む際、前記第2の記憶媒体に前記第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報を書き込むよう構成されている請求項1または2に記載の記録・再生装置。
  4. 前記第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報には、前記データの内容、前記データの種類、前記データの書き込みを行なった日時、前記データの書き込みの際の処理時間および前記データが格納されていた記憶装置を特定する識別情報のうちの少なくとも1つが含まれる請求項3に記載の記録・再生装置。
  5. 前記第1の記憶媒体にデータを書き込む際、前記第2の記憶媒体に前記第1の記憶媒体の残り記憶容量を示す情報を書き込むよう構成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の記録・再生装置。
  6. 当該記録・再生装置は、データの書き込みおよび読み出しが可能な第3の記憶媒体と、該第3の記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行なう第3のW/R手段とを有し、
    前記第1の記憶媒体にデータを書き込む際、前記第3の記憶媒体に、前記記憶媒体ユニットと、前記第1の記憶媒体に書き込まれるデータに関する情報とを関連付ける情報を書き込むよう構成されている請求項1ないし5のいずれかに記載の記録・再生装置。
  7. 前記記憶媒体ユニットを特定する識別情報は、その第2の記憶媒体に書き込まれている請求項1ないし6のいずれかに記載の記録・再生装置。
  8. 前記第2の記憶媒体は、非接触型のICメモリであり、
    前記第2のW/R手段は、前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、前記ICメモリと通信可能なように該ICメモリの近傍に設置されている請求項1ないし7のいずれかに記載の記録・再生装置。
  9. 前記第2の記憶媒体は、接触型のICメモリであり、
    前記第2のW/R手段は、前記装填部に前記記憶媒体ユニットが装填された状態で、前記ICメモリに対して互いの端子同士が接触する位置に設置されている請求項1ないし7のいずれかに記載の記録・再生装置。
  10. 前記第1の記憶媒体は、磁気記憶媒体である請求項1ないし9のいずれかに記載の記録・再生装置。
  11. 前記第1の記憶媒体は、LTO規格に適合する磁気テープである請求項1ないし10のいずれかに記載の記録・再生装置。
  12. 前記記憶媒体ユニットの前記装填部への装填状態を検出する検出手段を有する請求項1ないし11のいずれかに記載の記録・再生装置。
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