JPS6266828A - 内視鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は挿入部に多孔チューブを用いた内視鏡に関する
。

〔従来の技術〕

複数の孔を有した多孔チューブを用いて挿入部を構成す
る内視鏡が知られている（たとえば実公昭６０−２４３
２３号公報参照）。そして、この多孔チューブの各孔は
ライトガイドやイメージガイドの案内用チャンネル、処
置具挿通用チャンネルや送水チャンネルなどとして利用
される。また、挿入部を極力細径化するため、ライトガ
イドやイメージガイドは外装チューブを設けることなく
、その案内用チャンネルに挿入するようになっている。

そして、この従来の多孔チューブを用いた場合、その各
孔の出口は操作部内に位置する多孔チューブの端面にお
いて開口している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

各孔の出口からライトガイドやイメージガイドを導出し
、また、各種チューブを接続するため、この付近に各種
部材が密集し、余裕をもって分岐させることが非常に困
難であった。さらに、各部材の配置上の自由がなく、設
計上、組立て作業上において種々の制限を受け、また、
ライトガイドやイメージガイドが他の部材との干渉して
損傷する可能性があった。

本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目
的とするところは多孔チー−ブの６孔に接続する部材の
配置が容易であり、その組立作業性を向上できるように
することにある。

〔問題点を解決するための手段および作用〕多孔チュー
ブ１１の６孔にそれぞれ通じる各取出し部のうち少なく
とも一部のものを上記多孔チューブ１１の側周直に形成
した。

６孔に配置される各構成要素を操作部内において余裕を
もって分岐する。

〔実施例〕

第１図ないし第４図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。

第２図は血管用の内祝ｆ＃、１を示し、この内視鏡１は
操作部２および挿入部３からなる。操作部２には接眼部
４と処置具挿入口部５が設けられている。また、挿入部
３の先端には先端構成部６が取着されている。この先端
構成部６には第３図で示すように対物レンズ７、ライト
ガイド先端面８、送水チャンネル口９および処置具挿通
用チャンネル口１０が設けられている。

上記挿入部３は可撓性樹脂、たとえばポリウレタン、ポ
リエチレンによって一体成形される多孔チー−プ１１か
らなり、これにはその全長にわたって貫通する複数の孔
が形成されている。

そして、この６孔はそれぞれイメージガイドファイバ用
チャンネル１２、ライトガイドファイバ用チャンネル１
３、送水チャンネル１４、処置具挿通用チャンネル１５
として用いられている。

また、イメージガイドファイバ１６の先端は対物レンズ
７に対向しておシ、ま九、この基端は接眼部４の光学系
に連結されている。ライトガイドファイバ１７０基鴻側
は図示しないユニバーサルコードを経て導びかれ、同じ
く図示しない照明用光源装置に対向させられるようにな
っている。送水チャンネル１４の先端は上記先端構成部
６の送水チャンネル口９に連結されている。また、処置
具挿通用チャンネル１５の先端は先端構成部６の処置具
挿通用チャンネル口１０に連結されている。

一方、操作部２にはチャンネル分岐部１９が第１図で示
すように構成されている。すなわち、このチャンネル分
岐部１９において多孔チューブ１１の基端部はチューブ
受け２０に嵌挿して固着されている。このチューブ受け
２０は第４図で示すように筒状の部材からなり、操作部
２の本体２２に係着して固定されている。また、チュー
ブ受け２０の中途部には隔壁２３が形成されている。そ
して、多孔チューブ１１の基端面はその隔壁２３に突き
当る状態で保持される。

また、チー−ブ受け２０の隔壁２３には多孔チューブ１
１の６孔に位置および大きさがそれぞれ対応した複数の
透孔２４が穿設されている。

そして、イメージガイドファイバ用チャンネル１２、ラ
イトガイドファイバ用チャンネル１３および送水チャン
ネル１４とこれらに対応する各透孔２４とにはそれぞれ
ビン２５が嵌挿されている。また、処置具挿通用チャン
ネル１５およびこれに対応する透孔２４には接続ノーイ
ブ２６が嵌挿されており、これにより処置具挿通用チャ
ンネル１５の取出し部を構成している。

さらに、この接続パイプ２６の露出端にはチャンネル用
チューブ２７が被嵌して接続されている。チャンネル用
チューブ２７は操作部２の処置具挿入口部５に接続され
ている。

さらに、上記多孔チューブ１１の何局面部にはイメージ
ガイドファイバ用チャンネル１２、ライトガイドファイ
バ用チャンネル１３および送水チャンネル１４にそれぞ
れ個別的に連通ずる複数の側孔２８が斜め後方へ向けて
穿設されている。そして、イメージガイドファイバ用チ
ャンネル１２に連通する側孔２８はイメージガイドファ
イバ１６を導出する取出し部を構成している。また、ラ
イトガイドファイバ用チャンネル１３に連通する側孔２
８はライトガイドファイバ１７を導出する取出し部を構
成している。

さらに、イメージガイドファイバ１６およびライトガイ
ドファイバ１７はチャンネル１２．１３に挿通する部分
について外装チューブ２９を設けることなく、直接に挿
通しである。また、送水チャンネル１４に連通する側孔
２８にはパイプ３０の一端が嵌入して接続され、取出し
部を構成している。このパイプ３０の外端は送水チャン
ネル口１９に接続されている。送水チャンネル口１９は
分岐部カバー３１に取り付けられており、分岐部カバー
３１は操作部２０本体２２に取着固定されている。また
、分岐部カバー３１の先端には折止めチューブ３２が取
着されている。

また、上記取出し部で導出されたイメーノガイドファイ
バ１６とライトガイドファイバ１７とは操作部２の本体
２２に穿設した挿通孔３４をそれぞれ通じて導ひかれて
いる。ところで、このイメーノガイドファイバ１６とラ
イトガイドファイバ１７の取出し部は他の取出し部より
も先端側に位置して設けられている。たとえば最先端側
に位置する送水チャンネル１４に連通する側孔２８と、
ファイバ用取出し部の側孔２８とは第１図で示すように
長さｊたけずれている。

しかして、各ファイバ１６．１７の取出し部は送水チャ
ンネル用側孔２８およびノクイｆｓ。

の取付は部よシ先端側へずれて設けるため、そのノセイ
ｆｓｏを取り付ける際に生じる多孔チューブ１１の変形
の影響を受けない。

また、処置具挿通用チャンネル１５を除く他のチャンネ
ル用側孔２８の基端部分にはそれぞれピン２５が液密的
に嵌着されているだめ、これより液漏れがない。また、
このピン２５により多孔チューブ１１がチューブ受け２
０、さらには操作部２の本体２２に対して位置決め固定
される。

第５図および第６図は本発明の第２の実施例を示すもの
である。すなわち、この実施例においては上記送水チャ
ンネル１４に差し込むピン２５を第６図で示すように・
ぐイブ材３５とし、このパイプ内に栓３６を充填したも
のである。

さらに、パイプ材３５の差込み側端には舌状部３７を一
体に延出形成してなり、この舌状部３７は第５図で示す
ように側孔２８の部分に達し、その側孔２８に差し込ま
れるノ臂イブ３０の先端を当て位置決めするようになっ
ている。したがって、・母イブ３０を側孔２８に嵌挿す
るとき、その先端で多孔チューブ１１の内面を傷付けた
り、突き剥ったりする危険がない。しかも、ノ９イｆ３
０の差込み量が正確に規制されるので、その組立がしや
すくなる。

第７図および第８図は本発明の第３の実施例を示すもの
である。

この実施例は上記ノヤイグ３０の中途側壁にフランツ部
３８を形成し、このフランツ部３８を多孔チューブ１１
の外面に当てることによりその差込み量を正確に規制し
ようとするものである。これによれば上記第２の実施例
に比べて構造の簡略化が図れる。

第９図は本発明の８ｇ４の実施例を示すものである。

この実施例は内径が上記多孔チー−プ１１の外径と同じ
寸法のパイプを３分割したそれぞれの形状をもつ３つの
チューブカバー４１．４２４３を用意し、これを多孔チ
ューブ１ノの外周面に固着して設けるものである。さら
に、各チューブカバー４１．４２．４３にはそれぞれ対
応する側孔２８に相当する位置に・ぐイブ材４４゜４５
．４６を貫通して固着し、このノ！イブ材４４゜４５．
４６をそれぞれ対応する側孔２８に嵌挿した。また、各
／４’イブ材４４，４５．４６にはそれぞれイメーノガ
イドファイバ用外装チューブ４７、ライトガイドファイ
バ用外装チューブ４８および送水チューブ４９が接続さ
れている。

このようにすればチャンネル分岐部１９においテ／”イ
ブ材４４，４５．４６の取付けが容易であり、しかも、
確実に取り付けることができる。

第１０図および第１１図は本発明の第５の実施例を示す
ものである。

この実施例は側孔２８から多孔チューブ１ノの端面まで
その長軸方向に沿う割り５０，５１゜５２をそれぞれ設
けた。また、各チャンネル１２、ＪＪ、１４に対応して
その内径と同じ寸法の外径をもったパイプ材５３，５４
．５５を設け、各ノ２イブ材５３，５４．５５の側面に
はそのノ！イブ材５３，５４．５５に連通ずる分岐パイ
プ５６，５７．５８をそれぞれ設けである。

また、各パイプ材５３，５４．５５の操作部側聞孔部に
はそれぞれピン２５を差し込んである。

そして、第１１図で示すようにこれらをそれぞれ上記割
り５０，５１．ｓ２を利用して各チャンネル１２，１３
．１４内に嵌め込み、接着剤を固定することにより液密
に装着する。また、分岐パイプ５６，５７，５１１には
それぞれイメーノガイドファイバ用外装チー−ブ４７、
ライトガイドファイバ用外装チューブ４８および送水チ
ューブ４９を接続する。

第１２図および第１３図は本発明の第６の実施例を示す
ものである。

この実施例において各側孔２８は第１２図で示すように
切り欠いて凹部６０を形成する。また、チー−プ受け２
０の内面には上記凹部６０に嵌り込む凸部６１を設けた
。そして、この凸部６１には対応するチャンネル１２，
１３．１４に連通ずる通路６３をそれぞれ形成しである
。

さらに、各通路６３に連通する分岐パイｆ５６゜５７．
５８を設け、これら分岐・！イブ５６，５７゜５８には
第５の実施例と同様に外装チューブ４７．４１１および
送水チューブ４９が接続される。また、このチューブ受
け２０には凸部６１を避けてかつその凸部６１を分ける
ように一対の割り部６４が形成されている。

しかして、このチューブ受け２０を多孔チューブ１ノに
装着するときはその割り部６４を拡けて嵌め込み、各凸
部６１をそれぞれ対応する凹部６０に嵌め込む、そして
、接着剤を用いて液密に固定するのである。この構成に
よれば嵌合する凹部６０と凸部６１により多孔チューブ
１１と操作部２側との位置出しが確実になされる。また
、同様の理由により多孔チューブ１１がその抜は方向に
対して強く保持固定される。

第１４図は本発明の第７の実施例を示すものである。こ
の実施例は第６の実施例における凹部６０を多孔チュー
ブ１１の操作部側端面まで突き抜けるように連続して設
け、これを切欠き部７０としたものである。

このようにすればチューブ受け２０に割り部６４を必ず
しも設けなくとも装着できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、多孔チューブの多
孔に通じる取出し都電分散して設けたからその多孔に接
続する部材の配置が容易であるとともに、その組立て作
業性が向上する。

また、各接続部材相互の影響および干渉を少なくできる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例におけるチャンネル分岐部付近の
断面図、第２図は同じくその実施例の内視鏡の側面図、
第３図は同じくその内祝傍の先端構成部の正面図、第４
図は同じ実施例の多孔チューブ端部とチューブ受けの分
解した斜視図、第５図は第２の実施例におけるチャンネ
ル分岐部の側断面図、第６図は同じ実施例のチー−プ受
けの斜視図、第７図は第３の実施例における分岐用パイ
プの斜視図、第８図は同じくその使用状態の断面図、第
９図は第４の実施例におけるチューブ分岐部の分解斜視
図、第１０図は第５の実施例におけるチューブ分岐部の
分解斜視図、第１１図は同じそのチューブ分岐部の斜視
図、第１２図は第６の実施例におけるチューブ分岐部の
分解斜視図、第１３図は同じ実施例のチューブ分岐部の
側断面図、第１４図は第７の実施例におけるチューブ分
岐部の分解斜視図である。 １・・・内視鏡、３・・・挿入部、１１・・・多孔チー
−プ、１２・・・イメージガイドファイバ用チャンネル
、１３・・・ライトガイドファイバ用チャンネル、１４
・・・送水チャンネル、１５・・・処置具挿通用チャン
ネル、１６・・・イメー・ゾがイドファイバ、１７・・
・ライトガイドファイバ、２０・・・チューブ受け、２
１・・・チャンネル分岐部、２７・・・チャンネル用チ
ューブ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の孔を有してなる多孔チューブを用いて挿入
   部を形成した内視鏡において、上記多孔チューブの各孔
   にそれぞれ通じる各取出し部のうち少なくとも一部のも
   のを上記多孔チューブの側周面に形成したことを特徴と
   する内視鏡。
2. （２）ライトガイドとイメージガイドを導出する取出し
   部を多孔チューブの側周面に形成するとともに、この取
   出し部を他の取出し部より先端側へ位置させて設けたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の内視鏡。