JPS6267373A - 原子炉再循環ポンプの逆圧防止装置付きメカニカルシ−ル - Google Patents
原子炉再循環ポンプの逆圧防止装置付きメカニカルシ−ルInfo
- Publication number
- JPS6267373A JPS6267373A JP20650985A JP20650985A JPS6267373A JP S6267373 A JPS6267373 A JP S6267373A JP 20650985 A JP20650985 A JP 20650985A JP 20650985 A JP20650985 A JP 20650985A JP S6267373 A JPS6267373 A JP S6267373A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal chamber
- pressure
- seal
- chamber
- part seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
大発明は原子炉冷却材再循環ポンプC以下PLRポンプ
と略す)に係り,特にメカニカルシ・−ルに内蔵のUカ
ップが逆圧によりはみ出し、シール4幾能を失うことを
防止したメカニカルシールに関する6 〔発明の背景〕 従来のP L Rポンプのメカニカルシールは二・つの
部分に分けIもれ、ポンプ内部に近い下部シール室、そ
の上の上部シール室で構成されている。各シール室には
,同型式のメカニカルシールが1@ずつ設けられ、この
2段のメカニカルシーJしくタンデム型メカニカルシー
ルと呼ばれる)で、高圧のポンプ揚液をシールする構造
となっている.上部シール室の圧力は下部シール室の圧
力の2分の1となっているが、逆圧が生ずると下部シー
ル室のTJカップがはみ出すという欠点があった。
と略す)に係り,特にメカニカルシ・−ルに内蔵のUカ
ップが逆圧によりはみ出し、シール4幾能を失うことを
防止したメカニカルシールに関する6 〔発明の背景〕 従来のP L Rポンプのメカニカルシールは二・つの
部分に分けIもれ、ポンプ内部に近い下部シール室、そ
の上の上部シール室で構成されている。各シール室には
,同型式のメカニカルシールが1@ずつ設けられ、この
2段のメカニカルシーJしくタンデム型メカニカルシー
ルと呼ばれる)で、高圧のポンプ揚液をシールする構造
となっている.上部シール室の圧力は下部シール室の圧
力の2分の1となっているが、逆圧が生ずると下部シー
ル室のTJカップがはみ出すという欠点があった。
本発明の目的はPLRカップの従来のメカニカルシール
のように逆圧が生じないような逆圧防止装置付きメカニ
カルシールを提供すること及び従来のメカニカルシール
に取付ける逆圧防止機構を提供することにある。
のように逆圧が生じないような逆圧防止装置付きメカニ
カルシールを提供すること及び従来のメカニカルシール
に取付ける逆圧防止機構を提供することにある。
〔発明の概要〕 ・
上部シール室と下部シール室の間に逆止弁を取付は上部
シール室より下部シール室へのシール水の流れは許し、
下部シール室よりと部シール室へのシール水の流れは阻
止するようにする。この逆止弁によれば,上部シール室
の圧力が下部シール室の圧力より1.2〜1゜5kg/
a1以上高いいわゆる逆圧は生じない。この逆止弁はメ
カニカルシールカートリッジに取付けても、上部シール
室あるいは下部シール室に接続される圧力測定用配管の
間に取付けても同様の目的を達成できる。
シール室より下部シール室へのシール水の流れは許し、
下部シール室よりと部シール室へのシール水の流れは阻
止するようにする。この逆止弁によれば,上部シール室
の圧力が下部シール室の圧力より1.2〜1゜5kg/
a1以上高いいわゆる逆圧は生じない。この逆止弁はメ
カニカルシールカートリッジに取付けても、上部シール
室あるいは下部シール室に接続される圧力測定用配管の
間に取付けても同様の目的を達成できる。
第1図にて原子炉再循環系の全体構成を説明する。PL
Rポンプ3は原子炉1の下部に配置され吸込管及び吐出
管2を通し炉水を再循環させるポンプ3であり、PLR
ポンプモータ4により、駆動される。第2図にてPLR
ポンプの構造と各部機能を説明する。
Rポンプ3は原子炉1の下部に配置され吸込管及び吐出
管2を通し炉水を再循環させるポンプ3であり、PLR
ポンプモータ4により、駆動される。第2図にてPLR
ポンプの構造と各部機能を説明する。
原子炉再循環ポンプはケーシング5内に羽根車6を内包
し、ポンプカバー7で炉水を密封している。ポンプカバ
ーには主軸8が貫通するようになっており、モータ台9
で挟まれ、スタッドボルト10で締め付けられている。
し、ポンプカバー7で炉水を密封している。ポンプカバ
ーには主軸8が貫通するようになっており、モータ台9
で挟まれ、スタッドボルト10で締め付けられている。
又ポンプカバーの上部にはメカニカルシール11が取付
けられ、カバーと主軸間のシールを行なっている。主軸
はスペーサカップリング12を介し、モータ軸13に結
合され駆動される。:Lカニカルシールは力・−0リツ
ジ〈なっており、外観は第3図、断面図は第4図に示す
ようである。シールフランジ側面には配管との接続ユニ
オン1−4が取付き、配管との接続ができる。ポンプに
接続される配管はモータ軸側(J−、部)から見ると第
5図のようにモータ台の穴を通り放射状に取付けられて
いる。これらの配管の内、メカニカルシールに接続され
る配管はコントロールブリードオフ配管15と上部シー
ル室圧力測定配管]、6とシールリーク配管エフである
。
けられ、カバーと主軸間のシールを行なっている。主軸
はスペーサカップリング12を介し、モータ軸13に結
合され駆動される。:Lカニカルシールは力・−0リツ
ジ〈なっており、外観は第3図、断面図は第4図に示す
ようである。シールフランジ側面には配管との接続ユニ
オン1−4が取付き、配管との接続ができる。ポンプに
接続される配管はモータ軸側(J−、部)から見ると第
5図のようにモータ台の穴を通り放射状に取付けられて
いる。これらの配管の内、メカニカルシールに接続され
る配管はコントロールブリードオフ配管15と上部シー
ル室圧力測定配管]、6とシールリーク配管エフである
。
メカニカルシールへの高圧のルール水はシールパージ配
管工8より下部シール室へ注入される。
管工8より下部シール室へ注入される。
第6図にてメカニカルシールの構造と機能を説明する。
メカニカルシール室は下部シール室19と上部シール室
20から成り、シールパージ孔21よりシール水が注入
されている。シール水の一部は減圧ピース22,23を
通り減圧されて、コントロールブリードオフ出口24か
ら大気圧となって排出される。残りのシール水はラビリ
ンス、25・を通り炉水に混入する。上、下シール室L
:A:、 、i、: 。
20から成り、シールパージ孔21よりシール水が注入
されている。シール水の一部は減圧ピース22,23を
通り減圧されて、コントロールブリードオフ出口24か
ら大気圧となって排出される。残りのシール水はラビリ
ンス、25・を通り炉水に混入する。上、下シール室L
:A:、 、i、: 。
下シル室圧力測定兼空気抜き孔26.27から計装配管
に接続される。第7図に示すように上部シール室の圧力
P2は下部シール室の圧力P1の2分の1となるが、P
2がPlより高くなると、回転リング289回転リング
本体29.Uカップ30に正常時とは逆向きの圧力がか
かりコイルスプリング31が縮められ、Uカップ30は
押し出される。この状態を第8図に示す。下部シール室
のしyカップ30がカップ押え32と回転体本体29の
間よりはみ出し、回転リング本体29下部の突起部33
(2ケ所)がカップ押え32の溝34より外れ、カップ
押えの肩部に乗り上がった状態となる。下部メカシール
がこのようにして機能を失った結果、下部シール室の圧
力がそのまま上部シ・−ル室にかかつてしまう、以下1
本発明の一実施例を第9図により説明する。下部シール
室19と上部シール室20の耐圧部材であるメカニカル
シール外筒35に上部シール室20と下部シール室19
に通ずる孔36を穿け、孔下部に逆止弁37を継手3i
′(を介し取り付ける。孔36の一部はプラグ39で閉
止し、上部シール“之と下部シール室の流路は逆IL弁
37を通るようにする。
に接続される。第7図に示すように上部シール室の圧力
P2は下部シール室の圧力P1の2分の1となるが、P
2がPlより高くなると、回転リング289回転リング
本体29.Uカップ30に正常時とは逆向きの圧力がか
かりコイルスプリング31が縮められ、Uカップ30は
押し出される。この状態を第8図に示す。下部シール室
のしyカップ30がカップ押え32と回転体本体29の
間よりはみ出し、回転リング本体29下部の突起部33
(2ケ所)がカップ押え32の溝34より外れ、カップ
押えの肩部に乗り上がった状態となる。下部メカシール
がこのようにして機能を失った結果、下部シール室の圧
力がそのまま上部シ・−ル室にかかつてしまう、以下1
本発明の一実施例を第9図により説明する。下部シール
室19と上部シール室20の耐圧部材であるメカニカル
シール外筒35に上部シール室20と下部シール室19
に通ずる孔36を穿け、孔下部に逆止弁37を継手3i
′(を介し取り付ける。孔36の一部はプラグ39で閉
止し、上部シール“之と下部シール室の流路は逆IL弁
37を通るようにする。
−に部シール室の圧力が下部シール室の圧力よ番j高く
な−った場合には逆止弁37のポペット40がばね41
を押しさげシール水が上部より下部シール室へ流れるの
で1.2〜1.5kg/J以上の差圧は生じない。本実
施例によればメカシールの逆圧防止の効果がある。
な−った場合には逆止弁37のポペット40がばね41
を押しさげシール水が上部より下部シール室へ流れるの
で1.2〜1.5kg/J以上の差圧は生じない。本実
施例によればメカシールの逆圧防止の効果がある。
PLRポンプのメカシールにはシステム操作上逆圧が生
じるケースがある。
じるケースがある。
(1)上部シール室系統ラインに外から圧力を加えた場
合、(上部シール室圧力計装ラインから水張りを行う等
) (2)ポンプ内のメカニカルシールが正常、圧力下にあ
り、下部シール室が突然減圧さ九場合、(ポンプ運転前
下部シール室の急激な空躾抜方弁操作等) 本発明よれば、逆止弁により上部よI−1ト部シー=山
室へのシール水は流し、その逆((11泊(−するので
逆圧防止の効果がある。
合、(上部シール室圧力計装ラインから水張りを行う等
) (2)ポンプ内のメカニカルシールが正常、圧力下にあ
り、下部シール室が突然減圧さ九場合、(ポンプ運転前
下部シール室の急激な空躾抜方弁操作等) 本発明よれば、逆止弁により上部よI−1ト部シー=山
室へのシール水は流し、その逆((11泊(−するので
逆圧防止の効果がある。
第1図)、よ5鹿子炉再循環系の全体猜成図、第2図は
ポンプの構造図、第:3図および第4図はメカニカルシ
ールの外観図、台よび断面図、第5図はポンプ接続配管
平面図、第6図し上メカニカルシールの構造図、第7図
および第8図はUカップはみ出し説明図および外観図、
第9図は本発明によるメカニカル−・′−ル断面図であ
る、 1〜原子炉、2・・・1’ L R配管、3・・PLR
ボンゾ。 4・・・P L Rモータ、f3 ・−r シング、6
・・・羽根車。 7・・・ポンプカバー、8・・・主軸、9・・・モータ
台、10・・スタッドボルト、[j−・・メカ二カノ!
、・・シール、12・・・スペ・サカップリング、13
・・・モー・:!7 @ 。 ]4・・・接続ユニオ〕ノ、15・・・コントロ・−ル
ブリ・−ドオフ配管516・・・上部シール室圧力測定
配管。 】7・・・シールリーク配管、18・・・シールバージ
配管、19・・・下部シール室、20・・・上部シール
室、21・・・シールバージ孔、22・・・下部減圧ピ
ース、23・・・」一部)威圧ピース、24・・・コン
トロールブリードオフ孔、25・・・ラビリンス、2G
・・・上部シール室圧力測定兼空気抜き孔、27・・・
下部シール室圧力測定兼空気抜き孔、28・・・回転リ
ング、29−・・回転リン−グ本体、3o・・・Uカッ
プ、 3.1.− :Uイルスプリング、32・・・カ
ップ押え、3′¥3・・突起部、34・・・溝、35・
・・メカニカルシール外筒、36−孔、37・・・逆止
弁、38・・・継手、39・・・プラグ、40・・・ポ
ペット、41・・・ばね。
ポンプの構造図、第:3図および第4図はメカニカルシ
ールの外観図、台よび断面図、第5図はポンプ接続配管
平面図、第6図し上メカニカルシールの構造図、第7図
および第8図はUカップはみ出し説明図および外観図、
第9図は本発明によるメカニカル−・′−ル断面図であ
る、 1〜原子炉、2・・・1’ L R配管、3・・PLR
ボンゾ。 4・・・P L Rモータ、f3 ・−r シング、6
・・・羽根車。 7・・・ポンプカバー、8・・・主軸、9・・・モータ
台、10・・スタッドボルト、[j−・・メカ二カノ!
、・・シール、12・・・スペ・サカップリング、13
・・・モー・:!7 @ 。 ]4・・・接続ユニオ〕ノ、15・・・コントロ・−ル
ブリ・−ドオフ配管516・・・上部シール室圧力測定
配管。 】7・・・シールリーク配管、18・・・シールバージ
配管、19・・・下部シール室、20・・・上部シール
室、21・・・シールバージ孔、22・・・下部減圧ピ
ース、23・・・」一部)威圧ピース、24・・・コン
トロールブリードオフ孔、25・・・ラビリンス、2G
・・・上部シール室圧力測定兼空気抜き孔、27・・・
下部シール室圧力測定兼空気抜き孔、28・・・回転リ
ング、29−・・回転リン−グ本体、3o・・・Uカッ
プ、 3.1.− :Uイルスプリング、32・・・カ
ップ押え、3′¥3・・突起部、34・・・溝、35・
・・メカニカルシール外筒、36−孔、37・・・逆止
弁、38・・・継手、39・・・プラグ、40・・・ポ
ペット、41・・・ばね。
Claims (1)
- 1、二段タンデム型メカニカルシールの上部シール室と
下部シール室間に逆止弁を取付け上部シール室の圧力が
下部シール室の圧力より高圧のいわゆる逆圧が生じない
ようにしたことを特徴とする原子炉再循環ポンプの逆圧
防止装置付きメカニカルシール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20650985A JPS6267373A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 原子炉再循環ポンプの逆圧防止装置付きメカニカルシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20650985A JPS6267373A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 原子炉再循環ポンプの逆圧防止装置付きメカニカルシ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6267373A true JPS6267373A (ja) | 1987-03-27 |
Family
ID=16524543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20650985A Pending JPS6267373A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 原子炉再循環ポンプの逆圧防止装置付きメカニカルシ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6267373A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377864U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-06 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20650985A patent/JPS6267373A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0377864U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-06 |
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