JPS6270438A - 耐衝撃性を有する樹脂組成物 - Google Patents

耐衝撃性を有する樹脂組成物

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JPS6270438A
JPS6270438A JP21139185A JP21139185A JPS6270438A JP S6270438 A JPS6270438 A JP S6270438A JP 21139185 A JP21139185 A JP 21139185A JP 21139185 A JP21139185 A JP 21139185A JP S6270438 A JPS6270438 A JP S6270438A
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JP
Japan
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ethylene
polycarbonate resin
resin
impact resistance
weight
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JP21139185A
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English (en)
Inventor
Kazuya Atsumi
厚見 一也
Tadao Matsuo
松尾 唯男
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐衝撃性を有する471脂絹成物に係り、詳し
くはポリカーボ不−F樹脂古工千しン プロピレンブロ
ック共重合体のポリカ一ホ不−1・中心こスチレン−エ
チレン−ブチL/ンース千しンの3元ブロック共重合体
(以下5ESBと記す)を相溶剤として添加し、耐衝撃
性1を改善したn1脂組成物に関する。
(従来技術) 従来、ポリカーボネ−1)h1脂はエンジニアリングプ
ラス千ツクとして広範囲に用いられていイ)が、耐屈曲
性、耐薬品11Iに問題点があり、また耐衝撃性も製品
の厚さが薄い場合は良好な値を示すが、肉厚になるとこ
の値は良好といえるものではない。
−・方、結晶体ボリア【1ピレン4モ1脂は物理的、化
学的性質が良好であり広範囲で使用さねている反面、l
!it衝撃性には問題がある。そのため、3〜20重峻
%のエチレンをプロピレンと共重合さ・t!酎耐衝撃性
の向上が計られているが、その値は依然として改良の余
地が残されていた。
上述した如くボリカーポ1−ト樹脂とポリプロピレン樹
脂は、体質的に非相溶であるためポリプロピレン樹脂に
極性をもたせてポリカーボネート4M4脂との相溶性を
向上させる試みが多くなされてきた。それらは、ポリプ
ロピレンに不飽和カルボン酸またはその無水物をパーキ
サイドの存在のもとで反応させることにより、上記ポリ
プロピレンに不飽和カルボン酸を付加させてポリプロピ
レンに極性を持だ・口、これをポリカーボネートと相溶
さゼるもので、例えば特許公報59−30185号公報
にはポリプロピレンに無水マイレン酸を(=j崩させ、
これをガラス繊維の存在下にポリカーボネート樹脂と相
溶させたものが開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来のポリマーアロイ化においては、ポリカー
ボネート樹脂とポリプロピレン樹脂を良好に相溶させる
ために、毒性のある不飽和カルボン酸あるいはその無水
物を使用しており、しかもたとえこれらの第3成分を添
加しても相溶性に欠りると共に耐衝撃性も充分でなかっ
た。
本発明(Jごのような従来のボリマーメ目fの欠点を改
計411ので、ポリヵーポ矛−1(耐脂占エチレン ゾ
「1ビトンブu ’/ ′lJ(1合体の相溶性を良好
にし、ポリマーの1−状剥九11を防11jまた耐衝撃
性を有ずろ(ろ1脂1,11成物を提11(する、二と
金目的、3すイ、ものであざ、。
(問題点を解決すで、ための1−1′わ即ら、本発明の
特徴、とず、乙ところはポリカーボネート樹脂とニーJ
−L−ソープ11ピレンブロツク共11鴛合体の主要成
分にS E 11 Sを5〜40重9%添加し、しかも
1−記主要成分のどr)らが一方を鼠も多く含めてなで
]耐衝撃性を有十イ)(&1脂組成物にある。
本発明において使用ずイ)ポリカーボネーI・1M脂は
、ポリカーボネートとして一般に市販されているもので
あれば如何なるものであってノ)よく、特に制限されな
い。例えば、2.2− (4,4゜ジヒドロキンジフェ
ニル)プロパン′をジヒlj El キシ成分として:
[ステル交換またtitフォフゲンメF、cこより得ら
れるものである。
また、本発明において使用するエチレン プIIヒ【・
ンブロノク共重合体はエチレンを3〜20重覆%を含む
もので、特に制限されるものではない。
また、本発明において使用するSI7.BSは、両末端
にボリスナレンを有しその中間ブlコックとしてコー千
しン、)゛チレンからなるゴムセグメントをJんだ分子
構造からなり、スチレンとゴム比が30/70〜14/
86からなっている。この例として、例えばクレイトン
G1650.1652.1657等(商品名ニジエル化
学社製)を挙げることができるが、これに限定されるも
のではない。
l−記S F、 B Sの添加量は、5〜40v口%、
好ましくは10〜30重量%であり、5重量%未満の場
合には上記ブレンド物の相溶性が悪く、他方40市V%
を超えると組成物のMll性が低下し、必然的にその用
途が限定される。
また、本発明の樹脂組成物においては、主要成分である
ポリカーボネート樹脂とエチレンープロピレンブロソク
共重合体のどちらか−・方の樹脂が多く含まれており、
具体的にはポリカーボネート樹脂80〜50重量%、エ
チレン−プロビレンブロック共重合体10〜30市M%
でポリカーボネート樹脂を最も多くSむ配合、lらるい
はエチ[・ンーブロピ【/ンブロノク共重合体80〜5
0重ケ96、ポリカーボネー1樹脂10〜30市惜%で
エチトンープロピし・ンブC1ツク共重合体を最も多く
含J4配合が好ましい。
ポリカーボネート樹脂とエチレン−ブト1ビL・ンブロ
ノクJ(重合体のうちどれらか一方がわずかに多い配合
、叩らポリカーボネート杉1脂40〜50重量%でエチ
レン−ブー」ピレンブロック共重合体50〜40重積%
の場合、樹脂組成物の耐衝撃性がわずかに劣ることがあ
る。
本発明における5EnSは、ポリカーボネート樹脂とエ
チレンープロピレンブロノク共市合体を良好に相溶さ仕
る機部を有(7ており、得られた4M1脂組成物の破断
面を観察してもポリカーボネート1b1脂とエチレン−
プロピレンブロソク共重合体の粒子間の接着を良好にU
7て耐衝撃性を向−卜させていることを示唆している。
また、本発明の樹脂組成物には熱劣化防11−剤、紫り
I線劣化防1ト剤、顔料、帯電防+L−,剤、難燃剤、
ガラス繊維、無機充填剤等を用途に従って添加さhてい
るが、これらは上記3成分と共に押出機、バンバリーミ
キサ−あるいはニーダ−等によって混練される。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明は別設これに限定されるものではない。
実施例 ポリカーボネート樹脂(PC)としてパンライ+1.−
12 25(量大化成社製)、エチレン含有量8ffi
i%のエチレンープlコビレンブロソク共重合体(PP
3 BJ301  (東燃石油化学社製)、Sri R
Sとしてクレイ1〜ンG1650 <シェル化学社製)
を夫々第1表に示される添加量に従い、ヘンシェルミキ
ザーにより室温下で2〜3分間混合し、次いで屹燥機中
120℃で5〜8時間乾燥した。
ごれを2軸押用機PCM−45(池貝鉄鋼社製)に、)
、リスクリュー回転数100 rpm下で押出してペシ
・ノドを作成した。 尚、−ヒ記押出機のN011〜N
o、7の各ゾーンにおける温度It、)Ifl’c (
No、 I)、+50°c  (No、2)  、  
200°c:  (No、3)  、  250’C(
No、4)、  280℃ (No、5)  、  2
80℃ (No、6)  、  280℃ (No、7
’lであり、了ダブターおよびダイの温度はいずれも2
80°Cであった。 、二のようにし2てtFJられた
ベレ、;・を120°Cで5時間tit上乾燥l1.た
後、11本鉄鋼所社製の射出成形機アンケルヘルグv 
−’ t5によってテストピースに成形した。に記射出
成形機のシリンダーゾーンにむ」・1り所の加熱装置が
設置されており、その温度(,1ホツパー側かこり夫々
200℃、250℃、280℃、そして280℃であり
、また射出圧(ゲージ圧)は70kg / cnl、射
出時間は3秒、保rE冷却温度は30秒そして金型温度
は40〜50℃であった。
に記成形体の引張、曲げそしてアイゾツト衝撃試験は1
.113 K 711 (+、K 7113に準U7て
行われた。その結果は第1表に示される。
■〕よ   下   余   白 比較例 実施例と同じポリカーボネート樹脂とエチL・ンープロ
ピレンブロソク共市合体からなる配合を用い、これを実
施例と間し条件でテストピースを成形り、+、各種の物
Pl値を測定した。その結果は第1表に示さJI乙。
このように、本発明の■1脂組成物乙こおけるボリカー
ボ不−11月脂80へ50市量%、]−]千しンーしI
ピレンゾI、1ツク共市合体lO〜30市量%そして5
EBS l 0〜30重に%の如きポリカーボネー1樹
脂を多く含む配合、またエチレン−プロピレンブロノク
共重合体80〜50重量%、ポリカーボネート樹脂10
〜30重量%そしてS E R3l0〜30重量%のよ
うにエチレン プ[1ピレンブLJ ツク共重合体を多
く含む配合では、引張特性が良好であり、しかもアイシ
ソl−f!i撃強さが大きくて被断面においては層状T
11離が起こっていない。
次に、本発明の実施例2、実施例13そして比較例1の
テストピースの被断面を走査型電子顕微鏡にて改札しま
たIf−+果を第1図〜第3図に示]。、1旧による1
上−1S F’、 BSを、(んでいる実施例2(第1
図)と含んでいない比較例(第3図)を対比すれば、第
3図は約13.57+mの平均的径を有する球状のポリ
カーボネー1杉1脂が1千しンープ目ピレンブロック用
ii合体から抜は出し7°C1分離した状態を示1−で
いる。このため、両省411脂間の接着が良好でないこ
とは明らかであり、アイ′ノ゛ノド衝撃強さの測定11
^が低い水準にあることを暗示1ツている。
他方、第1図では第3図と同様にポIlカーボネート1
!1脂が存在していたと見られる空rLが多数見られる
が、この空孔も第3図に比べてIに較的小さく、またポ
リカーボネート樹脂1脂がエチL・ン プロピレンブ【
7ソクJt、重合体から抜は出た状態は、第3図のよう
に明確に観察することができない。
また、第2図では第1図及び第3図のように各)Δ1脂
の分離した状態を観察することが出東ず、相溶性が非常
に良好であることを示している。そのため、第2図の破
断面はアイシソ) i!i撃強さが大きいごとを示唆し
ている。
(発明の効果) 以トのように本発明においては、ポリカーボ不−目!1
脂とエチレン−ブロビレンブロソクJE: m 合体に
5EBSを添加し、しかもポリカーボネート樹脂もしく
はエチレン−プロピレンブロン21合体のどちらか一方
を最も多く混入することにより、両者ポリマーの相溶性
が向−トして充分な酎(F撃性を有すると共に両−Hポ
リマー間の層状剥離を引き起ごさないポリマーアロイと
なり、このため本発明の樹脂組成物は事務器用ハウジン
グ)1、機械部品、自動車部品等の用途に充分通用でき
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図I3[、本発明りこ係る樹脂組成物か
ら得られた成形体の破断面における走査型電子顕微鏡写
真、第3図は比較例1より得られた前記同様の走査型電
子顕微鏡写真である。 特許出順人  三)星ベルト株式会社 第1図 ÷55.5IJmト 第2図 −155,5)Jmト 第3図 −155,51Jm )− 手続補正書(方式) %式%] 1、事件の表示 昭和60年特許願第211391号 2、発明の名称 耐衝撃性を有する樹脂組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 神戸市長田区爪添通4丁目1番21号5、補正の
対象 明m書の発明の詳細な説明の欄及び図面の簡単な説明の
欄、図面 6、補正の内容 (1)明細書箱11頁19行目〜第13頁の1行目の[
次に、本発明の実施例・・・を示唆している。−1との
記載を下記のii!]り補正する。 記 [次に、本発明の実施例2、実施例13そして比較例1
のテストピースの各破…丁面を拡大したモデル図を夫々
第1図、第2図そして第3図に示す。 これによると第1図である5RBSを含んでいる樹脂組
成物(実施例2)と第3図であるS RB Sを含んで
いない樹脂組成物(比較例1)のモデル図を対比すると
、第3図は約13.5μmの平均直径を有する球状のポ
リカーボネイト(耐脂(1)がエチレン−プロピレンブ
ロソク共重合体(2)から抜は出して、分離した状態を
示している。このため、両者樹脂間の接着が良好でない
ことは明らかであり、アイシソ]・衝撃強さの測定値が
低い水準にあることを暗示している。 他方、第1図では第3図と同様にポリカーボネイト樹脂
(1)が存在していたと見られる空孔(3)が多数見ら
れるが、この空孔(3)も第3図に比べて比較的小さく
、またポリカーボネート樹脂(11がエチレンープロピ
レンブロソク共重合体(2)から抜は出た状態は、第3
図のように明確に観察することはできない。 また、第2図では第1図及び第3図のように、各樹脂の
分離した状態を観察することが出来ず、相溶性が非常に
良好であることを示している。そのため、第2図の破断
面はアイゾツト衝撃強さが大きいことを示唆している。 」 (2)明細書箱13頁15行目〜18行目の[第1図及
び第2図は、・・・である。、1との記載を下記の通り
補正する。 記 「第1図及び第2図は、夫々本発明の実施例2及び実施
例13に係る樹脂組成物から得られた成型体の破断面を
拡大したモデル図、第3図は比較例1により得られた前
記同様の破断面を拡大したモデル図である。」 (3)添付図面の第1図〜第3図を別紙の1lllりに
補正する。 7、添付書、類の目録 (1)図面      1通 以   上 2251図 3″″ 12図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリカーボネート樹脂とエチレン−プロピレンブロ
    ック共重合体の主要成分にスチレン−エチレン−ブチレ
    ン−スチレンの3元ブロック共重合体を5〜40重量%
    添加し、しかも上記ポリカーボネート樹脂もしくはエチ
    レン−プロピレンブロツク共重合体のどちらか一方を最
    も多く含めてなることを特徴とする耐衝撃性を有する樹
    脂組成物。 2、ポリカーボネート樹脂が最も多く含まれ、その添加
    量が80〜50重量%であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の耐衝撃性を有する樹脂組成物。 3、エチレン−プロピレンブロック共重合体が最も多く
    含まれ、その添加量が80〜50重量%であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の体衝撃性を有する
    樹脂組成物。
JP21139185A 1985-09-24 1985-09-24 耐衝撃性を有する樹脂組成物 Pending JPS6270438A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4914155A (en) * 1987-04-15 1990-04-03 Chisso Corporation Thermoplastic resin composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53138458A (en) * 1977-05-05 1978-12-02 Shell Int Research Composition containing hydrogenated block copolymer and engineering thermoplastic resin

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