JPS6268031A - 電界緩和用薄葉材料 - Google Patents

電界緩和用薄葉材料

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Publication number
JPS6268031A
JPS6268031A JP20737685A JP20737685A JPS6268031A JP S6268031 A JPS6268031 A JP S6268031A JP 20737685 A JP20737685 A JP 20737685A JP 20737685 A JP20737685 A JP 20737685A JP S6268031 A JPS6268031 A JP S6268031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
silicon carbide
layer
electric field
field relaxation
Prior art date
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Pending
Application number
JP20737685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Higashimura
豊 東村
Shinei Fujioka
藤岡 愼英
Makoto Takamura
誠 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS6268031A publication Critical patent/JPS6268031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電界緩和用薄葉材料に関するものである。
〔発明の背景〕
従来、回転電機の固定子巻線の沿面放電を防止するには
、例えば特公□昭37−10971号公報に記載されて
いるような炭化硅素粒子を含む非直線性抵抗特性を有す
るレジンを、特開昭54−116603号公報に記載さ
れているようにして電界緩和層を形成していた。すなわ
ちこの電界緩和層は予め加熱硬化して形成した絶縁層の
上部にレジンを塗込み、形成されていた。従って絶縁層
と電界緩和層とはわけて形成されていた。
ところで発電機や電動機等の固定子巻線の絶縁層はドラ
イの絶縁テープを巻回した後にレジンを真空含浸し、こ
れを硬化して形成されるのと、Bステージ状のレジンを
含む所謂プリプレグの絶縁テープを巻回し、これを加圧
成形して形成されるのとがある。後者の場合は製作設備
、期間が簡便で短かい利点を有しているので、固定子巻
線の絶縁層製作の主流となる趨勢にある。
これらのことからプリプレグの絶縁テープを巻回した層
の上に巻回して、絶縁層の形成と同時に電界緩和層を形
成することができるプリプレグの電界緩和用テープがあ
れば、そのメリットは大きい。しかし炭化硅素を含むレ
ジンの非直線性抵抗特性は、炭化硅素粒子間の接触状態
に依存するのでレジンの硬化条件により大きく変動する
。従って炭化硅素を含むレジンをプリプレグにし、この
プリプレグのテープを巻回して絶縁層と同時に形成した
電界緩和層に理想的な非直線性抵抗特性を持たせること
は、極めて困難である。また、この場合に導電性の炭化
硅素が絶縁層成形時にレジンと共に流動し、絶縁層中に
混入する問題もあり、実際に適用するのは不可能であっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、プリプレ
グテープとして使用することを可能とした非直線性抵抗
特性を有する電界緩和用薄葉材料を提供することを目的
とするものである。
〔発明の概要〕
すなわち本発明は回転電機の固定子巻線の沿面放電を防
止する電界緩和用薄葉材料において、前記材料を、炭化
硅素粒子を含み、かつ適当な非直線性抵抗特性を有する
半導電性層と、この半導電性層の少なくとも一方の面に
設けたBステージのレジン層とで形成したことを特徴と
するものであり、これによってプリプレグテープとして
その非直線性抵抗特性が良好に維持されるようになる。
〔発明の実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。第
1図には本発明の一実施例が示されている。本実施例で
は電界緩和用薄葉材料を、炭化硅壱 素粒子を含み、かつ適切な非直線性抵抗特性を有する半
導電性層1と、この半導電性層1の両面に設けたBステ
ージのレジン層2とで形成した。このようにすることに
より電界緩和用薄葉材料は炭化硅素粒子を含み、かつ適
当な非直線性抵抗特性を有する半導電性層1と、この半
導電性層1の両面に設けたBステージのレジン層2とで
形成されるようになって、プリプレグテープとしてその
非直線性抵抗特性が良好に維持されるようになり、プリ
プレグテープとして使用することを可能としく4) た非直線性抵抗特性を有する電界緩和用薄葉材料を得る
ことができる。
すなわち電界緩和用薄葉材料を非直線性抵抗特性を有す
る半導電性層1と、この両面に設けたBステージのレジ
ン層2とで形成したが、半導電性層1は次のようにして
形成した。炭化硅素粒子48重量%と溶剤系レジン52
重量%とを混合した炭化硅素含有レジンを厚さ0 、1
 mmの平織ガラスクロステープに塗布し、135℃で
15時間加熱して乾燥硬化した。このようにして形成し
た半導電性層1は約0.1kV/cm以上の電界に対し
、I=KE″で表される非直線性抵抗特性を有している
。但し工は電流、Eは電圧、nは4.0ないし6.0 
の定数、には定数である。この半導電性層1の両面のB
ステージのレジン層2は、乾燥硬化した半導電性層1に
エポキシレジンを塗布し、塗布後にBステージに反応さ
せた。このようにすることによりこの材料をプリプレグ
テープとして使用しても半導電性層1は乾燥硬化しであ
るので、導電性の炭化硅素が絶縁層成形時にレジンと共
に流動して絶縁層中に混入するようなことがなくなって
、その非直線性抵抗特性が良好に維持されるようになる
以上の実施例についてその効果を検討したが、それを次
に述べる。検討結果は第2図に示されている。絶縁層3
を形成するプリプレグマイカテープを所定の厚さにコイ
ル導体4上に巻回した上に、電界緩和層5として本実施
例の薄葉材料を半掛で所定の長さに巻回した。次いでこ
れらプリプレグの巻回層を加熱加圧成形して絶縁層3と
電界緩和層5とを同時に形成した。このようにして製作
した回転電機コイルの電界緩和層5の抵抗特性を測定し
たところ、その抵抗特性は薄葉材料単独のそれと同じ非
直線性抵抗特性を示した。また、絶縁層3の内部を解体
点検したところ、絶縁層3の内部に導電性の炭化硅素が
混入している痕跡は認められなかった。このように本実
施例によれば良好な電界緩和層5を形成できることが判
ったが、これは上述のように非直線性抵抗特性を有する
半導電性層を予め乾燥硬化して作った後に、Bステージ
のレジン層を設けたためである。
なお本実施例では半導電性層の両面にBステージのレジ
ン層を設けたが、片面にのみBステージのレジン層に設
けるようにしてもよい。このようにしても両面に設けた
場合と同様な作用効果を奏することができる。
また、Bステージのレジン層を本実施例ではレジンのみ
で形成したがガラスクロス等の絶縁基材とレジンとで形
成するようにしてもよい。
なおまた、本実施例では半導電性層として炭化硅素含有
レジンを塗布するのに平織のガラスクロステープを使用
したが、これのみに限るものでなくアラミツト紙、ナイ
ロンクロス等を使用するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
上述のように本発明はプリプレグテープとして使用でき
る非直線性抵抗特性を有する電界緩和用薄葉材料が得ら
れるようになって、プリプレグテープとして使用するこ
とを可能とした非直線性抵抗特性を有する電界緩和用薄
葉材料を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電界緩和用薄葉材料の一実施例の縦断
側面図、第2図は本発明の電界緩和用薄葉材料の一実施
例による回転電機コイルの縦断側面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転電機の固定子巻線の沿面放電を防止する電界緩
    和用薄葉材料において、前記材料を、炭化硅素粒子を含
    み、かつ適当な非直線性抵抗特性を有する半導電性層と
    、この半導電性層の少なくとも一方の面に設けたBステ
    ージのレジン層とで形成したことを特徴とする電界緩和
    用薄葉材料。 2、前記半導電性層が、絶縁基材に前記炭化硅素粒子と
    溶剤系レジンとを混合した炭化硅素含有レジンが塗布さ
    れ、加熱硬化されたものである特許請求の範囲第1項記
    載の電界緩和用薄葉材料。 3、前記絶縁基材が、平織ガラスクロス、アラミツト紙
    、ナイロンクロスである特許請求の範囲第2項記載の電
    界緩和用薄葉材料。
JP20737685A 1985-09-19 1985-09-19 電界緩和用薄葉材料 Pending JPS6268031A (ja)

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JPS6268031A true JPS6268031A (ja) 1987-03-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136147A (en) * 1980-03-27 1981-10-24 Toshiba Corp Corona-proof device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56136147A (en) * 1980-03-27 1981-10-24 Toshiba Corp Corona-proof device

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