JPS627229Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS627229Y2
JPS627229Y2 JP6815383U JP6815383U JPS627229Y2 JP S627229 Y2 JPS627229 Y2 JP S627229Y2 JP 6815383 U JP6815383 U JP 6815383U JP 6815383 U JP6815383 U JP 6815383U JP S627229 Y2 JPS627229 Y2 JP S627229Y2
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JP
Japan
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car
pot
container
liquid
pump
Prior art date
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Expired
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JP6815383U
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English (en)
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JPS59174115U (ja
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Priority to JP6815383U priority Critical patent/JPS59174115U/ja
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本案はカーバツテリーを電源として使用する自
動車搭載用電気ポツト、所謂カーポツトに関する
ものである。
(従来技術) 最近、カーポツトと呼ばれる自動車搭載用ポツ
トが市販されているが、その構造は第1図に示す
ように、単に携帯用容器1の底部にヒータ2を付
加した程度のものであり、使用上種々不都合、或
いは不便を来たすことになつていた。即ち、この
ようなカーポツトは、従来自動車の車内にフツク
等を以つて吊り下げたり、座席の上に置いたりし
て使用するようになつていた為、車の振動により
大きく揺れ動き周囲に打ち当たつたり、又座席上
で転倒して床上に落下したりすることになり、こ
のような際に蓋3が緩み内部の熱湯が吹き零れる
虞れがあり、又走行状態によつてはポツト自体の
破損にもつながるものであつた。
一方、自動車の運転者、同乗者からみれば、カ
ーポツトが吊り下げられ揺れ動いたり座席に置か
れていたりすると、不快を感じ居住性が悪くな
り、その上湯を注ぐ際にも、片手でポツトを持
ち、他方の手で蓋3を外し、さらにコツプで受け
ねばならず、このような作業は車の振動が加わる
ことによつて極めて面倒で、湯を零し易く、使用
上余り好ましいものではなかつた。
(目的) 本案はかかる点に鑑みてなされたもので、容器
内の液体を外方に注出するためのポンプを付加
し、ポツト本体を自動車内の適宜位置に据付けて
使用することにより、従来のような使用上の不都
合、不便を解消し、その上ポツト本体の高さを極
力小さく抑え得るよう構成して、車内の居住性を
より高めたものである。
(実施例) 以下第2図乃至第4図に示した本案の実施例に
ついて詳細に説明する。
先ず、第2図において、11はポツト本体で、
その内部には液体加熱部12と機構部13とを横
方向(左右)に区画並設する。14は液体加熱部
12側に内装する容器で、上部に注水口15を有
し液体16を貯蔵するものであり、底部にはヒー
タ17を装備して液体16を加熱する。18は容
器14の注水口15をOリング19を介し密閉す
る蓋で、螺子込み、嵌込み等の適宜手段により着
脱自在に取付けられ、ポツト本体11上に臨出す
る。20はポツト本体11の液体加熱部12側底
部周辺に設けたプラグ受けで、プラグ21が着脱
自在に接続し、電源コード22を介してカーバツ
テリー23に接続することにより後記サーモスタ
ツトを介してヒータ17に給電する。24は液体
16を外方に注出するための給湯通路で、パイプ
により形成され、その一端は容器14の内底部近
傍に、他端は上部外方に開口する。25は給湯通
路24からの熱湯を受けるコツプである。
26はポツト本体11の機構部13側に納めた
ポンプで、空気通路27を介して容器14内に空
気を圧送することにより液体を給湯通路24を経
て外方に注出させるものであり、下記の如く構成
される。上記ポンプ26は、送気口29及び吸気
口(図示せず)を有するポンプ室30を形成した
ダイヤフラム28と、モータ31と、該モータ3
1の回転運動を往復運動に変換してダイヤフラム
28に伝達しこれを波動させる運動変換機構32
と、送気口29に設けた逆止弁33と、吸気口に
設けた今一つの逆止弁(図示せず)とからなり、
ダイヤフラム28の波動によつて容器14内に空
気を圧送する。34は機構部13内にあつて押釦
35を外方に突出するポンプスイツチで、プラグ
受け20とモータ31との間に介挿される例えば
常開型スイツチであり、押釦35により押圧操作
されONした時のみモータ31を駆動する。36
は容器14内の温度変化を感知してON,OFFす
るサーモスタツトで、ヒータ17への通電を制御
して所定温度に保つものである。
カーポツトは上記のような構成であり、ポツト
本体11は例えば第3図示のように、自動車内3
7の運転席38と助手席39との間に据付けて使
用する。
次に、ポツト本体11の据付構造の一例を第4
図に従つて説明する。第4図において、40はハ
ンドブレーキ装置41を被うように床面等に固定
した据付台で、その上部には固定ねじ42を内設
固定してそのねじ部を上面上に突出する。43は
ポツト本体11の底部に穿設した透孔で、その内
側には取付金具44をねじ孔45が合致するよう
に取付ける。而して、ポツト本体11は取付金具
44のねじ孔45を固定ねじ42に螺合させるこ
とにより据付台40上に据付ける。
(動作) ポツト本体11を第3図示の如く据付け、カー
バツテリー23に接続すると、ヒータ17は容器
14内の液体16を加熱することにより湯を沸か
し、所定の温度まで上昇すると、以後サーモスタ
ツト36の働きにより所定の温度に保温すること
になる。
而して、熱湯を取出す場合には、一方の手で押
釦35を操作してポンプスイツチ34をONする
ことによりポンプ26を運転し、他方の手でコツ
プ25を持ち給湯通路24から注出される熱湯を
受けることにより、所定量の熱湯を得ることがで
きる。第1図示の従来のカーポツトにあつては、
一方の手でポツトを持ち、他方の手でコツプを持
ちながら熱湯を注ぐ為、熱湯を注いだ後蓋をする
時にコツプをダツシユボード上に一旦置いたり、
逆にポツトを身体の一部で押えながら開いた手で
蓋を閉じたりする必要が生じ、このような際に車
の振動が加わるとコツプ或いはポツトが転倒して
熱湯を零す危険があり、又一方に気をとられてい
る間に他方の熱湯を零す等の問題を有するとこ
ろ、本実施例ではポツト本体11を据付けた上
に、ポンプスイツチ34をOFFしてポンプ26
を停止すれば、直ちに出湯が止まる為、コツプ2
5のみに注意すればよく、熱湯を零すことが殆ど
なくなり、極めて便宜である。
尚、ポツト本体11の据付構造は上述実施例の
ものに限定されるものではなく、又据付位置はダ
ツシユボードの下側を利用してもよい。要は車内
の適宜位置に不用意に外れないように取付けられ
ておればよい。
その他、本案は上記しかつ図面に示す実施例に
のみ限定されるものではなく、例えばポンプ26
として手動の蛇腹ポンプを使用する等、要旨を逸
脱しない範囲内で適宜変形して実施し得ること勿
論である。
(効果) 以上の如く本案の構成によれば、容器内の液体
を注出するためのポンプを付加し、ポツト本体を
自動車内の適宜位置に据付けて使用することによ
り、取扱いが容易になつて、従来のような使用上
の不都合、不便を解消することができ、その上液
体加熱部と機構部とを横方向に並設し、ポツト本
体の高さを極力小さく抑えたことにより、運転席
と助手席間、或いはダツシユボードの下方の空間
を利用して邪魔になることなく据付けることがで
き、居住性が高まる等、頗る実用的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカーポツトを示す断面図、第2
図は本案のカーポツトを示す概略断面構成図、第
3図は同上自動車内の据付例を示す図、第4図は
同上据付構造の一例を示す構成説明図である。 11:ポツト本体、12:液体加熱部、13:
機構部、14:容器、17:ヒータ、20:プラ
グ受け、23:カーバツテリー、24:給湯通
路、26:ポンプ、30:ポンプ室、31:モー
タ、34:ポンプスイツチ、37:自動車内。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーバツテリーを電源として使用するカーポツ
    トにおいて、ポツト本体には液体を貯蔵する容器
    及び液体を加熱するヒータ等を納めた液体加熱部
    と、上記容器内に空気を圧送するポンプを納めた
    機構部とを横方向に並設すると共に、上記ポンプ
    による空気の圧送によつて容器内の液体を外方に
    注出する給湯通路を設け、上記ポツト本体を車内
    の適宜位置に据付けて使用することを特徴とする
    カーポツト。
JP6815383U 1983-05-07 1983-05-07 カ−ポツト Granted JPS59174115U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6815383U JPS59174115U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 カ−ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6815383U JPS59174115U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 カ−ポツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59174115U JPS59174115U (ja) 1984-11-21
JPS627229Y2 true JPS627229Y2 (ja) 1987-02-19

Family

ID=30198339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6815383U Granted JPS59174115U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 カ−ポツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS59174115U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59174115U (ja) 1984-11-21

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