JPS6267249A - 内燃機関のアイドル回転数制御方法 - Google Patents

内燃機関のアイドル回転数制御方法

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JPS6267249A
JPS6267249A JP20581685A JP20581685A JPS6267249A JP S6267249 A JPS6267249 A JP S6267249A JP 20581685 A JP20581685 A JP 20581685A JP 20581685 A JP20581685 A JP 20581685A JP S6267249 A JPS6267249 A JP S6267249A
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temperature
internal combustion
rotation speed
combustion engine
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JP20581685A
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Yuji Takeda
武田 勇二
Katsushi Anzai
安西 克史
Osamu Harada
修 原田
Toshio Suematsu
末松 敏男
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 児肌五旦狗 [産業上の利用分野] 本発明は内燃機関のアイドル回転数制御方法に関し、特
に始動時のアイドル回転数を好適に制御するアイドル回
転数制御方法に関する。
[従来技術] スロットル弁のバイパス路に設けたアイドル空気量調整
手段としてのアイドルスピードコントロールバルブ(以
下、l5CVという)の開度を電気的に制御することに
より、スロットル弁をバイパスして流れる空気量を制御
して内燃機関のアイドル時の回転数を制御するアイドル
回転数制御では、始動直後にはl5CVを全開として、
内燃機関の回転数が所定の回転数に到達した後に、アイ
ドル回転数をエンジンの暖機状態或は運転状態に応じて
予め設定された目標回転数に一致させるようなl5CV
の開度までl5CVを閉じる制御(以下、始動後制御と
いう)を行なっている。
また、内燃機関の温度か低い場合には、l5CVの開度
の始動後制御に入る回転数(以下、これを!IJ II
I開始回転数と呼ぶ)を高く設定して、冷間始動時にお
けるエンジンストール等の発生を防止するといった手法
もとられている。
[発明が解決しようと覆る問題点] かかる従来技術を背県として本発明が解決しようとする
のは次の点である。
(1)内燃機関が高速又は高負荷運転を長時間りなった
状態で、一旦停止し、高温状態で再始動を行なう場合等
では、冷却ファンの停止などによって1−ンジンの温度
が上背し、これによって燃料配管内の燃料温度が異常に
上Mffるために燃料配管中にベーパか発生する。した
がって高温状態の再始動を行なうと、始動直後には燃料
密面か低下し混合気の空燃比が極度に稀薄となってトル
クが低下し、アイドル時の回転数が極めて不安定となり
、エンジンストールや回転数の異常低下を生ずる場合が
あった。
(2)高温始動時には、l5CVを全開にして空気量を
多くし、それに合わせて燃料の量を増せば、空燃比が多
少リーンでも内燃機関の回転数が高くなって安定するが
、従来は、冷却水温が高い程制御開始回転数を低くなる
ように設定していたので、かえってアイドル不安定やエ
ンジンストールの発生を招く場合が考えられた。
発明の構成 [問題熱を解決するための手段] 本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、以下のごと
き構成をとることにより上記の問題を解決している。
即ち、本発明の内燃機関のアイドル回転数制御方法は、
第1図に示す如く、 1 内燃機関の温度を反映したパラメータと該内燃機関
の回転数とを検出しくPl)、アイドル時の吸入空気量
を調整するアイドル空気量調整手段の制御を開始する制
御開始回転数を、上記検出されたパラメータに基づいて
求められる内燃機関の温度が低い稈、高い回転数に設定
しくP2)、 始動時には、上記検出された内燃機関の回転数が上記制
御開始回転数に至るまではアイドル空気量調整手段を全
開にしくP3)、(P4)、(P5)、 上記検出された内燃機関の回転数が上記1tilJ御開
始回転数に至った後は、アイドル空気量調整手段の所定
の1制御を実行する(P6)内燃機関のアイドル空気量
調整手段において、 始動時に、上記内燃機関の燃料の温度を反映したパラメ
ータに基づいて求められる燃料の温度が所定の温度より
高いと判定された場合(Pl)には、[−記の制御開始
回転数を、該所定温度よりも低い温度に対応して定めら
れた制御開始回転数より所定量だけ高く設定して(P8
)、 内燃機関の回転数を制御することを要旨としており、高
温始動時以外は、通常のアイドル回転数フィードバック
処理を実行する。
[作用] 上記処理を要旨とする内燃機関のアイドル回転数制御方
法によれば、内燃機関の燃料の温度が、所定の温度以下
と判定されたときには、従来より行なわれた始動時のア
イドル回転数制御を行なう。
即ち、内燃機関の温度を反映したパラメータを検出し、
これに基づいて内燃機関の温度が低いと判定されたとき
程高い制御開始回転数までl5CVを全開にし、アイド
ル回転数が制御開始回転数に至った後には、l5CVの
制御、例えば内燃機関の温度のパラメータによりl5C
Vをフィードバック制御、もしくは上記パラメータに応
じたl5CV開度とする制御を行なうというアイドル回
転数制御を実行する。
一方、始動時に上記内燃機関の温iσが所定の温度以上
と判定されたときには、制御開始回転数を上記撚y/3
1の温度が低いと判定されたときよりも高い回転数に設
定し、その制御開始回転数にアイドル回転数が至るまで
はl5CVを全開にし、制御開始回転数に至った後には
l5CVの始動後制御を行なうものである。
ここで、燃料の温度を反映するパラメータとしては、内
燃機関の冷却水温や内燃機関の吸気温、あるいは燃料噴
射弁により燃料が供給される場合には、燃料噴射弁自体
の温度等も考えることができ、これらの検出結果を用い
て燃料の温度を知ることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
第2図は、本発明の実施例であるアイドル回転数制御方
法が適用される内燃機関システムの概略構成である。
図において1はエンジン、2はピストン、3は点火プラ
グ、4は排気マニホールド、5は排気マニホールド4に
備えられ、排ガス中の残存酸素濃度を検出する酸素セン
サ、6は各気筒に対してそれぞれ設けられ燃料を噴射す
る燃料噴射弁、7は吸気マニホールド、7aは吸気マニ
ホールド7の接続される吸気ボート、7bは吸気バルブ
、8は吸気マニホールド7に備えられ、エンジン本体1
に送られる吸入空気の温度を検出する吸気温センサ、9
はエンジンの冷却水温を検出する水温センサ、10はス
ロットル弁、11はスロットルバルブ10に連動し、ス
ロットル弁10の開度に応じた信号を出力するスロット
ルポジションセンサ、12はスロットル弁10を迂回す
る空気通路であるバイパス路、13はバイパス路12の
開口面積を制御してアイドル回転数を制御するアイドル
スピードコントロールバルブ(ISCV)、14は吸入
空気量を測定するエアフロメータ、15は吸入空気を浄
化するエアクリーナをそれぞれ表わしている。
また、16は点火コイルを備え点火に必要な高電圧を出
力するイグナイタ、17は図示していないクランク軸に
連動し上記イグナイタ16で発生した高電圧を各気筒の
点火プラグ3に分配供給するディストリビュータ、18
はディストリビュータ17内に取り付けられ、ディスト
リビュータ17の1回転、即ちクランク軸2回転に24
発のパルス信号(クランク角信号)を出力する回転数セ
ンサ、19はディストリビュータ17の1回転に1発の
パルス信号を出力する気筒判別センサ、20は電子制御
回路をそれぞれ表わしている。23はスピードメータ等
に設置され、車速を検出する車速センサを表わしている
ここで上記l5CV13は、バイパス路12の開口面積
を調整するための弁体25と、弁体25を動かすステッ
プモータ26とからなり、例えばl5CV13の全閉か
ら全開までがステップモータ26の125ステツプの動
作で動くように構成されている。そしてこのステップモ
ータ26のステップ数とバイパス路12を流れるバイパ
ス空気流聞との関係は、弁体25の構造によって、第3
図に示すごとくほぼリニヤな関係に設計されている。
次に第4図は電子制御回路20のブロック図を表わして
いる。
30は各センサより出力されるデータを制御プログラム
に従って入力及び演算すると共に燃料噴射弁6.l5C
V13.イグナイタ16等の各種装置を作動制御等する
ための処理を行うセントラルプロセシングユニット(C
PU)、31は後述する制御プログラムやマツプ等のデ
ータが格納されるリードオンリメモリ(ROM) 、3
2は電子制御回路20に入力されるデータや演算制御に
必要なデータが一時的に読み書きされるランダムアクセ
スメモリ(RAM) 、33は図示せぬキースイッチが
オフされても以後のエンジン作動に必要なデータ等を保
持するようバッテリによってバックアップされたバック
アップランダムアクセスメモリ(バックアップRAM)
、34は図示していない入力ポートや必要に応じて設け
られる波形整形回路、各センサの出力信号をCPU30
に選択的に出力するマルヂプレクサ、アナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器等が備えられた入力
部、をそれぞれ表わしている。35は図示していない入
力ボート等の他に出力ボートが設けられその他必要に応
じて燃料噴射弁6.l5CV13、イグナイタ16等を
CPU30の制御信号に従って駆動する駆動回路等が備
えられた入・出力部、36はCPU30.ROM31等
の各素子及び入力部34人・出力部35を結び各データ
が送られるパスラインをそれぞれ表わしている。
次に上記した電子制御回路20によって実行される始動
時のアイドル回転数制御について説明する。
第5図はCPU30が実行するメインルーチンを表わし
ている。
ステップ100では、始動時の各初期処理か実行される
。即ち、RAM32の内容がオールクリアされ、バッテ
リーで記憶を保持されたバックアップRAM33から後
述される学習値STG等の必要なデータを読み出し、R
AM32にデータセット等を行い各初期処理を実行する
。ステップ110ではエアーフローメータ149回転数
センサ18等の出力する信号を入力部34及び入・出力
部35から読み込み、吸入空気@Q、回転数N[及び内
燃機関の負荷を反映した値Q/NF等をh1騨する。次
に、ステップ120ないし140では、上記の空気量0
2回転数N「及び内燃機関の負荷を反映した値Q/NE
等に基づいて、エンジン1の点火時期、燃料噴射弁6の
燃料噴射時間T等を篩用している。上記のステップ11
0ないし130の各処理は繰り返し実行されている。
第6図はCPU30において4 m5ecfQに割り込
み処理されて実行される割込処理のメインルーチンを表
わしている。
ステップ150で゛は4 m5ec毎の1焚)ホされる
カウンタ処理が実行される。ステップ160ではl5C
vのステップ数の決定をする処理を行なっており、これ
は詳細に後述されるが、本発明の要旨となる処理ステッ
プである。ステップ170ではl5CVの駆動処理か実
行される。
次に、第7図から第13図を用いて第6図の4m5ec
毎の割込み処理を詳細に説明覆る。
第7図は4m5ec毎のカウンタ処理であり、まずステ
ップ155にてカウンタ0丁かインクリメントされ続い
てステップ156にてカウンタCTの内容がr500J
以下であるか否かの判断がされる。ここでカウンタCT
は電子制御回路20の立も上がり時における初期設定に
よりrOJにリセットされるものである。ここでCT≦
500と判断されると本ルーチンを終了する。CT>5
00であればCT=500として(ステップ157)本
ルーチンを終了する。従って、カウンタCTとは、後述
するリセット操作を受けてからCT>500となるまで
の期間、叩ち500x4msec=2secの1時を実
行するのである。
次に、第6図に示したステップ160の処理、即も、l
5CVのステップ数の決定処理について第8図を用いて
説明する。
まず、ステップ200にて始動後であるか否かをフラグ
[で判定される。ここでフラグ「は始動直後であること
を示1フラグであって、電子制御回路20の立ち上かり
時における初期処理(ステツブ100)によりrOJに
リセットされるちのである。ステップ200で始動直後
(F=O)と判断されると処理はステップ210以下に
すづみ、エンジンの冷却水温THWについての判定と、
ぞの回転数NEについての判定とがなされる。即ら、(
a)冷却水温THWが30’C未満の場合には、エンジ
ンの回転数NEh<80Orpm以上であるか否かを判
断しくステップ210.220)、8oorpm未溝の
時にはステップ230に進み、800rpm以上の時は
ステップ240へ進む。
(b)冷却水温THWか30℃以上110’C未満の時
には、エンジンの回転数NEが50Orpm以上である
か否かを判断しくステップ210゜250.260>、
500ppm未満の時にはステップ230に進み、50
0rpm以上の時にはステップ240へ進む。
(C)冷却水温THWが110’C以上の時には、エン
ジン回転数NEが1100Orp以−Lであるか否かを
判断しくステップ210,250.270> 、1oo
orpm未満であればステップ23Oに進み、1100
0rD以上ではステップ240に進む。
上記(a>、(b)、(c)の各処理は、エンジン1の
回転数NEが始動時において、冷却水温THWに応じて
定められた制御開始回転数に至っているか否かを判断す
るものであって、制御開始回転数に至っていない場合に
はステップ230においてl5CV13を全開にするス
テップ数を定めた後、RETへ抜けて本l5CVステツ
プ数決定処理ルーチンを終了する。一方、l5CV13
が全開に維持された結果エンジン1の回転数がTRし、
やがて冷却水温THWに応じて定められた始動後制御回
転数に至ったと判断された場合には、処理はステップ2
40へ進み、まず、フラグFに値「1」を設定した後、
ステップ300以下でエンジン1の冷却水mTHWに応
じてl5CV13の開度を全開より制御する処理を行な
う。第8図にSARで示した範囲の処理かこれにあたる
即ち、エンジン1が停止される以前に行なわれたアイド
ルスピードコントロールにおいて学習されバックアップ
RAM33に記憶しておかれたl5CVの開度を示すス
テップ数、つまり学習値STGを用いて、 (d)冷却水温THWがO′C未満の時には、学習値5
TGk: r80j ’!i−加紳シタ値1scV13
のステップ数STPとする(ステップ300゜310)
(e)冷却水温THW7’)<0℃以上70℃未満の時
には、学習値STGに「80」を加算し、その値から冷
却水温THWの値を減算した値をl5CV13のステッ
プ数STPとする(ステップ300.320,330)
(f)冷却水温THWが70℃以上の時には、学習値S
TGに「10」を加算した値をl5cV13のステップ
数STPとする(ステップ300゜320.340>。
上記(d)、(e)、(f)の処理の後RE Tへ抜け
て本ルーチンを終了する。
一方、以上説明したように、エンジン1の回転数NEが
制御開始回転数以上となり、フラグFの値が「1」にセ
ットされると(ステップ240)、次回に本ルーチンが
実行される時以降は、ステップ200での判断はrNO
Jとなって処理はステップ350へ進む。ステップ1で
はエンジン1の冷却水温THWが70℃以上であるか否
かの判断を行なう。通常暖機運転が完了すれば冷却水温
THWは70℃以上となるので、ステップ350での判
断はrYEsJとなり、処理はステップ360へ進んで
、エンジン1の回転数を通常約70Orpmに制御する
所謂ISOフィードバック処理ルーチンを実行する。こ
のルーチンについては第9図を用いて後述する。
一方、暖機運転が不十分であったり、冷間時等であった
ために、冷却水mTHWが70℃以下となった場合には
ステップ350での判断がrNOJとなって1.既述し
たステップ240以下の処理に移行する。この場合には
、既述したSARの範囲処理をすることにより、l5C
V13のステップ数は通常増加され、吸入空気が増加し
てエンジン1の回転数も上昇することになる。
次に第8図のステップ360の処理について、第9図の
フローチャートを用いて説明する。
第9図のフローチャートに示すISOフィードバック処
理ルーチンはステップ400より開始され、まず、ステ
ップ400では、車速センサ23より車速Vが2kmZ
H未満であるか否かの判断を行なう。即ち、車輌が停止
していることを検出し、V<2km/Hのとき次の条件
であるスロットルポジションセンサ11の出力からスロ
ットル弁10が全開か否かの判断を行なう(ステップ4
10)。以上の判断が全て真であるとき、エンジン1は
通常のアイドル時であると判断されるのである。エンジ
ン1が通常のアイドル時でないと判断されたときは、前
記第7図に示したルーチンのカウンタCTがリセットさ
れ(ステップ420)、l5CV13のステップモータ
26のステップ数STは後述するように以前までに学習
されたステップ数STGに設定される(ステップ430
)。
ステップ400.ステップ410の処理でエンジン1が
通常のアイドル時であると判断されると、ぞのときのエ
ンジン1の回転数NFに応じて以下のごとき処理か実行
される。
まず、アイドル回転数としては比較的高い値730叩…
と比較し、現在の回転数NFが大小いずれかを211断
する(ステップ440)。もしNE≧730 rl)m
てあれば、前述したカウンタCTの内容がl’ 500
.1以上であり、そのような回転数NF−の高い状態か
2 sec継続しているか盃かを判断しくステップ45
0)、継続していると判断されたときにはステップ数S
Tが現状態からデクリメントされ(ステップ460)、
カウンタCTをリセット(スラップ470)する。これ
により第3図に示1−ごとくエンジン1の吸入空気量は
減少して回転数NFも低下することになるのであり、ま
た次回の処理に備えてのカウンタCTのリセットを完了
するのである。また、エンジン1の回転数N[が730
 rl)111未満であるときには、ステップ480以
後の処理が選択的に実行される。まず、ステップ480
てはエンジン1のアイドル回転数として比較的低い回転
数67 Orpmと現在のエンジン1の回転数N[との
大小関係を判断し、ししNE≦670 rl)mであれ
ば前記スーrツブ450同様にその状態が2 sec継
続中か否かの判断をしくステップ490>、継続中であ
れば吸入空気量が不テしているとしてスフ−ツブ数S−
1をインクリメントするとともに(ステップ500) 
、次回の処理に備えカウンタCTをリセットしくステッ
プ510)、それ以外であれば本ルーブンを終了する。
このステップ480ないしステップり10の処理により
エンジン1の回転数爪上〇)にLL I S cV13
の弁体25は開制御されて、吸入空気量の増量が実行さ
れるのである。ステップ480てNE > 670 r
l)mと判断されたとき、即ち730〉N E > 6
70 rpmであってエンジン1のアイドル回転数とし
て適当な値であれば、ステップ520において、l5C
V開度の学習をする処理か(jわれる。なお、上記学習
ステップ数S T GはバックアツプRAM33内にそ
の格納アドレスを右するもので、電子制御回路20への
電源供給かなされないとき、エンジン1の停止時でもそ
の値は保持されており、したがってエンジン1の始動時
においてその1めを容易に利用(ステップ430)する
ことかできるのである。
上記第8図、第9図に示したルーチンによりステップ−
し一夕26の制tuiが決定され、アイドル時のエンジ
ン1の吸入空気量が定まるのである。
以上、詳細に説明したように、本実施例では、エンジン
の始動時に、冷却水の水温THWが30°C以下であれ
ば、エンジン1の回転数NEを80Qrpmになるまで
l5CV13を全開にして回転数をトげ、水温THWが
30℃以上110℃以下であれば、回転数NEを50O
rpmになるまでl5CV13を全開にして回転数を上
げている。
また、冷却水の水温THWが110℃以上の高温の場合
は、エンジンの回転数NEが100Or pmになるま
でl5CV13を全開にして回転数を上げるようにして
いる。
以上の処理によって、高温始動時にはl5CV13は全
開にされ吸入空気量が増大するように制御が行なわれ、
高温時のベーパ発生によるトルク低下が防止される。ま
た、始動後の制御のルーチン(第8図に示す5AR)が
実行されることにより、エンジン1の回転数NFが制御
開始回転数以上になればl5CVはすみやかに閉じるの
で、アイドル回転数が高温始動時に急激に上背すること
は防止される。
第10図は高温始動時(冷却水温115℃)の制御開始
回転数の各設定(iff (500rpm、80Qrp
m、101000rpにおけるエンジン1の回転数NF
の状態変化を表わしている。
実線Gは制御開始回転数を1100Orpと設定したと
きのエンジン1の回転数NFを、また実線qはそのとき
のl5CV13のステップ数、一方一点鎖線R1は制御
開始回転数を80Or[)mと設定したときのエンジン
1の回転数NFを、また一点鎖線r1はそのときのl5
CV13のステップ数を、更に二点鎖線R2は制御開始
回転数を50Orpmと設定したときのエンジン1の回
転数NEを、また二点鎖線r2はそのときのl5CV1
3のステップ数を、各々表わしている。
第10図より、高温始動時には制御開始回転数を50O
rpm、800rl)mと設定した場合には、l5CV
13の始動後制御開始後にエンジンの回転数NFが低下
し、エンジンがストールを起こすことがあるのがわかる
。これに対して、制御開始回転数を1100Orpと設
定した場合には、始動直後に1麿はエンジン1の回転数
NEは下がるものの、エンジン1の回転数NEが110
0Orpに〒るまてはl5CV13が全開となっている
ので再び:[ンジン回転が上昇し安定した状態となって
いる。
また、本実施例では燃料の温度を冷却水温THWをパラ
メータとして求め、アイドル回転数制御をしているので
、水温センサ9をそのまま使用することができ、燃料温
度判定のための特別なセンサーを必要としない。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第2実施例は、第1実施例と同一のエンジンシステムを
用い、その制御のうち冷却水温THWを用いた制御開始
回転数の設定とエンジン1の回転数NEについての判断
に関する処理、即ち、第1実施例において第8図のフロ
ーチャートに示したl5CV13のステップ数決定処理
だけが異なるものである。これを第11図のフローチャ
ートに示した。
図示する如く、第2実施例では制御開始回転数の設定に
、吸気温センナ8によって検出される吸気温THAも考
慮している。
即ち、第2実施例のステップ655を除く各ステップ6
00ないし760は第1実施例の各ステップ200ない
し360に対応している(下2桁を同一として示した)
ので詳細な説明は省略する。
第2実施例では、吸気温TI−IAについて判断する処
理(ステップ655)を加え、冷却水mTI−IWが1
10℃以上の場合であっても、外気温が十分に低く吸気
温センサによって検出される吸気温THΔが70℃未満
であるような場合には制御開始回転数を11000rD
ではなく50Or’Dmに設定するのである。従って、
第1実施例の制御に加えて、吸気温が低く燃料噴射弁6
から噴射される燃お1にベーパが発生しにくいような場
合には、制御開始回転数を50Orpmに設定する制御
が行なわれる。この結果、第1実施例の効果に加えて高
温始動時に、吸気温THAが十分に低くベーパが発生し
にくいような条件では無意味にアイドル回転数を高くす
るという無駄なことはしなくてすみ、燃料の節約にもな
る。
なお、上記第1実施例及び第2実施例ではl5CV開度
をステップ式の制御信号として制御したが、電磁ソレノ
イド式のl5CVを用いた構成では、l5CVに加える
制御信号のデユーティ比をかえることにより制御するよ
う構成すればよい。
また、本発明では内燃機関の燃料の温度を判断するため
に、冷却水の温度や吸気温の温度をパラメータとして用
いたが、燃料系統にセンサを取り付けて測定し、これを
パラメータとして用いることも考えられる。
発明の詳細 な説明したように、本発明の内燃機関のアイドル回転数
制御方法によれば、高温始動時に燃料配管中に発生する
ベーパに起因したアイドル時のトルク低下を防止して、
エンストやアイドル回転数の異常低下を防止することが
できる。また、この時、アイドル回転数を無意味に上昇
させず安定したアイドル回転数を維持することができる
また、高温始動時の判断に供する燃料の温度を反映した
パラメータとして、内燃機関の冷却水等を用いれば、構
成を簡略にすることができる。こうしたパラメータとし
て冷却水温の他に吸入空気の温度(吸気温)を用いれば
、燃料の温度を一層正確に判定することができ、高温始
動時のアイドル回転数制御をより好適に行なうこともで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成図、第2図は本発明の一実
施例の概略構成図、第3図は同じくぞのステップモータ
の制御量の説明図、第4図は同じくその制御系のブロッ
ク図、第5図、第6図、第7図、第8図及び第9図は各
々第1実施例において行なわれる制御のフローチャート
を表わしている。第10図はl5CVにおける幼≠=ト
升半〃制御開始回転数の各設定値でのエンジン回転数を
表わすグラフである。また第11図は第2実施例の制御
を示すフローチャートである。 1・・・エンジン 6・・・燃料噴射弁 8・・・吸気温センサ 9・・・水温センサ 12・・・バイパス路 13・・・l5CV 14・・・]−アアフタメー タ8・・・回転数センサ 20・・・電子制御回路 25・・・弁体 26・・・スブツプ上−タ 30・・・CPU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の温度を反映したパラメータと該内燃機関
    の回転数とを検出し、 アイドル時の吸入空気量を調整するアイドル空気量調整
    手段の制御を開始する制御開始回転数を、上記検出され
    たパラメータに基づいて求められる内燃機関の温度が低
    い程、高い回転数に設定し、始動時には、上記検出され
    た内燃機関の回転数が上記制御開始回転数に至るまでは
    アイドル空気量調整手段を全開にし、 上記検出された内燃機関の回転数が上記制御開始回転数
    に至った後は、アイドル空気量調整手段の所定の制御を
    実行する内燃機関のアイドル回転数制御方法において、 始動時に、上記内燃機関の燃料の温度を反映したパラメ
    ータに基づいて求められる燃料の温度が所定の温度より
    高いと判定された場合には、上記の制御開始回転数を、
    該所定温度よりも低い温度に対応して定められた制御開
    始回転数より所定量だけ高く設定して、 内燃機関の回転数を制御することを特徴とする内燃機関
    のアイドル回転数制御方法。 2 上記パラメータとして、内燃機関の冷却水温と共に
    内燃機関の吸気温とを検出し、 両者より燃料の温度を求める特許請求の範囲第1項に記
    載の内燃機関のアイドル回転数制御方法。
JP20581685A 1985-08-23 1985-09-18 内燃機関のアイドル回転数制御方法 Pending JPS6267249A (ja)

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US06/893,010 US4688534A (en) 1985-08-23 1986-08-04 Idling speed control device of an internal combustion engine

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