JPS6270574A - 差圧維持装置 - Google Patents

差圧維持装置

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Publication number
JPS6270574A
JPS6270574A JP20983785A JP20983785A JPS6270574A JP S6270574 A JPS6270574 A JP S6270574A JP 20983785 A JP20983785 A JP 20983785A JP 20983785 A JP20983785 A JP 20983785A JP S6270574 A JPS6270574 A JP S6270574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential pressure
rollers
long
rotating body
vacuum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20983785A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
Masao Iguchi
征夫 井口
Ujihiro Nishiike
西池 氏裕
Yasuhiro Kobayashi
康宏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP20983785A priority Critical patent/JPS6270574A/ja
Publication of JPS6270574A publication Critical patent/JPS6270574A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、差圧維持装置であって、特に長尺物例えば鋼
板表面上に連続でドライブレーティング、真空蒸着、イ
オンブレーティング、スパッタリングなどを施す際Ai
r to Air方式で被処理材を真空を維持しつつ連
続的に通板させるための真空を効率よく維持する装置に
関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 鋼板のような長尺物の被覆などにおける省力効率化およ
びその投入原料の歩留り向上のためには連続操業の工業
化が必須の条件となる0例えば大気中のコイルに巻かれ
た長尺帯をイオンブレーティング装置を通して被覆して
再び大気中のコイルに巻き取るいわゆるAir to 
Airの連続操業のためには、イオンブレーティング装
置の入口側および出口側にそれぞれ大気圧から高真空(
〜1O−5To r r)まで順次圧力を低下せしめる
数段の差圧排気室、その差圧排気室の圧力差を維持しつ
つ被処理材を連続通過させる真空封鎖装置、そしてその
差圧排気室並びにイオンブレーティング室を排気して真
空を維持する真空ポンプなどが必要となる。  そのう
ち、各差圧排気室間の連続通板中の封鎖方法には主とし
てロールの使用による封鎖方法、差圧排気室と差圧排気
室の隙間を小さくする封鎖方法等の手法が考案され、す
でに例えばU、 S、 Patents No、 23
84500(1945)、 No、2972330(1
9f3])、 No、2996410(19Bり、 N
o、 3000346.三菱重工技報、 vol、 2
1(1984)、 No、B P、1〜7などに開示さ
れており、近年の精密工作技術の進歩と相まって実用化
されている。
しかしながら実際の操業におけるラインスピードの増加
並びに真空封鎖性能の向上のニーズに対応して新たな封
鎖方式が求められている。
従来の封鎖方法では、シールスリットあるいはシールロ
ールと搬送中の長尺帯との摩擦力並びに長尺帯表面の損
傷により搬送速度に限界がある。
搬送速度を増加するにはスリットと搬送される長尺帯と
の空隙を大としなければなにず、そうすると大気の流入
が大となって封鎖性が低下する。
米国特許第3,000,348号によれば回転体の周囲
に気体流入防止のためにリップを多数配置して真空封鎖
性を高めている。しかしながらそのリップの摩耗が著し
く、高速連続操業には適さなかった。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消し、
簡単な機構により真空封鎖性を維持した状態で、高速で
長尺物を搬送することを可能ならしめる差圧維持装置を
提供しようとするにある。
〈発明の構成〉 すなわち本発明は、圧力差のある二つの空間領域をその
圧力差を維持しつつ長尺物を連続搬送させるための差圧
維持装置であって、回転体と、この回転体の外周に前記
長尺物の搬送方向とほぼ直角をなす方向に配列された少
なくとも1段の複数の円柱状コロと、これらのコロとの
間でシールを行うリップを有するコロ保持器とを備える
ことを特徴とする差圧維持装置を提供するものである。
本発明装置を添付図面に基づいて更に詳細に説明する。
第1図は本発明の差圧維持装置の縦断面図を示す、ここ
に示すのは二段型のベアリング機構の例である0回転体
の回転によって鋼板のような長尺帯3は矢印7の方向に
搬送される0回転体2と長尺帯3との間に密着性は長尺
帯3の搬送方向が矢印7に示されるように湾曲している
ことにより保たれ、したがってその真空封鎖性は充分保
持される。
回転体2の外周に円柱状コロ4,4’、5゜5′が差圧
室内壁1に形成された凹部1′内に多数個配置され保持
されている0円柱状コロ4は回転体2に接触し回転体2
と連動して回転することによりその回転体2の回転を平
滑化し、同時にその真空封鎖性を維持する。
円柱状コロ4′は長尺帯3と接触し長尺帯3並びに回転
体2と連動して回転することにより回転体2の回転を平
滑化して長尺帯3の搬送を容易にし、同時にその真空封
鎖性を維持する0円柱状コロ5.5′はそれぞれ円柱状
コロ4,4′と接触して円柱状コロ4.4′をそれぞれ
同一方向に回転せしめて長尺帯3の走行を安定させ、真
空封鎖性を維持して搬送性を向上させる。
リップ6は一端を差圧排気室内壁lに固着させ、他端を
円柱状コロ4,4′に接触させることによって円柱状コ
ロ4.4’、5.5’と真空室内壁lとの間の真空封鎖
性を維持する。
第2図は本発明の差圧維持装置の他の構成例の縦断面図
である。第1図に図示した構成例と同一作用効果の部分
には同一符号で示す、この装置では一段のベアリング機
構4,4′によって長尺帯の搬送性を容易にし、しかも
高い真空封鎖性を維持する。
すなわち、差圧室内壁lに形成された凹部1′内にリッ
プ6および円柱状コロ4,4′を回転体2′、長尺帯3
、コロ4,4′との間で真空封鎖性を維持できるよう構
成配置したものである。
なお、本発明にいう回転体は、中空であっても中実であ
っても良い。
第1図、第2図に示す例においても1円柱状コロを差圧
室内壁の凹部内にシール用リップを介して保持するもの
である。この際コロは第2図に示すように一段、第1図
に示すように二段用いてもよいし、これ以上用いてもよ
い。
第3図は本発明の差圧維持装置をホローカソード法によ
る連続イオンブレーティング装置に適用した例の縦断面
図を示す、第3図において第1図に図示した部分と同一
作用効果の部分には同一符号を記す。
図示されない超音波洗浄装置によって洗浄された長尺帯
3は、それぞれ排気口23,24.25に接続されてい
る図示されていない真空ポンプによって順次排気せしめ
られた差圧室9,10゜11を経てイオンブレーティン
グ室12に搬入される。差圧室9への入口および各差圧
室9゜10.11間は差圧室内壁lおよび第1図または
第2図に例示された本発明による差圧維持装置8によっ
て圧力差が維持される。
イオンブレーティング室12に搬入された長尺帯3は、
ここで図示されていないArイオン衝撃装置によって洗
浄されたのちホローカソード法によって被覆が施される
。すなわちホローカソードガン27によって発生した大
を流、低電圧の電子ビーム28がルツボ15上に引き出
され蒸発物源32を加熱蒸発させ、同時にホローカソー
ドガン27の後部から導入された作動ガスを媒体として
ホローカソード放電によって蒸発物が励起イオン化され
、イオン流19が発生する。放電のための電源は図示さ
れていない0反応ガスはニードルバルブ13によって制
御され、導入口16からイオンブレーティング室12に
導入される。長尺帯3は接触ロール17.18によって
図示されていない電源による負のバイアス電圧が印加さ
れ、加熱装置14によって適切な温度に加熱保温される
そして蒸着物が密着性よく、長尺帯3に被覆される。
被覆された長尺帯3はそれぞれ排気口29゜30.31
に接続された図示されていない真空ポンプで排気される
差圧室20,21.22を経て大気中に搬出される。イ
・オンブレーティング室12およびそれぞれの差圧室2
0,21.22は差圧室内壁lおよび本発明による差圧
維持装置8によってその圧力差がat*される。
なお、本発明の差圧維持装置は、真空装置について説明
してきたが、加圧装置の場合にも同時に使用しうる。
〈発明の効果〉 本発明の差圧維持装置は、簡単な機構で差圧を維持しつ
り長尺物を高速で搬送することを可能ならしめる。
本発明による差圧m持装置を連続イオンブレーティング
装置に適用すると、操業時のラインスピードが約20%
程度向上することが可能となる。そして工業的大規模の
長時間連続操業が充分期待でき、生産性、経済性に有利
である。
また、本発明の差圧維持装置は真空装置のみならず加圧
装置についても同時に使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の差圧維持装置の構成例の
縦断面図である。 第3図は本発明の差圧維持装置を連続イオンブレーティ
ング装置に適用した例の縦断面図である。 符号の説明 1・・・差圧室内壁、1′・・・凹部、2・・・回転体
、3・・・長尺帯、4.4’、5.5’・・・円柱状コ
ロ、6・・・リップ、8・・・真空封鎖装置、9.10
,1120,21.22・・・差圧室、12・・・イオ
ンブレーティング室、 13・・・ニードルバルブ、14・・・加熱装置、15
・・・ルツボ、16・・・導入口、17.18・・・ロ
ール、19・・・イオン流、23.24,25,26,
29,30.31・・・排気口、27・・・ホローカソ
ードガン、28・・・電子ビーム、32・・・蒸発物源
FIG、1 FIG、2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧力差のある二つの空間領域をその圧力差を維持しつつ
    長尺物を連続搬送させるための差圧維持装置であって、
    回転体と、この回転体の外周に前記長尺物の搬送方向と
    ほぼ直角をなす方向に配列された少なくとも1段の複数
    の円柱状コロと、これらのコロとの間でシールを行うリ
    ップを有するコロ保持器とを備えることを特徴とする差
    圧維持装置。
JP20983785A 1985-09-21 1985-09-21 差圧維持装置 Pending JPS6270574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20983785A JPS6270574A (ja) 1985-09-21 1985-09-21 差圧維持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20983785A JPS6270574A (ja) 1985-09-21 1985-09-21 差圧維持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6270574A true JPS6270574A (ja) 1987-04-01

Family

ID=16579435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20983785A Pending JPS6270574A (ja) 1985-09-21 1985-09-21 差圧維持装置

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JP (1) JPS6270574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022210966A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 Apb株式会社 電池用電極製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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