JPS6270043A - ロツクウ−ル吸音板の製造方法 - Google Patents
ロツクウ−ル吸音板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6270043A JPS6270043A JP21132985A JP21132985A JPS6270043A JP S6270043 A JPS6270043 A JP S6270043A JP 21132985 A JP21132985 A JP 21132985A JP 21132985 A JP21132985 A JP 21132985A JP S6270043 A JPS6270043 A JP S6270043A
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- rock wool
- moisture
- paste
- absorbing board
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は、天井吸音板や壁吸音板などとして用いられる
ロックウール吸音板の製造方法に関するものである。
ロックウール吸音板の製造方法に関するものである。
[背景技術]
ロックウール吸音板として、ロックウールスラリーから
抄造された抄造シートとロックウールペーストによるペ
ースト層との二層構造に形成されたものがある。このも
のは第3図に示すように、ロックウールAとでんぷんな
どのバインダーBを水Cに分散することによって調製し
たスラリー1を抄造バット7に供給して抄造シリング−
8で抄くことによって抄造シート2を作成し、またロッ
クウールAとでんぷんなどのパイングーBを水C及び増
粘剤りとともに混練装置9で8j、練することによって
111!製したペースト3を上記抄造シート2の上に散
布して積層模様付は磯10によってペースト層11とし
て積/Iさせ、これを乾燥することによって第2図のよ
うなロックウール吸音板の製造がなされる。このものに
あって、積層模様付は機10は抄造シート2の送り方向
と直角方向(第3図において紙面に垂直な方向)で往復
移動駆動されるもので、ペースト層11には幅方向に良
い溝状の凹模様12が形成されることになる。すなわち
ペースト3においてはロックウールAは完全に分散され
ずロッククールAの塊が存在しているが、積/!!l楔
様付は機10の往復移動に伴うロックウールAの塊の移
動でペースト層11の表面にナチエラルフィッシャー俣
様と称される凹模様12が形成されることになるのであ
り、この凹模様12の存在によってロックフール吸音板
の吸音特性が一層向上されることになるのである。
抄造された抄造シートとロックウールペーストによるペ
ースト層との二層構造に形成されたものがある。このも
のは第3図に示すように、ロックウールAとでんぷんな
どのバインダーBを水Cに分散することによって調製し
たスラリー1を抄造バット7に供給して抄造シリング−
8で抄くことによって抄造シート2を作成し、またロッ
クウールAとでんぷんなどのパイングーBを水C及び増
粘剤りとともに混練装置9で8j、練することによって
111!製したペースト3を上記抄造シート2の上に散
布して積層模様付は磯10によってペースト層11とし
て積/Iさせ、これを乾燥することによって第2図のよ
うなロックウール吸音板の製造がなされる。このものに
あって、積層模様付は機10は抄造シート2の送り方向
と直角方向(第3図において紙面に垂直な方向)で往復
移動駆動されるもので、ペースト層11には幅方向に良
い溝状の凹模様12が形成されることになる。すなわち
ペースト3においてはロックウールAは完全に分散され
ずロッククールAの塊が存在しているが、積/!!l楔
様付は機10の往復移動に伴うロックウールAの塊の移
動でペースト層11の表面にナチエラルフィッシャー俣
様と称される凹模様12が形成されることになるのであ
り、この凹模様12の存在によってロックフール吸音板
の吸音特性が一層向上されることになるのである。
そしてこのように製造されるロックウール吸音板にあっ
て、バインダーとして通常でんぷんが使用されるために
吸湿し易く、しかも吸湿によって軟化し易いということ
が問題となる。すなわち施工後にこのように吸湿して軟
化すると、変形して施工面から垂れることになるのであ
る。
て、バインダーとして通常でんぷんが使用されるために
吸湿し易く、しかも吸湿によって軟化し易いということ
が問題となる。すなわち施工後にこのように吸湿して軟
化すると、変形して施工面から垂れることになるのであ
る。
そこで、耐湿性樹脂によってこの吸湿を防止すると共に
吸湿による軟化を防止する試みがなされている。しかし
ながらこの耐湿性樹脂による処理としては、抄造シート
2の表面にペースト層11を積層した後に耐湿性樹脂を
ベース)N11の表面にシャワーしたりスプレーして散
布することが考えられるが、このような散布では内部ま
での浸透は難しくて耐湿性8(脂はペースト層11の表
面層のみに存在するに過ぎず、耐湿性樹脂による効果を
十分に得ることができないものである。
吸湿による軟化を防止する試みがなされている。しかし
ながらこの耐湿性樹脂による処理としては、抄造シート
2の表面にペースト層11を積層した後に耐湿性樹脂を
ベース)N11の表面にシャワーしたりスプレーして散
布することが考えられるが、このような散布では内部ま
での浸透は難しくて耐湿性8(脂はペースト層11の表
面層のみに存在するに過ぎず、耐湿性樹脂による効果を
十分に得ることができないものである。
[発明の目的]
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、ロッ
クウール吸音板における吸湿を低減することができると
共に吸湿による軟化を低減することができるロックウー
ル吸音板の製造方法を提供することを目的とするらので
ある。
クウール吸音板における吸湿を低減することができると
共に吸湿による軟化を低減することができるロックウー
ル吸音板の製造方法を提供することを目的とするらので
ある。
[発明の開示]
しかして本発明に係るロックウール吸音板の製造方法は
、ロックウールとバインダーを水に分散させてil[た
スラリーを抄造して抄造シートを作成し、ロックウール
とパイングーを水と混練して調製したペーストをこの抄
造シートの表面に付着させ、これを乾燥することによっ
てロックウール吸音板を製造するにあたって、ペースト
内に耐湿性樹脂を配合してこのペーストを抄造シートの
表面に付着させることを特徴とするものであり、耐湿性
樹脂をペーストに配合して用いることによって耐湿性樹
脂による吸湿防止効果や軟化防止効果を有効に発揮させ
ることができるようにし、もって上記目的を達成したも
のであって以r本発明を実施例により詳述する。
、ロックウールとバインダーを水に分散させてil[た
スラリーを抄造して抄造シートを作成し、ロックウール
とパイングーを水と混練して調製したペーストをこの抄
造シートの表面に付着させ、これを乾燥することによっ
てロックウール吸音板を製造するにあたって、ペースト
内に耐湿性樹脂を配合してこのペーストを抄造シートの
表面に付着させることを特徴とするものであり、耐湿性
樹脂をペーストに配合して用いることによって耐湿性樹
脂による吸湿防止効果や軟化防止効果を有効に発揮させ
ることができるようにし、もって上記目的を達成したも
のであって以r本発明を実施例により詳述する。
スラリー1はロックウールAとでんぷんなどのバインダ
ーBを水Cに分散することによって調製されるもので、
第1図に示すようにこのスラリー1を抄造バット7に供
給して抄造シリンダー8で抄くことによって抄造シート
2を作成する。またペースト3はロックウールAとでん
ぷんなどのバインダーBを水C及び増粘剤りとともに混
線装置9で混練することによって調製されるもので、こ
のように調glされたペースト3を上記のように抄造さ
れて順次連続して送られてくる抄造シート2の上に混練
装置9の散布口13から散布し、積層模様付は磯10に
よってベース)7@11として抄造シート1の表面に積
層させる。
ーBを水Cに分散することによって調製されるもので、
第1図に示すようにこのスラリー1を抄造バット7に供
給して抄造シリンダー8で抄くことによって抄造シート
2を作成する。またペースト3はロックウールAとでん
ぷんなどのバインダーBを水C及び増粘剤りとともに混
線装置9で混練することによって調製されるもので、こ
のように調glされたペースト3を上記のように抄造さ
れて順次連続して送られてくる抄造シート2の上に混練
装置9の散布口13から散布し、積層模様付は磯10に
よってベース)7@11として抄造シート1の表面に積
層させる。
このとき、ペースト3には耐湿性樹脂Eが配合しである
。耐湿性樹脂Eとしては吸湿性が小さく且つ湿気によっ
て軟化されないものを用いることがでさ、例えばメラミ
ン樹脂やエピクロルヒドリン樹脂などを用いるのが好適
である。またペースト3に対する耐湿性樹脂Eの混合に
あたっては、ロックウールAとバインダーBと水Cと増
粘剤りとを混練装ra9で混練する際に同時に耐湿性樹
脂Eを添加して混練する方法や、増粘剤りに予め耐湿性
樹脂Eを分散混合しておき、混練装置9でこの耐湿性樹
脂Eを混合した増粘剤りをロックウールAとバインダー
Bと水Cとに対して混練する方法が採用される。耐湿性
樹脂Eはその添加量が通常ペースト3の固形分全量に対
して0.3〜1.0重量%程度と少量であるため、後者
の方法のほうがペースト3内での均一な分散の点で優れ
るものである。
。耐湿性樹脂Eとしては吸湿性が小さく且つ湿気によっ
て軟化されないものを用いることがでさ、例えばメラミ
ン樹脂やエピクロルヒドリン樹脂などを用いるのが好適
である。またペースト3に対する耐湿性樹脂Eの混合に
あたっては、ロックウールAとバインダーBと水Cと増
粘剤りとを混練装ra9で混練する際に同時に耐湿性樹
脂Eを添加して混練する方法や、増粘剤りに予め耐湿性
樹脂Eを分散混合しておき、混練装置9でこの耐湿性樹
脂Eを混合した増粘剤りをロックウールAとバインダー
Bと水Cとに対して混練する方法が採用される。耐湿性
樹脂Eはその添加量が通常ペースト3の固形分全量に対
して0.3〜1.0重量%程度と少量であるため、後者
の方法のほうがペースト3内での均一な分散の点で優れ
るものである。
そして、上記のように抄造シート2の表面に耐湿性樹脂
E入りのペースト3を散布して、抄造シート2の送り方
向と直角方向に往復移動駆動される積層模様付け+91
10によってペースト層11を積層させるにあたって、
第2図のようにペースト層11には幅方向に艮い溝状の
凹模様12が形成される。このように抄造シート2の表
面にペースト層11を形成したのちに、これを乾燥して
切削、塗装などの工程を経てロックウール吸音板として
仕上げるらのである。このようにして製造したロックウ
ール吸音板にあって、ペースト層11にはその層全体に
耐湿性8(脂Eが含有されているために、ロックウール
吸音板の表面層となるペースト層11への吸湿がit湿
性I(WEによって低減されると共に吸湿によって軟化
することが耐湿性樹脂Eによって低減されることになる
。
E入りのペースト3を散布して、抄造シート2の送り方
向と直角方向に往復移動駆動される積層模様付け+91
10によってペースト層11を積層させるにあたって、
第2図のようにペースト層11には幅方向に艮い溝状の
凹模様12が形成される。このように抄造シート2の表
面にペースト層11を形成したのちに、これを乾燥して
切削、塗装などの工程を経てロックウール吸音板として
仕上げるらのである。このようにして製造したロックウ
ール吸音板にあって、ペースト層11にはその層全体に
耐湿性8(脂Eが含有されているために、ロックウール
吸音板の表面層となるペースト層11への吸湿がit湿
性I(WEによって低減されると共に吸湿によって軟化
することが耐湿性樹脂Eによって低減されることになる
。
ちなみに、ベース)3!:耐湿性樹脂Eとしてメラミン
樹脂をペースト3の固形分全量に対して0゜5重置%添
加すると、無添加のものに比べて施工後の垂れ変形が1
72となり、また無添加のものに比べて吸湿時の表面硬
度が70から80へと向上する。従ってナチュラルフィ
ッシャータイプの凹模様12を設けたロックウール吸音
板を長尺サイズ化することや大版サイズ化することが可
能になるものである。尚、耐湿性樹脂Eをスラリー1に
添加配合して抄造シート2に含有させることも考えられ
るが、このようにスラリー1に耐湿性ム(脂Eを配合す
ると、スラリー1を湿式抄造する際の抄造性が悪くなり
、歩留まりも悪く実用化することは困難である。
樹脂をペースト3の固形分全量に対して0゜5重置%添
加すると、無添加のものに比べて施工後の垂れ変形が1
72となり、また無添加のものに比べて吸湿時の表面硬
度が70から80へと向上する。従ってナチュラルフィ
ッシャータイプの凹模様12を設けたロックウール吸音
板を長尺サイズ化することや大版サイズ化することが可
能になるものである。尚、耐湿性樹脂Eをスラリー1に
添加配合して抄造シート2に含有させることも考えられ
るが、このようにスラリー1に耐湿性ム(脂Eを配合す
ると、スラリー1を湿式抄造する際の抄造性が悪くなり
、歩留まりも悪く実用化することは困難である。
[発明の効果]
上述のように本発明にあっては、ロックウールとパイン
グーを水に分散させて調製したスラリーを抄造して抄造
シートを作成し、ロックウールとバイングーを水と混練
して1isI′glシたペーストをこの抄造シートの表
面に付着させ、これを乾燥することによってロックウー
ル吸音板を製造するにあたって、ペースト内に耐湿性樹
脂を配合してこのペーストを抄造シートの表面に付着さ
せるようにしたので、耐湿性樹脂はペーストの層全体に
含有されることになり、ロッククール吸音板の表面l鐸
となるペーストの層への吸湿を耐湿性樹脂によって低減
できると共に吸湿によって軟化することを耐湿性樹脂に
よって低減できるものである。
グーを水に分散させて調製したスラリーを抄造して抄造
シートを作成し、ロックウールとバイングーを水と混練
して1isI′glシたペーストをこの抄造シートの表
面に付着させ、これを乾燥することによってロックウー
ル吸音板を製造するにあたって、ペースト内に耐湿性樹
脂を配合してこのペーストを抄造シートの表面に付着さ
せるようにしたので、耐湿性樹脂はペーストの層全体に
含有されることになり、ロッククール吸音板の表面l鐸
となるペーストの層への吸湿を耐湿性樹脂によって低減
できると共に吸湿によって軟化することを耐湿性樹脂に
よって低減できるものである。
第1図は本発明の一実施例に用いる装置の概略図、第2
図は同上によって製造したロックウール吸音板の拡大斜
視図、第3図は従来例における装置の概略図である。 1はスラリー、2は抄造シート、3はペーストである。
図は同上によって製造したロックウール吸音板の拡大斜
視図、第3図は従来例における装置の概略図である。 1はスラリー、2は抄造シート、3はペーストである。
Claims (1)
- (1)ロックウールとバインダーを水に分散させて調製
したスラリーを抄造して抄造シートを作成し、ロックウ
ールとバインダーを水と混練して調製したペーストをこ
の抄造シートの表面に付着させ、これを乾燥することに
よってロックウール吸音板を製造するにあたって、ペー
スト内に耐湿性樹脂を配合してこのペーストを抄造シー
トの表面に付着させることを特徴とするロックウール吸
音板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21132985A JPS6270043A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ロツクウ−ル吸音板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21132985A JPS6270043A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ロツクウ−ル吸音板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270043A true JPS6270043A (ja) | 1987-03-31 |
JPH0227148B2 JPH0227148B2 (ja) | 1990-06-14 |
Family
ID=16604150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21132985A Granted JPS6270043A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | ロツクウ−ル吸音板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6270043A (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21132985A patent/JPS6270043A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227148B2 (ja) | 1990-06-14 |
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