JPS6273466A - 磁気デイスク装置の揺動ア−ムの位置決め機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置の揺動アームの位置決め機
構に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、揺動式アームの位置決め機構を有する磁気ディ
スク装置を第２図に示す。第２図中、アーム１は磁気ヘ
ッド（図示せず）全有し、軸受６を介して中心軸２の回
りを揺動する。コイル５はアームｌと一体で磁気回路４
中に設置されている。

上部基板３ａおよび下部基板３ｂは中心軸２および磁気
回路４を支持している。従って、コイル５に電流を流す
と、磁気回路４に設けられている永久磁石の磁界により
、アーム１は軸受６を介して中心軸２の回りに揺動して
、磁気ヘッドが磁気ディスク（図示せず）に対し所定位
置に位置決めされる。

ここで、軸受６の内輪５ａ（第３図参照）は中心軸２に
対し若干の隙間を必然的に有しているため、そのままに
しておくと、内輪６ａ及び中心軸２間でカタを生じ、」
−記位置決め精度が悪くなる。

そこで、従来は、第２図、第３図の如く、中心軸２の軸
受６と対応する高さ位置に軸直角方向孔２ａを設けて、
スペーサ７、コイルバネ８を収納し、コイルバネ８によ
りスペーサ７を内輪６ａに対し半径方向へ付勢して半径
方向荷重を加え、その反力で相対的に中心軸２の一部を
内輪６ａに圧接させる、これにより、内輪６ａに対し二
点支持させて内輪６ａ及び中心軸２間のガタを除去して
、上記位置決め精度に対処させていた。

〔解決すべき問題点〕

上述した従来の磁気ディスク装置の揺動アームの位置決
め機構では、中心軸２と軸受６の内輪６ａとの隙間を二
点で固定する構造となっているので了−ム１の揺動方向
の支持がなく構造的に不安定であるため、揺動方向に関
して構造的不安定に起因する振動の周波数成分が表われ
良好な振動特性が得られないという問題点がある。

〔問題点の解決手段〕 本発明は上記問題点を解決したものであシ、複数の磁気
ヘッドを実装したアーム群を回転させる軸受と、前記軸
受を支持する中心軸と、前記中心軸に設けられ、スペー
サを付勢して前記軸受の内輪の所定部に圧接させて半径
方向荷重を加え、相対的に前記中心軸を前記軸受の内輪
の所定部の略反対部に圧接させるバネ手段と、前記アー
ム群に一体的に組付けられたコイルと、前記コイルに生
ずる凪界と反発作用をつくる永久磁石を有する磁気回路
と、前記中心軸および前記磁気回路を支持する上部基板
および下部基板とを備える磁気ディスク装置の揺動アー
ムの位置決め機構において、前記中心軸上の前記バネ手
段の付勢方向と反対側で、かつ前記軸受と対応する位置
に切欠き部を設けたものである。

〔実施例〕

次に、その実施例を第１図と共に説明する。

第１図は本発明に係る磁気ディスク装置の揺動アームの
位置決め機構の一実施例を示す横断図であり、同図中、
第３図と同一部分には同一符号を付す。

第１図中、本実施例では、中心軸２の軸直角方向ｒＬ２
ａと反対側位置で、かつ軸受６と対応する位ｉｎに、軸
受６の内輪６ａ長さより大なる長さの切欠部２ｂ（第２
図中二点鎖線で参考的に示す）全設けている。

これ＆Ｃよれば、コイルバネ８によりスペーサ７を内％
！６ａ１７１：付勢的に当接させたとき、その反力で中
心軸２は相対的に内輪６ａに圧接されるが、実際には切
欠部２ｂの両端が内輪６ａに圧接される。従って、全体
として、スペーサ７、切欠部２ｂの両端の三点支持とな
り、アーム１は安定に位置決めされる。従って、アーム
１は構造的に安定となり、良好な振動特性を得ることが
できる。

尚上記切欠部２ｂは、上方軸受６のみでなく、下方軸受
６に対応させて更に設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、中心軸上の軸受部に中
心軸の軸受と対応する部分に切欠きを設けたことにより
、中心軸上の軸直角方向孔に収納したコイルバネにより
スペーサーを介して軸受の内輪に半径方向荷重を加えた
とき中心軸と軸受の内輪が三点で支持されるため、構造
的に安定し、かつ、良好な振動特性を有することができ
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気ディスク装置の揺動アームの
位置決め機構の一実施例を示す横断図、第２図及び第３
図は夫々従来の磁気ディスク装置の揺動アームの位置決
め機構の一例を適用した該磁気ディスク装置の縦断図、
及び第２図中■−■線に沿う横断矢視図である。 １・・・アーム　　　　　　２・・・中心軸２ａ・・・
軸直角方向孔　　　２ｂ・・・切欠部３ａ０．・上部基
板　　　　　３ｂ・・・下部基板４・・・磁気回路　　
　　　５・・・コイル６・・・軸受　　　　　　　７・
・・スペーサー８・・・コイルバネ 代理人　弁理士　　村　１）幹　離 業１図 窮　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の磁気ヘッドを実装したアーム群を回転させる軸受
   と、前記軸受を支持する中心軸と、前記中心軸に設けら
   れ、スペーサを付勢して前記軸受の内輪の所定部に圧接
   させて半径方向荷重を加え、相対的に前記中心軸を前記
   軸受の内輪の所定部の略反対部に圧接させるバネ手段と
   、前記アーム群に一体的に組付けられたコイルと、前記
   コイルに生ずる磁界と反発作用をつくる永久磁石を有す
   る磁気回路と、前記中心軸および前記磁気回路を支持す
   る上部基板および下部基板とを備える磁気ディスク装置
   の揺動アームの位置決め機構において、前記中心軸上の
   前記バネ手段の付勢方向と反対側で、かつ前記軸受と対
   応する位置に切欠き部を設けたことを特徴とする磁気デ
   ィスク装置の揺動アームの位置決め機構。