JPS6272635A - 臭素化アセナフチレン縮合体を製造する方法 - Google Patents

臭素化アセナフチレン縮合体を製造する方法

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JPS6272635A
JPS6272635A JP60212296A JP21229685A JPS6272635A JP S6272635 A JPS6272635 A JP S6272635A JP 60212296 A JP60212296 A JP 60212296A JP 21229685 A JP21229685 A JP 21229685A JP S6272635 A JPS6272635 A JP S6272635A
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con
bacn
solvent
water
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JP60212296A
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Masaji Kubo
久保 雅滋
Mitsutoki Kawahata
光時 河畑
Yukihiro Tsutsumi
堤 幸弘
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Tosoh Corp
Original Assignee
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/10Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
    • C07C17/12Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the ring of aromatic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C25/00Compounds containing at least one halogen atom bound to a six-membered aromatic ring
    • C07C25/18Polycyclic aromatic halogenated hydrocarbons
    • C07C25/22Polycyclic aromatic halogenated hydrocarbons with condensed rings

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、臭素化アセナフチレン縮合体をその製造過程
により得られた溶液から粉体として分離回収する方法に
関する。
臭素化アセナフチレン縮合体(以下Con−BACNと
略する)は、難燃性および耐放射線性に優れた化合物で
、各種樹脂に配合されて該樹脂な難燃性および耐放射線
性にする性質がある。また、分子内に二重結合を有して
いるため、遊離基発生処理を施すことKより樹脂にグラ
フト化も可能であり、また縮合体であるため樹脂との相
溶性に優れ、従って長期に亘って安定した難燃および耐
放射線性を維持することができる化合物として注目され
ている。(%開閉56−122862号公報)従って、
Con−BACNは、難燃性と同時に耐放射線性を有す
ることが要求される原子炉、増殖炉あるいはイオン化放
射線発生器などに使用される電線ケーブル用被覆絶縁材
料、各種樹脂組成物への利用が期待されている。本発明
でい5 Con−BAC!Nとは、臭素を芳香環に少な
くとも1個以上含有する化合物テ、臭素化アセナフテン
が形式的には、フ17−デル・クラフッ反応を起して縮
合し、縮合度2以上の多量体となり、続いて脱臭化水素
反応によりCon−BAC!Nとなったものをいう。
すなわち、一般式(1) (式〔!〕中、2は0〜1.yは1〜6. nは1以上
の範囲の整数を表わす。) で表わされる縮合体であり、その結合様式はアセナフチ
レンのベンジル位炭素とアセナフチレンのアリール位炭
素との分子間の結合である。その結合点は、 等が例示されるが、その他にも1(あるいは2)。
5’−,1(あるいは2)s4/−,1(あるいは2)
7’−,1(あるいは2)、8’−等の結合が考えられ
る。縮合度3以上のものは、このような結合の何れかに
より構成単位を増大せしめたものである。
本発明でいう縮合体とは、樹脂との相溶性に優れている
縮合度10以下のものをいう。
C!0n−BAC!Nの形態は、通常は粉体であるが分
離回収法によっては塊状の樹脂状物となる。本化合物は
樹脂やゴムに配合して使用するため、取扱いや樹脂配合
時の分散の容易さ等の面から微粉体の形態が有利である
〔従来の技術〕
Con−BACNは、一般にアセナフテンの臭素化。
縮合および脱臭化水素反応により製造される。
すなわち、アセナフテンをハロゲン化炭化水素溶媒中で
ルイス酸触媒の存在下に1臭素を添加して臭素化と縮合
を行い、得られたハロゲン化アセナフチ/縮合体を苛性
カリ−メタノール等の塩基で脱臭化水素反応を行って製
造される。この脱臭化水素反応は、苛性カリ−メタノー
ル等の塩基に不活性な溶媒、すなわちハロゲン化炭化水
素もしくは芳香族炭化水素溶媒中で行われる。従って、
生成Con−BACNは、良溶媒であるハロゲン化炭化
水素もしくは芳香族炭化水素の溶液として得られる。
これらのl:!on−BAON溶液からCon”BAC
Nを粉体として分離回収する方法としては、Con−B
A(!N @液をCon−BACNの溶解度の小さい溶
媒、即ち貧溶媒中に添加して再沈殿させる方法が知られ
ている。
例えば、アセトン中で再沈殿させる方法(′i、Mor
itaand M、Hagiwara、 、T、App
l、 Polym、Sci、、 273329(198
2))、本発明者の一部が先に出願した特願昭58−2
01119号記載の炭素数3から5までの脂肪族−価ア
ルコール中で再沈殿させる方法および特願昭58−20
1920号記載の炭素数5から9までの飽和脂肪族炭化
水素中で再沈殿させる方法である。
しかしこれらの方法によれば、Con−BACNは微粉
体として得られるが、再沈殿後のP液中にCon−BA
ONの縮合組成の低い成分が溶解し、C0n−BACN
の回収率が低くなる欠点があった。
また、そのために再沈殿前後でのCon−BACNの縮
合組成が若干具なるようになり、粉体の物性も変動する
ため品質管理が難しくなる問題もあった。
加えて、再沈殿後のF液中の良溶媒と貧溶媒の分離回収
操作が必要となる事やF液中に溶解して含まれるCon
−BA(!Hの処置等も問題であった。
従っ【、これらの問題を解決するため、本発明者の一部
は飽和脂肪族炭化水素を貧溶媒としてCon−BAC!
Nの再沈殿を行ない、スラリーを蒸留しスを開発し、先
に特許出願した。(特願昭58−215526号) 該出願の分離回収方法による所期の成果は多大であった
ものの、工程面で繁雑になる欠点を有していた。
加えて、可燃性の有機溶剤を混合攪拌したり、濾過、乾
燥する工程を要すため、作業環境や安全性の面からも問
題があった。
従って本方法は、工業的な分離回収方法としては、未だ
充分に満足出来るものではなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、このように従来製造工程上繁雑でかつ
経済的にも問題があったC!on−BAC!Hの粉体と
しての分離回収方法において、経済的に有利な、かつ従
来のプロセスを簡略化した工業的方法を提供することで
ある。
更に作業環境上問題となる有機溶剤に曝露される機会を
少なくし、可燃性有機溶剤の引火や爆発を防止して安全
性を高めた工業的プロセスを開発することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、従来技術の欠点に鑑み、加熱水中にCo
n−BACN溶液を滴下し、同時に脱溶媒を行ないなが
らCon−BACNを水中に分散させた粉体として分離
回収する方法について、鋭意検討を行なったところ、C
on−BACHの疎水性が極めて高いため、脱溶媒時に
脱溶媒途中の粘稠な縮合体が凝集し、脱溶媒槽内壁や攪
拌羽根に付着したり、団塊状となって、Con−BAC
Nは微粉体として得られず、また操作の遂行も困難であ
ることが明らかとなった。
この問題を解決するために、C!on−BACNの水中
での分散剤の探索を精力的に行なったところ、カチオン
、アニオンおよびノニオン型の多くの界面活性剤では、
少量の添加の場合分散の効果が見られず、添加量を増し
分散を向上させると溶媒のストリッピング時の泡立ちが
激しく操作継続が満足に出来な〜・ことも明らかとなっ
た。
これらに加えて、分散剤の必要量が多くなると、これに
よる弊害、例えばCon−BACN中に残留する分散剤
の悪影響1分散剤による工場排水の汚染。
分散剤コストの製品コストへの影響などがあるため、極
めて少量の添加量でC!on−BACNを微粉体として
取り上げることが出来る分散剤が望まれる。
そこで更に分散剤の探索を行なったところ、ノニオン系
の界面活性剤のうち、特にポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステルを用いた場合には、極めて少量の添
加量でCan−BACNの水相への微分散が可能となっ
てCon−BACHを微粉体として得ることが出来、し
かも脱溶媒時の発泡も少な(操作性が極めて良いことを
見出して、本発明を完成するに至った。すなわち本発明
の要旨は、製造工程で得られたCon−BAONの溶液
をポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステルを含
む加熱水中に滴下し、同時に溶媒を留去しながらC0n
−BACNを水中に分散した粉体として回収することを
特徴とするCon−BACNの製造方法にある。
以下その詳細について説明する。
〔作 用〕
本発明によるCon−BACNの分離回収は、製造工程
で得られたCon−BACN O)溶液を、ポリオキシ
アルキレンソルビタン脂肪酸エステルを含む加熱水中に
滴下し、同時に溶媒を留去しながらCon−BACNを
水中に分散した粉体として取り上げることにより達成さ
れる。
本発明でいう製造過程で得られたCon−BACN溶液
の有機溶媒とは、Con−BACNを溶解する良溶媒を
指し、脱臭化水素反応において不活性なハロゲン化炭化
水素もしくは芳香族炭化水素であり、かつ100℃以下
で蒸留もしくは水との共沸蒸留が出来る溶媒である。例
えば、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、エチ
レンジクロリド、エチレンジプロミド、クロルベ/ゼ/
lベンゼン。
トルエン、キシレン、エチルベンゼン等テty)ル。
また、Con−BAON溶液の濃度は!¥jK制限ない
が、通常5〜70重を係程度が用いられる。
本発明の方法で使用されるポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステルとは、一般にソルビトールの分子内
脱水で得られる1、5−ソルビタ/。
1.4−ソルビタン、3.6−ソルピタ/、  1,4
.3.6−ソルビド等からなる混合物を脂肪酸の部分エ
ステル誘導体とした後、更に未反応の水酸基部分にポリ
オキシアルキレン鎖を導入した化合物である。
すなわち、一般式(II)、 (IIIL [lV)し 〔ll、:l      〔ll、1      [I
V)〔式中、置換基Aは脂肪酸残基、置換基B、C。
Dは脂肪酸残基もしくは(Ct Hg+ +O)mH(
ここでt−2〜4.m−1〜50の整数を表わす)で示
されるポリオキシアルキレン基を表わし、各化合物の置
換基の少なくとも1つはポリオキシアルキレン基である
。〕で表わされる化合物もしくはそれらの混合物である
。本化合物の脂肪酸部分としては、炭素数10〜18の
直鎖カルボン酸が選ばれ、具体的にはラウリン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等が挙げられる。
更に本化合物のHLB(親水性親油性バランス)値は、
8〜18の範囲のものである。
例えば、具体的には、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノラウレート、ポリオキシエテレンソルピタンモノパル
ミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエ−ト、ポ
リオキシエチレンツルとタンモノオレエート、ポリオキ
シエチレンソルビタントリオレエート、キリオキシプロ
ピレンソルビタンモノラウレート等である。この界面活
性剤の使用量は、運転条件によって若干異なるが、Co
n−BACN粉体100重量部に対して通常101〜5
重量部、好ましくはQ、05〜1重量部である。
この界面活性剤の使用量が(101重量部未満の場合は
、脱溶媒時に析出したCon−BAC!Nが熱水中に良
好に分散せず、一部固結して均一な微粉体として得られ
ない。
界面活性剤の使用量が5重量部を越える場合は、脱溶媒
時の発泡が若干大きくなり操作性が劣ること及び前述の
弊害があるため、好ましくない。
この界面活性剤は、通常予め熱水中に混合しておいて使
用するが、操作性の面から、一部を滴下するC!0r1
−BACN溶液に混合しておいてもかまわない。
脱溶媒槽の熱水の量は、脱溶媒終了後のCon−BAC
Nのスラリーa度により決まり、スラリーとして取扱い
が可能でかつ経済的に有利な量が選ばれる。
通常Con−BACN 1009に対して熱水α2ない
し10を程度が選ばれる。
脱溶媒槽の熱水の温度は、Con−BACN溶液の溶媒
の沸点もしくは水との共沸温度のいずれか以上であり、
通常4o〜100’(:程度である。脱溶媒中、脱溶媒
槽内は、Con−BACNが水中に均一に分散するよう
に十分な攪拌を行なっておくことが望ましい。熱水中へ
のCon−BACN溶液を加熱水面へ滴下する方法や口
径の小さいノズルから熱水へ噴出させる方法が選ばれる
また熱水中へのCon−BACN溶液の滴下速度は、C
on−BACNの固結を防ぐため、有機溶媒の留出速度
以下にすることが望ましい。
本発明の方法は、通常常圧下で行なわれるが、減圧下で
も実施可能である。
Con−BAcN 浴液を上記の界面活性剤を含む熱水
中にW4下し、同時に前述の操作により脱溶媒を行なう
と、Con−BACNは短時間のうちに析出し、水中に
均一に分散した微粉体となる。
従って析出したCon−BACN粉体は、そのスラIJ
−液から慣用の方法で容易に分離出来る。例えば、遠心
分離、吸引濾過、スプレードライ等により分離出来る。
これらの方法により、Con−BACNを製造工程より
得られた反応液から微粉体として定量的に分離回収出来
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明の方法によれば
水からのCon−BACN微粉体の分離回収が可能とな
る。
従って本発明の方法によれば、従来の有機溶媒を用いた
再沈殿方法に比べて、容易にCon−BAC!N粉体の
定量的分離回収が可能となり、製品の製造管理も容易に
なった。
また従来問題であったF液中に溶解して含まれるC!o
n−BACNの処理や溶媒の分離回収が不要となり、工
程の大巾な簡略化が計れることとなった。
更に作業環境上、有機溶剤に曝露される機会を少なくし
、労働衛生上好ましく、加えて可燃性有機溶剤の攪拌、
混合、濾過、乾燥等の取扱い操作を避は得るため、作業
の安全性も著しく向上した。
本発明の方法により得られるCon−BACN粉体は、
有機溶剤による再沈殿法のものと、はぼ同等の粒径な有
する微粉体である。従って樹脂やゴムへの配合の際の分
散が極めて容易となる。
また有機溶剤により再沈殿して得られたCon−BAC
N粉体では、使用した有機溶剤をその粉体中に強固に取
り込んで通常の乾燥等では容易に除去出来ない場合が多
いが、本発明の方法により得られるCon−BACN粉
体は、通常の乾燥方法により有機溶媒の除去が容易に出
来るため、特別な精製は不要である。更に、本発明の方
法により得られるCon−BACN粉体は、熱安定性に
優れているという特徴も有している。
従って本発明の方法を実施することにより、品質の優れ
たCan−BACN粉体を、従来プロセスを簡略化して
工業的に有利に分離回収することが出来る。
〔実施例〕
本発明の方法をさらに実施例を以って具体的に説明する
が本発明は、これに限定するものではない。
実施例1 アセナフテン465gと2.2′−7ゾビスイソプチロ
ニトリル4.929を四塩化炭素140〇−中に加え7
7℃で加熱還流した。この溶液に臭素5129を四塩化
炭素460−に溶解した液を攪拌しながら[L9時間に
わたり滴下し、さらにα5時間反応した。反応後、反応
液を冷却し四塩化炭素950dを加えた後、四塩化チタ
ン2a59を25℃で反応液に添加し、そのまま1時間
反応した。続いて鉄粉a49を反応液へ添加した後、臭
素23009を反応液As5時間にわたり滴下し、その
後、漸時昇温し加熱還流して2時間反応した。
反応後、反応液に亜硫酸水素ナトリウム水溶液を添加し
て未反応の臭素を除き、反応液を濾過して反応液中の不
溶分を除いた後、反応液を十分水洗した。
この反応液に、メタノール1300adに水酸化カリウ
ム3369を溶解した溶液を加え、加熱還流下2時間反
応させた。
反応後、析出した臭化カリウムを濾過して除き、メタノ
ールを除去して水洗を行ない、Can−BACN960
9、四塩化炭素2.6tを含む溶液5Lを得た。
分析の結果、得られたCon−BACNは臭素含有率6
!L3%で、高速液体クロマトグラフ測定による縮合組
成は、単量体11LO%、2−ji1体5″7.6 %
 。
st体27.0%、4〜8量体17.4俤の化合物であ
った。以下、このCon−BACNを含む四塩化炭素溶
液を処理液と呼ぶ。この処理液より、Con−BACN
160gを含むα5tを次の分離回収で用いた。
1.5tの水にHL B値15.6のポリオキシエチレ
ンソルビタンモノパルミテート(商品名レオドールTV
−D120  花王石鹸■製)CL4B9を溶解させ、
95′Cに加熱した。
攪拌下、この加熱水に上記の処理液をα21/hrの滴
下速度で滴下しながら、四塩化炭素を連続的に留去した
。蒸留時、発泡は殆んど見られずCon−BACNは直
ちに析出し微粉体となって水中に均一に分散した。処理
液の滴下終了後、得られたCon−BACNの水スラリ
ーを濾過し、粉体を水3tで洗浄して、120℃で8時
間乾燥を行なって、赤橙色のCon−BACNの微粉体
1597りを得た。
処理液からのCan−BACNの回収は、定量的である
、得られた結果及びCon−BACN粉体の分析値を第
1表に示す。
実施例2 2.5tの水にHLB値16.7のポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート(商品名ツイーン20、和光
紬薬■製)α49を溶解させ90℃に加熱した。次に実
施例1で製造した処理液より、Can−BACN f 
6 Q 9を含むα5tを取り出し上記ノホリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレートCL49を溶解させて
、上記の攪拌している加熱水中へα1 t/ hrの滴
下速度で滴下し、四塩化炭素を連続的沈留去した。蒸留
時、発泡は殆んど見られず、Con−BACNは直ちに
析出し微粉体となって水中に均一に分散した。
処理液の滴下終了後、得られたCon−BACN水スラ
リーを実施例1と同様に処理し、赤橙色のcon−BA
CN微粉体を得た。得られた結果及びC!on−BAC
N粉体の分析値を第1表に示す。
実施例3 2tの水にHLB値14.9のポリオキシエチレンソル
ビタンモノステアレート(商品名ツイーン60、和光紬
薬(樽製)α36gを溶解させて95℃に加熱した。次
に実施例1で製造した処理液よりCon−BACN 1
609を含む四塩化炭素溶液α5tを取り出して、上記
の攪拌している加熱水中へ0、21 / hrの滴下速
度で滴下し、四塩化炭素を連続的に留去した。蒸留時、
発泡は殆んど見られず、Con−BACNは直ちに析出
し微粉体となって水中に均一に分散して、操作の継続は
匝めて円滑であった。
処理液の滴下終了後、得られたCon−BAC)J水ス
ラリーを実施例1と同様に処理し、赤橙色のC!on−
BACN微粉体を得た。得られた結果及びcon−BA
ON粉体の分析値を第1表に示す。
実施例4 1.5tの水にHLBI直11.0のポリオキシエチレ
ンソルビタントリオレエート(商品名レオトールTW−
0−320、花王石鹸■製)cL48gを溶解させ95
℃に加熱した。
次に実施例1で製造した処理液よりCon−BAC!N
1609を含む四塩化炭素溶液α5tを取り出し、ベン
ゼンと溶媒置換を行なって同容量のベンゼン溶液として
上記の攪拌している加熱水中へ[L 2 t/hrの滴
下速度で滴下し、ベンゼンを連続的に留去した。蒸留時
、発泡は殆んど見られず、C!on−BACNは直ちに
析出し微粉体となって水中に均一に分散して操作の遂行
は極めて円滑であった。
処理液の滴下終了後、得られたCon−BACN水スラ
リーを実施例1と同様に処理し、赤橙色のCon−BA
CN微粉体を得た。得られた結果及びC0n−BACN
粉体の分析値を第1表に示す。
比較例1 実施例1で製造した処理液よりCon−BACN160
9を含む四塩化炭素溶液α5tを取り出し、攪拌してい
る冷アセトン(口〜−10℃)2を中へ(12t/hr
の滴下速度で滴下した。滴下終了後、析出した粉体を戸
別して120℃で8時間乾燥して赤橙色のCon−BA
CN微粉体を得た。得られた結果及びCon−BACN
粉体の分析値を第1表に示す。
比較例2 実施例1で製造した処理液よりCon−BAON160
gを含む四塩化炭素溶in、5/=を取り出し、攪拌し
ている1−オクタン2を中へ室温下、α2t/hrの滴
下速度で滴下した。滴下終了後、析出した粉体な戸別し
て120”Cで8時間乾燥して赤橙色のCon−BAC
N微粉体を得た。得られた結果及びCon−BACN粉
体の分析値を第1表に示す。
比較例3 1.5tの水にステアリン酸ナトリウムcL5gを溶解
させ、95”Cに加熱した。次に実施例1で製造した処
理液より、Con−BA(N 1609を含む四塩化炭
素溶液α5tを取り出し、上記の攪拌している加熱水中
へα2 L / hrの滴下速度で滴下し、四塩化炭素
の連続的な留去を行なった。
蒸留時、激しい泡立ちが起り、滴下途中で操作の継続が
困難となった。また析出するCon−BACNは、水中
への分散性が悪(、大半は攪拌羽根や器壁に樹脂状に付
着したためCon−BACNを粉体として得ることは出
来なかった。
比較例4 界面活性剤をステアリルトリメチルアンモニウムクロラ
イド(商品名コータミノ86Pコンク。
花王石鹸;■製)に変え、比較例5と同じ仕込み乃び方
法でCan−BACNの分離回収を試みたが、泡やもが
激しく操作の遂行は出来なかった。
析出するCon−BAONは、攪拌羽根や器壁に樹脂状
に付着し、粉体として得ることは出来なかった。
比較例5 1.5tの水にHLB値15.2のポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル(商品名ノニボール160、三
洋化成■製)α89を溶解させ、95℃に加熱した。次
拠実施例1で製造した処理液より、Can−BAON 
1609を含む四塩化炭素溶液α5tを取り出し、上記
の攪拌している加熱水中へ[11t/hrの滴下速度で
滴下し、四塩化炭素の連続的な留去を行なった。蒸留時
、激しい泡立ちが起り、滴下途中で操作の継続が困難と
なった。
また析出するC!on−BACNは、水面上に浮んだ樹
脂状物であるため、0On−BACNを粉体として得る
ことは出来なかった。
比較例6 界面活性剤をHLB値&7のソルビタンモノパルミテー
ト(商品名スパン40、和光紬薬■製)に変え、比較例
5と同じ仕込み及び方法でCjon−BACNの分離回
収を試みたが、析出するcon−BAONは熱水中に全
く分散せず凝集した樹脂状物となり攪拌が不能となった
ため、操作の遂行は出来なかった。
注 (1)  ニア −/L/ターカウンターMode
l TAR(コールタ−エレクトロニクス社製)、アパ
チャーチューブ140μmを使用して測定した粒径分布
の50%の値 (21tTr 速成体クロマトグラフィーによる分析結
実 装1度=高速液体クロマトグラフ(東洋曹達工業■製r
Tsx HI、C802J )カラム: 内径7.5r
ル寓X長さ600騙ル麟ドTSK GEL G1000
1(8(東洋a達工業■製) (3)  ガスクロマトグラフィーによる分析結果(4
)  Con−BACN粉体を窒素雰囲気下160℃。
3時間加熱して発生した臭化水素ガスの発生量より求め
た。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アセナフテンの臭素化、縮合および脱臭化水素反
    応で製造した臭素化アセナフチレン縮合体を粉体として
    分離回収する方法において製造工程で得られた臭素化ア
    セナフチレン縮合体の溶液を、ポリオキシアルキレンソ
    ルビタン脂肪酸エステルを含む加熱水中に滴下し、同時
    に溶媒を留去しながら臭素化アセナフチレン縮合体を水
    中に分散した粉体として回収することを特徴とする臭素
    化アセナフチレン縮合体の製造方法。
  2. (2)臭素化アセナフチレン縮合体溶液の溶媒として、
    100℃以下で蒸留もしくは水との共沸蒸留が出来るハ
    ロゲン化炭化水素又は芳香族炭化水素を用いる特許請求
    の範囲第一項記載の製造方法。
  3. (3)ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル
    の使用量が臭素化アセナフチレン縮合体に対して0.0
    1〜5重量%の範囲である特許請求の範囲第一項記載の
    製造方法。
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