JPH0633840B2 - 流体スイベル - Google Patents

流体スイベル

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JPH0633840B2
JPH0633840B2 JP61243283A JP24328386A JPH0633840B2 JP H0633840 B2 JPH0633840 B2 JP H0633840B2 JP 61243283 A JP61243283 A JP 61243283A JP 24328386 A JP24328386 A JP 24328386A JP H0633840 B2 JPH0633840 B2 JP H0633840B2
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fluid
wall portion
seal member
seal
passage chamber
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JPS6288894A (ja
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ジャック・ポーラック
ターロチャン・エス・マン
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Publication of JPH0633840B2 publication Critical patent/JPH0633840B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
    • F16L39/06Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies of the multiline swivel type, e.g. comprising a plurality of axially mounted modules
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S277/00Seal for a joint or juncture
    • Y10S277/914Backup seal for failure of primary seal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Lubricants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高圧の流体を通過させる流体スイベルに関す
るものである。
(従来の技術) 流体スイベルは一般に沖に設けらてた設備(of fshore
installation )に利用されており、ガスまたは石油の
ような流体を水中に固定されたパイプラインまたは水中
のハイドロカーボンウェルからタンカーに収容するのに
使用されている。タンカーはつなぎ止められるべきブイ
の回りを流れ、風そして波の影響を受けてただよってい
る。流体スイベルは、例えばタンカーがつなぎ止められ
るべきブイに設けられることもあるが、水中のウェブが
作るハイドロカーボンのような高圧に耐え得るものでな
けれはならない。典型的な多重生産型の流体スイベルは
相対的に固定された内壁部の回りを回転する環状の外壁
部を有していて、この内壁部と外壁部との間には流体が
通る流体通過チャンバが形成されている。内壁部と外壁
部との間には流体通過チャンバからそれぞれ反対方向に
延びるギャップが形成されており、このギャップはシー
ルされる。大きな流量率が要求される場合に内壁部を通
るパイプに流体通過チャンバ内に空間を提供し、そして
回転を容易にするために、流体スイベルの流体通過チャ
ンバの直径は少なくとも約121,92cm(4feet)必
要である。
従来の流体スイベルでは、内壁部と外壁部との間のギャ
ップをシールするためにラジアルシール部材が使用され
ており、各ラジアルシール部材は外壁部を半径方向外側
に押圧する側部と内壁部を半径方向内側に押圧する側部
とを有している。一般的にシール部材は、流体通過チャ
ンバから両端までのびる2つのギャップの各々に沿って
少なくとも2つづつ設けられる。シール部材の一つは第
1シール部材として機能し一般的に高圧流体をシールす
るのに対し、他のシール部材は第2または補助シール部
材として機能し、第1シール部材が機能しなくなったと
きにハイドロカーボンが周囲に漏れ出すことを防止す
る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の液体スイベルに使用されていたシール部材の寿命
は、シールすべきギャップの幅の変位量に左右される。
高圧流体が流体通過チャンバ内に入ると外壁部と内壁部
に大きな半径方向の力が作用し、外壁部を半径方向に拡
張し、内壁部を半径方向に圧縮する。したがって、高圧
が作用するとシール部材が横ぎって延びているギャップ
の幅が大きくなる。非常に高い圧力が働く場合に、ギャ
ップの幅が大きく増加するのを防ぐためには内壁部と外
壁部を変形しにくいように形成しなければならない。し
かしながら、従来の技術では大きな流量を確保するため
に少なくとも約121.92cm(4feet)の外径寸法を
有する流体通過チャンバを形成でき140.614Kg/
cm2(2000psi)をこえる圧力の流体を通過させ
ることができ、かつ内壁部と外壁部とが変形しにくいよ
うに形成された信頼性のある流体スイベルを製造するこ
とは困難であった。また、流体通過チャンバの一方の側
の第1シール部材が機能しなくなって、他方の側の第1
シール部材が正常に機能している場合には、圧力バラン
スがくずれて不均衡な押圧力が生じ、流体スイベルの内
壁部と外壁部とを回転可能に連結しているベアリングに
大きな軸方向の荷重が加わり、その結果流体スイベルの
回転トルクが増大する。
シール部材の“疲れ寿命(fatigue life)”はギャップ
流路の幅のシール部材に作用する圧力の指数関数に逆比
例する。その結果、非常に高い圧力が作用する場合には
シール部材の寿命は非常に短くなる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、特に高圧の流
体を通過させる流体スイベルにおいて、軽量でかつシー
ル部材の寿命が長く、さらに第1シール部材が機能しな
くなった場合にも軸方向の押圧力が不均衡とならない流
体スイベルを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の流体スイベルは、上記問題点を解決するため
に、その実施例を示す第1図、第3図及び第3図Aに示
されるように、環状の内壁部16と、環状の外壁部18
と、内壁部16と外壁部18との間に形成される流体通
過チャンバ22及び流体通過チャンバ22から互いに反
対方向に延びる一対のギャップ流路30及び32と、軸
線20のまわりを囲む内壁部16に対して外壁部18を
回転自在に結合するベアリング手段50と、1対のギャ
ップ流路30及び32のそれぞれに沿って配置されたシ
ール・アッセンブリ(34,36,44,46)とを備
えている。そしてシール・アッセンブリ(34,36,
44,46)が流体通過チャンバ22の近くに配置され
た第1シール部材34,44と該第1シール部材34,
44よりも流体通過チャンバ22から離れた第2シール
部材36,46とを含んでいる。
一対のギャップ流路30及び32の一つは、第1シール
部材及び第2シール部材の間を各シール部材に沿って延
びる流路部分30P,32Pを有している。そして流路
部分は外壁部18及び内壁部16上にそれぞれ形成され
た一対の径方向に延びる壁面60,62を形成し、流路
部分における外壁部18に形成された径方向に延びる壁
面60は少なくとも部分的には軸線の一方の方向に向い
ており、第2シール部材36と接する外壁部18の部分
68は軸線20の他方の方向に向いてる。その結果、第
1シール部材34が破損した場合でも、ベアリング手段
50にかかる軸線方向の負荷の変化を最小にすることが
できる。
本出願の第2の発明では、第1シール部材34,44の
両側にかかる圧力を減少させるために、流路通過チャン
バ22に結合されて流体通過チャンバ22内の圧力の一
部を第1及び第2シール部材の間にある第1のギャップ
流路に沿った位置部分に与える加圧手段82を設けた。
更に本出願の第3の発明では、軸線20のまわりに互い
に回転可能に配置された内壁部16及び外壁部18と、
内壁部16と外壁部18との間に形成される環状の流体
通過チャンバ22及び流体通過チャンバ22から互いに
反対方向に延びる一対のギャップ流路30,32と、一
対のギャップ流路のそれぞれに沿って配置されるシール
・アッセンブリ(34,36,44,46)との備えて
なる流体スイベルにおいて、一体のギャップ流路140
の一つには、シール・アッセンブリを収容する中空間隙
150が形成され、該間隙150の流体通過チャンバ2
2に接近した側には環状の入口部が形成され、該間隙の
流体通過チャンバから離れた側には出口部142が形成
されている。そして第1シール部材は入口部に隣接する
高圧側と出口部142に隣接する低圧側とを有してい
て、出口部142は間隙150から離れるように半径方
向に所定の距離146だけ延びていて、流体通過チャン
バ22内に高圧流体が導入され内壁部16と外壁部18
を離す場合にも第1シール部材132が出口部142に
押し出されることがないようにしている。
(作用) 本発明では、外壁部から半径方向に延びる流路部分の壁
面と第2シール部材に面する外壁部の壁面とは互いに軸
線方向反対側を向いている。したがって、第1シール部
材の一つが機能しなくなってまたは破損すると、外壁部
には第2シール部材及び流路部分に沿って押圧力が作用
する。しかしながら第2シール部材に働く力と流路部分
に沿う力はつり合うため、外壁部を内壁部に回転可能に
支持しているベアリング部材に大きな軸方向の負荷が作
用することを防止できる。
また、本発明の好ましい実施例によれば、流体通過チャ
ンバ内の流体圧力の半分は第2シール部材に分配されて
いるので第1シール部材には流体通過チャンバ内の流体
圧力の半分が作用しているにすぎない。したがって、第
1シール部材の寿命は延長されることとなる。
さらに、本発明の好ましい実施例によれば、各々のシー
ル部材から外側に向って延びるギャップ流路は、最初に
半径方向に向って延び、次に軸方向に向って延びてい
る。それゆえ、流体通過チャンバ内に高圧が作用し外壁
部が半径方向外側に多少拡がっても、シール部材の低圧
側の下流側に隣接するギャップ部分(はみ出しギャップ
部分)の幅はほとんど変化しない。したがって、シール
部材がギャップ部分に押し出されることはない。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、符号12、14で示されるような単独の流体
スイベルを複数含む多重型流体スイベル10を示す。流
体スイベル12は内壁部16と外壁部18とからなり、
外壁部18は軸線の周りを囲む内壁部16の周りを回転
する。これらの内壁部16と外壁部18とは、その間に
流体通過チャンバ22を形成している。流体通過チャン
バ22には、水中の抗井又はウェル(well)23から1
40.614kg/cm2(2000psi)を越える圧力
の大きな流量の流体を受け入れる相対的に静止状態にあ
る吸入管路22′を通して流体が流入する。流体通過チ
ャンバ22に導入された流体は軸線20の周りを回転し
得る排出管路24を通して排出される。流体スイベル1
2には、流体通過チャンバ22を間にして相反する方向
に2つのギャップ又はギャップ流路30,32が形成さ
れており、これらのギャップ流路は第1図の場合には、
周囲の環境まで延びている。流体通過チャンバ22とは
異なる圧力の流体を通過させる別の流体通過チャンバが
設けられる場合には、これらギャップ流路30,32は
この別の流体通過チャンバまで延びることとなる。一対
のシール部材34,36が流体通過チャンバ22から矢
印40で示される軸方向上方にのびるギャップ流路30
に沿って設けられ、他の一対のシール部材44,46が
流体通過チャンバ22から矢印48で示される軸方向下
方にのびるギャップ流路32に沿って設けられている。
これらシール部材34,36,44及び46は面シール
部材であり、シール・アッセンブリを構成する。シール
部材34,44はそれぞれ流体通過チャンバ22に接近
して設けられる第1シール部材として作用し、シール部
材36,46は流体通過チャンバ22から離れて設けら
れる第2シール部材としてそれぞれ作用する。第2シー
ル部材36,46は一般的には第1シール部材34,4
4が機能しなくなった場合に流体通過チャンバ22から
周囲に流体が漏れるのを防止する予備または補助シール
して機能するものである。ベアリング50は、軸線20
の周りに内壁部16に対し相対的に回転するように外壁
部18を回転可能に支持している。
第2図は従来技術の流体スイベルの問題点を解決する
が、本発明が回避した欠点を有する最近の流体スイベル
52を示している。流体スイベル52には各部のギャッ
プ流路30a,30aに沿って2組の面シール部材(fa
ce seal )または軸方向シール部材(axial seal)34
a,36a及び44a,46aが設けられている。34
aのような軸方向シール部材または面シール部材は、約
121.92cm(4feet)をこえる大きな直径を有する
流体通過チャンバ22aに140.614kg/cm2(2
000psi)以上の高い圧力が作用すると、15.2
4cm(6inch)の幅のチャンバに226.8kg(500
pounds)をこえる半径方向の荷重が加わる場合に利点が
ある。
このように大きな半径方向の荷重が作用すると、外壁部
18aは矢印54aで示した半径方向外側に延ばされ、
内壁部16は矢印54bで示した半径方向内側に延ばさ
れる。しかしながら、シール部材34a,36a44
a,44bが密封すべきギャップ流路の厚み又は幅Rは
大きくならない。ラジアルシール部材(radial seal )
を使用した従来の流体スイベルでは外壁部18aと内壁
部16aが離れるように移動してギャップ流路30a,
32aの幅が大きくなると、シール部材のギャップ流路
30a,32aの両側への密着度が不足する。シール部
材が配置されたギャップ流路30a,32aの幅の拡大
は好ましくない。なぜならば、シール部材が密封すべき
ギャップ流路30a,32a内での変化による大きな広
がりにより寿命がかなり短くなるからである。ギャップ
流路30a,32aの幅の変化が大きくなればそれだけ
軟質のシール部材はそこから押し出されて破損しやすく
なり、したがってシール部材の寿命は短くなる。
この流体スイベル52では、第1シール部材44aが機
能しなくなると不安定な状態になり、ベアリング50a
に大きな軸方向の力が作用するという問題点を有してい
る。第1シール部材34a,44aが共に機能している
ときは、第1シール部材34a,44aは各々外壁部1
8aに対し押圧力P4、P1を及ばしている。2つの押
圧力P1,P4は大きさが等しく、矢印40,48で示
す方向を向いており、互いに反対方向に向いているので
これらの力は釣合っている。その結果、ベアリング50
aには外壁部18aの重量による軸方向の力のみが作用
している。しかしながら、第1シール部材44aが機能
しなくなると、高圧流体は第2シール部材46aに到達
し、第2シール部材46aは外壁部18aに対し押圧力
P2を及ぼすことなる。押圧力P1,P2は大きさがほ
ぼ等しく方向が反対であるので釣合い、外壁部18aの
下側半分では実質的に押圧力が作用していない状態とな
る。ところが、上側の第1シール部材34aは正常に機
能しているので、外壁部18aの上側半分ではいまだ第
1シール部材34aからの押圧力P4が作用している。
その結果、外壁部18aには全体として上向きの押圧力
P4が作用することとなり、ベアリング50aには矢印
40で示す方向に大きな軸方向の力が働くことになる。
一例では、各々のシール部材の半径方向の幅Sは約5.
08cm(2inches),流体スイベル12の流体通過チャ
ンバ22aの直径は約182.88cm(6feet),そし
て流体通過チャンバ22a内の流体圧は140.614
kg/cm2(2000psi)である。この場合には、押
圧力P1の大きさは約399,168kg(880,00
0pounds)となる。外壁部18aに作用するこのような
大きな押圧力はベアリング50aに大きな荷重を加え、
外壁部18aの回転に対して大きな抵抗となる。第1シ
ール部材が機能しなくなったときは、流体スイベルの実
質的に正常な状態での作動継続は短時間で停止され、第
1シール部材の取り換えが必要となる。
第3図および第3A図は本発明の流体スイベル12の一
実施例の詳細を示すものであり、面シール部材または軸
方向シール部材を使用しており、第1シール部材が機能
しなくなった場合にもベアリング50に大きな荷重が加
わらないようにできる。ギャップ流路32には、このギ
ャップ流路32に沿って設けられた第1シール部材44
と第2シール部材46との間に半径方向に延びる流路部
分32Pが設けられている。流路部分32Pは半径方向
に長く延びる一対の壁面60,62により形成されてお
り、一方の壁面60は外壁部18から延び、他方の壁面
62は内壁部18から延びている。両壁面60,62は
軸方向で互いに向い合い、外壁部18から延びる壁面6
0は矢印40で示される軸線方向の上側に位置して、内
壁部16から延びる壁面62と向い合っている。第2シ
ール部材46は外壁部18から半径方向に延びる壁面6
6と、内壁部16から半径方向に延びて壁面66と軸方
向で互いに向い合う壁面65との間に形成されたシール
保持領域を構成する間隙64(第3A図参照)内に配置
される。第1シール部材44はもう一つの間隙67内に
配置される。各々の64,67は半径方向に離れた高圧
端72および低圧端74(第3A図)を有している。
第1シール部材44が正常に機能する場合には、流体通
過チャンバ22内の流体は、第1シール部材44を介し
て外壁部18から半径方向に延びる壁面68を矢印48
で示す軸線方向下方に押圧する。この第1シール部材4
4の軸方向下方への押圧力F1はもう一つの第1シール
部材34の軸線方向上方への押圧力F4と釣合うことと
なる。第1シール部材44が機能しない場合には、圧縮
流体は流路部分32P内に到達し、外壁部18の壁面6
0及び66を押圧するようになる。この壁面60に作用
する押圧力F2は軸線方向上方へ向いており、他方壁面
66に作用する押圧力F3は軸線方向下方へ向いてい
る。これらの押圧力F2,F3は実質的に大きさが等し
く方向が反対であるため、釣合うこととなり、外壁部1
8の下側半分にはギャップ流路32に沿って下方に押圧
する第1シール部材44による押圧力F1のみが作用し
ていると考えられることができる。既に述べたようにこ
の第1シール部材44による下向きの押圧力F1は上側
の第1シール部材34による上向きの第1シール部材3
4による上向きの押圧力F4と釣合っている。したがっ
て、第1シール部材34,44のいずれか一つが機能し
なくなっても外壁部18に作用する軸方向の押圧力は実
質的に釣合うこととなり、ベアリング50に大きな軸方
向の荷重が加わるのを防止できる。
半径方向に延びる壁面60,62は第1シール部材44
と第2シール部材46との間を半径方向に延びる外壁部
18の内側突出部63及び内壁部16の外側突出部61
にそれぞれ形成されている。尚、これらの壁面60,6
2は半径方向に対して角度を持たせて形成することもで
きる。例えば、第5図に破線で示すように、一部分のみ
が半径方向に延びる壁面60′,62′を形成してもよ
い。いかなる場合にも、壁面60及び62の半径方向の
距離は第2シール部材46が密着する壁面66及び65
の半径方向の距離に等しくなるべきである。
約350Kg/cm2(5000psi)から約700Kg/c
m2(10000psi)の間の高い圧力が流体通過チャ
ンバ22に作用すると、第1シール部材34,44の寿
命は著しく短くなる。本発明は全圧力を複数のシール部
材で分配することによってシール部材の寿命を長くする
ものである。第4図に詳細に示す流体スイベル80には
シール部材に加わる圧力を小さくする手段が採用されて
いるが、その他の部分は大体第3図に示す流体スイベル
12と同様である。
圧力源82は第1シール部材44と第2シール部材46
との間に設けられた流路部分32Pに沿った部分84に
結合されている。圧力源82は、流路部分32Pに沿っ
た部分84に流体通過チャンバ22内の約半分の大きさ
の圧力を加える。それゆえ、流体通過チャンバ22内の
圧力が421.842Kg/cm2(6000pis)であ
ったならば、圧力源82から流路部分32Pに沿った部
分84に加えられる圧力は約210.921Kg/cm
2(3000psi)となる。その結果、第1シール部
材44には一方から421.842Kg/cm2(6000
psi)の圧力が加わり、他方から210.921Kg/
cm2(3000psi)の圧力が加わるので、第1シー
ル部材44は210.921Kg/cm2(3000ps
i)の圧力差にさらされるにすぎない。勿論、第2シー
ル部材46もまた約210.921Kg/cm2(3000
psi)にさらされることとなる。各々のシール部材4
4,46への圧力の分配による圧力の減少は流体スイベ
ル80の寿命を非常に長くする。必要ならば、流体通過
チャンバ22からの距離が第2シール部材46より離れ
た位置でギャップ流路に沿って第3シール部材を設け、
第2シール部材46の機能喪失の場合の補助とすること
もできる。
圧力源82は隔膜94によって内部を2つの流体室9
0,92に分けた容器86からなっている。容器86の
一端96と流体通過チャンバ22とは導管98によって
結合されていて、流体室90内の圧力は流体通過チャン
バ22内の圧力と実質的に等しくなるよう維持されてい
る。容器86の他端100は第1シール部材34,44
の周囲と導管101,102によって結合されている。
第1シール部材34,44は隔離シール部材104,1
06によって流体通過チャンバ22と十分に隔離されて
いる。流体室90には、流体通過チャンバ22内の流体
と同じ流体110が収容され、一方もう一つの流体室9
2には純流体(clean fluid )112が収容されてい
る。純流体112は砂,その他のシール部材に有害な粒
子を含んでおらず、シール部材の物質と相溶性を有して
いて、さらに漏れ出たときに周囲に悪影響を及ぼさない
ものである。
第1シール部材34,44に作用する圧力の圧力差は導
管114,116によって第2シール部材36,46の
周囲に供給される流体の圧力によって少なくなる。この
流体の圧力は第1シール部材34,44に作用する圧力
の約半分であり、それはまた流体通過チャンバ22内の
圧力の約半分でもある。導管114,116にはそれぞ
れ逆止め弁118,120が設けられていて、流体通過
チャンバ22内の圧力の約半分の圧力が加わると開弁す
るよう調整されている。各々の逆止め弁118,120
は流路部分32Pに沿った部分84に連通する出口と純
流体112の圧力が加わる入口とを有している。そこ
で、流体通過チャンバ22内の流体圧が421.842
Kg/cm2(6000psi)であるならば、逆止め弁1
18,120は約210921Kg/cm2(3000ps
i)の圧力で開弁するよう調整される。逆止め弁11
8,120は予め定められた値の開弁圧力で開弁するよ
う調整されていて、この開弁圧力は流体通過チャンバ2
2内の圧力に等しくなるよう定められている。第1シー
ル部材32に作用する圧力の減少は、特に非常な高圧が
作用する場合には、第1シール部材32の寿命を大きく
延ばすこととなる。
第3図の第1シール部材34に示すように各シール部材
は、エラストマー製のシール部124とより硬いエラス
トマー製のシールリング126とからなる。シール部1
24は一方の端部に圧力が加わると流体の通過を阻止す
るように拡張する。シールリング126はシール部12
4を支持し、シールリング126の下流側に隣接してい
るギャップ部分30P内にシール部124がはみ出るこ
とを防止するよう作用する。シールリング126はギャ
ップ部分30Pの隙間が狭いときには、ギャップ部分3
0P内にはみ出すことはないが、ギャップ部分30Pの
隙間が大きくなるにつれてはみ出す可能性は大きくな
る。内壁部16と外壁部18とを離すよう作用する高圧
流体が流体通過チャンバ22内に入るとギャップ部分3
0Pの隙間は大きくなる。この実施例では、第5図に示
すように構成することによって、シールリング126の
下流に隣接するギャップ部分30Pの幅が非常に大きく
なることを防ぎ、シール部材34がギャップ部分30P
の幅の半径方向の変化によって影響を受けないようにし
ている。
第5図に示すシール部材130はシール部134に高圧
サイド132は形成され、シールリング138に低圧サ
イド(はみ出しサイド)136は形成されている。流体
通過チャンバ22に一方の端部から延びているギャップ
流路140(図示されてない)はシール部材130のは
み出しサイド136に流出部分142を有している。シ
ール部材130のはみ出しを防止するために、流路また
は流出部分142はシール部材130を収容しているく
ぼんだ環状の間隙150とシール部材130のはみ出し
サイド136から矢印144で示した半径方向に符号1
46で示した距離だけ延びるような長さを有している。
符号146で示した距離は、流体通路チャンバ22を充
たす流体の圧力が最大となったときに外壁部18bと内
壁部16bとが互に離れる方向への最大変位距離の合計
に少なくとも等しくなければならない。182.88cm
(6feet)の直径を有し約421,842Kg/cm2(6
000psi)で作動する流体スイベルのギャップの半
径方向の幅152は0.02032cm(8/1000in
ch)の間隙からおよそ0.127cm(50/1000in
ch)の変位量を加えた間隙まで大きくなる。この変位量
は流体スイベルの金属の厚さに依存する現実の量であ
る。それゆえ、液体スイベルの内壁部と外壁部とが離れ
ることによって生ずる面シール部材のはみ出しは、シー
ル部材のはみ出しサイドのギャップ流路に半径方向に延
びる排出部分を設けることによって防止される。シール
部材はギャップ流路の半径方向の幅の変化によって影響
を受けないので、変位量よりも耐圧性を考慮して決定さ
れる厚さの範囲内で流体スイベルの内壁部と外壁部を薄
くすることができる。
したがって、本発明によれば高圧用流体スイベルのシー
ル部材の有効寿命を長くすることができる。本発明の流
体スイベルではラジアルシール部材に代えて面シール部
材が使用されているので、シール部材が横切って延びる
ギャップ流路の幅は流体通過チャンバ内の圧力の増大に
つれて大きく変化することはない。第1シール部材と第
2シール部材との間に流路部分が形成され、半径方向に
延びる部分が第2シール部材が密接する外壁部の壁面に
反対方向で向い合う外壁部の壁面を形成しているので、
第1シール部材が機能しなくなった場合でもベアリング
に作用する軸方向の押圧力が不均衡となることが防止さ
れる。流体通過チャンバ内の高圧は第1シール部材と第
2シール部材に分配される。高圧下で内壁部と外壁部と
が大きく離れる場合に生じ得るギャップ流路へのシール
部材の低圧側へのはみ出しは、シール部材の低圧側また
ははみ出し側から半径方向に延びる流出部分を形成する
ことによって防止される。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によればシール部材の寿命が
長く、かつ第1シール部材が機能しなくなった場合にも
軸方向の押圧力が不均衡とならず、したがって回転トル
クが増大しない流体スイベルも提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の流体スイベルの実施例の一部を断面で
示した斜視図、第2図は従来の流体スイベルの部分断面
図、第3図は第1図の流体スイベルの部分断面図、第3
A図は第3図の流体スイベルの部分断面図、第4図は本
発明の他の実施例を示す流体スイベルの断面図、第5図
は本発明の他の実施例を示す流体スイベルの部分断面図
である。 16,16a……内壁部、18,18a……外壁部、2
0……軸線、22,22a……流体通過チャンバ、2
2′……吸入管路、30……30a,32,32a……
ギャップ流路、32P……流路部分、34,34a,4
4,44a……第1シール部材、36,36a,46,
46a……第2シール部材、50、50a……ベアリン
グ、60,60′,62,62′,65,66……壁
面、64,67……間隙、72……高圧端、74……低
圧端。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の内壁部と、 環状の外壁部と、 前記内壁部と前記外壁部との間に形成される流体通過チ
    ャンバ及び前記流体通過チャンバから互いに反対方向に
    延びる一対のギャップ通路と、 軸線のまわりを囲む前記内壁部に対して前記外壁部を回
    転自在に結合するベアリング手段と、 前記一対のギャップ流路のそれぞれに沿って配置された
    シール・アッセンプリとを備え、前記面シール・アッセ
    ンブリが前記流体通過チャンバの近くに配置された第1
    シール部材と該第1シール部材よりも前記流体通過チャ
    ンバから離れた第2シール部材とを含む流体スイベルに
    おいて、 前記一対のギャップ流路の一つは、第1シール部材及び
    第2シール部材の間を各シール部材に沿って延びる流路
    部分を有しており、該流路部分は前記外壁部及び前記内
    壁部上にそれぞれ形成された一対の径方向に延びる壁面
    を形成し、前記流路部分における前記外壁部に形成され
    た前記径方向に延びる壁面は少なくとも部分的には軸線
    の一方の方向に向いており、前記第2シール部材と接す
    る前記外壁部の部分は前記軸線の他方の方向に向いてお
    り、前記第1シール部材が破損した場合に前記ベアリン
    グ手段にかかる軸線方向の負荷の変化を最小にしたこと
    を特徴とする流体スイベル。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の流体スイベル
    において、 前記一つのギャップ流路には前記流路部分の両側にシー
    ル部材を収容する第1及び第2のシール収容領域が形成
    され、 前記内壁部及び前記外壁部は前記第1及び第2のシール
    収容領域のそれぞれにおいて軸線方向で対向する面を有
    しており、 前記外壁部は前記シール収容領域の間を直接延びる直線
    的に半径方向内側に延びる内側突出部を有しており、該
    内側突出部は第1の軸線方向に面する第1の軸線方向対
    向面と、前記第1の軸線方向と反対の第2の軸線方向に
    面し前記シール収容領域の間の略中間に位置する第2の
    軸線方向対向面とを有し、 前記内壁部は前記内側突出部と前記第2のシール収容領
    域との間に位置し前記第2のシール収容領域の壁部を構
    成する外側突出部を有することを特徴とする流体スイベ
    ル。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の流体スイベル
    において、前記流体通過チャンバ内の流体圧を感知する
    感知手段と該感知手段に応答する応答手段とを有し、該
    応答手段は前記感知手段に応答して前記第1シール部材
    と前記第2シール部材の間の前記流路部分に前記流体通
    過チャンバ内の流体圧の約半分の圧力を加え、前記シー
    ル部材に作用する圧力を少なくすることを特徴とする流
    体スイベル。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項記載の流体スイベル
    において、前記ギャップ流路には前記第1シール部材か
    ら直接延びる所定の長さの流路が形成され、 前記所定の長さの流路は前記第1シール部材から径方向
    に延び且つ前記流体通過チャンバから離れるように延び
    ており、 前記流体通過チャンバに高圧の流体が導入されて前記内
    壁部と前記外壁部とが離れる場合でも、前記所定の長さ
    の通路内に第1シール部材のシール材料が押し出すこと
    を防止したことを特徴とする流体スイベル。
  5. 【請求項5】内壁部と、 前記内壁部に対して軸線のまわりに回転自在に配置され
    た外壁部と、 前記内壁部と前記外壁部との間に形成される環状の流体
    通過チャンバ及び前記流体通過チャンバから互いに反対
    方向に延びる第1及び第2のギャップ流路とを備え、 前記第1及び第2のギャップ流路のそれぞれには前記流
    体通過チャンバの近くに配置された第1シール部材と該
    第1シール部材より前記流体通過チャンバから離れた第
    2シール部材とが前記ギャップ流路に沿って配置されて
    なる流体スイベルにおいて、 前記第1シール部材の両側にかかる圧力を減少させるた
    めに、前記流体通過チャンバに結合されて前記流体通過
    チャンバ内の圧力の小部分を前記第1及び第2シール部
    材の間にある前記第1のギャップ流路に沿った位置部分
    に与える加圧手段を設けたことを特徴とする流体スイベ
    ル。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の流体スイベル
    において、 前記加圧手段は容器と、該容器内で変形し得る隔膜と、
    該隔膜によって仕切られた第1流体室および第2流体室
    と、該第1流体室に収容された一定の純流体とからな
    り、 前記第2流体室は前記流体通過チャンバに接続されて前
    記流体通過チャンバから流体の供給を受け、前記第1流
    体室は前記流体通過チャンバと前記第1シール部材との
    間に位置する前記第1のギャップ流路に沿う位置部分に
    結合され、 さらに、前記加圧手段は前記流体通過チャンバと前記第
    1のギャップ流路の前記位置部分とを接続する導管と、
    該導管に沿って配置され且つ前記流体通過チャンバ内の
    流体圧の約半部の圧力で開弁する逆止め弁とを有してい
    ることを特徴とする流体スイベル。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載の流体スイベル
    において、前記加圧手段は吸込口と前記第1のギャップ
    流路の前記位置部分に接続される排出口とを備えた逆止
    め弁と、 前記吸込口に前記流体通過チャンバ内の流体圧を供給す
    る供給手段とを有していて、前記逆止め弁は前記流体通
    過チャンバ内の予め定められた最大値の約半分の圧力で
    開弁するよう調整されていることを特徴とする流体スイ
    ベル。
  8. 【請求項8】軸線のまわりに互いに回転可能に配置され
    た内壁部及び外壁部と、 前記内壁部と前記外壁部との間に形成される環状の流体
    通過チャンバ及び前記流体通過チャンバから互いに反対
    方向に延びる一対のギャップ流路と、前記一対のギャッ
    プ流路のそれぞれに沿って配置される面シール・アッセ
    ンブリとを備えてなる流体スイベルにおいて、 前記一対のギャップ流路の一つには、前記面シール・ア
    ッセンブリを収容する中空領域が形成され、該間隙の前
    記流体通過チャンバに接近した側には環状の入口部が形
    成され、該間隙の前記流体通過チャンバから離れた側に
    は出口部が形成されていて、 前記第1面シール部材には前記入口部に隣接する高圧側
    と前記出口部に隣接する低圧側とを有していて、前記出
    口部は前記間隙から離れるように半径方向に延びてい
    て、前記流体通過チャンバ内に高圧流体が導入され前記
    内壁部と前記外壁部を離す場合にも前記第1面シール部
    材が前記出口部に押し出すことがないようにしているこ
    とを特徴とする流体スイベル。
  9. 【請求項9】環状の内壁部と、 該内壁部にベアリング部材を介して回転自在に連結され
    予め定めた軸線の回りを前記内壁部に対して回転する環
    状の外壁部と、 前記内壁部と前記外壁部との間に形成された少なくとも
    121.92 cmの直径を有する流体通過チャンバ及び該流体
    通過チャンバから互いに反対方向に延びる一対のギャッ
    プ流路と、 前記一対のギャップ流路の各々に設けられて前記流体通
    過チャンバ内の圧力の少なくとも一部を加えながら前記
    ギャップ流路の各々に沿って流出する流体を密封する少
    なくとも1つのシール部材と、 前記内壁部と前記外壁部との一方に接続されて前記流体
    通過チャンバに連通する管路とを具備し、 該管路はハイドロカーボンウェルから前記流体通過チャ
    ンバに 140.614 kg / cm2以上の高圧流体を導入し、該
    高圧流体により前記外壁部が拡張されかつ前記内壁部は
    収縮させられて前記外壁部と前記内壁部との間の前記ギ
    ャップ流路の幅を拡大し、 前記ギャップ流路には前記軸線に対して径方向に離され
    た高圧端部と低圧端部と備えた複数のシール保持領域が
    形成されており、前記シール保持領域の軸線方向に相反
    する側には径方向に延びる二つの面が形成され、一方の
    面は前記内壁部上にそして他方の面は前記外壁部上に形
    成され、前記シール部材の各々は前記シール保持領域の
    一つの中に位置する軸方向シールとして機能し前記二つ
    の面に対してシールを行うことを特徴とする流体スイベ
    ル。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項記載の流体スイベ
    ルにおいて、 前記少なくとも1つのシール部材は前記1対のギャップ
    流路のそれぞれに沿って間隔をあけて設けられた第1シ
    ール部材及び第2シール部材からなり、該第1シール部
    材は前記流体通過チャンバに近づけて設けられており、 前記各々のギャップ流路には前記シール保持領域を含む
    2つのシール保持領域を有し、前記シール部材が前記シ
    ール保持領域内にそれぞれ位置し、 さらに、前記各々のギャップ流路には該ギャップ流路に
    沿って設けられた前記第1シール部材と前記第2シール
    部材の間に流路部分が形成されていて、該流路部分は一
    対の半径方向に大きく延びる壁面を有し、該壁面の一方
    は前記外壁部から延び他方は前記内壁部から延びて、前
    記流路部分で前記外壁部から半径方向に延びる前記壁面
    は軸方向の一方向を向き、前記第2シール部材と接触す
    る前記外壁部の前記壁面は軸方向の他方向を向いていお
    り、前記第1シール部材の一つが機能しなくなったとき
    に前記ベアリング手段に作用する軸方向の全荷重の変化
    を最小とすることを特徴とする流体スイベル。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第9項記載の流体スイベ
    ルにおいて、 前記少なくとも1つのシール部材は前記各々のギャップ
    流路に沿って間隔を置いて設けられた第1シール部材と
    第2シール部材とからなり、該第1シール部材は該第2
    シール部材に対し前記流体通過チャンバ側に設けられて
    おり、 前記流体通過チャンバ内の流体圧を感知する感知手段と
    該感知手段に応答する応答手段を有し、該応答手段は前
    記感知手段に応答して前記ギャップ流路の前記第1シー
    ル部材と前記第2シール部材の間の部分に前記流体通過
    チャンバ内の流体圧の約半分の圧力を加え、前記第1シ
    ール部材に作用する圧力を少なくすることを特徴とする
    流体スイベル。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第9項記載の流体水にお
    いて、前記各々のギャップ流路は前記流体通過チャンバ
    から最も離れた側の対応するシール保持領域から径方向
    に直接離れて延びる長い通路を有しており、前記流体通
    過チャンバ内に高圧の流体が導入されて前記内壁部と前
    記外壁部とが離れる場合に前記シール部材が前記流路内
    に押し出すことがないことを特徴とする流体スイベル。
JP61243283A 1985-10-15 1986-10-15 流体スイベル Expired - Lifetime JPH0633840B2 (ja)

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