JPS6270915A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JPS6270915A
JPS6270915A JP60208873A JP20887385A JPS6270915A JP S6270915 A JPS6270915 A JP S6270915A JP 60208873 A JP60208873 A JP 60208873A JP 20887385 A JP20887385 A JP 20887385A JP S6270915 A JPS6270915 A JP S6270915A
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steering
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無人搬送車に係り、詳しくは工場あるいは倉庫
等において原材料、製品等の搬送を自動化する無人搬送
車に関するものである。
〔従来の技術〕
無人搬送車の誘導手段として、例えば床面に電線を埋設
してこの電線に高周波電流を流すことにより磁界を発生
させ、この磁界を検出して電線に沿って無人搬送車を走
行させる方法と、床面に床面とは反射率の異なるテープ
を貼り付けるかあるいは線を描いて、反射率の差を検出
してテープあるいは線に沿って無人搬送車を走行させる
方法がある。
前者の方法では、床工事が非常に大変な上に、走行ルー
トを変更する度に床工事をし直さなければならず、走行
ルートの変更に対して柔軟性が欠け、かつコスト高とな
る問題がある。
これに対し、後者の方法では、床面にテニブを貼り付け
るか線を描くだけなので、走行ルートの作成や変更が容
易に行え、コストも安い。
従来、後者の方法を採用した無人搬送車として、ホトダ
イオード、ホトトランジスタ等の受光素子と螢光灯や発
光ダイオード等の発光素子を組み合わせた光電検出器を
テープや線等の光学的誘導帯(以下誘導帯と略記する。
)と交叉するように搬送車体の下面に多数並設して、誘
導帯からの反射光を受光して誘導帯と搬送車の横変位を
検出して該横変位が小さくなるように操舵機構を制御す
るようにしたものが知られている(特公昭55−126
05号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記無人搬送車では、誘導帯と搬送車の
横変位が生じてから操舵機構の制御を行うため、搬送車
の蛇行量が大きくなり工作機械等に接近させて停車する
ことが困難となる問題があった。
本発明の第1の目的は大きく蛇行することなく誘導帯に
沿って走行させることが出来る無人搬送車を提供するこ
とである。
また、第2の目的は大きく蛇行することなく誘導帯に沿
って走行させることが出来ると共に、誘導帯から外れる
おそれなく右折、左折することが出来る無人搬送車を提
供することである。
また、第3の目的は大きく蛇行することなく誘導帯に沿
って走行させることが出来ると共に、予め指定した場所
に走行させることが出来る無人搬送車を提供することで
ある。
C問題点を解決するための手段〕 上記第1の目的を達成する第1の発明では、駆動部と操
舵車輪と該操舵車輪を操舵する操舵機構とを具えた車両
本体と、 路面に光を照射する投光素子と該投光素子の反射光を受
光する受光素子とからなる複数の光検出器を前記光学的
誘導帯に沿って該光学的誘導帯の幅よりも狭い間隔で二
列配設してなる誘導帯検出手段と、 該誘導帯検出手段の各光検出器の出力を人力して光学的
誘導帯に対する車両本体の走行方向のずれを検出して該
ずれが零となるように前記操舵機構を制御する操舵制御
装置とを具備し、前記光検出器の出力による操舵角の制
御量を前記操舵車輪に近いものほど大きくなるように設
定してなることを特徴としている。
上記第2の目的を達成する第2の発明では、第1の発明
に、さらに右折、左折の位置を地上マークにより検出し
た時点で前記光検出器から前記操舵制御装置への出力の
送出を遮断して・右折時には前記車両本体が右折するよ
うに前記操舵機構を強制的に制御して車両本体の右側に
配置された光検出器のうち所定数の受光素子が反射光を
受光しなくなった時点で該制御を解除して光検出器から
前記操舵制御装置への出力の送出を再開し、また左折時
には前記車両本体が左折するように前記操舵機構を強制
的に制御して車両本体の左側に配置された光検出器のう
ち所定数の受光素子が反射光を受光しなくなった時点で
該制御を解除して光検出器から前記操舵制御装置への出
力の送出を再開させる分岐制御装置を設けてなることを
特徴としている。
上記第3の目的を達成する第3の発明では、第1の発明
に、さらに右折、左折の位置を地上マークにより検出し
た時点で光検出器から前記操舵制御装置への出力の送出
を遮断して、右折時には前記車両本体が右折するように
前記操舵機構を強制的に制御して車両本体の右側に配置
された光検出器のうち所定数の受光素子が反射光を受光
しな(なった時点で該制御を解除して光検出器から前記
操舵制御装置への出力の送出を再開し、また左折時には
前記車両本体が左折するように前記操舵機構を強制的に
制御して車両本体の左側に配置された光検出器のうち所
定数の受光素子が反射光を受光しなくなった時点で該制
御を解除して光検出器から前記操舵制御装置への出力の
送出を再開させる分岐制御装置と、 行先別に行先プログラムを格納したプログラム記憶回路
を有して該行先プログラムに従って駆動部の動作、停止
を制御する駆動制御装置および分岐制御装置を制御して
車両本体を走行させる行先制御装置を設けてなることを
特徴としている。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図は本発明の無人搬送車の車両本体を示し
、図中符号lは車両本体、2は前車輪、3は後車輪、4
は駆動モータ、5は操舵モータ、6は操舵機構、7は制
御ボックス、8はバッテリ、9は誘導帯検出手段、10
は誘導帯である。
誘導帯10は地上路面よりも反射率の大きいアルミニュ
ーム箔のテープから形成されている。なお、アルミニュ
ーム箔のテープの代わりに白色のペンキを使用してもよ
い。
車両本体1はこの誘導帯10に沿って走行するもので、
前車輪2が1個、後車軸3が2個装備されている。前車
輪2は誘導帯10を踏まないように誘導帯10の側部に
沿って走行する。
また、車両本体1には操舵機構6が装備されている。こ
の操舵機構6は車両本体1に回転可能に装備された操舵
シャフト1)と、操舵モータ5の回転を該操舵シャツ1
−1)に伝達するチェーン、プーリからなる伝達機構1
2とから構成されていて、操舵シャフト1)に前車輪2
が取付けられている。前車輪2は操舵機構6により操舵
されるもので、操舵車輪となっている。
前車輪2と駆動モータ4との間にはチェーン13が設け
られていて、該駆動モータ4により前車輪2が回転駆動
される。すなわち、前車輪2は操舵車輪になっていると
共に、駆動車輪にもなっている。
また、車両本体1にはバッテリ8と制御ボックス7が搭
載されている。バッテリ8は、駆動モータ4と操舵モー
タ5と制御ボックス7の電源となっている。
なお、制御ボ・ツクスフ内には後述する操舵制御装置1
7、分岐制御装置18、駆動制御装置19、行先制御装
置20、他車検出装置21が装備されている。
誘導帯検出手段9は、地上路面に光を照射する投光素子
(発光ダイオード)14と該投光素子14の反射光を受
光する受光素子15を組み合わせた複数の光検出器(反
射型光電検出器、第4図参照)9L1〜9L4.9RL
〜9R4から構成されており、これら光検出器9L1〜
9L4と光検出器9R1〜9R4は相互干渉が生じない
ようにして操舵シャツ1−1)と一体の部材16に誘導
帯10に沿って該誘導帯10の幅よりも狭い間隔で並列
に配置されている。なお、光検出器9L1〜9L4.9
R1〜9R4のアンプ部(図示せず)は制御ボックス7
内に装備されている。
車両本体lが誘導帯10に沿って走行しているときには
第5図及び第8図aに示すように光検出器9L1〜9L
4.9R1〜9R4は誘導帯10上に位置して該誘導帯
10からの反射光を受光しているが、車両本体lの走行
方向が誘導帯10の中心線からずれるとく車両本体1の
走行方向と誘導帯10の中心線との間に偏角が生じると
)第8図す、cに示すように光検出器9L1〜9L4゜
9R1〜9R4が誘導帯10から外れて反射光を受光し
なくなるので(第8図すの場合は光検出器9R4、同図
Cの場合は光検出器9R4,9R3)、このことから車
両本体1の走行方向が誘導帯10の中心線からずれたこ
とを検出することが出来る。
この実施例では合計8個の光検出器9L1〜9L 4 
、9 R1〜9R4を使用した場合を示したが、この光
検出器の配置数を多くすればそれだけ車両本体1の走行
方向の誘導帯10の中心線に対するずれを精密に検出す
ることが可能となる。すなわち、光検出器を誘導帯10
に沿って配列することによって車両本体1が横変位する
以前の段階でずれを検出することが出来る。
次に、第6図を参照して車両本体1 (無人搬送車)を
誘導帯10に沿って走行させる操舵制御装置17につい
て説明する。
同図において、スイッチSWL 1〜5WL4は光検出
器9R1〜9R4と対応し、またスイッチSWR1〜S
WR4は光検出器9L1〜9L4と対応し、そしてスイ
ッチSWL 1〜5WL4は光検出器9R1〜9R4が
OFFの時(誘導帯10から外れて該誘導帯10からの
反則光を受光出来ない時)にONになり、光検出器9R
1〜9R4がONの時(誘導帯10からの反射光を受光
した時)にOFFとなる。また、スイッチ5WRI〜S
WR4も同様に光検出器9L1〜9■54がOFFの時
(誘導帯10から外れて該誘導帯10からの反射光を受
光出来ない時)にONになり、光検出器9 L l〜9
■−4がONの時(誘導帯10からの反射光を受光した
時)にOFFとなる。
スイッチSWL 1〜5WL4の一端はバッテリ8に接
続され、他端は抵抗RLI〜RL4を介して操舵モータ
5を左方向に回転させる制御巻線WLに接続されている
。また、スイッチSWR1〜5WR4の一端はバッテリ
8に接続され、他端は抵抗RRI〜RR4を介して操舵
モータ5を右方向に回転させる制御巻線WRに接続され
ている。
車両本体lが誘導帯10に沿って走行している第8図a
に示す状態から同図すに示すように誘導帯10の中心線
に対し走行方向が右側に角度θ′傾くと(車両本体1の
走行方向と誘導帯10の中心線との間に偏角θ′が生じ
ると)、前車輪2の中心位置から一番離れた光検出器9
R4が誘導帯10から外れ、第6図の回路においてスイ
ッチ5WL4がONとなり、抵抗RL4を介してバッテ
リ8から制御巻線WLに通電されて操舵モータ5が左方
向に偏角θ′に相当して回転してずれが修正される。車
両本体1の走行方向がさらに外れて同図Cに示すように
右側に角度θ“傾(とく車両本体Iの走行方向と誘導帯
10の中心線との間に偏角θ“が生じると)、前車輪2
の中心位置から一番離れた光検出器9R4と二番目に離
れた光検出器9R3が誘導帯10から外れ、第6図の回
路においてスイッチ5WL4.5WL3がONとなり、
抵抗RL4に抵抗RL3が並列に接続されて前回よりも
多い電流量がバッテリ8から制御巻線WLに通電されて
操舵モータ5が左方向に偏角θ“に相当して回転してず
れが修正される。なお、車両本体1が左側にずれた場合
も同様にして修正される。
すなわち、車両本体1の走行方向がずれると、前車輪2
から一番離れた光検出器9R4(9L4)より誘導帯1
0から外れて行き、そしてこのずれが大きくなるに従っ
てバッテリ8と制御巻線WL。
WRとの間の抵抗値が順次小さくなり、ずれの修正のた
めに制御巻線WL 、WRに通電する電流量が増加する
第7図は車両本体1のずれと操舵量(制御巻線WL、W
Rへの通電量)との関係を示している。
同図において縦軸は操舵量(制御巻線WL 、 WRに
通電する電流量)を示し、横軸の右側は光検出H9L1
〜9L4に対応するスイッチ5WRI〜5WR4がON
になった個数(左側のずれの大きさに対応する)を示し
、横軸の左側は光検出器9R1〜9R4に対応するスイ
ッチSWL 1〜5WL4がONになった個数(右側の
ずれの大きさに対応する)を示している。
同図の実線で示す操舵特性は各抵抗RLI〜RL4 、
RRI−RR4の抵抗値を同一にした場合である。なお
光検出器9LL〜9L4,9R1〜9R4の設置位置や
操舵モータ5の特性に合わせて抵抗値を変えることで操
舵特性を同図の点線に示すような曲線にすることが出来
る。操舵特性を2次曲線、3次曲線に近似させることで
ずれが大きい時にずれの修正を早めることが出来る。
上記実施例の操舵制御装置17ではシーケンス制御で操
舵制御するようにした場合を示したが、マイクロコンピ
ュータを使用して操舵制御するように構成してもよい。
この場合、光検出器9L1〜9L4.9R1〜9R4の
出力により第9図に示すような16進コードの検出パタ
ーンを作り、該検出パターンを検索して操舵モータ5の
制御巻線WL 、WRへの電流量を制御する。
第9図に示す検出パターンでは、誘導帯10からの反射
光を受光した時(誘導帯10上に位置した時)には光検
出器9L1〜9L4.9R1〜9R4の出力は“0″で
、受光しない時(誘導帯10から外れた時)には光検出
器9L1〜9L4゜9R1〜9R4の出力は“l”であ
る。
出力SWは、検出パターンが発生した時、第6図のスイ
ッチSWL 1−3WL 4 、 SWR1−3WR4
のうちどのスイッチをONにするかを示したもので、”
 5WL4”はスイッチSWL 4をONにすることを
示し、“5WL4.5WL3”はスイッチ5WL4とス
イッチSWL 3をONにすることを示し、“−”は全
てのスイッチSWL 1〜5WL4 、SWR1−3W
R4がOFFであることを示し、“E”は通常あり得な
い検出パターンであることを示している。
このようにマイクロコンピュータを使用して制御する場
合には第10図に示すフローチャートに従って制御する
すなわち、マイクロコンピュータによって光検出器9L
1〜9L4.9R1〜9R4の出力がどの検出パターン
であるかを判別して、検出パターンに対応したスイッチ
SWL 1〜SWL 4 、5WR1〜5WR4をON
する。例えば、検出パターンがNoφφの場合にはスイ
ッチSWL 1〜5WL4,5WRI〜5WR4を全て
OFFにし、またNoφ1の場合にはスイッチ5WL4
をONにする。なお、通常ありえない検出パターンの場
合は読みとばすか、再度読込み等のエラー処理を行う。
これにより、結果的にはシーケンス制御で行ったものと
同等の制御を行うことが可能となる。
このように偏角による制御を行えば、従来の偏差による
制御に比較して予測制御が可能となるために、無人搬送
車を蛇行量を少なくして安定走行させることが出来る。
上記実施例では光検出器9L1〜9L4.9R1〜9R
4を操舵シャフト1)と一体の部材16に配置した場合
を示したが、光検出器9L1〜9L4.9R1〜9R4
を車両本体1の底面に配置して車両本体1と誘導帯10
の中心線との偏角を検出し、この偏角と操舵角を検出す
る角度検出器(ロークリエンコーダ等)の検出信号とか
ら車両本体1の走行方向と誘導帯10の中心線との間の
偏角を演算して求めて、この偏角が零、となるように制
御するようにしてもよい。
上述の操舵制御装置17により車両本体1 (無人搬送
車)を誘導帯10から外れないように走行させることが
可能となるが、実際の工場や倉庫等では第1)図に示す
ような複雑な搬送ルート(Xはベース基地、A−Eはワ
ークステーション、MG1〜MG8.MGA〜MGE 
、MGXは地上マークとしてのマグネットである。)を
とるため、無人搬送車をスタート地点(ベース基地)か
ら目的地(ワークステーション)に走行させるには操舵
制御装置17の他に第12図に示す分岐制御装置18、
駆動制御装置19、行先制御装置20、他車検出装置2
1等によって走行制御して右折、左折を行ったり、交差
点や合流点で他の無人搬送車との衝突を回避する必要が
ある。なお、無人搬送車を一台だけ走行させる場合には
衝突するおそれがないので他車検出装置21は必要ない
この走行制御では、無人搬送車がベース基地Xからワー
クステーションA−Eに向かって走行し、またワークス
テーションA−Eからベース基地Xに戻る時には、無人
搬送車に装備した位置検出センサー22(第2図、第3
図、第5図、第12図参照)でマグネットMGI〜MG
8.MGA−MGE、MGXを検出し、また他車検出装
置21により他の無人搬送車を検出する一方、行先制御
装置20ではその検出信号により右折、左折、一時停止
等の信号を分岐制御装置18、駆動制御装置19に送出
する。
位置検出センサー22がマグネットMG4  (MOS
 、MG3 、MOS 、MG6 、MG7)を検出し
て行先制御装置20により無人搬送車が交差点、合流点
に接近したと判断された場合には、行先制御装置20か
ら他車検出装置21に動作信号が送出されて他車検出装
置21の送信アンテナ21)から走行信号(電磁波)が
送信され、また他車検出装置21の受信アンテナ212
が他の無人搬送車から送信された走行信号の受信を開始
する。
受信アンテナ212が他の無人搬送車から検出信号を受
信しない場合には送信アンテナ21)から検出信号を送
信したまま交差点、合流点に進入し、そして位置検出セ
ンサー22が再びマグネットMG4’  (MG5’ 
 、MG8’  、IVfC;7’)  を検出すると
行先制御装置20により交差点、合流点を通過したこと
が判断され、行先制御装置20から他車検出装置21に
動作停止信号が送出されて、他車検出装置21はこの動
作停止信号により検出信号の送信動作と他の無人確送車
からの検出信号の受信動作を停止する。
他の無人搬送車からの走行信号を受信した場合には他車
検出装置21から駆動制御装置19に他車検出信号が送
出され、無人搬送車が交差点、合流点の近傍で停止して
他の無人搬送車との衝突が回避される。
次に駆動制御装置19について詳細に説明する。
この駆動制御装置19は駆動モータ4の動作、停止を制
御するもので、例えば第13図に示すように構成されて
いる。同図において、FFI、FF2はフリップフロッ
プ回路で、電源投入時に出力Qは“L″、出力Qは”H
″に設定されている。
電源を投入した後に起動押ボタンスイッチ191をON
すると、フリップフロップFFIが反転して出力Qが“
L”から“H”に変わり、アンド回路ADIの一方の入
力端が“H”となる。一方、フリップフロップFF2の
出力0は“H”であるから、アンド回路ADIの他方の
入力端はH″となっている。従って、アンド回路ADI
の出力端はH”となり、アンド回路AD2の一方の入力
端は“H”となる。
アンド回路AD2の他方の入力端は他車検出装置21に
接続されていて、該他車検出装置21が他の無人搬送車
を検出していない時には“H”、検出した時には”L″
となっている。
他の無人搬送車がなければ、アンド回路AD2の両入力
端はともに“H”であり、出力端から駆動モータ4に動
作信号が出力されて無人搬送車が走行する。他の無人搬
送車がある時には駆動モータ4は動作せず、無人搬送車
は停止したままである。
他の無人搬送車がなければ起動押ボタンスイッチ191
をONすると駆動モータ4が動作して無人搬送車が走行
する。これにより他の無人搬送車に衝突することなく無
人搬送車を走行させることが出来る。
行先制御装置20からフリップフロップFF2に一時停
止信号が送出されると、フリップフロップFF2が反転
して出力0が“H”から“L”になってアンド回路AD
Iの出力端が”L”になる。
このため、アンド回路A、D 2の出力端からは動作信
号が送出されず、無人搬送車は停止する。
一時停止信号は通常ワークステーションA−Eに到着し
た時に送出されるもので、ワークステーションA−Eで
の作業が終了した後、再起動押ボタンスイッチ192を
ONにするとフリップフロップFF2が反転して出力0
が“L”から“H′″になり、アンド回路ADIアンド
回路AD2の出力端が“H”となって再び無人搬送車が
走行する。
ワークステーションでの作業時間が予め判明していれば
、第13図の破線で示すようにタイマーTを接続するこ
とが可能である。このようにすれば、いちいち再起動押
ボタンスイッチ192をONにしなくてもよい。
走行中に停止させる場合には、停止押ボタンスイッチ1
93をONにする。これにより、フリップフロップFF
Iが反転して出力Qが“H”から“L′になって無人搬
送車は停止する。
次に分岐制御回路18について詳細に説明する。
この分岐制御回路18は車両本体1を左折、右折させる
時に操舵モータ5、操舵制御装置17を制御するもので
、例えば第14図に示すように構成されている。同図に
おいて、ADR、ADLはアンド回路、ASWI 、A
SW2はアナログスイッチ、5WCLは左折完了スイッ
チ、5WCRは右折完了スイッチ、5WFLは強制左折
スイッチ、5WFRは強制右折スイッチ、FFR、FF
Lはフリップフロップ、ORA、0RLI−ORL4゜
0RR1〜0RR4はオア回路である。
光検出器9R1〜9R4,9L1〜9L4は誘導帯10
から外れた時に“H”となり、誘導帯10上に位置して
いる時に“L″となっている。
光検出器9R1〜9R4,9L1〜9L4の信号はアナ
ログスイッチASWI 、ASW2を介してオア回路0
RL1〜0RL4,0RRI〜0RR4の一方の入力端
に送出され、また右折完了スイッチ5WCR,左折完了
スイッチ5WCLを介してアンド回路ADH、ADLの
入力端に送出される。
オア回路oRR1−ORR4の出力が操舵制御装置17
のスイッチSWR1〜5WR4に入力されると該スイッ
チ5WRI〜5WR4がONになり、またオア回路0R
LI〜0RL4の出力が操舵制御装置17のスイッチS
WL 1〜5WL4に入力されると該スイッチSWL 
1〜SWL 4がONになる。
無人搬送車が左折する場合について第15図a〜eを参
照して説明すると、無人搬送車が同図aに示す矢印F方
向に向かって走行中にマグネ7)MCI(第1)図参照
)を検出すると行先制御装置20から左折信号が分岐制
御装置18に送出される。
この左折信号が入力されるとフリップフロップFFLが
反転して出力QがH”となり、オア回路ORAの出力が
アナログスイッチASWI、ASW2に送出されてこれ
らアナログスイッチASWl、ASW2をOFFにする
。これにより、光検出器9R1〜9R4,9L1〜9L
4から操舵制御装置17への信号の送出を遮断され、ま
たこれと同時にフリップフロップFFLの出力Qから左
折強制スイッチ5WFLを介してオア回路0RL1〜0
RL4のうち所定のオア回路0RLI〜0RL4の入力
端に信号が出力される。オア回路0RLI〜0RL4の
入力端に信号が入力されると、スイッチSWL 1〜S
WL 4がONとなり、バッテリ8から操舵モータ5の
制御巻線WLに通電されて前車輪2が強制的に左方向に
操舵され、無人搬送車が同図b−dに示すように左折す
る。
ここで、左折強制スイッチ5WFLはカーブの大きさや
走行速度に合致した操舵量が得られるように設定されて
いる。すなわち、カーブが急のく走行速度が速い)場合
には操舵量を多くする必要があることから、フリップフ
ロップFFLの出力Qからオア回路0RLI〜0RL4
の全部に信号が出力するように設定されている。また、
カーブ、が緩い(走行速度が遅い)場合には操舵量が少
なくてすむことから、フリップフロップFFLの出力Q
からオア回路0RLI〜0RL4のうちオア回路○RL
4あるいはオア回路ORL 4と0RL3に信号が出力
するように設定されている。
そして、同図eに示すように光検出器9R1〜9R4,
9L1〜9L4のうち光検出器9L4゜9L3.9L2
が誘導帯10から外れると、左折完了スイッチ5WCL
を介してアンド回路A、 D Lの入力端に入力される
信号のアンド条件が整ってアンド回路ADLの出力端が
“H″になる。これにより、フリップフロップFFLが
反転されて出力Qが“H”から“L”になり、オア回路
ORAの出力も“H”から“L”になってアナログスイ
ッチASWI 、ASW2がOFFからONになって強
制操舵が終了して光検出器9R1〜9R4゜9L1〜9
L4から操舵制御装置17への信号の送出が再開される
。そして操舵制御装置17により誘導帯10から外れな
いように制御されて走行する。
ここで、アンド回路ADLのアンド条件は、前車輪2が
分岐ルートに乗った事を確認することが出来ればよく、
分岐ルートのカーブの大きさや走行速度に合わせて設定
されている。カーブが急の(走行速度が速い)場合には
光検出器9R4(9L4)が誘導帯10から外れた時に
アンド条件が整うように設定され、カーブが緩い(走行
速度が遅い場合)には光検出器9R4,9R3(9L4
゜9L3)が誘導帯10から外れた時にアンド条件が整
うように設定されている。
なお、無人搬送車が右折する場合も同様にして制御され
る。
次に行先制御装置20について詳細に説明する。
この行先制御装置20は位置検出センサー22から検出
信号を入力して該検出信号から右折、左折、交叉制御等
の指令を分岐側?1)装置18、駆動制御装置19、他
車検出装置21に送出するもので、例えば第16図に示
すように位置検出イ!ンサー22からの検出信号を入力
して該検出信号をカウントするカウンター201と、各
ワークステーションA−Eへの走行ルートを記憶したR
 OIViあるいはRAMからなるプログラム記t#回
路202〜206と、該プログラム記憶回路202〜2
06に記憶された走行ルートの動作コード信号を解読す
るデコーダ回路207とから構成されている。
カウンター201のカウント値は、無人搬送車の現在の
位置を示すものである。
プログラム記憶回路202〜206には行先指示装置2
3が接続されていて、該行先指示装置23によりプログ
ラム記憶回路202〜206が選択される。
第17図はプログラム記憶回路206に記憶されたワー
クステーションEへの走行のためのプログラム例で、ア
ドレスはマグネットMGI〜MG8 、MC;A−MG
E、MGXのカウント値に関連させてあり(本実施例で
はカウント値とアドレスは等しい)、プログラムはカウ
ント値(無人搬送車の現在位置)における分岐、交差、
合流等の制御内容をコード化したもので、その内訳が動
作コード区分に示されている。
次に行先制御装置20の動作を第1)図、第12図、第
16図、第17図を参照して説明する。
無人搬送車がベース基地Xに停止している状態において
例えば行先指示装置23によりプログラム記憶回路20
6 (ワークステーションEへの走行プログラムが記憶
されている)を選択し、駆動制御装置19の起動押ボタ
ンスイッチ191をONにすると、駆動モータ4が動作
して無人搬送車が走行を開始する。
そして、位置検出センサー22がマグネットMG1を検
出すると、この検出信号がカウンター201に入力され
てカウントされてカウント値が“1″となる。このカウ
ント値はプログラム記憶回路206に入力されて、該プ
ログラム記憶回路206のアドレス“1”に記憶された
動作コード信号“φ2”が呼び出されてデコーダ回路2
07に出力される。デコーダ回路207は動作コード信
号“φ2”を入力すると“左折”と解読して、分岐制御
回路18に左折信号(H”)を送出する。
これにより無人搬送車が左折する。
左折した無人搬送車が操舵制御装置17に制御されて誘
導帯10に沿って走行すると位置検出センサー22が次
のマグネットMG2を検出し、カウンター201のカウ
ント値が“2″となる。このカウント値は前回と同様に
プログラム記憶回路206に入力されて、該プログラム
記憶回路206のアドレス“2”に記憶された動作コー
ド信号“φ3”が呼び出されてデコーダ回路207に出
力される。デコーダ回路207は動作コード信号“φ3
”を解読して分岐制御回路18に右折信号(“■]”)
を送出し、無人搬送車が右折する。
右折した無人搬送車が操舵制御装置17に制御されて誘
導帯10に沿って走行すると位置検出センサー22がマ
グネットMGBを検出し、カウンター201のカウント
値が“3”となる。このカウント値は前回と同様にプロ
グラム記憶回路206に入力されて、該プログラム記憶
回路206のアドレス“3”に記憶された動作コード信
号“φφ”が呼び出されてデコーダ回路207に出力さ
れるが、デコーダ回路207では無視されて無人搬送車
は何の動作も行わずに走行し続ける。
位置検出センサー22がマグネッI−MG4を検出する
とカウンター201のカラントイ直が“4″となる。こ
のカウント値は前回と同様にプログラム記憶回路206
に入力されて、該プログラム記憶回路206のアドレス
″4″に記憶された動作コード信号“φ4”が呼び出さ
れてデコーダ回路207に出力される。デコーダ回路2
07は動作コード信号“φ4”を解読して他車検出装置
21に動作信号を出力する。
他車検出装置21は動作信号を入力すると、前述のよう
に送信アンテナ21)から走行信号(電磁波)を送信し
、また受信アンテナ212で他の無人搬送車から送信さ
れた走行信号の受信を開始する。
受信アンテナ212が他の無人搬送車から検出信号を受
信しない場合には送信アンテナ21)から検出信号を送
信したまま無人搬送車が交差点に進入し、そして位置検
出センサー22がマグネットMG4’を検出するとカウ
ンター201のカウント値が“5”となる。このカウン
ト値は前回と同様にプログラム記憶回路206に入力さ
れて、該プログラム記憶回路206のアドレス“5”に
記憶された動作コード信号“φ5mが呼び出されてデコ
ーダ回路207に出力される。デコーダ回路207は動
作コード信号“φ5”を解読して他車検出装置21に動
作停止信号を出力する。
無人搬送車が交差点を通過して更に走行すると位置検出
センサー22がマグネッl−MGEを検出する。これに
よりカウンター201のカウント値が“6″となる。こ
のカウント値は前回と同様にプログラム記憶回路206
に入力されて、該プログラム記憶回路206のアドレス
、“6”に記憶された動作コード信号“φ1”が呼び出
されてデコーダ回路207に出力される。デコーダ回路
207は動作コード信号“φ1”を解読して駆動制御装
置19に一時停止信号を出力する。
これにより無人搬送車が目的地であるワークステーショ
ンEに停止する。ワークステーションEでの作業が終了
したら駆動制御装置19の再起動押ボタンスイッチ19
2をONL、無人搬送車を再び走行させる。
無人搬送車が走行して位置検出センサー22がマグネッ
トMG7を検出するとカウンター201のカウント値が
g7”となる。このカウント値は前回と同様にプログラ
ム記憶回路206に入力されて、該プログラム記憶回路
206のアドレス“7”に記憶された動作コード信号“
φ4”が呼び出されて前回と同様に他車検出装置21が
動作する。
そして無人搬送車が合流点を通過して位置検出センサー
22がマグネットMG7’を検出するとカウンター20
1のカウント値が“8”となる。
このカウント値は前回と同様にプログラム記憶回路20
6に入力されて、該プログラム記憶回路206のアドレ
ス“8”に記憶された動作コード信号“φ5”が呼び出
され他車検出装置21の動作が停止する。
無人搬送車が走行して位置検出センサー22がマグネッ
トMG8を検出するとカウンター201のカウント値が
9”となる。このカウント値は前回と同様にプログラム
記憶回路206に入力されて、該プログラム記憶回路2
06のアドレス“9”に記憶された動作コード信号“φ
4”が呼び出され他車検出装置2工が動作する。
そして無人搬送車が合流点を通過して位置検出センサー
22がマグネットMG8’を検出するとカウンター20
1のカウント値が10”となり、このカウント値は前回
と同様にプログラム記憶回路206に入力されて、該プ
ログラム記憶回路206のアドレス“10”に記憶され
た動作コード信号“φ5”が呼び出され他車検出装置2
1の動作が停止する。
最後に位置検出センサー22がマグネットMGXを検出
するとカウンター201のカウント値が“1)”となり
、このカウント値は前回と同様にプログラム記憶回路2
06に入力されて、該プログラム記憶回路206のアド
レス“1)”に記憶された動作コード信号“10”が呼
び出されデコーダ回路207から駆動制御装置19に一
時停止信号が出力され、また同時にカウンター201に
リセット信号が出力されて、無人搬送車がベース基地に
停止し、カウンター201がクリアされる。
第18図〜第20図は車両本体1の他の実施例を示して
いる。
第18図、第19図に示す実施例では前車輪2が2個装
備されていて4輪車になっている。操舵モータ5の回転
はリンク機構24を介して前車輪2.2に伝達される。
誘導帯検出手段9は支持部材25を介して操舵シャフト
1)に取付けられている。この実施例の場合も前述の実
施例と同様に前車輪2と後車輪3が誘導帯10を踏まな
いようになっており、誘導帯10を汚して誤動作するお
それがない。
第20図に示す実施例では前述の実施例と同様に3輪車
であるが、誘導帯検出手段9を構成する光検出器9L1
〜9L4と光検出器9R1〜9R4が操舵シャフト1)
に設けた支持部材26に支持されて前車輪2の両側位置
に配置されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、路面に光を照射す
る投光素子と該投光素子の反射光を受光する受光素子と
からなる複数の光検出器を誘導帯に沿って該誘導帯の幅
よりも狭い間隔で二側配置してなる誘導帯検出手段を具
備して、該誘導帯検出手段によって無人搬送車が誘導帯
に対して横変位が生じる以前に無人搬送車の走行方向と
誘導帯との間の偏角を検出し、該偏角を修正するように
操舵しているので、無人搬送車の蛇行を少なく抑えるこ
とが出来て目的地に安定した誘導を行うことが可能とな
る。
また、右折、左折の位置を地上マークにより検出した時
点で光検出器から操舵制御装置への出力の送出を遮断し
て、右折時には車両本体が右折するように操舵機構を強
制的に制御して車両本体の右側に配置された光検出器の
うち所定数の受光素子が反射光を受光しなくなった時点
で該制御を解除して光検出器から操舵制御装置への出力
の送出を再開し、また左折時には車両本体が左折するよ
うに操舵機構を強制的に制御して車両本体の左側に配置
された光検、出器のうち所定数の受光素子が反射光を受
光しなくなった時点で該制御を解除して光検出器から操
舵制御装置への出力の送出を再開させる分岐制御装置を
設けているので、右折、左折時において無人搬送車を誘
導帯から外れず誘導帯に沿って走行させることが出来、
また分岐制御装置は操舵制御装置の大部分を共用するこ
とができ構成が簡単となり、さらに地上マークは分岐部
分の入口に一個設置すればよく、走行ルートの形成およ
び変更が容易である。
また、行先別に行先プログラムを格納したプログラム記
憶回路を有して該行先プログラムに従って駆動部(駆動
モータ)の動作、停止を制御する駆動制御装置および分
岐制御装置を制御して車両本体を走行させる行先制御装
置を設けてなるので、プログラム記憶回路のプログラム
の内容を変更するだけで走行ルートの変更ができ、行先
制御装置をワイヤードロジックで構成する場合のように
走行ルートの変更の毎に配線替えの必要がなく、変更操
作が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は無人搬
送車の略解側面図、第2図は同底面図、第3図は同正面
図、第4図は光検出器の略解断面図、第5図は誘導帯検
出手段の配置状態を示す説明図、第6図は操舵制御装置
の回路図、第7図は操舵量とずれとの関係を示すグラフ
、第8図a〜Cは操舵制御の説明図、第9図は操舵制御
をマイクロコンピュータを用いて行う時に使用する検出
パターンの説明図、第10図は操舵制御をマイクo:+
7ビユータヲ用いて行う時のマイクロコンピュータの動
作を示すフローチャート、第1)図は工場、倉庫等での
無人搬送車の走行ルートを示す説明図、第12図は同走
行ルートに沿って無人搬送車を走行させる時に使用する
制御装置のブロック図、第13図は同制御装置の駆動制
御装置部分を詳細に示すブロック図、第14図は同制御
装置の分岐制御装置部分を詳細に示すブロック図、第1
5図a ”−eは左折動作の説明図、第16図は同制御
装置の行先制御装置部分を詳細に示すブロック図、第1
7図は同行先制御装置のプログラム記憶回路のプログラ
ム内容を示す説明図、第18図〜第20図は無人搬送車
の他の実施例を示すもので、第18図は4輪車の実施例
の底面図、第19図は同正面図、第20図は3輪車の実
施例の正面図である。 1・・・車両本体、2・・・操舵車輪(前車輪)、3・
・・後車輪、4・・・駆動部(駆動モータ)、5・・・
操舵モータ、6・・・操舵機構、8・・・バッテリ、9
・・・誘導帯検出手段、9L1〜9L4,9R1〜9R
4・・・光検出器、10・・・光学的誘導帯、14・・
・投光素子、15・・・受光素子、17・・・操舵制御
装置、18・・・分岐制御装置、19・・・駆動制御装
置、20・・・行先制御装置、22・・・位置検出セン
サー、23・・・行先指示装置、A−E・・・ワークス
テーション、X・・・ベース基地、MGI〜MGB 、
MGA−MGE、MGX・・・マグネット、202〜2
06・・・プログラム記憶回路。 特許出願人   日本たばこ産業株式会社第2図 第4図 第9図 第12図 第15図 (a)           (b)        
 (c)(d)           (e) 第17図 第18図 第19図 9R1〜9R4

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)路面に布設された地上路面と反射率の異なる光学
    的誘導帯に沿って走行する無人搬送車において、 駆動部と操舵車輪と該操舵車輪を操舵する操舵機構とを
    具えた車両本体と、 路面に光を照射する投光素子と該投光素子の反射光を受
    光する受光素子とからなる複数の光検出器を前記光学的
    誘導帯に沿って該光学的誘導帯の幅よりも狭い間隔で二
    列配設してなる誘導帯検出手段と、 該誘導帯検出手段の各光検出器の出力を入力して光学的
    誘導帯に対する車両本体の走行方向のずれを検出して該
    ずれが零となるように前記操舵機構を制御する操舵制御
    装置とを具備し、前記光検出器の出力による操舵角の制
    御量を前記操舵車輪に近いものほど大きくなるように設
    定してなることを特徴とする無人搬送車。
  2. (2)路面に布設された地上路面と反射率の異なる光学
    的誘導帯に沿って走行する無人搬送車において、 駆動部と操舵車輪と該操舵車輪を操舵する操舵機構とを
    具えた車両本体と、 路面に光を照射する投光素子と該投光素子の反射光を受
    光する受光素子とからなる複数の光検出器を前記光学的
    誘導帯に沿って該光学的誘導帯の幅よりも狭い間隔で二
    列配設してなる誘導帯検出手段と、 該誘導帯検出手段の各光検出器の出力を入力して光学的
    誘導帯に対する車両本体の走行方向のずれを検出して該
    ずれが零となるように前記操舵機構を制御する操舵制御
    装置とを具備し、前記光検出器の出力による操舵角の制
    御量を前記操舵車輪に近いものほど大きくなるように設
    定し、 かつ右折、左折の位置を地上マークにより検出した時点
    で前記光検出器から前記操舵制御装置への出力送出を遮
    断して、右折時には前記車両本体が右折するように前記
    操舵機構を強制的に制御して車両本体の右側に配置され
    た光検出器のうち所定数の受光素子が前記光学的誘導帯
    からの反射光を受光しなくなった時点で該制御を解除し
    て前記光検出器から前記操舵制御装置への出力の送出を
    再開し、また左折時には前記車両本体が左折するように
    前記操舵機構を強制的に制御して車両本体の左側に配置
    された光検出器のうち所定数の受光素子が前記光学的誘
    導帯からの反射光を受光しなくなった時点で該制御を解
    除して前記光検出器から前記操舵制御装置への出力の送
    出を再開させる分岐制御装置を設けてなることを特徴と
    する無人搬送車。
  3. (3)路面に布設された地上路面と反射率の異なる光学
    的誘導帯に沿って走行する無人搬送車において、 駆動部と操舵車輪と該操舵車輪を操舵する操舵機構とを
    具えた車両本体と、 路面に光を照射する投光素子と該投光素子の反射光を受
    光する受光素子とからなる複数の光検出器を前記光学的
    誘導帯に沿って該光学的誘導帯の幅よりも狭い間隔で二
    列配設してなる誘導帯検出手段と、 該誘導帯検出手段の各光検出器の出力を入力して光学的
    誘導帯に対する車両本体の走行方向のずれを検出して該
    ずれが零となるように前記操舵機構を制御する操舵制御
    装置とを具備し、前記光検出器の出力による操舵角の制
    御量を前記操舵車輪に近いものほど大きくなるように設
    定し、 かつ右折、左折の位置を地上マークにより検出した時点
    で前記光検出器から前記操舵制御装置への出力の送出を
    遮断して、右折時には前記車両本体が右折するように前
    記操舵機構を強制的に制御して車両本体の右側に配置さ
    れた光検出器のうち所定数の受光素子が前記光学的誘導
    帯からの反射光を受光しなくなった時点で該制御を解除
    して前記光検出器から前記操舵制御装置への出力の送出
    を再開し、また左折時には前記車両本体が左折するよう
    に前記操舵機構を強制的に制御して車両本体の左側に配
    置された光検出器のうち所定数の受光素子が前記光学的
    誘導帯からの反射光を受光しなくなった時点で該制御を
    解除して前記光検出器から前記操舵制御装置への出力の
    送出を再開させる分岐制御装置と、 行先別に行先プログラムを格納したプログラム記憶回路
    を有して該行先プログラムに従って駆動部の動作、停止
    を制御する駆動制御装置及び前記操舵制御量装置を制御
    して車両本体を走行させる行先制御装置とを設けてなる
    ことを特徴とする無人搬送車。
JP60208873A 1985-09-24 1985-09-24 無人搬送車 Granted JPS6270915A (ja)

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