JPS6291451A - セメント用添加剤 - Google Patents
セメント用添加剤Info
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- JPS6291451A JPS6291451A JP22193885A JP22193885A JPS6291451A JP S6291451 A JPS6291451 A JP S6291451A JP 22193885 A JP22193885 A JP 22193885A JP 22193885 A JP22193885 A JP 22193885A JP S6291451 A JPS6291451 A JP S6291451A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はセメント用添加剤に関し、詳しくはセメント配
合物(セメントペースト、モルタルまたはコンクリート
)におけるセメント粒子の分散性の向上を図ると共に、
セメント配合物の流動性を改良し、かつその流動性の経
時的低下・を抑制して施工性を向上せしめるセメント用
添加剤に関する。
合物(セメントペースト、モルタルまたはコンクリート
)におけるセメント粒子の分散性の向上を図ると共に、
セメント配合物の流動性を改良し、かつその流動性の経
時的低下・を抑制して施工性を向上せしめるセメント用
添加剤に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点]
セメントペースト、モルタルおよびコンクリートのごと
きセメント配合物においては、セメント粒子の凝集力が
強いため、セメントの硬化に必要な単位水量では作業性
の良いセメント、配合物を得ることができない。そこで
、セメント配合物の作業性を改善するために単位水量を
増加する必要がある。しかし、単位水星を増加すると強
度の低下を招くので、同一強度を得るためには中位セメ
ント量を増加させなければならない。ところが、単位セ
メントaを増加すると、硬化発熱量が増大するため、ひ
び割れが発生しやすくなるという不都合があった。また
、セメント配合物は各材料の配合後、ミキサー車等によ
り打設現場まで運搬されることが多いが、輸送距離の遠
近や交通渋滞の程度などにより運搬に要する時間は変動
しやすい。
きセメント配合物においては、セメント粒子の凝集力が
強いため、セメントの硬化に必要な単位水量では作業性
の良いセメント、配合物を得ることができない。そこで
、セメント配合物の作業性を改善するために単位水量を
増加する必要がある。しかし、単位水星を増加すると強
度の低下を招くので、同一強度を得るためには中位セメ
ント量を増加させなければならない。ところが、単位セ
メントaを増加すると、硬化発熱量が増大するため、ひ
び割れが発生しやすくなるという不都合があった。また
、セメント配合物は各材料の配合後、ミキサー車等によ
り打設現場まで運搬されることが多いが、輸送距離の遠
近や交通渋滞の程度などにより運搬に要する時間は変動
しやすい。
このため、打設現場においてはセメント配合物の流動性
が異なり、−・定の施工性を得ることが困難な状況であ
った。さらに、セメント配合物をポンプで圧送している
際、何らかの事情で圧送を中断し、その後再開する場合
に、配管中のセメント配合物の流動性が低下しているた
め、FTf開後の圧送圧力を」−昇させる必要が生じた
り、あるいは部分的に配管を閉塞させる等の問題があっ
た。
が異なり、−・定の施工性を得ることが困難な状況であ
った。さらに、セメント配合物をポンプで圧送している
際、何らかの事情で圧送を中断し、その後再開する場合
に、配管中のセメント配合物の流動性が低下しているた
め、FTf開後の圧送圧力を」−昇させる必要が生じた
り、あるいは部分的に配管を閉塞させる等の問題があっ
た。
前述のごとく、コンクリート配合物の流動性を向」ニさ
せるための最も簡便な手段は水の配合量を増大すること
であるが、水量の増加は施工後のひび割れや剥落等の原
因となる。したがって、減水効果を有し、セメント粒子
の分散性を向」−させ、かつ好適な流動性を伺ケすると
共に該流動性を持続させることができる添加剤が望まれ
ている。
せるための最も簡便な手段は水の配合量を増大すること
であるが、水量の増加は施工後のひび割れや剥落等の原
因となる。したがって、減水効果を有し、セメント粒子
の分散性を向」−させ、かつ好適な流動性を伺ケすると
共に該流動性を持続させることができる添加剤が望まれ
ている。
従来、このような添加剤としてペンテン−1゜2−メチ
ルブテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1
などの炭素数5以−に〇オレフィンとマレイン酸との共
重合体のアルキル(炭素数1〜8)半エステルの塩が知
られている。この添加剤はセメント配合物に必要以トの
空気を連行するため、見かけ」−はセメント配合物に流
動性を伺Ij−したごとき状態となるが、得られるセメ
ント硬化体が低品位のものとなるという欠点があった。
ルブテン−1,4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1
などの炭素数5以−に〇オレフィンとマレイン酸との共
重合体のアルキル(炭素数1〜8)半エステルの塩が知
られている。この添加剤はセメント配合物に必要以トの
空気を連行するため、見かけ」−はセメント配合物に流
動性を伺Ij−したごとき状態となるが、得られるセメ
ント硬化体が低品位のものとなるという欠点があった。
本発明は七メント配合物に適止な楢の空気を連行し、得
られるセメント硬化体の品位をドげることなく良好な流
動性を付ノj−すると共に該流動性の経時的低下を抑制
することのできるセメント用添加剤を提供することを目
的とする。
られるセメント硬化体の品位をドげることなく良好な流
動性を付ノj−すると共に該流動性の経時的低下を抑制
することのできるセメント用添加剤を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するだめの手段]
本発明者らは−1−記目的を達成すべく鋭意研究を重ね
た。その結果、オレフィン−マレイン酸共重合体のアル
キレングリコールまたはポリアルキレングリコールの半
エステルの塩を七メント用添加剤として用いることによ
り、」;記[1的が達せられることを見出し、かかる知
見に基づいて本発明を完成した。
た。その結果、オレフィン−マレイン酸共重合体のアル
キレングリコールまたはポリアルキレングリコールの半
エステルの塩を七メント用添加剤として用いることによ
り、」;記[1的が達せられることを見出し、かかる知
見に基づいて本発明を完成した。
すなわち本発明はオレフィン−マレイン酸共重合体のア
ルキレングリコールまたはポリアルキレングリコールの
半エステルの塩からなるセメント用添加剤を提供するも
のである。
ルキレングリコールまたはポリアルキレングリコールの
半エステルの塩からなるセメント用添加剤を提供するも
のである。
本発明のセメント用添加剤を構成するオレフィン−マレ
イン酸共重合体のアルキレングリコールまたはポリアル
キレングリコールの半エステルの塩は、通常、下記のオ
レフィン−マレイン酸共重合体を(ポリ)アルキレング
リコールにより半エステル化した後、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム等のアルカリ水
溶液を用いてケン化させることにより得ることができる
。ここで用いるオレフィン−マレイン酸共重合体の構成
単位であるオレフィンは通常、炭素数が2〜10、好ま
しくは2〜8のものが適当である。
イン酸共重合体のアルキレングリコールまたはポリアル
キレングリコールの半エステルの塩は、通常、下記のオ
レフィン−マレイン酸共重合体を(ポリ)アルキレング
リコールにより半エステル化した後、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム等のアルカリ水
溶液を用いてケン化させることにより得ることができる
。ここで用いるオレフィン−マレイン酸共重合体の構成
単位であるオレフィンは通常、炭素数が2〜10、好ま
しくは2〜8のものが適当である。
具体的にはエチレ乙プロビレ乙インブチレン、ペンテン
−1,2−メチル−1−ブテン、ヘキセン−1,シクロ
ペンテン、シクロヘキセン。
−1,2−メチル−1−ブテン、ヘキセン−1,シクロ
ペンテン、シクロヘキセン。
オクテン−1等が例示できる。
」−記共重合体はランダム共重合体またはブロック共重
合体のいずれであっても良く、通常は数平均分子量が5
00〜30000 、好ましくは2000〜8000は
下記一般式 (式中Aはオレフィン単位を示し、mは2〜4゜nは4
−10.xは1〜5.yは1〜3.Zは10〜100の
整数を示し、MはNa、にあるいはNH4のいずれかを
示す。) して製造される。ただし、本発明はこれに限定されるも
のではない。まず、無水マレイン酸の所定量を反応容器
中に仕込み、窒素置換を行なった後、これにオレフィン
の所定量を圧入し重合反応を行なわせる。このとき、反
応温度は40〜180℃、好ましくは60〜120°C
1反応時間は通常0.5〜12時間、好ましくは3〜6
時間に設定する。この共重合反応においては、必要に応
じてベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチルケト
ン、四塩化炭素などの溶媒を使用したり、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、第3級ブ
チルクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物を重合開
始剤として使用することができる。
合体のいずれであっても良く、通常は数平均分子量が5
00〜30000 、好ましくは2000〜8000は
下記一般式 (式中Aはオレフィン単位を示し、mは2〜4゜nは4
−10.xは1〜5.yは1〜3.Zは10〜100の
整数を示し、MはNa、にあるいはNH4のいずれかを
示す。) して製造される。ただし、本発明はこれに限定されるも
のではない。まず、無水マレイン酸の所定量を反応容器
中に仕込み、窒素置換を行なった後、これにオレフィン
の所定量を圧入し重合反応を行なわせる。このとき、反
応温度は40〜180℃、好ましくは60〜120°C
1反応時間は通常0.5〜12時間、好ましくは3〜6
時間に設定する。この共重合反応においては、必要に応
じてベンゼン、トルエン、アセトン、メチルエチルケト
ン、四塩化炭素などの溶媒を使用したり、アゾビスイソ
ブチロニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、第3級ブ
チルクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物を重合開
始剤として使用することができる。
このようにして得られる共重合体の酸価は400〜90
0mgKOH/g、好ましくは550〜700mgKO
H/gである。
0mgKOH/g、好ましくは550〜700mgKO
H/gである。
このようにして得られた共重合体は下記のごとき(ポリ
)アルキレングリコールを用いて半エステル化する。(
ポリ)アルキレングリコールとしては(ポリ)エチレン
グリコール、(ポリ)プロピレングリコール、(ポリ)
ブチレンゲリコールなどを用い、ポリアルキレングリコ
ールとしては前記一般式(I)におけるnが4〜10程
度のものが好適である。
)アルキレングリコールを用いて半エステル化する。(
ポリ)アルキレングリコールとしては(ポリ)エチレン
グリコール、(ポリ)プロピレングリコール、(ポリ)
ブチレンゲリコールなどを用い、ポリアルキレングリコ
ールとしては前記一般式(I)におけるnが4〜10程
度のものが好適である。
この半エステル化物はたとえば上記の如き(ポリ)アル
キレングリコールの所定量を反応容器中に仕込み、窒素
置換を行なった後、前記したオレフィン−マレイン酸共
重合体の所定量を仕込んで攪拌下反応させることにより
得られる。このエステル化の反応温度は通常100〜1
80°C1好ましくは130〜160°C1反応時間は
0.5〜10時間、好ましくは2〜4時間に設定する。
キレングリコールの所定量を反応容器中に仕込み、窒素
置換を行なった後、前記したオレフィン−マレイン酸共
重合体の所定量を仕込んで攪拌下反応させることにより
得られる。このエステル化の反応温度は通常100〜1
80°C1好ましくは130〜160°C1反応時間は
0.5〜10時間、好ましくは2〜4時間に設定する。
このようにして得られるオレフィン−マレイン酸共重合
体の半エステル化物の酸価は200〜?00mgKOH
/g、好ましくは300〜500mgKOH/gである
。
体の半エステル化物の酸価は200〜?00mgKOH
/g、好ましくは300〜500mgKOH/gである
。
次いで、半エステル化物を前記したアルカリ水溶液など
でケン化して本発明のセメント用添加剤を構成するオレ
フィン−マレイン酸共重合体の(ポリ)アルキレングリ
コールの半エステルの塩が得られる。このケン化物の反
応温度は通常50〜80℃、好ましくは60〜80℃に
設定し、反応時間は反応液が透明になるまで行なえば良
いが、通常は1〜3時間程度である。
でケン化して本発明のセメント用添加剤を構成するオレ
フィン−マレイン酸共重合体の(ポリ)アルキレングリ
コールの半エステルの塩が得られる。このケン化物の反
応温度は通常50〜80℃、好ましくは60〜80℃に
設定し、反応時間は反応液が透明になるまで行なえば良
いが、通常は1〜3時間程度である。
本発明のオレフィン−マレイン酸共重合体のアルキレン
グリコールまたはポリアルキレングリコールの半エステ
ルの塩からなるセメント用添加剤は種々のセメント配合
物に使用でき、たとえばセメントと水よりなるセメント
ペースト;セメント、砂および水よりなるモルタル;セ
メント。
グリコールまたはポリアルキレングリコールの半エステ
ルの塩からなるセメント用添加剤は種々のセメント配合
物に使用でき、たとえばセメントと水よりなるセメント
ペースト;セメント、砂および水よりなるモルタル;セ
メント。
砂、小石および水よりなるコンクリートなどのセメント
配合物に加えることができる。
配合物に加えることができる。
本発明のセメント用添加剤のセメント配合物に対する配
合量は特に制限はないが、セメントに対して固形分換算
で0.01〜1.00重量%に好ましくは0.05〜0
.50重量%が適当である。
合量は特に制限はないが、セメントに対して固形分換算
で0.01〜1.00重量%に好ましくは0.05〜0
.50重量%が適当である。
本発明のセメント用添加剤は、単独で用いてもよいが、
その保有する効果を大きく損わない限り、既知の他の流
動化改良剤、たとえばナフタリンスルホン酸ホルマリン
縮合物の塩、メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物の塩
、リグニンスルホン酸の塩などと適宜組合せて用いるこ
とができる。
その保有する効果を大きく損わない限り、既知の他の流
動化改良剤、たとえばナフタリンスルホン酸ホルマリン
縮合物の塩、メラミンスルホン酸ホルマリン縮合物の塩
、リグニンスルホン酸の塩などと適宜組合せて用いるこ
とができる。
さらに、必要により他の添加剤、たとえば減水剤、遅延
剤、硬化促進剤、空気連行剤、空気連行減水剤、セメン
ト粒子分散剤などを適宜加えることができる。
剤、硬化促進剤、空気連行剤、空気連行減水剤、セメン
ト粒子分散剤などを適宜加えることができる。
[発明の効果]
本発明のセメント用添加剤を配合することにより、セメ
ント配合物中のセメント粒子の分散性。
ント配合物中のセメント粒子の分散性。
セメント配合物の流動性、該流動性の持続性等が改良さ
れて施工性に優れたものとなる。特に、本発明のセメン
ト用添加剤を加えることにより、セメント配合物中の(
連行)空気量が適正量(4〜5容量%)となり、またス
ランプ値で表わされる流動性およびその持続性が改良さ
れたものとなる。
れて施工性に優れたものとなる。特に、本発明のセメン
ト用添加剤を加えることにより、セメント配合物中の(
連行)空気量が適正量(4〜5容量%)となり、またス
ランプ値で表わされる流動性およびその持続性が改良さ
れたものとなる。
さらに、本発明のセメント用添加剤を配合することによ
り、得られるセメント硬化体の強度を向」ニさせること
ができる。
り、得られるセメント硬化体の強度を向」ニさせること
ができる。
従って、本発明のセメント用添加剤は」−木、建設、建
築等の分野で有用である。
築等の分野で有用である。
[実施例]
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
製造例1
(1)共重合体の調製
オートクレーブ中に無水マレイン酸98重量部。
アゾビスイソブチロニトリル4重量部およびベンゼン6
50重に部を仕込み、窒素置換を行なった後、攪拌下プ
ロピレフ42重油部を圧入した。次いで、75°Cに加
熱し、7時間重合反応を行なった。
50重に部を仕込み、窒素置換を行なった後、攪拌下プ
ロピレフ42重油部を圧入した。次いで、75°Cに加
熱し、7時間重合反応を行なった。
反応終了後、析出した白色粉末状の共重合体をが別し、
乾燥してプロピレン−無水マレイン酸共重合体115重
量部を得た。このものの酸価は717mgKOH/gテ
あツタ。
乾燥してプロピレン−無水マレイン酸共重合体115重
量部を得た。このものの酸価は717mgKOH/gテ
あツタ。
(2)共重合体の(ポリ)アルキレングリコールの半エ
ステルの塩の調製 セパラブルフラスコ中にエチレングリコール500重量
部を仕込み、窒素置換を行なった後、160°Cになる
まで加熱し、これに上記(1)で調製した共重合体10
0i−1一部を仕込み、攪拌下で2時間反応させた。反
応終了後、系から未反応のエチレングリコールを留去し
てプロピレン−無水マレイン酸共重合体のエチレングリ
コールの半エステル化物を得た。このものの酸価は40
5mgKOH/gであった。
ステルの塩の調製 セパラブルフラスコ中にエチレングリコール500重量
部を仕込み、窒素置換を行なった後、160°Cになる
まで加熱し、これに上記(1)で調製した共重合体10
0i−1一部を仕込み、攪拌下で2時間反応させた。反
応終了後、系から未反応のエチレングリコールを留去し
てプロピレン−無水マレイン酸共重合体のエチレングリ
コールの半エステル化物を得た。このものの酸価は40
5mgKOH/gであった。
次いで、1ρ容の三ツロフラスコに水270重量部およ
び水酸化すl・リウム28重量部を仕込み、アルカリ水
溶液を調製した。この水溶液に粉末化した−1−把手エ
ステル化物100重量部を仕込み、60°Cで攪拌した
。2時間反応後、水溶液が透明となったので反応を終了
した。
び水酸化すl・リウム28重量部を仕込み、アルカリ水
溶液を調製した。この水溶液に粉末化した−1−把手エ
ステル化物100重量部を仕込み、60°Cで攪拌した
。2時間反応後、水溶液が透明となったので反応を終了
した。
このようにして得られた反応生成物はp)19.0でプ
ロピレン−無水マレイン酸共重合体のエチレングリコー
ル゛トエステルのナトリウムケン化物濃度30爪量%の
水溶液であった。
ロピレン−無水マレイン酸共重合体のエチレングリコー
ル゛トエステルのナトリウムケン化物濃度30爪量%の
水溶液であった。
製造例2
セパラブルフラスコ中にトリエチレングリコール500
重量部を仕込み窒素置換を行なった後、160℃になる
まで加熱し、これに製造例1の(1)で調製した共重合
体100重量部を仕込み、攪拌下で2時間反応させた。
重量部を仕込み窒素置換を行なった後、160℃になる
まで加熱し、これに製造例1の(1)で調製した共重合
体100重量部を仕込み、攪拌下で2時間反応させた。
反応終了後、反応生成物を水中に投入して析出した白色
粉末状の共重合体を炉別し、乾燥してプロピレン−無水
マレイン酸共重合体のトリエチレングリコールの半エス
テル化物を得た。このものの酸価は3Ei3mgKDH
/gであった。
粉末状の共重合体を炉別し、乾燥してプロピレン−無水
マレイン酸共重合体のトリエチレングリコールの半エス
テル化物を得た。このものの酸価は3Ei3mgKDH
/gであった。
次いで、■!容の王ツロフラスコに水268重量部およ
び水酸化ナトリウム26重量部を仕込みアルカリ水溶液
を調製した。この水溶液に粉末化した上記半エステル化
物100重付部を仕込み60℃で攪拌した。211+f
間反応後、水溶液が透明となったので反応を終了した。
び水酸化ナトリウム26重量部を仕込みアルカリ水溶液
を調製した。この水溶液に粉末化した上記半エステル化
物100重付部を仕込み60℃で攪拌した。211+f
間反応後、水溶液が透明となったので反応を終了した。
このようにして得られた反応生成物はpH9,0でプロ
ピレン−無水マレイン酸共重合体のトリエチレングリコ
ール半エステルナトリウムケン化物濃度30重量%の水
溶液であった。
ピレン−無水マレイン酸共重合体のトリエチレングリコ
ール半エステルナトリウムケン化物濃度30重量%の水
溶液であった。
製造例3
トリエチレングリコールに代えトリプロピレングリコー
ル50mffI星部を用いたほかは製造例2と同様に半
エステル化を行なってプロピレン−無水マレイン酸共重
合体のトリプロピレングリコールの半エステル化物を得
た。このものの酸価は374mgKOH/gであった。
ル50mffI星部を用いたほかは製造例2と同様に半
エステル化を行なってプロピレン−無水マレイン酸共重
合体のトリプロピレングリコールの半エステル化物を得
た。このものの酸価は374mgKOH/gであった。
次いで、1eフラスコに水271重量部および水酸化す
トリウム27重量部を仕込みアルカリ水溶液を調製した
。この水溶液に−1−把手エステル化物100重量部を
仕込み、製造例2と同様に反応(ケン化)させた。
トリウム27重量部を仕込みアルカリ水溶液を調製した
。この水溶液に−1−把手エステル化物100重量部を
仕込み、製造例2と同様に反応(ケン化)させた。
このようにして得られた反応生成物はpH9,0でプロ
ピレン−無水マレイン酸共重合体のトリプロピレングリ
コール半エステルナトリウムケン化物濃度30重量%の
水溶液であった。
ピレン−無水マレイン酸共重合体のトリプロピレングリ
コール半エステルナトリウムケン化物濃度30重量%の
水溶液であった。
製造例4
(1)共重合体の調製
オートクレーブ中に無水マレイン酸100重量部、アゾ
ビスインブチロニトリル4重楢部およびベンゼン700
重量部を仕込み、窒素置換を行なった後、室温にて攪拌
下、エチレンを圧力13Kg/cm2Gとなるまで圧入
した。その後、75℃に加熱し、攪拌下で7時間爪合反
応を行なった。反応終了後、析出した白色粉末状の共重
合体を炉別し、乾燥してエチレン−無水マレイン酸共重
合体110重量部を得た。このものの酸価は720mg
KOH/gであった。
ビスインブチロニトリル4重楢部およびベンゼン700
重量部を仕込み、窒素置換を行なった後、室温にて攪拌
下、エチレンを圧力13Kg/cm2Gとなるまで圧入
した。その後、75℃に加熱し、攪拌下で7時間爪合反
応を行なった。反応終了後、析出した白色粉末状の共重
合体を炉別し、乾燥してエチレン−無水マレイン酸共重
合体110重量部を得た。このものの酸価は720mg
KOH/gであった。
(2)共重合体の(ポリ)アルキレングリコールの半エ
ステルの塩の調製 製造例1の(1)で調製した共重合体に代え上記(1)
で調製した共重合体100重量部を用いたほかは製造例
1の(2)と同様に半エステル化反応、次いでケン化反
応を行なった。
ステルの塩の調製 製造例1の(1)で調製した共重合体に代え上記(1)
で調製した共重合体100重量部を用いたほかは製造例
1の(2)と同様に半エステル化反応、次いでケン化反
応を行なった。
半エステル化反応により得られたエチレン−無水マレイ
ン酸共重合体のエチレングリコール半エステル化物の酸
価は407mgKOH/gであった。
ン酸共重合体のエチレングリコール半エステル化物の酸
価は407mgKOH/gであった。
また、上記半エステル化物のケン化反応生成物はpH8
,0でエチレン−無水マレイン酸共重合体のエチレング
リコール半エステルのナトリウムケン化物濃度30重量
%の水溶液であった。
,0でエチレン−無水マレイン酸共重合体のエチレング
リコール半エステルのナトリウムケン化物濃度30重量
%の水溶液であった。
製造例5
(1)共重合体の調製
オートクレーブ中に無水マレイン酸110重量部、アゾ
ビスイソブチロニトリル4重量部およびベンゼン600
重量部およびブテン−i 82重量部を仕込み、窒素
置換を行なったのち攪拌下、75°Cに加熱して7時間
重合反応を行なった。
ビスイソブチロニトリル4重量部およびベンゼン600
重量部およびブテン−i 82重量部を仕込み、窒素
置換を行なったのち攪拌下、75°Cに加熱して7時間
重合反応を行なった。
反応終了後、析出した白色粉末状の共重合体を炉別し、
乾燥してブテン−1−無水マレイン酸共重合体105重
量部を得た。このものの酸価は575mgKOH/gテ
あった。
乾燥してブテン−1−無水マレイン酸共重合体105重
量部を得た。このものの酸価は575mgKOH/gテ
あった。
(2)共重合体の(ポリ)アルキレングリコールの半エ
ステルの塩の調製 製造例1の(1)で調製した共重合体に代え上記(1)
で調製した共重合体100重量部を用い、かつケン化に
用いる水の仕込量を261重量部、水酸化ナトリウムの
仕込量を22.7重量部にしたこと以外は製造例1の(
2)と同様にして半エステル化反応、次いでケン化反応
を行なった。
ステルの塩の調製 製造例1の(1)で調製した共重合体に代え上記(1)
で調製した共重合体100重量部を用い、かつケン化に
用いる水の仕込量を261重量部、水酸化ナトリウムの
仕込量を22.7重量部にしたこと以外は製造例1の(
2)と同様にして半エステル化反応、次いでケン化反応
を行なった。
半エステル化反応により得られたブテン−1−無水マレ
イン酸共重合体のエチレングリコール半エステル化物の
酸価は318+egKOH/gであった。
イン酸共重合体のエチレングリコール半エステル化物の
酸価は318+egKOH/gであった。
また、上記半エステル化物のケン化反応生成物はpns
、oでブテン−1−無水マレイン酸共重合体のエチレン
グリコール半エステルナトリウムケン化物濃度30重量
%の水溶液であった。
、oでブテン−1−無水マレイン酸共重合体のエチレン
グリコール半エステルナトリウムケン化物濃度30重量
%の水溶液であった。
製造例6
(1)共重合体の調製
オートクレーブ中に無水マレイン酸98重量部。
アゾビスイソブチロニトリル4重量部、ベンゼン600
重量部およびペンテン−170重量部を仕込み、窒素置
換を行なった後、攪拌下で75°Cに加熱し、7時間重
合反応させた。反応終了後、析出した白色粉末状の共重
合体を炉別し、乾燥してペンテン−1−無水マレイン酸
共重合体100重量部を得た。このものの酸価は552
mgKOB/gであった。
重量部およびペンテン−170重量部を仕込み、窒素置
換を行なった後、攪拌下で75°Cに加熱し、7時間重
合反応させた。反応終了後、析出した白色粉末状の共重
合体を炉別し、乾燥してペンテン−1−無水マレイン酸
共重合体100重量部を得た。このものの酸価は552
mgKOB/gであった。
(2)共重合体のアルキル半エステルの塩の調製オート
クレーブ中に上記の(1)にて調製したf共重合体10
0重量部、メチルエチルケトン200重置部、イソプロ
ピルアルコール200重量部を仕込み窒素置換を行なっ
た後、160°Cまで加熱し攪拌下2時間重合反応させ
た。反応終了後、系からメ体の半イソプロピルエステル
化物を得た。このものの酸価は395mgKOH7gで
あった。
クレーブ中に上記の(1)にて調製したf共重合体10
0重量部、メチルエチルケトン200重置部、イソプロ
ピルアルコール200重量部を仕込み窒素置換を行なっ
た後、160°Cまで加熱し攪拌下2時間重合反応させ
た。反応終了後、系からメ体の半イソプロピルエステル
化物を得た。このものの酸価は395mgKOH7gで
あった。
次いで、1p容三ツロフラスコに水237重量部および
水酸化ナトリウム28重量部を仕込みアルカリ水溶液を
調製した。この水溶液に粉末化した上記半エステル化物
100重量部を仕込み60°Cで攪拌した。2時間反応
後、水溶液が透明となったので反応を終了した。
水酸化ナトリウム28重量部を仕込みアルカリ水溶液を
調製した。この水溶液に粉末化した上記半エステル化物
100重量部を仕込み60°Cで攪拌した。2時間反応
後、水溶液が透明となったので反応を終了した。
このようにした得られた反応生成物はp)19.0でペ
ンテン−1−無水マレイン酸共重合体の半インプロピル
エステルナトリウムケン化物濃度30重量%の水溶液で
あった。
ンテン−1−無水マレイン酸共重合体の半インプロピル
エステルナトリウムケン化物濃度30重量%の水溶液で
あった。
製造例7
(1)共重合体の調製
ペンテン−1に代えてヘキセン−184重量部を用いた
ほかは製造例6の(1)と同様にしてヘキセン−1−無
水マレイン酸共重合体108重量部を得た。このものの
酸価は501mgKOH/gであった。
ほかは製造例6の(1)と同様にしてヘキセン−1−無
水マレイン酸共重合体108重量部を得た。このものの
酸価は501mgKOH/gであった。
(2)共重合体のアルキル半エステルの塩の調製製造例
6の(1)で調製した共重合体に代えて上記(1)で調
製した共重合体100重量部を用い、イソプロピルアル
コールに代えてメチルアルコール200重量部を用い、
ざらにケン化に用いる水の仕込み量を266重量部、水
酸化ナトリウムの仕込み量を25重量部としたこと以外
は製造例6の(2)と同様に半エステル化反応、次いで
ケン化反応を行なった。
6の(1)で調製した共重合体に代えて上記(1)で調
製した共重合体100重量部を用い、イソプロピルアル
コールに代えてメチルアルコール200重量部を用い、
ざらにケン化に用いる水の仕込み量を266重量部、水
酸化ナトリウムの仕込み量を25重量部としたこと以外
は製造例6の(2)と同様に半エステル化反応、次いで
ケン化反応を行なった。
半エステル化反応により得られたヘキセン−1−無水マ
レイン酸共重合体の半メチルエステル化得られた反応生
成物はpH9,0でヘキセン−1−無水マレイン酸共重
合体の半メチルエステルナトリウムケン化物濃度30重
量%の水溶液であった。
レイン酸共重合体の半メチルエステル化得られた反応生
成物はpH9,0でヘキセン−1−無水マレイン酸共重
合体の半メチルエステルナトリウムケン化物濃度30重
量%の水溶液であった。
実施例1〜5および比較例1〜3
100で容の強制混練ミキサーにセメント、砂。
小石および水の各所定量を加え、1分間攪拌した。しか
る後、第1表に示した所定の添加剤を加え、さらに30
秒間攪拌しててコンクリート組成物を調製した。
る後、第1表に示した所定の添加剤を加え、さらに30
秒間攪拌しててコンクリート組成物を調製した。
このようにして得られたコンクリ−1・組成物の評価を
空気量、スランプ値、圧縮強度を測定することにより行
なった。
空気量、スランプ値、圧縮強度を測定することにより行
なった。
月・・・・・・徳山曹達■製、汀通ポルトランドセメン
ト 求3・・・・・・周防花岡産砕石、表乾比重2.70、
粗粒率6.48、最大寸法20mm ナトリウム) 宸5・・・・・・セメント重量に対する固形分重量%で
表示 *6・・・・・・JISA−1128に準拠木7・・・
・・・JISA−1101に準拠*8・・・・・・JI
SA−1108に準拠特許出願人 出光石油化学株式
会社 代 理 人 弁理士 久保1)藤 部手続主甫正書(
自発) 昭和61年11月12日
ト 求3・・・・・・周防花岡産砕石、表乾比重2.70、
粗粒率6.48、最大寸法20mm ナトリウム) 宸5・・・・・・セメント重量に対する固形分重量%で
表示 *6・・・・・・JISA−1128に準拠木7・・・
・・・JISA−1101に準拠*8・・・・・・JI
SA−1108に準拠特許出願人 出光石油化学株式
会社 代 理 人 弁理士 久保1)藤 部手続主甫正書(
自発) 昭和61年11月12日
Claims (3)
- (1)オレフィン−マレイン酸共重合体のアルキレング
リコールまたはポリアルキレングリコールの半エステル
の塩からなるセメント用添加剤。 - (2)オレフィン−マレイン酸共重合体のアルキレング
リコールまたはポリアルキレングリコールの半エステル
の塩が下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Aはオレフィン単位を示し、mは2〜4、nは4
〜10、xは1〜5、yは1〜3、zは10〜100の
整数を示し、MはNa、KあるいはNH_4のいずれか
を示す。) で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載のセ
メント用添加剤。 - (3)オレフィンが炭素数2〜10のものである特許請
求の範囲第1項記載の添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22193885A JPH0688818B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | セメント用添加剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22193885A JPH0688818B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | セメント用添加剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6291451A true JPS6291451A (ja) | 1987-04-25 |
JPH0688818B2 JPH0688818B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=16774509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22193885A Expired - Lifetime JPH0688818B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | セメント用添加剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688818B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332027A (ja) * | 1995-01-31 | 2007-12-27 | Basf Pozzolith Ltd | 乾燥収縮低減型セメント分散剤 |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP22193885A patent/JPH0688818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007332027A (ja) * | 1995-01-31 | 2007-12-27 | Basf Pozzolith Ltd | 乾燥収縮低減型セメント分散剤 |
JP4724697B2 (ja) * | 1995-01-31 | 2011-07-13 | Basfポゾリス株式会社 | 乾燥収縮低減型セメント分散剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688818B2 (ja) | 1994-11-09 |
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