JPS627122A - 予備励起光cvd方法 - Google Patents

予備励起光cvd方法

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JPS627122A
JPS627122A JP14727285A JP14727285A JPS627122A JP S627122 A JPS627122 A JP S627122A JP 14727285 A JP14727285 A JP 14727285A JP 14727285 A JP14727285 A JP 14727285A JP S627122 A JPS627122 A JP S627122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
substrate
wavelength
cvd
photodissociation
Prior art date
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Pending
Application number
JP14727285A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Uesugi
文彦 上杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPS627122A publication Critical patent/JPS627122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、低温で高純度の膜を堆積させる光CVD方法
に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、レーザ光を用いる光化学的なCVDにおいては、
紫外域の単一波長の光でCVD原料ガスを光解離させて
い九。しかし、’CVD原料ガスとして。
MOCVD−?VPEでll’用しているOとl1fl
じ、Ga (CHs)st−はじめとする有機金属やA
sH3などの水素化物、およびGacJ13やASCl
Sなどのハライド化合物といった多原子分子を使りてい
るので。
紫外域の単一波長の光では、これらのCVD原料ガスを
完全には光解離できない。し九がって、不純物の原因と
なる物質と堆積させるべき物質とが結合している光解離
生成物が基板上に堆積し、その結果、堆積属中の不純物
が多くなるという問題があった。この不純物を減らすた
めに、従来は熱分解によって、光解離生成物を堆積させ
る物質と不純物の原因となる物質とく完全に解離する必
要があう九。その為、低温化できないという問題があっ
た。このことは、前述のGa (CH3)aなどの有機
金属やA s H3などの水素化物、およびGac13
やASCj13などのハライド化合物だけでな(、Fa
(Co)sなどの金属カルボニル化合物についても゛同
様である。従えば、ヤードレー(J 、 T 、 Ya
rdley )らKよって、ジャーナル・オブ・ケミカ
ル・フィジクス誌(Journal of Chemi
calPhysics )の第74巻(1981)の3
70ページから378ページに掲載された論文では、r
e(CO) s K A r F v−ザの193nm
光を照射して、その光解離プロセスを調べたところ、C
O基が1個ずつ解離していき、 F e (CO) t
の生成が最も多いことがわかった。また、ホトツカ(N
、Bottk)らによって、ジャーナル・オブ・アプラ
イド・フィジクス誌(Jounal of Appli
ed Physics )の第54巻(1983)の1
104ページから1109ページに掲載された論文では
、GmAs上に吸着させりFe (CO) s K水銀
ランプの253.7nm光を照射してFeの堆積を試み
た例が報告されておシ、得られた膜の純度は悪<、また
堆積状態も悪かった。このように、200nm程度の波
長の光では。
F e (CO) sを完全に光解離してFeを堆積さ
せることができないので得られる膜の純度も堆積状態も
悪いという問題があった。また、Fe(CO)。
のようなカルボニル化合物以外にもh 812cla 
t−用いた81膜成長についても同様の結果が知られて
いる。この場合も、200nm程度の波長の光を照射す
るだけではh 8s2C16から8iを光解離によりて
生成で色ず、主として8i(Jlが生成されるだけであ
る。そのため、8iCρを熱分解してSiを得る必要が
あり、8iJ[t−得られる温度は、せいぜい900℃
程度までしか下げられないという問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述のような従来の欠点金除去し、基
板上に低温で、高純度の膜を堆積させる光CVD方法を
提供することKある。
(発明の構成) 本発明によれば、光CVD方法において、原料ガスが吸
収する第一の波長の光を照射して原料ガスを光解離させ
ると共に、この光解離で生成された、堆積させる物質を
含む光解離生成物を更に光解離させるため第二の波長の
光も照射することを待機としている。この第一の波長の
光と第二の波長の光の照射は、tず第一の波長の光t−
原料ガスに照射し第一段階の光解離を生ぜしめ、その後
第二の波長の光を照射してもよいし、第一と第二の波長
の光を同時に原料ガスに照射してもよい。
(発明の作用、原理) 本発明は、上述の方法をとるととくよ)、従来技術の問
題点を解決した。
本発明の特長は、レーザ光によるCVD原料ガスの光解
離によって生成された堆積させる物質を含む光解離生成
物1.前記レーザ光と異なる波長の光を照射して更に光
解離を起こさせ、堆積させる物質t−cVDill[料
ガスかむ完全に解離させることにある。よく使われるC
VD原料ガス社、Ga(CHa)sなどの有情金属やA
 s HBなどの水素化物やGaC1B 、 AsCj
!s # 8i*C1−などのハライド化合物であって
、多厚子分子である。これらのCVD原料ガスに、実用
的に使用できる短波長側の限界に近い200 nm付近
のレーザ光を照射しても、光解離によりては堆積させる
物質だけtCVD原料ガスから分離できない。しかし、
堆積させる物質を含んだ光解離生成物は得ることができ
るので、この光解離生成物を更に光解離させる別の波長
のレーザ光を照射すると、堆積させる物質だけを不純物
の原因となる他の物質から完全く分離できる。その結果
、熱分解を用いなくても、CVD膜中の不純物を減らせ
るのでCVDの低温化をはかることができる。この場合
、別の波長としては、はじめに照射する光の波長よりも
長波長側にある光でよいことが多い。このため200n
m付近のレーザ光では光解離生成物を更に光解離させる
ことはできない。
(実施例) 以下1本発gAKりいて図面を参照して説明する。
図は本発明の一実施例を説明するための図を示すもので
ある。5izC16からSiを堆積させる場   □合
を例にとって述べる。ヒータ11で基板12t−加熱で
きる構成になっている反応七ル14内に。
H2ガスをキャリヤガスとして8i*Cj!@tガス導
入口13から入れる。8i2Cf1gを光解離させる第
1励起光15としてArFレーザの193am光を使用
し、横窓17から基板12に平行に照射する。
この第1励起光15の193nm光にょシ、8itC1
mは光解離を起こして8iC1ができる。この5icJ
I  を更に光解離する為に、第2励起光16としてA
rイオンレーザの515nm光の第二高調波の257n
m′fI:使用し、上面窓18から基板12に垂直に照
射する。その結果、ヒータ11で基板12を約800℃
に加熱する程度で不純物の検出されないSi膜を得るこ
とができた。この実施例において、第2励起光16を照
射しないときは、Si膜を得るkは基板12を約900
℃に加熱する必要があった。このように、本発明の方法
を適用することによって、5i2C16を完全に光解離
させることができ、その結果、不純物を減らすことがで
きると共に、CVD温度を低下させることができた。5
i2cj16以外に、InCJlgを用いてInをCV
Dすることもできた。この場合も、第1励起光15にA
rFレーザの193nm光を使用した。この193nm
光によプInCl3は光解離を起こしてInC皇2がで
きる。第2励起光16KKrFレーザの248nmt−
使用すると、InCJ12t−Inと2個のC9原子に
解離できる。その次め、基板12を約400℃に加熱す
る程度で純度のよいInをCVDすることができた。こ
の場合、第2励起光16金照射しないときは、高純度の
Int得るためには基板12を約660℃に加熱する必
要があった。このように1jncf3からのIn0CV
DICおいても、8i1CJI4からの5iOCVDと
同様に1本発明の方法を適用することKよJ)、InC
l!xt−完全に光解離させることができ、その結果、
不純物を減らすことができると共に、CVD温度を低下
させることができた。
以上、8 i ! C,11@からO81OCVDとI
nCJlBからのIn0CVDについて述べたが、Si
H4からの8iOCVDKついても本発明の方法を適用
できる。また、8iやInに限らず、AJE(CHs)
1などの有機金属からのA1のCVD、およびwcl、
やW(Co)a から0WOCVD、tたMoc1s+
M。
(CO)s かbOMoOCVDO他、8iH4やS 
1(CHs)4とN、00組み合わせkよる8i02と
いった誘電体のCVDも、本発明の方法を適用すること
により、高純度の膜を低温で得ることができる。
また、実施例では、レーザ光を使用する場合について述
べ念が、レーず光以外にも紫外域に発光線スペクトルを
もつHg−Xeランプや低圧水銀ランプの光を使用する
こともできる。また、実施例の第1励起光15と第2励
起光16とは、その幾何学的配置を交換しうろことは言
うまでもない。
(発明の効果) 本発明の方法を適用すると、CVD原料ガス及び堆積さ
せる元素を含む光解離生成物を更に光解離させるのに適
した別の波長の光を照射するので。
従来より低温で不純物の少ない堆積膜を得ることができ
る。ま九、複数の波長の光t−CvD原料ガスに照射す
ることKよシ、単一の極紫外光を照射してCVD原料ガ
スを完全に光解離するのと同等の効果を得ることができ
るので、使用する光源として現状で実用に供せられる波
長200nm程度のレーザ光を使用できる。したがりて
1反応セルの窓や。
照射光学系の材料は、極紫外光を使用する場合と比較し
て、安価に済むなどの経済上の利点も有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するための模式図である。 11・・・・・・ヒータ、12・・・・・・基板、13
・・・・・・ガス導入口% 14・・・・・・反応セル
、15・・・・・・第1励起光、16・・・・・・第2
励起光、17・・・・・・横窓、18・・・・・・上面
窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原料ガスに光を照射して光解離させ、基板上に光解離生
    成物を堆積させる光CVD法において、原料ガスが吸収
    する第一の波長の光を照射して前記原料ガスを光解離さ
    せる工程と、前記光解離で生成された、堆積させる物質
    を含む光解離生成物を更に光解離させる第二の波長の光
    を照射する工程を含むことを特徴とする予備励起光CV
    D方法。
JP14727285A 1985-07-03 1985-07-03 予備励起光cvd方法 Pending JPS627122A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222420A (ja) * 1985-07-23 1987-01-30 Canon Inc 堆積膜形成装置
JPS6240718A (ja) * 1985-08-16 1987-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd 光励起cvd法
JPH08213389A (ja) * 1995-10-09 1996-08-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 絶縁膜
US9062370B2 (en) 2009-04-02 2015-06-23 Spawnt Private S.A.R.L. Bodies coated by SiC and method for creating SiC-coated bodies

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JPS6240718A (ja) * 1985-08-16 1987-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd 光励起cvd法
JPH08213389A (ja) * 1995-10-09 1996-08-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 絶縁膜
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