JPS626745A - スラブ成形方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は製品品質の良好なスラブ製品を鋳造し得るよう
にしたスラブ成形方法及びその装置に関するものである
。

［従来の技術］。

連鋳機で鋳造されたスラブの断面的中央部近傍には中心
偏析及び空隙（センターポロシティ）が存在し、これは
スラブ製品の品質悪化の原因となる。このため従来は鋳
造後のスラブを厚さ方向に軽圧下し、中心偏析ヤ空隙を
なくすことが行われている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上述のように軽圧下したスラブを後工程
で大幅圧下すると、スラブには長手方向へ向けて引張応
力が作用するため上記空隙が再び開口し易く、従って製
品品質が悪化し易いという問題があった。

本発明は上述の実情に鑑み、中心偏析はもとより空隙を
も完全になくすようにすることを目的としてなしたもの
でおる。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、連鋳スラブに対し内部の中心偏析防止のため
厚さ方向へ軽圧下を行うと共に内部の空隙を圧着するた
め厚さ方向へ強圧下し、し・かる後所定の製品スラブと
するための強幅圧下及び厚さ圧下を行う構成となってい
る。

［作　　用］ 鋳造されたスラブは厚さ方向の軽圧下により内部の中心
偏析が防止され、厚さ方向の強圧下により内部の空隙が
圧着され、像幅圧下及び水平圧下を経て所定の製品スラ
ブになる。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
。

図中１はモールド１ａ１ガイドロール１ｂ１ピンチロー
ル１Ｃ等から構成されるスラブ連鋳機、２は上下一対の
回動する無限軌道２ａ、　２ｂにより、鋳造されたスラ
ブＳを厚さ方向に軽圧下し該スラブＳの中心偏析をなく
すための軽圧下装置、３は昇降可能な上下一対の金敷３
ａ、３ｂによりスラブをＳを厚さ方向に強圧下し、スラ
ブＳ内部の空隙を圧着するための減厚プレス装置、４は
スラブＳを所定の長さに切断するためのトーチカッタ、
５はスラブＳを加熱するための加熱炉、６は竪型圧延機
６ａ及び水平圧延機６ｂより構成される連続圧延機であ
り、これらの装置はスラブ連鋳ラインの上流側から下流
側へ順次配列されている。

スラブ連鋳機１で鋳造されたスラブＳは軽圧下装置２に
より厚さ方向へ軽圧下されてスラブＳ内部の中心偏析が
つぶされ、次いでスラブＳは減厚プレス装置３により厚
さ方向へ強圧下されてスラブＳ内部の空隙が圧着され、
トーチカッタ４で所定の長さに切断され、加熱炉５で加
熱された後連続圧延機６に送られ、竪型圧延機６ａによ
り像幅圧下されると共に水平圧延機６ａにより厚さ圧下
され、所定寸法の製品スラブになる。スラブＳは減厚プ
レス装置３により強圧下されて内部の空隙が圧着されて
いるため、連続圧延機６で竪型圧延機６ａにより像幅圧
下されても空隙は再び開口することはなく、又像幅圧下
時のスラブＳの表面傷も開口することがない。

従って良好な品質のスラブを得ることができる。

なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。

［発明の効果］ 本発明のスラブ成形方法及びその装置によれば、スラブ
内部に生じる中心偏析はもとより空隙をもなくすことが
できるため製品品質が向上するという優れた効果を奏し
得る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の説明図である。 図中１はスラブ連鋳機、２は軽圧下装置、３は減厚プレ
ス装置、４はトーチカッタ、５は加熱炉、６は連続圧延
機を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）連鋳スラブに対し内部の中心偏析防止のため厚さ方
   向へ軽圧下を行うと共に内部の空隙を圧着するため厚さ
   方向へ強圧下し、しかる後所定の製品スラブとするため
   の強幅圧下及び厚さ圧下を行うことを特徴とするスラブ
   成形方法。 ２）スラブ連鋳機の下流側に、軽圧下装置、減厚装置、
   竪型圧延機及び水平圧延機から成る連続圧延機を順次配
   設したことを特徴とするスラブ成形装置。