JPS6274050A - 耐食性鉄基非晶質磁性合金 - Google Patents
耐食性鉄基非晶質磁性合金Info
- Publication number
- JPS6274050A JPS6274050A JP60212635A JP21263585A JPS6274050A JP S6274050 A JPS6274050 A JP S6274050A JP 60212635 A JP60212635 A JP 60212635A JP 21263585 A JP21263585 A JP 21263585A JP S6274050 A JPS6274050 A JP S6274050A
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- JP
- Japan
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- alloy
- magnetic
- amorphous
- corrosion resistance
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/153—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals
- H01F1/15308—Amorphous metallic alloys, e.g. glassy metals based on Fe/Ni
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は変圧器の鉄心、電磁フィルターや磁気シールド
等に適した耐食性非晶質磁性合金に関し、従来の非晶質
合金の磁気特性を向上させ、より優れた非晶質磁性合金
を提供しようとするものである。
等に適した耐食性非晶質磁性合金に関し、従来の非晶質
合金の磁気特性を向上させ、より優れた非晶質磁性合金
を提供しようとするものである。
最近注目されている非晶質磁性合金は高透磁率、低保磁
力など優れた軟磁気特性を示すことが知られている。こ
れらの非晶質磁性合金はＦｅ、 Ｃｏ、 Ｎ＋を基本成
分として、更にＰ、Ｃ，Ｂ、Ｓｉ等を含むものであり、
各種の用途開発、および用途に適した材料開発が進めら
れている。
力など優れた軟磁気特性を示すことが知られている。こ
れらの非晶質磁性合金はＦｅ、 Ｃｏ、 Ｎ＋を基本成
分として、更にＰ、Ｃ，Ｂ、Ｓｉ等を含むものであり、
各種の用途開発、および用途に適した材料開発が進めら
れている。
一般の非晶質磁性合金はＦｅ、 Ｃｏ、 Ｎｉあるいは
それらの混合物、およびＢ、Ｓｉ等の半金属を成分とす
る合金を溶融し、その溶融金属を、高速移動する銅等の
冷却ロール面に射出して、超急冷凝固させることによっ
て、リボン状の形態で得られている。
それらの混合物、およびＢ、Ｓｉ等の半金属を成分とす
る合金を溶融し、その溶融金属を、高速移動する銅等の
冷却ロール面に射出して、超急冷凝固させることによっ
て、リボン状の形態で得られている。
これまでに、数多くの金属元素、半金属元素およびＰ、
Ｃ等の非金属元素の配合による非晶質合金の緒特性への
影響が調べられ、数多くの新規な非晶質合金が開発され
てきた。
Ｃ等の非金属元素の配合による非晶質合金の緒特性への
影響が調べられ、数多くの新規な非晶質合金が開発され
てきた。
（従来の技術）
しかしながら、これまで成分調整が困難なためか、ガス
成分である窒素の影響についてはほとんど調べられてい
ない。
成分である窒素の影響についてはほとんど調べられてい
ない。
特開昭５１−１２３１０号および特開昭５６−１０５４
５３号各公報によると、特許請求の範囲において窒素を
含有する非晶質合金を、列挙した他の諸元素に併記して
いるものの、実験データ、実施例等−切の記載を明細書
中に見出すことはできない。
５３号各公報によると、特許請求の範囲において窒素を
含有する非晶質合金を、列挙した他の諸元素に併記して
いるものの、実験データ、実施例等−切の記載を明細書
中に見出すことはできない。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明はＦｅを主骨とし、さらにＣｒ、 Ｓｉ、 Ｂ
を含有する非晶質合金の磁性改善を目的として、窒素添
加の影響について詳細に検討した結果得られたものであ
る。
を含有する非晶質合金の磁性改善を目的として、窒素添
加の影響について詳細に検討した結果得られたものであ
る。
（問題点を解決するための手段）
本発明は （Ｆｅ１−ａＣｒａ） 、１ｓｉＪ２ＮＮに
おいて、原子比率で Ｘ＋Ｙ＋Ｚ＋Ｎ＝ １００ ６５≦Ｘ≦８５ １≦Ｙ≦２０ ６≦Ｚ≦２５ ０、０１５ ≦Ｎ＜０．５ ０．１≦ａ≦１０ からなることを特徴とする耐食性鉄基非晶質磁性合金で
ある１つ ここで半金属元素として、Ｂはキューリ一点を高め、室
温以上での飽和磁束密度を増大させるために選んだもの
であり、Ｓｉは非晶質形成能を大きくし、結晶化温度を
高め、耐熱性を向−Ｆ″、させるために選んだ。
おいて、原子比率で Ｘ＋Ｙ＋Ｚ＋Ｎ＝ １００ ６５≦Ｘ≦８５ １≦Ｙ≦２０ ６≦Ｚ≦２５ ０、０１５ ≦Ｎ＜０．５ ０．１≦ａ≦１０ からなることを特徴とする耐食性鉄基非晶質磁性合金で
ある１つ ここで半金属元素として、Ｂはキューリ一点を高め、室
温以上での飽和磁束密度を増大させるために選んだもの
であり、Ｓｉは非晶質形成能を大きくし、結晶化温度を
高め、耐熱性を向−Ｆ″、させるために選んだ。
具４本的に実験の方法を説明する。
Ｐｅ７ｓ Ｃｒ２５＋、ｏ Ｂ＋２の組成になるように
電解鉄（純度９９．９％）、クロＬ （純度９９．９％
）、シリコン（純度９９．９９ ％）およびボロン（純
度９９．９９％〉の各原料を秤量し、高周波溶解炉でＡ
ｒ気流中で溶解した。この溶融合金を急冷し、母合金と
したところ、合金中の窒素量は０．０１２原子％であっ
た。
電解鉄（純度９９．９％）、クロＬ （純度９９．９％
）、シリコン（純度９９．９９ ％）およびボロン（純
度９９．９９％〉の各原料を秤量し、高周波溶解炉でＡ
ｒ気流中で溶解した。この溶融合金を急冷し、母合金と
したところ、合金中の窒素量は０．０１２原子％であっ
た。
合金への窒素の添加を窒素ガス気流中で窒化鉄を配合す
ることにより行ない、窒累含債の異なる前記成分組成の
合金溶湯を、３Ｑｍ／ＳｅＣの周速で回転する内部水冷
式のＣｕ−Ｂｅ合金ロール表面に、石英ノズルのスリッ
トから射出して、超急冷凝固させ、板厚２５μｍ〜３０
μｍ１板幅１０＋ｎｍの非晶質合金薄帯を作製した。最
大窒素含量０．９４原子％までの合金リボンを作成し、
Ｘ線回折を調べたが、いずれにおいても結晶質構造を示
す回折像を検出することはなかった。
ることにより行ない、窒累含債の異なる前記成分組成の
合金溶湯を、３Ｑｍ／ＳｅＣの周速で回転する内部水冷
式のＣｕ−Ｂｅ合金ロール表面に、石英ノズルのスリッ
トから射出して、超急冷凝固させ、板厚２５μｍ〜３０
μｍ１板幅１０＋ｎｍの非晶質合金薄帯を作製した。最
大窒素含量０．９４原子％までの合金リボンを作成し、
Ｘ線回折を調べたが、いずれにおいても結晶質構造を示
す回折像を検出することはなかった。
急冷材についてビッカース硬度および結晶化温度、また
４００℃で磁場焼鈍した非晶質合金薄帯について、磁気
特性を測定したところ、表１の結果を得た。
４００℃で磁場焼鈍した非晶質合金薄帯について、磁気
特性を測定したところ、表１の結果を得た。
すなわち、Ｎｉの増大にともない、ビッカース硬度の上
昇、最大透磁率の向上さらに最適濃度域での鉄損低減を
得ることができる。
昇、最大透磁率の向上さらに最適濃度域での鉄損低減を
得ることができる。
（作 用）
本発明非晶質合金における合金組成の限定理由を以下に
説明する。
説明する。
Ｓｌ量は１％未満では耐熱性の向上（ご顕著な効果がな
く、また２０％以上になると、非晶質合金の形成が困難
になるので１％ないし２０％とした。
く、また２０％以上になると、非晶質合金の形成が困難
になるので１％ないし２０％とした。
Ｂ量が６％未満および２５％以上では非晶質合金の形成
が困難になるばかりでなく、高透磁率を得ることができ
ないので、６％ないし２５％とした。
が困難になるばかりでなく、高透磁率を得ることができ
ないので、６％ないし２５％とした。
Ｃｒ添加Ｆｅ基合金の場合、Ｎ量が０．０１５％未満で
は不可避不純物としてのＮと区別することができず、Ｎ
添加の効果は認められなかった。また０、５％以上にな
ると表１に示すように鉄損が増大してしてしまうばかり
でなく、製造したリボン表面性状が劣悪になるので、０
．０１５％ないし０．５％とした。
は不可避不純物としてのＮと区別することができず、Ｎ
添加の効果は認められなかった。また０、５％以上にな
ると表１に示すように鉄損が増大してしてしまうばかり
でなく、製造したリボン表面性状が劣悪になるので、０
．０１５％ないし０．５％とした。
さらに磁気フィルター等への応用を考え、耐摩耗性、耐
食性の向上を目的として、ＭｏおよびＷを複合添加した
ところ、抗張力、ビッカース硬度および耐食性の向上が
見られた。Ｎ添加なしにＭｏおよびＷを添加した場合、
最大透磁率などの低下が生じたが、Ｎとの共存により、
磁性への悪影響を抑制することができた。
食性の向上を目的として、ＭｏおよびＷを複合添加した
ところ、抗張力、ビッカース硬度および耐食性の向上が
見られた。Ｎ添加なしにＭｏおよびＷを添加した場合、
最大透磁率などの低下が生じたが、Ｎとの共存により、
磁性への悪影響を抑制することができた。
（実゛施例）
実施例Ｉ
Ｆｅ□ｔ Ｃｒ、 Ｓｌ＋２８＋ｏ ＋ Ｎｏ、 １２
なる組成の溶融合金をスリット状石英ノズルより、高速
回転する冷却銅合金ロール上に射出し、板厚２８μ、板
幅１０＋ｎｍの非晶質合金リボンを作成した。
なる組成の溶融合金をスリット状石英ノズルより、高速
回転する冷却銅合金ロール上に射出し、板厚２８μ、板
幅１０＋ｎｍの非晶質合金リボンを作成した。
このリボンを３９０℃、 １ｏ００ｅで磁場焼鈍したと
ころ、１．３Ｔでの鉄損Ｗ＋３八。は０．１１ Ｗ／ｋ
ｇであり、最大透磁率は２００．０００であった。
ころ、１．３Ｔでの鉄損Ｗ＋３八。は０．１１ Ｗ／ｋ
ｇであり、最大透磁率は２００．０００であった。
実施例２
Ｆｅ７ｓ Ｃｒ＋ ５１１２８ＩＯ＋ ＮＯ，２４なる
組成の合金について、実施例１と同様に処理したところ
、１．３Ｔでの鉄損Ｗ＋３／ｓ。は０．１３ Ｉｌｌ／
ｋｇであった。また室温で大気中に１ケ月間放置してお
いたが、錆が発生することはなかった。
組成の合金について、実施例１と同様に処理したところ
、１．３Ｔでの鉄損Ｗ＋３／ｓ。は０．１３ Ｉｌｌ／
ｋｇであった。また室温で大気中に１ケ月間放置してお
いたが、錆が発生することはなかった。
比較例１
Ｐｅ６４ Ｃｒ、。Ｓ１１□Ｂ＋□なる組成の合金につ
いて、実施例１と同様に処理した。
いて、実施例１と同様に処理した。
室温、大気中に１ケ月間放置しておいても、錆は全く発
生せず、耐食性は良好であったが、１．３Ｔでの鉄損Ｗ
１３／Ｓｏは０．８４ Ｗ／ ｋｇであった。
生せず、耐食性は良好であったが、１．３Ｔでの鉄損Ｗ
１３／Ｓｏは０．８４ Ｗ／ ｋｇであった。
（発明の効果）
以上述べたように、本発明の非晶質磁性合金は耐食性に
優れ、また鉄損、最大透磁率とも良好であり、変圧器、
磁気フィルター、磁気シールドなどの用途に有利に利用
することができる。
優れ、また鉄損、最大透磁率とも良好であり、変圧器、
磁気フィルター、磁気シールドなどの用途に有利に利用
することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、（Ｆｅ＿１＿−＿ａＣｒ＿ａ）＿ＸＳｉ＿ＹＢ＿Ｚ
Ｎ＿Ｎにおいて、原子比率で Ｘ＋Ｙ＋Ｚ＋Ｎ＝１００ ６５≦Ｘ≦８５ １≦Ｙ≦２０ ６≦Ｚ≦２５ ０．０１５≦Ｎ＜０．５ ０．１≦ａ≦１０ からなることを特徴とする耐食性鉄基非晶質磁性合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60212635A JPS6274050A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 耐食性鉄基非晶質磁性合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60212635A JPS6274050A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 耐食性鉄基非晶質磁性合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6274050A true JPS6274050A (ja) | 1987-04-04 |
Family
ID=16625915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60212635A Pending JPS6274050A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | 耐食性鉄基非晶質磁性合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6274050A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6286146A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-20 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 高耐食性，高強度，高耐摩耗性に優れる高透磁率非晶質合金とその合金の磁気特性の改質方法 |
| JPH04104436U (ja) * | 1991-02-19 | 1992-09-09 | 昭和アルミニウム株式会社 | プレススルーパツク用アルミニウム箔 |
| US7744703B2 (en) | 2005-04-08 | 2010-06-29 | Nippon Steel Corporation | Fe-based amorphous alloy strip |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP60212635A patent/JPS6274050A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6286146A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-20 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 高耐食性，高強度，高耐摩耗性に優れる高透磁率非晶質合金とその合金の磁気特性の改質方法 |
| JPH04104436U (ja) * | 1991-02-19 | 1992-09-09 | 昭和アルミニウム株式会社 | プレススルーパツク用アルミニウム箔 |
| US7744703B2 (en) | 2005-04-08 | 2010-06-29 | Nippon Steel Corporation | Fe-based amorphous alloy strip |
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