JPS6271382A - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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JPS6271382A
JPS6271382A JP21031285A JP21031285A JPS6271382A JP S6271382 A JPS6271382 A JP S6271382A JP 21031285 A JP21031285 A JP 21031285A JP 21031285 A JP21031285 A JP 21031285A JP S6271382 A JPS6271382 A JP S6271382A
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JP
Japan
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transformer
voltage
power supply
circuit
saturable reactor
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JP21031285A
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English (en)
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Masayuki Yasumura
昌之 安村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C1従来の技術 り0発明が解決しようとする問題点 E9問題点を解決するための手段 F1作用 G、実施例 G−1,一実施例の構成 G−2,動作説明 H9発明の効果 A、産業上の利用分野 本発明は、高電圧および低電圧の出力電圧を得るような
スイッチング電源装置に関し、特に、屋外用あるいは屋
内用の大画面表示システム等に用いられる多数の陰極線
管等に対する高電圧大電流および低電工大を流の電力供
給に適したスイッチング電源装置に関する。
B0発明の概要 本発明は、直流入力電源を第1、第2の発振駆動回路の
各スインチング素子によりそれぞれオン、オフ制御して
高圧電源トランスの1次側および低圧電源トランスの1
次側にそれぞれに供給し、各電源トランスの2次側より
それぞれ高圧の定電圧出力および低圧の定電圧出力を得
るようなスイッチ・ング電a装置において、 第1、第2の発振駆動回路のスインチング素子の各制御
端子側に第1、第2の可飽和リアクタトランスをそれぞ
れ設け、各電源トランスの2次側から得られた名電圧に
応じて第1、第2の可飽和リアクタトランスの各インダ
クタンスをそれぞれ制御し、第1、第2の発振駆動回路
の各発振周波数をそれぞれ制御して各′rlRトランス
の各2次側出力電圧をそれぞれ安定化するとともに、各
電源トランスの各2次側にそれぞれ過電流検出用の抵抗
を設け、この抵抗からの検出出力にて保護動作を行わせ
ることにより、 高圧大電流および低圧大電流を供給するスイッチングを
源装置の変換効率を高め、制御範囲を拡大し、トランス
の小型軽量化および装置の低価格化を図るのみならず、
負荷短絡時のような過電法発生時の保護動作を簡単な回
路構成で確実に実現するものである。
C1従来の技術 直流入力電源t源をスイッチング制御し、電源トランス
等を介して高圧の定電圧出力を得るようなスイッチング
電源装置には、種々のものが知られている。このような
スイッチング1ilt′a装置の一例として、本件出願
人は先に、特願昭59−215854号や特願昭59−
211841号等において、可飽和リアクタ1ランスを
用い、′;itaトランスの2次側からの出力電圧に応
じて1次側直列共振インピーダンスを制御し、励磁it
流を制御することによって出力電圧を安定化するような
スイッチング電源装夏を提案している。
ところで、例えば大画面で大電力消費型の表示システム
に使用される陰極線管の屯灯駆動用等に高LtF!E大
電流および低電圧大電流を供給するit電源置として上
述のようなスイッチング電源装置を用いる場合には、例
えば第6図に示すような構成となる。ここで、大画面を
備え大電力消費型の表示システムとしては、例えば、表
示画面の対角線長が数m〜士数mあるいはそれ以上にも
達するような屋外用あるいは屋内用の大画面表示システ
ムを想定しており、画素となる陰極線管(セル)を縦横
に多数個(例えば16個〜32個)配設して1ユニツト
を構成し、このユニットを!、 00〜1000ユニッ
ト程度組み合わせて大表示画面を構成するようなもので
ある。
このような表示システム等に高電圧大電流および低電圧
大電流を供給するために構成された第6図に示すスイッ
チング電源装置において、電a装置に対する直流入力電
源としては、例えば商用交流入力?1tfilo1をダ
イオードブリッジ形の全波整流器102および平滑コン
デンサ103にて整流し平滑することにより得ており、
交流入力電源101と全波整流器102との間には、′
1江源スイッチ104および突入電流(インラッシュ電
>Xi )制限用の抵抗105が直列に接続されている
。」−記整流平滑して得られた直流入力量Kt lj、
 、コンバータ駆動トランス111の1次巻線N、およ
びコンデンサ112を介し、電力制御用0)第し7) 
Ti)飽和リアクタトランス113の被制御巻ル1)、
+rおLび高圧出力用の電源絶縁トランス114の1次
巻線N1の直列回路と、電力制御用の第2の可飽和リア
クタトラユ/ス123の被制御巻線NRおよび低圧出力
用の電源絶縁トラ・ンス124の1次巻線ト11 の直
列回路とに並列的に供給されている。この直流入力電源
の電流は、コンノ・−り駆動トランス114の2次巻線
N、1とコンデンサCm+との直列共振回路がベースに
接続されたスイッチングトランジスタQ、および2次巻
線N8□とコンデンサC11□との直列共振回路かへ−
スに接続されたスイッチングトランジスタQ2を用いた
2石構成の自助式発振駆動回路115によってオン、オ
フ制御されるようになっている。
第1の可飽和リアクタトランク113は、被制御巻線N
ll F;よび制御巻線N、を有し、この制御巻線Nc
に供給される制御電流に応し、て可飽和リアクタトラン
ス113の磁束が制御され、被制御巻線N、のインダク
タンスが制御される。高圧出力電源絶縁トランス114
の高圧側2次巻線N2には、例えば倍圧整流回路等の整
流平滑回路116が接続されており、この整流平滑回路
116からの高圧直流出力電圧1(Vは、高圧用の分圧
抵抗117Rで分圧されて取り出され、制御回路117
により制御電流に変換されて第1の可飽和リアクタトラ
ンス113の制御巻線N、に送られている。そして上記
高圧直流出力電圧HVの変動に応じて可飽和リアクタト
ランス113のインダクタンスが変化し、電源絶縁トラ
ンス114の1次側直列共振インピーダンスが制御され
ることによって、高圧出力電圧HVを一定に制御するこ
とができる。
また、第2の可飽和リアクタトランス123も同様に、
被制御巻線N、および制御巻線N、ををし、この制御巻
線Ncに供給される制御電流に応じて可飽和リアクタト
ランス123の磁束が制、御され、被制御巻線NRのイ
ンダクタンスが制御される。低圧出力電源絶縁トランス
124の2次巻線N2には整流平滑回路126が接続さ
れており、この整流平滑回路126からの低圧(例えば
5V)直流出力電圧は、制御口8I27により制御電流
に変換されて第2の可飽和リアクタトランス123の制
御巻線Ncに送られることにより、上記低圧直流出力電
圧の変動に応じて可飽和リアクタトランス123のイン
ダクタンスが変化し、電源絶縁トランス124の1次側
直列共振インピーダンスが制御されることによって、低
圧出力電圧を一定に制御nすることができる。
さらに、過電圧保護のための構成として、電源絶縁トラ
ンス+14の2次側より取り出された高圧出2′電圧H
Vを上記高圧用の分圧抵抗117Rで分圧して取り出し
、過電圧保護回路118に送ってお虻、また、低電圧供
給側でも同様に、電源絶縁!・ランス124の2次側か
らの低電圧出力(例えば5V出力)を過電圧保護回路1
28に送っている。これら過電圧保護回路118.12
8からの出力は、リレー駆動用のトランジスタI37の
ベースに送られており、このトランジスタ137のコレ
クタ出力によってリレー138が駆動され、上記電源ス
ィッチ104がオン、オフ制御される。なお、これらの
トランジスタ137およびリレー138の回路電源とし
ては、上記交流入力電atotより小型の電源トランス
131、整流平滑回路132および定電圧ダイオード(
ツェナダイオード等)を介して得られた例えば12V直
流電源が用いられている。
また、低圧用の電源トランス124の2次巻線N2の一
部に対して並列にヒータトランス124I(の1次巻線
が接読されており、このヒータトランス124の2次巻
線からは例えば1.2V出力が2つ並列に取り出されて
いる。
D1発明が解決しようとする問題点 ところで、このような高電圧大電力を得るためのスイッ
チング電源装置においては、高圧部と低圧部の各1次側
のスイッチング駆動用回路部が共通化されているため、
自動式発振駆動回路115のスイッチングトランジスタ
Q、、Q、に過大な電流が流れ、スイッチング損失が増
大するとともに、可飽和リアクタトランス113.12
3の損失が大きく、AC−DC変換効率が悪く、例えば
80%が限度であり、上述したような高圧大電力および
低圧大電力を供給するための電源装置として用いる場合
には、さらに変換効率の改善が望まれる。
特に、屋外用の大画面表示システムの場合には、雨漏り
による水滴等からユニットの破壊を防止するために、電
源ブロックは1ユニツト毎に完全密閉構造で構成される
が、上述のような構成のスイッチング電源装置では、電
源装面内の温度上昇により全ての構成部品の18頓性が
悪化するという欠点があり、最大1000個ものユニッ
トを並列運転するためには、電源変換効率が極めて良い
ものでないと高信軌性が得られず、消費電力の低減が図
れない。
また、過電圧保護回路部は、異常時の構成部品の損傷を
防止するために、小型の電源トランス131を用いて電
磁リレー138を駆動するようにしているが、構成が複
雑であり、高価であ・;。
さらに、上記構成のスイッチング電源装置においては、
負荷短絡時に自己保jlti!!能があり、第7Hに示
すような「フ」の字形特性を示すが、陰極線管内の高圧
放電時には放電電流が過大に流れて陰極線管を破壊する
虞れがある。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて成されたもの
であり、上述したような大直面表示システムに用いられ
る多数の陰極線管等に対する高電圧大電力および低電圧
大電力の供給に適したスイッチング電源装置であって、
高圧部と低圧部とをぞれぞれ独立して並列運転させ、発
振駆動回路のスイッチング損失を低減するとともに可飽
和リアクタトランスの損失を低減し、電力変換効率を大
幅に改善できるのみならず、負荷変動や入力変動の制御
範囲をさらに拡大できるようなスイッチング電源装置の
提供を目的とする。
また、動作周波数を上げて各トランス類の小型軽量化を
図り、陰極線管の高圧放電等による過電流を制限して素
子破壊等を防止し、高信頼性を実現できるスイッチング
電源装置の提供を目的とする。
E2問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本発明に係るスイッチ
ング電源装置は、直流入力電源に接続された第1の直列
共振用コンデンサおよび高圧電源トランスの1次巻線を
含む第1の直列共振回路と、この第1の直列共振回路を
流れる′5流をそれぞれオン、オフ駆動するスイッチン
グ素子を有し、このスイッチング素子の制御端子側に設
けられた第1の可飽和リアクタトランスにより発振周波
数が制御される第1の発振駆動回路と、上記高圧電源ト
ランスの2次側出力電圧に応じて上記可飽和リアクタト
ランスのインダクタンスを制御し、上記発振駆動回路の
発振周波数を可変制御する第1の制御回路と、上記直流
入力電源に接続された第2の直列共振用コンデンサおよ
び低圧電源トランスの1次巻線を含む第2の直列共振回
路と、この第2の直列共振回路を流れる電流をそれぞれ
オン、オフ駆動するスイッチング素子を有し、このスイ
ッチング素子の制御端子側に設けられた第2の可飽和リ
アクタトランスにより発振周波数が制御され、る第2の
発振駆動回路と、上記低圧電源トランスの2次側出力電
圧に応じて上記可飽和リアクタトランスのインダクタン
スを制御し、上記発振駆動回路の発振周波数を可変制御
する第2の制御回路と、上記各電源トランスの2次側に
設けられた過電流検出抵抗を含む過電流保護回路とを具
備して成ることを特徴としている。
20作用 高圧電源供給側と低圧電源供給側とをそれぞれ独立に構
成し、各可飽和リアクタトランスにより各電源トランス
の1次側の各発振周波数を負荷変動や入力変動に応じて
制御して定電圧制御を行っているため、各可飽和リアク
タトランスを小型軽量化でき、小振幅動作のため可飽和
リアククトランスの損失による発熱や漏れ磁束等の悪影
響を有効に防止でき、電力変換効率を大幅に改善でき、
さらに、各電源トランスの2次側に過電流検出抵抗を設
けるという簡単な構成により過電流保護回路が確実に行
え、装置の信頼性が高まる。
G、実施例 G−1,一実施例の構成 第1図は本発明の一実施例となるスイッチング電源装置
〇回絡図である。
この第1図において、電源装置の直流入力電源としては
、例えば商用交流入力環&lをダイオードブリッジ形の
全波整流器2および平滑コンデンサ3にて整流し平滑す
ることにより得ている。交流入力電源1と全波整流器2
との間には、電源スィッチ4および突入電流(インラ・
ノシュ電流)制限用の抵抗5が直列に挿入接続されてい
る。また、突入電流制限用抵抗5に対して並列に、抵抗
短絡用のスイッチ6が接続されており、このスイッチ6
は、後述するスイッチ駆動回路30のリレー38により
オン、オフされる。
この直流入力電源は、高圧電源供給側の第1の可飽和リ
アクタトランス11の1次巻線N、を介し、コンデンサ
12と、パワーチョークコイル13Pおよび高圧電源ト
ランス13Hの1次巻線N1とより成る直列共振回路に
供給されている。また、上記直流人力T;、tAは、低
圧電源供給側の第2の可飽和リアククトランス21の1
次巻線NAを介し、コンデンサ22と電源絶縁トランス
23の1次巻線N、とよりなる直列共振回路に供給され
ている。これらの電源トランス13H123の各1次巻
線N1と接地との間には、スイッチ7が挿入接続されて
いる。
ここで、例えば第1の可飽和リアクタトランス11は、
1次巻線NA、2次巻vAN81.N、2および制御巻
線N、を有し、第2図に示すように、4本の磁脚11a
−1idを有する磁気コアlleの隣り合う2本の磁脚
、例えば11a、11bに跨がるように上記1次巻線N
aおよび2つの2次巻線N□+Nszを巻装し、これら
の巻vANA、N0.N0の巻回方向に対して直交する
方向に、例えば磁脚11b、llcに跨がるように上記
制御巻!vIN Cを巻装している。なお、第2の可飽
和リアクタトランス21もこの第1の可飽和リアクタト
ランス11と同様な構成を有している。
次に、高圧電源供給側の第1の可飽和リアクタトランス
11の2次巻線N et 、 N 、tに関連して、第
1の発振駆動回路14が設けられている。この発振駆動
回路14は、スイッチングトランジスタQlおよびこの
トランジスタQ、のエミッタ・ベース間に接続されたダ
イオードD□の組と、もう−組のトランジスタQ2およ
びダイオードD8□の組とが直列に接続され、トランジ
スタQ1は上記直流入力電源と可飽和リアクタトランス
11の1次S 線N Aとの間に挿入接続され、トラン
ジスタQ2は可飽和リアクタトランス11の1次巻線N
、と接地との間に挿入接続されている。トランジスタQ
1のエミッタ・ベース間には、ダイオードDHIと並列
に、可飽和リアクタトランス11の2次巻線N、とコン
デンサC0との直列共振回路が接続され、トラ〉′ジス
タQ2のエミッタ・ベース間には、ダイオードDB2と
並列に、可飽和リアクタトランス11の2次巻線N、2
とコンデンサCIIKとの直列共振回路が接続されてい
る。さらに、上記直流人ノコ電源と各スイッチングトラ
ンジスタQ3.Q2の各ベースとの間には、それぞれ起
動用の抵抗R31+  R32が挿入接続されている。
また、低圧電源供給側の第2の可飽和リアクタトランス
21の2次巻線N、、、Nfitに関連して、第2の発
振駆動回路24が設けられており、この発振駆動回路2
4の構成は、上述した第1の発振駆動回路14と同様で
あるため、図中対応する部分に同じ符号を付して説明を
省略する。
次に、高圧11源トランス13Hの2次巻線N2には、
第1の整流平滑回路15が接続されており、この整流平
滑された高圧(例えば8kV)の直流出力電圧HVは、
高電圧用の分圧抵抗16Rで分圧され、制御回路16に
より高圧制御電流に変換されて第1の可飽和リアクタト
ランス11の制御巻線Ncに送られている。整流平滑回
路I5としては、例えばダイオードDHIおよびコンデ
ンサC□、の組と、ダイオードDイ2およびコンデンサ
CI+2の組とで、高圧電源トランス13Hの2次巻線
N2からの出力をそれぞれ片波ずつ整流平滑し、これら
の各組の出力電圧を加算するように構成して成る倍圧全
波整流回路構成を用いており、各コンデンサC□とCH
2とにそれぞれ例えばAkVずつ受は持たせることによ
り計8kVの高電圧出力HVを得るようにしている。こ
の高圧出力HVは、前述した大画面表示システムを構成
する陰極線管20(第4図参照)の各アノード等に供給
されている。
この第1の整流平滑回路15と接地との間には、過電流
検出用の抵抗41が挿入接続されており、この抵抗41
からの検出出力は、後述する第4図のトランジスタ16
eを介して第1の制御回路16のトランジスタ16cの
ベースに送られている。
さらに過電圧保護のために、上記高圧用分圧抵抗16R
の分圧出力端子に高圧用過電圧保護回路18が接続され
ている。
また、低圧電源トランス23の2次巻線N2には、第2
の整流平滑回路25が接続されており、この整流平滑回
路25からの低圧直流出力(例えば5■出力)電圧は、
制御回路16により低圧制御電流に変換されて第2の可
飽和リアクタトランス21の制御巻”h% N Cに送
られている。ここで過電圧保護のために、上記低圧出力
電圧(例えば5V)が低圧用過電圧保護回路28に供給
されるようになっている。さらに低圧電源トランス23
の2次S線N2と接地との間には、過電流検出用の抵抗
42が接続されており、この抵抗42からの検出出力は
、上記低圧用過電圧保護回路2日、又は制御回路26に
送られている。
次に、電源絶縁トランス23の1次巻線N、に対して並
列にヒータトランス27の1次巻線NF1がY妾続され
ており、このヒータトランス27の2次側には、上記1
次巻線およびコアと絶縁を保って2!IJIのヒータ出
力巻線N□、NFIが巻装されている。これらのヒータ
出力巻線N、、、N、2からは、例えばそれぞれ1.2
Vの出力が取り出され、上述した大画面表示システムを
構成する多数の陰極線管20 (第4図参照)の各ヒー
タに供給されるようになっている。
さらに、電源絶縁トランス23の1次巻線N1に対して
並列に、回路電源供給用の低電圧トランス31の1次巻
線が直流阻止用コンデンサを介し接続されている。この
トランス31の2次巻線には、整流平滑回路32が接続
され、整流平滑回路32からの出力は、例えば15、■
の回路電源として制御回路16.26等に供給されてい
る。また、整流平滑回路32からの出力は、ツェナダイ
オード33で例えば12Vに定電圧化され、スイッチ駆
動回路に供給されている。このスイッチ駆動回路30は
、例えば上記+svi圧が供給される抵抗33とコンデ
ンサ35より成る時定数回路を有し、この時定数回路か
らの出力がトランジスタ36のベースに供給され、この
トランジスタ36のエミッタ出力がリレー駆動用のトラ
ンジスタ37のベースに供給されている。トランジスタ
27のコレクタにはリレー38と保8W用ダイオード3
9との並列回路が接続されており、このリレー38は、
上記スイッチ6およびスイッチ7をオン、オフ制御する
ようになっている。
G−2,動作説明 次に、このような構成を存するいわゆる磁束制御形スイ
ッチング電源装置の動作を説明する。
先ず、電源スイッチ4をオン操作した電源投入時には、
ス・fフチ6.7は共にオフ(遮断)状態にあり、交流
入力電源1から電流制限用抵抗5を介して交流電源電流
が流れ、全波整流器2により整流されて平滑コンデンサ
3への充電が行われる。
ここで、電流制限用抵抗5は、例えば390Ω程度の比
較的大きな値に設定してあり、電源投入直後でも略0.
5A程度の入力端子が流れるに過ぎない。このとき、回
路電源用等の低電圧供給用トランス31は電源投入直後
から動作可能であり発振駆動回路24は発振動作を開始
する。また、このT1.源投入と同時にトランス31か
らの出力が生ずることにより、スイッチ駆動回路30の
抵抗34とコンデンサ35とから成る時定数回路により
定まる所定時間(2〜3秒程度)経過後にトランジスタ
36がオンしてトランジスタ37をオンし、リレー38
を動作させてスイッチ6および7をオン(1通)状態に
制御する。したがって、上記所定時間経過後には、突入
電流制限用抵抗5が短絡されるとともに、各TLtAト
ランス13Hおよび23が動作状態となって、メインの
高圧および低圧の電源が定常供給される。
定常動作時における発振駆動回路14(24も同様)の
動作としては、可飽和リアクタトランス11の2次巻L
% N m +のインダクタンスとコンデンサC0との
直列共振回路により2次巻線N 81を流れる正弦波交
流電流によってスイッチングトランジスタQ、が駆動さ
れ、その電流がOになると、可飽和リアクタトランス1
1の2次巻&lazのインダクタンスとコンデンサCB
2との直列共振回路により2次巻線NBZを流れる正弦
波交流電流によってスイッチングトランジスタQ2が駆
動されてオン状態となり、これを繰り返してスイッチン
グ動作が継続する。
すなわちトランジスタQ1のコレクタ電圧は第3図Aの
ように変化し、該トランジスタQ、のコレクタ電流は第
3図Bのように変化する。このときパワーチョークコイ
ル13Pおよび高圧電源トランス13Hの1次巻線N、
を流れる電流は、直列共振コンデンサ12の容量値C1
と、パワーチョークコイル13Pのインダクタンスし、
および電源トランス13Hの1次巻線N1のインダクタ
ンスし、とによって直列共振して、第3図Cに示すよう
な正弦波状の電流波形となり、低圧電源トランス23の
1次巻線N1を流れる電流は第3図りのようになる。な
お、第6図の従来例においては、トランスの励磁電流を
直接制御していたが、本発明の実施例においては、スイ
ッチング周波数を制御することにより、出力電圧安定化
制御を行っている。
可飽和リアクタトランス11の制御巻線N、には、高圧
電源トランス13Hの出力電圧を高圧用分圧抵抗16R
により検出して制御回路16から出力される直流制御電
流が供給されており、負荷変動や上記直流入力電源電圧
の変動に対して、高圧電源トランスi3Hからの直流出
力電圧が常に一定となるように、制御回路1Gによって
可飽和リアクタトランス11の制御巻線N、を流れる制
御電流が制御され、2次巻線N II I 、 N 8
 Zのインダクタンスが制御されて、発振駆動回路14
の発振周波数が制御される。
ここで上記発振駆動回路14の発振周波数rについては
、最も重負荷かつ最小入力電圧のとき、電a絶縁トラン
ス13Hの2次側共振周波数f0となるように設定して
最大負荷電力の供給を行い、軽負荷時や入力端子が大の
時に、Δrの周波数変化によって高電圧の直流出力電圧
を一定に制御することになる。
なお、低圧電源供給側の動作は、上述した高圧供給側と
略同様であるため、説明を省略する。
次に、過電圧保護動作および過電流保護動作について説
明する。
例えば制御回路16の破壊等により、高圧電源トランス
13Hの2次側高圧出力電圧HVが異常に上昇し、高圧
用分圧抵抗16Rからの分圧出力が上昇したときには、
過電圧保護回路18が動作して、スイッチ駆動回路30
のトランジスタ36のコレクタを接地レヘルとするから
、このトランジスタ3Cがオフし、次段のトランジスタ
37もオフしてリレー38が遮断され、スイッチ7がオ
フ状態となることにより、過電圧保護が行われる。
また、低圧供給側の過電圧保護回路28についても同様
に、低圧出力(例えば5■出力)が異常に上昇したとき
にスイッチ駆動回路30のトランジスタ36のコレクタ
を接地することにより、過電圧保護を行う。
次に、上述した大画面表示システムの陰掻線管の放電等
によって、負荷側に大電流が流れた場合には、第4図の
矢印に示すように抵抗41を介して放電?it流が流れ
、トランジスタ16eがオンすることによって制御回路
16の出力段トランジスタ16cがオンする。この制御
回路16は、上記高圧用の分圧抵抗16Rからの分圧出
力がトランジスタ16aのベースに供給されており、こ
のトランジスタ16aは、エミッタがツェナダイオード
16bに接続され、コレクタ出力がトランジスタ16c
のベースに供給されている。トランジスタ16cのコレ
クタ出力は、上記可飽和リアクタトランスlNの制御巻
線Ncに供給されており、上記過電流検出時のようなト
ランジスタ16cのオン時には可飽和リアクタトランス
11の磁束が飽(V状態となり、スイッチング動作周波
数が急激に上昇するから、高圧電源トランス13Hの共
振特性よi+高圧出力電圧HVが低下し、第5図に示す
ような垂下特性が得られる。
ここで、低圧供給側についても上記高圧側の過電流保護
構成と同様に構成して良いわけであるが、本実施例にお
いては、過電流検出用の抵抗42からの検出出力を過電
圧保護回路2日に送ってスイッチ駆動回路30を動作さ
せ、電源を遮断する構成を採用している。
このように、過電流保護については、各電源トランス1
3H123の2次側に過電流検出用の抵抗41.42を
それぞれ設け、これらの抵抗41.42からの出力をス
イッチング電源装置の制御回路16.26あるいは過電
圧保護回路18.28等に供給するという極めてN単な
構成により実現でき、特性上も、第5図に示すような良
好な垂下特性が得られ、素子等の破壊を未然に防止でき
、’AEの4g JJt性を大幅に高めることができる
H1発明の効果 本発明のスイッチング電源装置によれば、高圧および低
圧の各電源供給側にそれぞれスイッチング用の発振駆動
回路を設け、各可飽和リアクタトランスを各電源トラン
スの1次側励磁電流のスイッチング周波数を制御するた
めに用いて高周波・小振幅動作を可能としているため、
回路構成が簡略化され、トランスの小型軽量化や磁心損
失の低減および制御範囲の拡大が図れる。また、電力変
換効率は90%程度にまで高めることが容易に可能とな
り、信頼性が高く、電力損失が低減され、電力エネルギ
ーの節減が図れる。同時に、各電源トランスの2次巻線
に過電流検出用の抵抗を設けるという簡単な構成によっ
て、過電流保護動作が確実に行え、装置の信頼性が向上
する。
さらに、電源投入時の突入電流(インラッシュ電流)を
電流制限用抵抗によって大幅に抑制するとともに、定常
動作時には電流制限用抵抗を短絡して電力損失を略0と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は可飽
和リアクタトランスの一例を示す概略斜視図、第3図は
動作説明のためのタイムチャート、第4図は上記実施例
の要部を取り出して示す回路図、第5図は過電流保護特
性を示すグラフ、第6図は従来のスイッチング電a装置
の一例を示す回路図、第7図は従来例の過電流保護構成
を示すグラフである。 1・・・交流入力電源 2・・・全波整流器 3・・・平滑コンデンサ 5・・・電流制限用抵抗 6・・・抵抗短絡用スイッチ 7・ ・ ・スイッチ 11.21・・・可飽和リアクタトランス12.22・
・・共振コンデンサ 13H・・高圧電源トランス 13P・・パワーチョークコイル 14.24・・・発振駆動回路 15.25・・・整流平滑回路 16.26・・・制御回路 16R・・高圧用分圧抵抗 18.28・・・過電圧保護回路 20・・・陰極線管 23・・・低圧電源トランス 30・・・スイッチ駆動回路 38・・・リレー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直流入力電源に接続された第1の直列共振用コンデンサ
    および高圧電源トランスの1次巻線を含む第1の直列共
    振回路と、 この第1の直列共振回路を流れる電流をそれぞれオン、
    オフ駆動するスイッチング素子を有し、このスイッチン
    グ素子の制御端子側に設けられた第1の可飽和リアクタ
    トランスにより発振周波数が制御される第1の発振駆動
    回路と、 上記高圧電源トランスの2次側出力電圧に応じて上記可
    飽和リアクタトランスのインダクタンスを制御し、上記
    発振駆動回路の発振周波数を可変制御する第1の制御回
    路と、 上記直流入力電源に接続された第2の直列共振用コンデ
    ンサおよび低圧電源トランスの1次巻線を含む第2の直
    列共振回路と、 この第2の直列共振回路を流れる電流をそれぞれオン、
    オフ駆動するスイッチング素子を有し、このスイッチン
    グ素子の制御端子側に設けられた第2の可飽和リアクタ
    トランスにより発振周波数が制御される第2の発振駆動
    回路と、 上記低圧電源トランスの2次側出力電圧に応じて上記可
    飽和リアクタトランスのインダクタンスを制御し、上記
    発振駆動回路の発振周波数を可変制御する第2の制御回
    路と、 上記各電源トランスの2次側に設けられた過電流検出抵
    抗を含む過電流保護回路とを具備して成ることを特徴と
    するスイッチング電源装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118893A (ja) * 1989-09-29 1991-05-21 Sansho Denshi Kk 静電型水処理装置
JP2007108984A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱体収納函冷却装置の電源安定化回路
US8049373B2 (en) 2006-12-05 2011-11-01 Panasonic Corporation Apparatus for stabilizing power supply of heater housing box cooling apparatus

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