JPS6267511A - 内視鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は生体の体腔内等を観察するための内視鏡に係り
、特に固体撮像素子を用いた内視鏡に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、ＣＯＤイメージセンサのような固体Ｗｉ画像子を
プローブ内に設けた内視鏡が提案されている。固体撮像
素子を用いた内視鏡は、光ファイバによって生体の体腔
内等を観察する従来一般の内視鏡に比較して分解能が格
段に高く、また光ファイバが折れることによる画像の劣
化がないという特長を有する。

ところで、内視鏡はプＯ−プを喉を通して体腔内へ挿入
する関係から、プローブの挿脱時に被検者に与える苦痛
を少なくするため、プローブ径を極力小さくすることが
要求される。プローブ径を小さくするには、プローブ内
に配置される固体撮像素子が小さいほど有利であるが、
ＣＯＤチップ等の撮像素子チップをセラミックパッケー
ジに封入して構成される固体撮像素子は、チップサイズ
よりかなり大きいのが普通である。しかも、プローブに
は固体撮像素子の他に、照明用光ガイド。

鉗子チャンネル、送気口、送水口等も設けなければなら
ない。従って、プローブ径を小さくするには、プローブ
内での固体撮像素子の配置方法を工夫することが必要で
ある。

固体撮像素子を用いた内視鏡において、固体撮機素子を
撮像面がプローブの長手方向と平行となるように配置す
ることは特開昭５８−４６９２２号公報に記載されてい
るように公知である。このようにすると、固体撮像素子
を撮像面がプローブの長手方向に直角となるように配置
した場合に比べて、撮像面の大きさが同じであればプロ
ーブ径は小さくなる。しかしながら、固体撮像素子の形
状は一般に方向性を有するので、この方向性をも考慮し
て固体撮像素子の配置を決めることが望ましい。

〔発明の目的〕

本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、固体ｍ機素子の配置を工夫してプローブ径を極力
小さくした内視鏡を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明に係る内視鏡は、被検体内に挿入されるプローブ
内に、対向する二辺にボンディングパッドを配列した固
体撮像素子チップと、該固体撮像素子チップを搭載した
チップキャリアとからなる固体撮像素子を、撮像面が該
プローブの挿入方向とほぼ平行となり、且つボンディン
グパッドの配列方向がプローブの挿入方向と直交するよ
うに配置したことを特徴とする。

すなわち、対向する二辺にボンディングパッドを配列し
た固体撮像素子チップとチップキャリアとからなる固体
撮像素子は、固体撮像素子チップ上のボンディングパッ
ドとチップキャリア上のボンディングパッドとがワイヤ
等により接続される関係から、ボンディングパッドの配
列方向における寸法の方がそれに直交する方向の寸法よ
り小さい形状となる。従って、ボンディングパッドの配
列方向、つまり寸法の小さい方がプローブの挿入方向（
長手方向）と直交するようにプローブ内に固体Ｉｌ像素
子を配置することにより、プローブの径を最小にできる
ことになる。

（発明の効果〕 本発明によれば、ある所定の寸法の固体撮像素子に対し
て、その固体ｍｓ素子が内部に配置されるプローブの径
を最小にすることができる。これによりプローブの挿脱
時に被検者に与える苦痛を軽減でき、固体撮像素子を用
いた内視鏡の抱えていた最大の問題が解決される。

また、ある一定のプローブ径に対して、固体撮像素子と
してチップ寸法のより大きいもの、つまり画素数のより
多いものを使用できるので、分解能の一層の向上を図る
ことが可能となる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
〜第３図は本発明の一実施例に係る内？！鏡のプローブ
部分の構造を示したもので、第１図は断面図、第２図は
正面図、第３図は固体撮像素子部を第１図で下から見た
平面図である。

図において、プローブ本体１は金属その他の硬質材料に
より形成された円筒体であり、このプローブ本体１内に
固体撮像素子２が配置されている。

固体撮像素子２は対向する二辺にボンディングパッド４
が配列された固体撮像素子チップ３と、この固体撮像素
子チップ３を搭載するチップキャリア５とからなってお
り、固体！ｌｌｌ素像チップ３上のボンディングパッド
４と、チップキャリア５上のボンディングパッド６とは
ボンディングワイヤ７に、より接続されている。

チップキャリア５は配線基板８上に配設され、この基板
８上の配線を介してチップキャリア５上のボンディング
パッド６とケーブル９とが接続されている。ケーブル９
は外部から固体撮像素子２への各種制御信号の伝達と、
固体撮像素子２から出力される画像信号の外部への伝達
を行なうものである。

プローブ本体１の前面部中央にレンズ１０がはめ込まれ
、このレンズ１０によりプローブ本体１前方の像がミラ
ー１１を介して固体撮像素子２の撮像面（固体撮像素子
チップ３の表面）上に結像される。このようにミラー１
１を介して固体撮像素子２のＷｉ像面上に結像する構造
とすることにより、図に示すように撮像面をプローブ本
体１の被検体内への挿入方向と平行にすることが可能で
ある。

一方、プローブ本体１の前面部にはさらに、照明用光ガ
イド出口１２ａ、１２ｂと、生検１手術のための鉗子チ
ャンネル１３と、レンズ１０の面や体腔内を洗浄するた
めの送水口１４および送気口１５が配置されている。な
お、第１図ではプローブ本体１内部を通して前面部に接
続される光ガイドや各種パイプ類を省略している。

固体撮像素子２の形状は一般に正方形ではなく、方向性
を有する。その場合、固体撮像素子２の短辺方向がプロ
ーブ本体１の挿入方向と直交するように固体撮像素子２
をプローブ本体１内に配置することが、プローブ本体１
の径を小さくする上で望ましい。

今、固体撮像素子チップ３として２０万画素のものを例
にとると、その形状は長方形（７，９Ｘ６．４ｍ））で
あり、長辺方向の二辺にボンディングパッド４が配列さ
れる。このような固体撮像素子チップ３上のボンディン
グパッド４と、チップキャリア５上のボンディングパッ
ド６とを接続する場合、チップキャリア５の長さは固体
撮像素子チップ３の長辺の長さより大きくなるので、固
体撮像素子２の形状は固体撮像素子チップ３とは逆にボ
ンディングパッド４．６の配列方向の寸法の方が短くな
る。従って、本発明のように固体Ｉｌ像素子チップ３上
のボンディングパッド４の配列方向をプローブ本体１の
挿入方向（長手方向）と直交させれば、ボンディングパ
ッド４の配列方向とプローブ本体１の挿入方向とが平行
の場合より、プローブ本体１の径を小さくできることに
なる。

また、配線基板８についてはその幅をチップキャリア５
の幅よりも狭くして、プローブ本体１の挿入方向と反対
側に延在させた形状とすれば、この配線基板８によって
プローブ本体１の径が増大することはない。

以上説明したように、本発明によれば固体撮像素子を使
用して分解能向上を図ると同時に、プローブ径が小さく
被検者の苦痛を軽減できる内視鏡を提供することができ
る。

なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る内？！鏡の断面図、第
２図は周内？ｌＪ！鏡の正面図、第３図は同内視鏡の要
部構成を示す平面図である。 １・・・プローブ本体、企・・・固体撮像素子、３・・
・固体撮像素子チップ、４・・・ボンディングパッド、
５・・・チップキャリア、６・・・ボンディングパッド
、７・・・ボンディングワイヤ、８・・・配線基板、９
・・・ケーブル、１０・・・レンズ、１１・・・ミラー
、　１２ａ。 １２ｂ・・・光ガイド、１３・・・鉗子チャンネル、１
４・・・送水口、１５・・・送気口。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第１図 第３図 第２区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　被検体内に挿入されるプローブ内に、対向する二辺に
   ボンディングパッドが配列された固体撮像素子チップと
   、該固体撮像素子チップを搭載したチップキャリアとか
   らなる固体撮像素子を、撮像面が該プローブの挿入方向
   とほぼ平行となり、且つ前記ボンディングパッドの配列
   方向が前記プローブの挿入方向と直交するように配置し
   たことを特徴とする内視鏡。