JPS6270251A - セメント添加剤 - Google Patents
セメント添加剤Info
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- JPS6270251A JPS6270251A JP20887185A JP20887185A JPS6270251A JP S6270251 A JPS6270251 A JP S6270251A JP 20887185 A JP20887185 A JP 20887185A JP 20887185 A JP20887185 A JP 20887185A JP S6270251 A JPS6270251 A JP S6270251A
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- Japan
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- cement
- copolymer
- additive
- maleic anhydride
- ester
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はセメント添加剤に関し、さらに詳しくは、セメ
ントペースト、モルタルおよびコンクリートなどのセメ
ント配合物におけるセメント粒子の分散性を向上せしめ
るとともに、セメント配合物中の空気量を適正量として
流動性を改良し、かつその流動性の経時的低下を抑制し
て施工性を向上させうるセメント添加剤に関する。
ントペースト、モルタルおよびコンクリートなどのセメ
ント配合物におけるセメント粒子の分散性を向上せしめ
るとともに、セメント配合物中の空気量を適正量として
流動性を改良し、かつその流動性の経時的低下を抑制し
て施工性を向上させうるセメント添加剤に関する。
[従来技術]
セメントペースト、モルタルおよびコンクリートの如き
セメント配合物においては、セメント粒子の凝集力が強
いため、セメントの硬化に必要な単位水量では作業性の
良いセメント配合物を得ることができない。そこで、セ
メント配合物の作業性を改善するために単位水量を増加
する必要がある。しかし、単位水量を増加すると強度の
低下を招くので、同一強度を得るためには単位セメント
量を増加させなければならない。ところが、単位セメン
ト量を増加すると、硬化発熱量が増大するため、ひび割
れが発生しやすくなるという不都合があった。
セメント配合物においては、セメント粒子の凝集力が強
いため、セメントの硬化に必要な単位水量では作業性の
良いセメント配合物を得ることができない。そこで、セ
メント配合物の作業性を改善するために単位水量を増加
する必要がある。しかし、単位水量を増加すると強度の
低下を招くので、同一強度を得るためには単位セメント
量を増加させなければならない。ところが、単位セメン
ト量を増加すると、硬化発熱量が増大するため、ひび割
れが発生しやすくなるという不都合があった。
また、セメント配合物は各材料の配合後、ミキサー’j
Ji等により打設現場まで運搬されることが多いか、輸
送距離の遠近や交通渋滞の程度などにより運搬に要する
時間は変動しやすい。このため、打設現場においてはセ
メント配合物の流動性が異なり、一定の施工性を得るこ
とが困難な状況であった、さらに、セメント配合物をポ
ンプで圧送している際、何らかの事情で圧送を中断し、
その後再開する場合に、配管中のセメント配合物の流動
性が低下しているため、再開後の圧送圧力を上昇させる
必要が生じたり、あるいは部分的に配管を閉塞される等
の問題があった。
Ji等により打設現場まで運搬されることが多いか、輸
送距離の遠近や交通渋滞の程度などにより運搬に要する
時間は変動しやすい。このため、打設現場においてはセ
メント配合物の流動性が異なり、一定の施工性を得るこ
とが困難な状況であった、さらに、セメント配合物をポ
ンプで圧送している際、何らかの事情で圧送を中断し、
その後再開する場合に、配管中のセメント配合物の流動
性が低下しているため、再開後の圧送圧力を上昇させる
必要が生じたり、あるいは部分的に配管を閉塞される等
の問題があった。
そのため、従来より、セメント配合物における水の配合
量を増大せしめることなく、セメント配合物に流動性を
付与すべく、セメント粒子の分散性を向上しうる、セメ
ント用添加剤を配合することが一般的であった。
量を増大せしめることなく、セメント配合物に流動性を
付与すべく、セメント粒子の分散性を向上しうる、セメ
ント用添加剤を配合することが一般的であった。
[発明が解決しようとする問題点]
従来、このような添加剤としては、原料の取扱い上、あ
るいは共重合体の製造上の便宜から、1−ペンテン、2
−メチル−1−ブテン、4−メチル−1〜ベンゾン、1
−ヘキセンなどの炭素数5以上 (c5以上)のオレフ
ィンとマレイン酸との共重合体のアルキル半エステルの
塩が知られている。しかしながら、かかる従来の添加剤
をセメント配合物に使用した場合、見かけ上は流動性を
付与したごとき状態となるが、その実、セメント配合物
中に必要以上に空気を連行し、気孔を過度に含有する低
品位のセメント硬化体となってしまうという問題が生ず
る。
るいは共重合体の製造上の便宜から、1−ペンテン、2
−メチル−1−ブテン、4−メチル−1〜ベンゾン、1
−ヘキセンなどの炭素数5以上 (c5以上)のオレフ
ィンとマレイン酸との共重合体のアルキル半エステルの
塩が知られている。しかしながら、かかる従来の添加剤
をセメント配合物に使用した場合、見かけ上は流動性を
付与したごとき状態となるが、その実、セメント配合物
中に必要以上に空気を連行し、気孔を過度に含有する低
品位のセメント硬化体となってしまうという問題が生ず
る。
本発明は、従来のかかる問題を解消し、セメント配合物
に対して減水効果を有するとともに、該セメント配合物
中の空気量を適正量とし、実質的に良好な流動性を付与
し、かつその流動性の経時的低下をも抑制しうるセメン
ト添加剤の提供を目的とする。
に対して減水効果を有するとともに、該セメント配合物
中の空気量を適正量とし、実質的に良好な流動性を付与
し、かつその流動性の経時的低下をも抑制しうるセメン
ト添加剤の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた
結果、従来使用されていた炭素数5以上のオレフィンに
代えて炭素数1〜4のオレフィンを採用し、これとマレ
イン酸とを共重合成分とする共重合体のアルキル半エス
テルの塩が極めて有用であることを見出して本発明を完
成するに到った。
結果、従来使用されていた炭素数5以上のオレフィンに
代えて炭素数1〜4のオレフィンを採用し、これとマレ
イン酸とを共重合成分とする共重合体のアルキル半エス
テルの塩が極めて有用であることを見出して本発明を完
成するに到った。
すなわち、本発明のセメント添加剤は、炭素数 4以下
のオレフィン−マレイン酸共重合体のアルキル半エステ
ルの塩からなることを特徴とする。
のオレフィン−マレイン酸共重合体のアルキル半エステ
ルの塩からなることを特徴とする。
[具体的説明]
まず、本発明のセメント添加剤の基本をなす炭素数4以
下のすレフイン−マレイン酸共重合体について説明する
。この共重合体において、共重合成分である炭素数4以
下のすレフインとしては、エチレン、プロピレン、イン
ブチレンなどがあげられるが、なかでもエチレン、プロ
ピレンは好ましいものである。
下のすレフイン−マレイン酸共重合体について説明する
。この共重合体において、共重合成分である炭素数4以
下のすレフインとしては、エチレン、プロピレン、イン
ブチレンなどがあげられるが、なかでもエチレン、プロ
ピレンは好ましいものである。
また、この共重合体において、各共重合成分の組成は次
のように設定されることが好ましい。すなわち、炭素数
4以下のすレフインが50〜85モル%、さらに好まし
くは55〜70モル%、マレイン酸が15〜50モル%
、さらに好ましくは、30〜45モル%となるように設
定する。なお、この共重合体の性質としては、酸価が4
00〜900、数平均分子量が 1,000〜30,0
00であることが好ましい。
のように設定されることが好ましい。すなわち、炭素数
4以下のすレフインが50〜85モル%、さらに好まし
くは55〜70モル%、マレイン酸が15〜50モル%
、さらに好ましくは、30〜45モル%となるように設
定する。なお、この共重合体の性質としては、酸価が4
00〜900、数平均分子量が 1,000〜30,0
00であることが好ましい。
本発明のセメント添加剤ば、上記した二(重合体のアル
キル半エステルの塩であり、具体的には5例えば次式: %式% で表わすことができる。式(I)において、Qは上述し
た炭素数4以下のオレフィンを表わし、Rは炭素数 1
〜8のアルキル基を表わし、にはNa、K 、 NH4
などを表わす。このXとしてはとくにNaが好適である
。また、式(I)におて、各共重合成分の重合度X+
1および全体の重合度2は、!が1〜5、yが1〜3、
zがlO〜100にそれぞれ設定されることが好ましい
。
キル半エステルの塩であり、具体的には5例えば次式: %式% で表わすことができる。式(I)において、Qは上述し
た炭素数4以下のオレフィンを表わし、Rは炭素数 1
〜8のアルキル基を表わし、にはNa、K 、 NH4
などを表わす。このXとしてはとくにNaが好適である
。また、式(I)におて、各共重合成分の重合度X+
1および全体の重合度2は、!が1〜5、yが1〜3、
zがlO〜100にそれぞれ設定されることが好ましい
。
かかる04以下のオレフィン−マレイン酸共重合体のア
ルキル半エステルは、例えば次のようにして製造するこ
とができる。
ルキル半エステルは、例えば次のようにして製造するこ
とができる。
すなわち、まず、マレイン酸もしくは無水マレイン附を
反応容器中に仕込み、ここへオレフィンを導入して重合
反応を行なわせて前述した共重合体を調製する。この共
重合反応において、オレフィンはガスとして容器内に圧
入してもよく、その場合、オレフィンガスの圧力は 1
〜18 k g / C%程度に設定することが好まし
い、また、反応温度は40〜180℃、好ましくは、6
0〜120℃、反応時間は 0.5〜!2時間、好まし
くは、3〜6時間にそれぞれ設定する。また、このとき
、必要に応じて、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、四塩化炭素などの溶媒、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、第3級ブ
チルクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物を重合開
始剤として使用することもできる。
反応容器中に仕込み、ここへオレフィンを導入して重合
反応を行なわせて前述した共重合体を調製する。この共
重合反応において、オレフィンはガスとして容器内に圧
入してもよく、その場合、オレフィンガスの圧力は 1
〜18 k g / C%程度に設定することが好まし
い、また、反応温度は40〜180℃、好ましくは、6
0〜120℃、反応時間は 0.5〜!2時間、好まし
くは、3〜6時間にそれぞれ設定する。また、このとき
、必要に応じて、ベンゼン、トルエン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、四塩化炭素などの溶媒、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、第3級ブ
チルクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物を重合開
始剤として使用することもできる。
ついで、得られた共重合体を常法により半アルキルエス
テル化したのも (すなわち、式(1)においてRを導
入したのち)、例えば、NaOH。
テル化したのも (すなわち、式(1)においてRを導
入したのち)、例えば、NaOH。
KOH、NH3などのアルカリによって処理して共重合
体の半エステルの塩(すなわち、式(I)におてXを導
入する)を生成せしめる。このアルカリ処理工程におい
て、反応温度は50〜80℃、好ましくは、60〜80
℃、反応時間は0.5〜5時間、好ましくは、 1〜3
時間にそれぞれ設定する。また、この反応に際しては、
必要に応じて、水などの溶媒を使用してもよい。
体の半エステルの塩(すなわち、式(I)におてXを導
入する)を生成せしめる。このアルカリ処理工程におい
て、反応温度は50〜80℃、好ましくは、60〜80
℃、反応時間は0.5〜5時間、好ましくは、 1〜3
時間にそれぞれ設定する。また、この反応に際しては、
必要に応じて、水などの溶媒を使用してもよい。
なお、共重合体の半エステルの塩の製造法は前述したも
のに限られるものではなく1例えば、マレイン酸の半エ
ステル化物を出発原料として共重合体を製造したのち、
アルカリ処理を施す、あるいは、マレイン酸の半エステ
ル化物の塩を出発原料として共重合反応を行なうことと
してもよい。
のに限られるものではなく1例えば、マレイン酸の半エ
ステル化物を出発原料として共重合体を製造したのち、
アルカリ処理を施す、あるいは、マレイン酸の半エステ
ル化物の塩を出発原料として共重合反応を行なうことと
してもよい。
このようにして得られた04以下のオレフィン−マレイ
ン酸共重合体の半エステルの塩よりなる本発明のセメン
ト添加剤をセメント配合物に添加する場合、その添加量
はセメントに対して固形分換算テ0.01−1.00重
量%、さらには、0.05〜0.50重量%となるよう
に設定することが好ましい。
ン酸共重合体の半エステルの塩よりなる本発明のセメン
ト添加剤をセメント配合物に添加する場合、その添加量
はセメントに対して固形分換算テ0.01−1.00重
量%、さらには、0.05〜0.50重量%となるよう
に設定することが好ましい。
[実施例]
実施例1〜5および比較例1〜3
(1)セメント添加剤A−Gの製造
以下に示すように、本発明のセメント添加剤A〜Eおよ
び従来のセメント添加剤FおよびGを製造した。
び従来のセメント添加剤FおよびGを製造した。
セメント添口 A
オートクレーブ中に、無水マレイン酸100g、アゾビ
スイソブチロニトリル4g、ベンゼン700gを仕込み
、窒素置換後、室温にて攪拌しながらエチレンガスを圧
力 13 k g / adとなるまで圧入した。しか
るのち75°Cに加熱して攪拌しながら7時間反応させ
た。析出した白色粉状の共重合体をろ別乾燥してエチレ
ン−無水マレイン酸共重合体110gを得た。このもの
の酸化は720mg11KOH/g、数平均分子量は2
100であった。
スイソブチロニトリル4g、ベンゼン700gを仕込み
、窒素置換後、室温にて攪拌しながらエチレンガスを圧
力 13 k g / adとなるまで圧入した。しか
るのち75°Cに加熱して攪拌しながら7時間反応させ
た。析出した白色粉状の共重合体をろ別乾燥してエチレ
ン−無水マレイン酸共重合体110gを得た。このもの
の酸化は720mg11KOH/g、数平均分子量は2
100であった。
ついで、オートクレーブ中に該共重合体100g、メチ
ルエチルケトン200g、 メチルアルコール200
gを仕込み窒素置換後1[iooCまで加熱して攪拌し
ながら 2時間反応させた。その後、反応系からメチル
エチルケトン、メチルアルコールを留去し、エチレン−
無水マレイン酸共重合体の半メチルエステル化物を得た
。このものの酸化は448mg・KOH/gであった。
ルエチルケトン200g、 メチルアルコール200
gを仕込み窒素置換後1[iooCまで加熱して攪拌し
ながら 2時間反応させた。その後、反応系からメチル
エチルケトン、メチルアルコールを留去し、エチレン−
無水マレイン酸共重合体の半メチルエステル化物を得た
。このものの酸化は448mg・KOH/gであった。
しかるのち、内容積 1文の三ツロフラスコに水274
gおよび水酸化ナトリウム32gを仕込み、アルカリ水
溶液を調製した。この水溶液中に粉末化した上記半エス
テル化物100gを仕込み60℃で攪拌した。2時間反
応させた後に、水溶液が透明になった時点で反応を終了
した。
gおよび水酸化ナトリウム32gを仕込み、アルカリ水
溶液を調製した。この水溶液中に粉末化した上記半エス
テル化物100gを仕込み60℃で攪拌した。2時間反
応させた後に、水溶液が透明になった時点で反応を終了
した。
このようにして得られた反応生成物、すなわち、セメン
ト添加剤Aは、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半
メチルエステルのナトリウムケン化物の濃度30%、p
H9の水溶液である。
ト添加剤Aは、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半
メチルエステルのナトリウムケン化物の濃度30%、p
H9の水溶液である。
セメント族LB
オートクレーブ中に、無水マレイン酸140g、アゾビ
スイソブチロニトリル4.5g、ベンゼン700gを仕
込み、窒素置換後、室温にて攪拌しながらプロピレン8
0gを圧入した。しかるのち75℃に加熱して攪拌しな
がら7時間反応させた。析出した白色粉状の共重合体を
ろ別乾燥してプロピレン−無水マレイン酸共重合体17
0gを得た。このものの酸価は 878mg−KOH/
g 、数平均分子量は2300であった。
スイソブチロニトリル4.5g、ベンゼン700gを仕
込み、窒素置換後、室温にて攪拌しながらプロピレン8
0gを圧入した。しかるのち75℃に加熱して攪拌しな
がら7時間反応させた。析出した白色粉状の共重合体を
ろ別乾燥してプロピレン−無水マレイン酸共重合体17
0gを得た。このものの酸価は 878mg−KOH/
g 、数平均分子量は2300であった。
ついで、この共重合体について上記添加剤Aの場合と同
様の半メチルエステル化反応を行ないプロピレン−無水
マレイン酸共重合体の半メチルエステル化物を得た。こ
のものの酸価は393mg・KOH/gであった・ しかるのち、この半メチルエステル化物に上記添加剤A
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤Bとし
て、プロピレン−無水マレイン酸共重合体の半メチルエ
ステルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水
溶液を得た。
様の半メチルエステル化反応を行ないプロピレン−無水
マレイン酸共重合体の半メチルエステル化物を得た。こ
のものの酸価は393mg・KOH/gであった・ しかるのち、この半メチルエステル化物に上記添加剤A
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤Bとし
て、プロピレン−無水マレイン酸共重合体の半メチルエ
ステルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水
溶液を得た。
セメント添DC
オートクレーブ中に、上記セメント添加剤Aの製造工程
において得られたエチレン−無水マレイン酩共重合体1
00g、メチルエチルケトン200g、エチルアルコー
ル200gを仕込み窒素置換後160℃まで加熱して攪
拌しながら2時間反応させた。その後、反応系からメチ
ルエチルケトン、エチルアルコールを留去し、エチレン
−無水マレイン酸共重合体の半エチルエステル化物を得
た。このものの酸化は428mg 11KOH/gであ
った。
において得られたエチレン−無水マレイン酩共重合体1
00g、メチルエチルケトン200g、エチルアルコー
ル200gを仕込み窒素置換後160℃まで加熱して攪
拌しながら2時間反応させた。その後、反応系からメチ
ルエチルケトン、エチルアルコールを留去し、エチレン
−無水マレイン酸共重合体の半エチルエステル化物を得
た。このものの酸化は428mg 11KOH/gであ
った。
しかるのち、この半エチルエステル化物に上記添加剤A
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤Cとし
て、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半エチルエス
テルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水溶
液を得た。
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤Cとし
て、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半エチルエス
テルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水溶
液を得た。
セメント添けID
オートクレーブ中に、上記セメント添加剤Aの製造工程
において得られたエチレン−無水マレイン酸共重合体1
00g、メチルエチルケトン200g、ブチルアルコー
ル200gを仕込み窒素置換後 1f30″Cまで加熱
して攪拌しながら 20!間反応させた。その後、反応
系からメチルエチルケトン、ブチルアルコールを留去し
、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半ブチルエステ
ル化物を得た。このものの醇化は 436mg1IKO
H/gテあった。
において得られたエチレン−無水マレイン酸共重合体1
00g、メチルエチルケトン200g、ブチルアルコー
ル200gを仕込み窒素置換後 1f30″Cまで加熱
して攪拌しながら 20!間反応させた。その後、反応
系からメチルエチルケトン、ブチルアルコールを留去し
、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半ブチルエステ
ル化物を得た。このものの醇化は 436mg1IKO
H/gテあった。
しかるのち、この半ブチルエステル化物に上記添加剤A
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤りとし
て、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半ブチルエス
テルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水溶
液を得た。
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤りとし
て、エチレン−無水マレイン酸共重合体の半ブチルエス
テルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水溶
液を得た。
セメント添加部E
オートクレーブ中に、上記セメント添加剤Bの製造工程
において得られたプロピレン−無水マレイン酸共重合体
100g、メチルエチルケトン200g、エチルアルコ
ール200gを仕込み窒素置換後 160℃まで加熱し
て攪拌しながら2時間反応させた。その後、反応系から
メチルエチルケトン、エチルアルコールヲ留去し、エチ
レン−無水マレイン酸共重合体の半エチルエステル化物
を得た。このものの酸価は405mg IIKOH/g
であった。
において得られたプロピレン−無水マレイン酸共重合体
100g、メチルエチルケトン200g、エチルアルコ
ール200gを仕込み窒素置換後 160℃まで加熱し
て攪拌しながら2時間反応させた。その後、反応系から
メチルエチルケトン、エチルアルコールヲ留去し、エチ
レン−無水マレイン酸共重合体の半エチルエステル化物
を得た。このものの酸価は405mg IIKOH/g
であった。
しかるのち、この半エチルエステル化物に上記添加剤A
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤Eとし
て、プロピレン−無水マレイン醜共重合体の半エチルエ
ステルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水
溶液を得た。
の場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤Eとし
て、プロピレン−無水マレイン醜共重合体の半エチルエ
ステルのナトリウムケン化物の濃度30%、pH9の水
溶液を得た。
セメント添口作F
オートクレーブ中に、無水マレイン酸98g、アゾビス
イソブチロニトリル4g、ベンゼン600g、1−ペン
テン70gを仕込み、上記添加剤Aの製造工程と同様の
重合反応を行なわせることにより、1−ペンテン−無水
マレイン酸共重合体100gを得た。このものの酸価は
522mg @KOH/gであった。
イソブチロニトリル4g、ベンゼン600g、1−ペン
テン70gを仕込み、上記添加剤Aの製造工程と同様の
重合反応を行なわせることにより、1−ペンテン−無水
マレイン酸共重合体100gを得た。このものの酸価は
522mg @KOH/gであった。
ついで、オートクレーブ中に得られた共重合体100g
、メチルエチルケトン200g、イソプロピルアルコー
ル200gを仕込み、上記添加剤Aの製造工程と同様に
してl−ペンテン−無水マレイン酸共重合体の半イソプ
ロピルエステル化物を得た。このものの酸価は395m
g@KOH/gであった。
、メチルエチルケトン200g、イソプロピルアルコー
ル200gを仕込み、上記添加剤Aの製造工程と同様に
してl−ペンテン−無水マレイン酸共重合体の半イソプ
ロピルエステル化物を得た。このものの酸価は395m
g@KOH/gであった。
しかるのち、この半イソプロピルエステル化物に上記添
加剤Aの場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤
Fとして、1−ペンテン−無水マレイン酸共重合体の半
イソプロピルエステルのナトリウムケン化物の濃度30
%、pH9の水溶液を得た。
加剤Aの場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤
Fとして、1−ペンテン−無水マレイン酸共重合体の半
イソプロピルエステルのナトリウムケン化物の濃度30
%、pH9の水溶液を得た。
セメント添OG
オートクレーブ中に、無水マレイン酸98g、アゾビス
イソブチロニトリル4g、ベンゼン600g。
イソブチロニトリル4g、ベンゼン600g。
1−ヘキセン84gを仕込み、上記添加剤の製造工程と
同様の重合反応を行なわせることにより、1−ヘキセン
−無水マレイン酸共重合体108gを得た。
同様の重合反応を行なわせることにより、1−ヘキセン
−無水マレイン酸共重合体108gを得た。
このものの酸価は501mgIIKOH/gであった。
ついで、オートクレーブ中に得られた共重合体100g
、メチルエチルケトン200g、メチルアルコール20
0gを仕込み、上記添加剤Aの製造工程と同様にしてl
−ヘキセン−無水マレイン酸共正合体の半メチルエステ
ル化物を得た。このものの酸価は351mg−KO)l
/、g テあった。
、メチルエチルケトン200g、メチルアルコール20
0gを仕込み、上記添加剤Aの製造工程と同様にしてl
−ヘキセン−無水マレイン酸共正合体の半メチルエステ
ル化物を得た。このものの酸価は351mg−KO)l
/、g テあった。
しかるのち、この半イソプロピルエステル化物に上記添
加剤Aの場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤
Gとして、l−ヘキセン−無水マレイン酸共重合体の半
メチルエステルのナトリウムケン化物の濃度30%、
pH9の水溶液を得た。
加剤Aの場合と同様のアルカリ処理を行なって、添加剤
Gとして、l−ヘキセン−無水マレイン酸共重合体の半
メチルエステルのナトリウムケン化物の濃度30%、
pH9の水溶液を得た。
(2)セメント配合組成物の調製およびその評価試験
内容積 100父の強制混線ミキサーにセメント、砂、
小石および水を表示量仕込み、 1分間攪拌した。その
後、上記の製造例により得られた添加剤A−Gを加えて
さらに30秒間攪拌することによりコンクリート組成物
を調製した。なお、コンクリート成分および空気連行減
水剤としては以下に示すものを用い、また、表中、減水
剤および添加剤の配合液はセメント重量に対する固形外
爪f%で表示した。
小石および水を表示量仕込み、 1分間攪拌した。その
後、上記の製造例により得られた添加剤A−Gを加えて
さらに30秒間攪拌することによりコンクリート組成物
を調製した。なお、コンクリート成分および空気連行減
水剤としては以下に示すものを用い、また、表中、減水
剤および添加剤の配合液はセメント重量に対する固形外
爪f%で表示した。
セ メ ン ト :徳山41jJ達株製、普通ポルトラ
ンドセメント 細骨材(砂) 二四国大三島長浜産、表乾比重2.5
2.粗粒率2,34 粗骨材(小石):周防花岡産砕石、表頓f、72、粗粒
率8.48. @大寸法201II111空気連行減水
剤:ホゾリス物産株製、空気連行減水剤ボッリスNa、
70(リグニ ンスルホン酸ナトリウム) このようにして得られた各コンクリート組成物について
、以下の各評価試験を行ない、結果を表中に示した。
ンドセメント 細骨材(砂) 二四国大三島長浜産、表乾比重2.5
2.粗粒率2,34 粗骨材(小石):周防花岡産砕石、表頓f、72、粗粒
率8.48. @大寸法201II111空気連行減水
剤:ホゾリス物産株製、空気連行減水剤ボッリスNa、
70(リグニ ンスルホン酸ナトリウム) このようにして得られた各コンクリート組成物について
、以下の各評価試験を行ない、結果を表中に示した。
空気量 (容量%):JIS A−1128に準拠スラ
ンプ値(cm) :JIS A−1101に準拠し、コ
ンクリート組成物調製直後、30. 60および90分後の経時変化を 測定 圧縮強度(kg/cyd):JIS A−1108に準
拠し、調製から7日後および28日後の値を 測定 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明のセメントm枚
加剤はセメント配合物1例えばコンクリートに配合した
場合に、一定量の水に対して比較すると、従来の添加剤
、すなわちC5以上のオレフィンを共重合成分として含
むものに比べて、適正な空気量となるとともに、スラン
プ値の経時変化がはるかに小ざく、長時間にわたって、
好適な流動性を保持しうることが確認された。したがっ
工、かかるコンクリート組成物を使用する際の施工性が
著しく向上するため、とくに、土木、建築分野において
、その工業的価値は極めて大である。
ンプ値(cm) :JIS A−1101に準拠し、コ
ンクリート組成物調製直後、30. 60および90分後の経時変化を 測定 圧縮強度(kg/cyd):JIS A−1108に準
拠し、調製から7日後および28日後の値を 測定 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明のセメントm枚
加剤はセメント配合物1例えばコンクリートに配合した
場合に、一定量の水に対して比較すると、従来の添加剤
、すなわちC5以上のオレフィンを共重合成分として含
むものに比べて、適正な空気量となるとともに、スラン
プ値の経時変化がはるかに小ざく、長時間にわたって、
好適な流動性を保持しうることが確認された。したがっ
工、かかるコンクリート組成物を使用する際の施工性が
著しく向上するため、とくに、土木、建築分野において
、その工業的価値は極めて大である。
手続補正書
昭和61年9月18日
特許庁長官 黒 1)明 雄 殿
1、事件の表示
昭和60年特許願第208871号
2、発明の名称
セメント添加剤
3、補正をす条溝
水性との関係 特許出願人
名称 出光石油化学株式会社
4、代理人
5、補正命令の日付 自発
6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄7、補
正の内容 (1)明細古第16頁、第1〜2行目に記載の「および
添加剤」を削除する。
正の内容 (1)明細古第16頁、第1〜2行目に記載の「および
添加剤」を削除する。
(2)明細−I第16頁、第3行目に記載の「表示した
。jの後に、次の一文を挿入する。
。jの後に、次の一文を挿入する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、炭素数4以下のオレフィン−マレイン酸共重合体の
アルキル半エステルの塩からなることを特徴とするセメ
ント添加剤。 2、該炭素数4以下のオレフィンが、エチレンまたはプ
ロピレンである特許請求の範囲第1項に記載のセメント
添加剤。 3、該塩がナトリウム塩である特許請求の範囲第1項に
記載のセメント添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20887185A JPS6270251A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | セメント添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20887185A JPS6270251A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | セメント添加剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270251A true JPS6270251A (ja) | 1987-03-31 |
Family
ID=16563496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20887185A Pending JPS6270251A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | セメント添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270251A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840892A (ja) * | 1971-09-25 | 1973-06-15 | ||
JPS6071559A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-23 | 日本ゼオン株式会社 | モルタル配合物の製造方法 |
JPS60103062A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-07 | 株式会社クラレ | セメント用混和剤 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP20887185A patent/JPS6270251A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4840892A (ja) * | 1971-09-25 | 1973-06-15 | ||
JPS6071559A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-23 | 日本ゼオン株式会社 | モルタル配合物の製造方法 |
JPS60103062A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-07 | 株式会社クラレ | セメント用混和剤 |
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