JPH0667379B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡Info
- Publication number
- JPH0667379B2 JPH0667379B2 JP60207009A JP20700985A JPH0667379B2 JP H0667379 B2 JPH0667379 B2 JP H0667379B2 JP 60207009 A JP60207009 A JP 60207009A JP 20700985 A JP20700985 A JP 20700985A JP H0667379 B2 JPH0667379 B2 JP H0667379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- channel
- guide fiber
- pipe
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は挿入部に多孔チューブを用いた内視鏡に関す
る。
る。
複数の孔を有した多孔チューブを用いて挿入部を構成す
る内視鏡が知られている（たとえば実公昭60-24323号公
報参照）。そして、この多孔チューブの各孔はライトガ
イドやイメージガイドの案内用チャンネル，処置具挿通
用チャンネルや送水チャンネルなどととして利用され
る。また、挿入部を極力細径化するため、ライトガイド
やイメージガイドは外装チューブを設けることなく、そ
の案内用チャンネルに挿入するようになっている。
る内視鏡が知られている（たとえば実公昭60-24323号公
報参照）。そして、この多孔チューブの各孔はライトガ
イドやイメージガイドの案内用チャンネル，処置具挿通
用チャンネルや送水チャンネルなどととして利用され
る。また、挿入部を極力細径化するため、ライトガイド
やイメージガイドは外装チューブを設けることなく、そ
の案内用チャンネルに挿入するようになっている。
そして、この従来の多孔チューブを用いた場合、その各
孔の出口は操作部内に位置する多孔チューブの端面にお
いて開口している。
孔の出口は操作部内に位置する多孔チューブの端面にお
いて開口している。
各孔の出口からライトやガイドイメージガイドを導出
し、また、各種チューブを接続するため、この付近に各
種部材が密集し、余裕をもって分岐させることが非常に
困難であった。さらに、各部材の配置上の自由がなく、
設計上、組立て作業上において種々の制限を受け、ま
た、ライトガイドやイメージガイドが他の部材との干渉
して損傷する可能性があった。
し、また、各種チューブを接続するため、この付近に各
種部材が密集し、余裕をもって分岐させることが非常に
困難であった。さらに、各部材の配置上の自由がなく、
設計上、組立て作業上において種々の制限を受け、ま
た、ライトガイドやイメージガイドが他の部材との干渉
して損傷する可能性があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目
的とするところは多孔チューブの各孔に接続する部材の
配置が容易であり、その組立作業性を向上できるように
することにある。
的とするところは多孔チューブの各孔に接続する部材の
配置が容易であり、その組立作業性を向上できるように
することにある。
本発明は、複数の孔を有してなる多孔チューブを用いて
挿入部を形成した内視鏡において、上記多孔チューブの
各孔にそれぞれ通じる各取出し部のうち少なくとも一部
のものを上記多孔チューブの側周面に形成し、そのうち
光学繊維束を導出する取出し部を他の取出し部より先端
側へ位置させて設けた。
挿入部を形成した内視鏡において、上記多孔チューブの
各孔にそれぞれ通じる各取出し部のうち少なくとも一部
のものを上記多孔チューブの側周面に形成し、そのうち
光学繊維束を導出する取出し部を他の取出し部より先端
側へ位置させて設けた。
これによれば、各孔に配置される各構成要素を操作部内
において余裕をもって分岐して配設することができる。
において余裕をもって分岐して配設することができる。
また、光学繊維束の取出し部を他の取出し部より先端側
に位置するように設けたから、他の部材を取付ける際に
生じる多孔チューブの変形を受けることなく、また、各
接続部材相互の影響および干渉をかなり少なくできる。
そして、多孔チューブの各孔に接続する部材の配置が容
易であり、しかも、それらの部材を組み付けたりする組
立ての作業性を向上できる。
に位置するように設けたから、他の部材を取付ける際に
生じる多孔チューブの変形を受けることなく、また、各
接続部材相互の影響および干渉をかなり少なくできる。
そして、多孔チューブの各孔に接続する部材の配置が容
易であり、しかも、それらの部材を組み付けたりする組
立ての作業性を向上できる。
第１図ないし第４図は本発明の第１の実施例を示すもの
である。
である。
第２図は血管用の内視鏡１を示し、この内視鏡１は操作
部２および挿入部３からなる。操作部２には接眼部４と
処置具挿入口部５が設けられている。また、挿入部３の
先端には先端構成部６が取着されている。この先端構成
部６には第３図で示すように対物レンズ７、ライトガイ
ド先端面８、送水チャンネル口９および処置具挿通用チ
ャンネル口10が設けられている。
部２および挿入部３からなる。操作部２には接眼部４と
処置具挿入口部５が設けられている。また、挿入部３の
先端には先端構成部６が取着されている。この先端構成
部６には第３図で示すように対物レンズ７、ライトガイ
ド先端面８、送水チャンネル口９および処置具挿通用チ
ャンネル口10が設けられている。
上記挿入部３は可撓性樹脂、たとえばポリウレタン、ポ
リエチレンによって一体成形される多孔チューブ11から
なり、これにはその全長にわたって貫通する複数の孔が
形成されている。そして、この各孔はそれぞれイメージ
ガイドフアイバ用チャンネル12、ライトガイドフアイバ
用チャンネル13、送水チャンネル14、処置具挿通用チャ
ンネル15として用いられている。
リエチレンによって一体成形される多孔チューブ11から
なり、これにはその全長にわたって貫通する複数の孔が
形成されている。そして、この各孔はそれぞれイメージ
ガイドフアイバ用チャンネル12、ライトガイドフアイバ
用チャンネル13、送水チャンネル14、処置具挿通用チャ
ンネル15として用いられている。
また、イメージガイドフアイバ16の先端は対物レンズ７
に対向しており、また、この基端は接眼部４の光学系に
連結されている。ライトガイドフアイバ17の基端側は図
示しないユニバーサルコードを経て導びかれ、同じく図
示しない照明用光源装置に対向させられるようになって
いる。送水チャンネル14の先端は上記先端構成部６の送
水チャンネル口９に連結されている。また、処置具挿通
用チャンネル15の先端は先端構成部６の処置具挿通用チ
ャンネル口10に連結されている。
に対向しており、また、この基端は接眼部４の光学系に
連結されている。ライトガイドフアイバ17の基端側は図
示しないユニバーサルコードを経て導びかれ、同じく図
示しない照明用光源装置に対向させられるようになって
いる。送水チャンネル14の先端は上記先端構成部６の送
水チャンネル口９に連結されている。また、処置具挿通
用チャンネル15の先端は先端構成部６の処置具挿通用チ
ャンネル口10に連結されている。
一方、操作部２にはチャンネル分岐部19が第１図で示す
ように構成されている。すなわち、このチャンネル分岐
部19において多孔チューブ11の基端部はチューブ受け20
に嵌挿して固着されている。このチューブ受け20は第４
図で示すように筒状の部材からなり、操作部２の本体22
に係着して固着されている。また、チューブ受け20の中
途部には隔壁23が形成されている。そして、多孔チュー
ブ11の基端面はその隔壁23に突き当る状態で保持され
る。また、チューブ受け20の隔壁23には多孔チューブ11
の各孔に位置および大きさがそれぞれ対応した複数の透
孔24が穿設されている。そして、イメージガイドフアイ
バ用チャンネル12、ライトガイドフアイバ用チャンネル
13および送水チャンネル14とこれらに対応する各透孔24
とにはそれぞれピン25が嵌挿されている。また、処置具
挿通用チャンネル15およびこれに対応する透孔24には接
続パイプ26が嵌挿されており、これにより処置具挿通用
チャンネル15の取出し部を構成している。さらに、この
接続パイプ26の露出端にはチャンネル用チューブ27が被
嵌して接続されている。チャンネル用チューブ27は操作
部２の処置具挿入口部５に接続されている。
ように構成されている。すなわち、このチャンネル分岐
部19において多孔チューブ11の基端部はチューブ受け20
に嵌挿して固着されている。このチューブ受け20は第４
図で示すように筒状の部材からなり、操作部２の本体22
に係着して固着されている。また、チューブ受け20の中
途部には隔壁23が形成されている。そして、多孔チュー
ブ11の基端面はその隔壁23に突き当る状態で保持され
る。また、チューブ受け20の隔壁23には多孔チューブ11
の各孔に位置および大きさがそれぞれ対応した複数の透
孔24が穿設されている。そして、イメージガイドフアイ
バ用チャンネル12、ライトガイドフアイバ用チャンネル
13および送水チャンネル14とこれらに対応する各透孔24
とにはそれぞれピン25が嵌挿されている。また、処置具
挿通用チャンネル15およびこれに対応する透孔24には接
続パイプ26が嵌挿されており、これにより処置具挿通用
チャンネル15の取出し部を構成している。さらに、この
接続パイプ26の露出端にはチャンネル用チューブ27が被
嵌して接続されている。チャンネル用チューブ27は操作
部２の処置具挿入口部５に接続されている。
さらに、上記多孔チューブ11の側周面部にはイメージガ
イドフアイバ用チャンネル12、ライトガイドフアイバ用
チャンネル13および送水チャンネル14にそれぞれ個別的
に連通する複数の側孔28が斜め後方へ向けて穿設されて
いる。そして、イメージガイドフアイバ用チャンネル12
に連通する側孔28はイメージガイドフアイバ16を導出す
る取出し部を構成している。また、ライトガイドフアイ
バ用チャンネル13に連通する側孔28はライトガイドフア
イバ17を導出する取出し部を構成している。さらに、イ
メージガイドフアイバ16およびライトガイドフアイバ17
はチャンネル12,13に挿通する部分について外装チュー
ブ29を設けることなく、直接に挿通してある。また、送
水チャンネル14に連通する側孔28にはパイプ30の一端が
嵌入して接続され、取出し部を構成している。このパイ
プ30の外端は送水チャンネル口９に接続されている。送
水チャンネル口９は分岐部カバー31に取り付けられてお
り、分岐部カバー31は操作部２の本体22に取着固定され
ている。また、分岐部カバー31の先端には折止めチュー
ブ32が取着されている。
イドフアイバ用チャンネル12、ライトガイドフアイバ用
チャンネル13および送水チャンネル14にそれぞれ個別的
に連通する複数の側孔28が斜め後方へ向けて穿設されて
いる。そして、イメージガイドフアイバ用チャンネル12
に連通する側孔28はイメージガイドフアイバ16を導出す
る取出し部を構成している。また、ライトガイドフアイ
バ用チャンネル13に連通する側孔28はライトガイドフア
イバ17を導出する取出し部を構成している。さらに、イ
メージガイドフアイバ16およびライトガイドフアイバ17
はチャンネル12,13に挿通する部分について外装チュー
ブ29を設けることなく、直接に挿通してある。また、送
水チャンネル14に連通する側孔28にはパイプ30の一端が
嵌入して接続され、取出し部を構成している。このパイ
プ30の外端は送水チャンネル口９に接続されている。送
水チャンネル口９は分岐部カバー31に取り付けられてお
り、分岐部カバー31は操作部２の本体22に取着固定され
ている。また、分岐部カバー31の先端には折止めチュー
ブ32が取着されている。
また、上記取出し部で導出されたイメージガイドフアイ
バ16とライトガイドフアイバ17とは操作部２の本体22に
穿設した挿通孔34をそれぞれ通じて導びかれている。と
ころで、このイメージガイドフアイバ16とライトガイド
フアイバ17の取出し部は他の取出し部よりも先端側に位
置して設けられている。たとえば最先端側に位置する送
水チャンネル14に連通する側孔28と、フアイバ用取出し
部の側孔28とは第１図で示すように長さｌだけずれてい
る。
バ16とライトガイドフアイバ17とは操作部２の本体22に
穿設した挿通孔34をそれぞれ通じて導びかれている。と
ころで、このイメージガイドフアイバ16とライトガイド
フアイバ17の取出し部は他の取出し部よりも先端側に位
置して設けられている。たとえば最先端側に位置する送
水チャンネル14に連通する側孔28と、フアイバ用取出し
部の側孔28とは第１図で示すように長さｌだけずれてい
る。
しかして、各フアイバ16,17の取出し部は送水チャンネ
ル用側孔28およびパイプ30の取付け部より先端側へずれ
て設けるため、そのパイプ30を取り付ける際に生じる多
孔チューブ11の変形の影響を受けない。
ル用側孔28およびパイプ30の取付け部より先端側へずれ
て設けるため、そのパイプ30を取り付ける際に生じる多
孔チューブ11の変形の影響を受けない。
また、処置具挿通用チャンネル15を除く他のチャンネル
用側孔28の基端部分にはそれぞれピン25が液密的に嵌着
されているため、これより液漏れがない。また、このピ
ン25により多孔チューブ11がチューブ受け20、さらには
操作部２の本体22に対して位置決め固定される。
用側孔28の基端部分にはそれぞれピン25が液密的に嵌着
されているため、これより液漏れがない。また、このピ
ン25により多孔チューブ11がチューブ受け20、さらには
操作部２の本体22に対して位置決め固定される。
第５図および第６図は本発明の第２の実施例を示すもの
である。すなわち、この実施例においては上記送水チャ
ンネル14に差し込むピン25を第６図で示すようにパイプ
材35とし、このパイプ内に栓36を充填したものである。
さらに、パイプ材35の差込み側端には舌状部37を一体に
延出形成してなり、この舌状部37は第５図で示すように
側孔28の部分に達し、その側孔28に差し込まれるパイプ
30の先端を当て位置決めするようになっている。したが
って、パイプ30を側孔28に嵌挿するとき、その先端で多
孔チューブ11の内面を傷付けたり、突き剥ったりする危
険がない。しかも、パイプ30の差込み量が正確に規制さ
れるので、その組立がしやすくなる。
である。すなわち、この実施例においては上記送水チャ
ンネル14に差し込むピン25を第６図で示すようにパイプ
材35とし、このパイプ内に栓36を充填したものである。
さらに、パイプ材35の差込み側端には舌状部37を一体に
延出形成してなり、この舌状部37は第５図で示すように
側孔28の部分に達し、その側孔28に差し込まれるパイプ
30の先端を当て位置決めするようになっている。したが
って、パイプ30を側孔28に嵌挿するとき、その先端で多
孔チューブ11の内面を傷付けたり、突き剥ったりする危
険がない。しかも、パイプ30の差込み量が正確に規制さ
れるので、その組立がしやすくなる。
第７図および第８図は本発明の第３の実施例を示すもの
である。
である。
この実施例は上記パイプ30の中途側壁にフランジ部38を
形成し、このフランジ部38を多孔チューブ11の外面に当
てることによりその差込み量を正確に規制しようとする
ものである。これによれば上記第２の実施例に比べて構
造の簡略化が図れる。
形成し、このフランジ部38を多孔チューブ11の外面に当
てることによりその差込み量を正確に規制しようとする
ものである。これによれば上記第２の実施例に比べて構
造の簡略化が図れる。
第９図は本発明の第４の実施例を示すものである。
この実施例は内径が上記多孔チューブ11の外径と同じ寸
法の内径をもったパイプを３分割したそれぞれの形状を
もつ３つのチューブカバー41,4243を用意し、これを多
孔チューブ11の外周面に固着して設けるものである。さ
らに、各チューブカバー41,42,43にはそれぞれ対応する
側孔28に相当する位置にパイプ材44,45,46を貫通して固
着し、このパイプ材44,45,46をそれぞれ対応する側孔28
に嵌挿した。また、各パイプ材44,45,46にはそれぞれイ
メージガイドフアイバ用外装チューブ47、ライトガイド
フアイバ用外装チューブ48および送水チューブ49が接続
されている。このようにすればチャンネル分岐部19にお
いてパイプ材44,45,46の取付け容易であり、しかも、確
実に取り付けることができる。
法の内径をもったパイプを３分割したそれぞれの形状を
もつ３つのチューブカバー41,4243を用意し、これを多
孔チューブ11の外周面に固着して設けるものである。さ
らに、各チューブカバー41,42,43にはそれぞれ対応する
側孔28に相当する位置にパイプ材44,45,46を貫通して固
着し、このパイプ材44,45,46をそれぞれ対応する側孔28
に嵌挿した。また、各パイプ材44,45,46にはそれぞれイ
メージガイドフアイバ用外装チューブ47、ライトガイド
フアイバ用外装チューブ48および送水チューブ49が接続
されている。このようにすればチャンネル分岐部19にお
いてパイプ材44,45,46の取付け容易であり、しかも、確
実に取り付けることができる。
第10図および第11図は本発明の第５の実施例を示すもの
である。
である。
この実施例は側孔28から多孔チューブ11の端面までその
長軸方向に沿う割り50,51,52をそれぞれ設けた。また、
各チャンネル12,13,14に対応してその内径と同じ寸法の
外径をもったパイプ材53,54,55を設け、各パイプ材53,5
4,55の側面にはそのパイプ材53,54,55に連通する分岐パ
イプ56,57,58をそれぞれ設けてある。また、各パイプ材
53,54,55の操作部側開孔部にはそれぞれピン25を差し込
んである。
長軸方向に沿う割り50,51,52をそれぞれ設けた。また、
各チャンネル12,13,14に対応してその内径と同じ寸法の
外径をもったパイプ材53,54,55を設け、各パイプ材53,5
4,55の側面にはそのパイプ材53,54,55に連通する分岐パ
イプ56,57,58をそれぞれ設けてある。また、各パイプ材
53,54,55の操作部側開孔部にはそれぞれピン25を差し込
んである。
そして、第11図で示すようにこれらをそれぞれと上記割
り50,51,52を利用して各チャンネル12,13,14内に嵌め込
み、接着剤で固定することにより液密に嵌着する。ま
た、分岐パイプ56,57,58にはそれぞれイメージガイドフ
アイバ用外装チューブ47、ライトガイドフアイバ用外装
チューブ48および送水チューブ49を接続する。
り50,51,52を利用して各チャンネル12,13,14内に嵌め込
み、接着剤で固定することにより液密に嵌着する。ま
た、分岐パイプ56,57,58にはそれぞれイメージガイドフ
アイバ用外装チューブ47、ライトガイドフアイバ用外装
チューブ48および送水チューブ49を接続する。
第12図および第13図は本発明の第６の実施例を示すもの
である。
である。
この実施例において各側孔28は第12図で示すように切り
欠いて凹部60を形成する。また、チューブ受け20の内面
には上記凹部60に嵌り込む凸部61を設けた。そして、こ
の凸部61には対応するチャンネル12,,14に連通する通路
63をそれぞれ形成してある。さらに、各通路63に連通す
る分岐パイプ56,58には第５の実施例と同様に外装チュ
ーブ47および送水チューブ49が接続される。また、この
チューブ受け20には凸部61を避けてかつその凸部61を分
けるように一対の割り部64が形成されている。
欠いて凹部60を形成する。また、チューブ受け20の内面
には上記凹部60に嵌り込む凸部61を設けた。そして、こ
の凸部61には対応するチャンネル12,,14に連通する通路
63をそれぞれ形成してある。さらに、各通路63に連通す
る分岐パイプ56,58には第５の実施例と同様に外装チュ
ーブ47および送水チューブ49が接続される。また、この
チューブ受け20には凸部61を避けてかつその凸部61を分
けるように一対の割り部64が形成されている。
しかして、このチューブ受け20を多孔チューブ11に装着
するときはその割り部64を拡けて嵌め込み、各凸部61を
それぞれ対応する凹部60に嵌め込む。そして、接着剤を
用いて液密に固定するのである。この構成によれば嵌合
する凹部60と凸部61により多孔チューブ11と操作部２側
との位置出しが確実になされる。また、同様の理由によ
り多孔チューブ11がその抜け方向に対して強く保持固定
される。
するときはその割り部64を拡けて嵌め込み、各凸部61を
それぞれ対応する凹部60に嵌め込む。そして、接着剤を
用いて液密に固定するのである。この構成によれば嵌合
する凹部60と凸部61により多孔チューブ11と操作部２側
との位置出しが確実になされる。また、同様の理由によ
り多孔チューブ11がその抜け方向に対して強く保持固定
される。
第14図は本発明の第７の実施例を示すものである。この
実施例は第６の実施例における凹部60を多孔チューブ11
の操作部側端面まで突き抜けるように連続して設け、こ
れを切欠き部70としたものである。
実施例は第６の実施例における凹部60を多孔チューブ11
の操作部側端面まで突き抜けるように連続して設け、こ
れを切欠き部70としたものである。
このようにすればチューブ受け20に割り部64を必ずしも
設けなくとも装着できる。
設けなくとも装着できる。
以上説明したように本発明によれば、多孔チューブの各
孔に通じる取出し部を分散して設けたからその各孔に接
続する部材の配置が容易であるとともに、その組立て作
業性が向上する。また、各接続部材相互の影響および干
渉を少なくできる。
孔に通じる取出し部を分散して設けたからその各孔に接
続する部材の配置が容易であるとともに、その組立て作
業性が向上する。また、各接続部材相互の影響および干
渉を少なくできる。
第１図は第１の実施例におけるチャンネル分岐部付近の
断面図、第２図は同じくその実施例の内視鏡の側面図、
第３図は同じくその内視鏡の先端構成部の正面図、第４
図は同じ実施例の多孔チューブ端部とチューブ受けの分
解した斜視図、第５図は第２の実施例におけるチャンネ
ル分岐部の側断面図、第６図は同じ実施例のチューブ受
けの斜視図、第７図は第３の実施例における分岐用パイ
プの斜視図、第８図は同じくその使用状態の断面図、第
９図は第４の実施例におけるチューブ分岐部の分解斜視
図、第10図は第５の実施例におけるチューブ分岐部の分
解斜視図、第11図は同じそのチューブ分岐部の斜視図、
第12図は第６の実施例におけるチューブ分岐部の分解斜
視図、第13図は同じ実施例のチューブ分岐部の側断面
図、第14図は第７の実施例におけるチューブ分岐部の分
解斜視図である。 １……内視鏡、３……挿入部、11……多孔チューブ、12
……イメージガイドフアイバ用チャンネル、13……ライ
トガイドフアイバ用チャンネル、14……送水チャンネ
ル、15……処置具挿通用チャンネル、16……イメージガ
イドフアイバ、17……ライトガイドフアイバ、20……チ
ューブ受け、21……チャンネル分岐部、27……チャンネ
ル用チューブ。
断面図、第２図は同じくその実施例の内視鏡の側面図、
第３図は同じくその内視鏡の先端構成部の正面図、第４
図は同じ実施例の多孔チューブ端部とチューブ受けの分
解した斜視図、第５図は第２の実施例におけるチャンネ
ル分岐部の側断面図、第６図は同じ実施例のチューブ受
けの斜視図、第７図は第３の実施例における分岐用パイ
プの斜視図、第８図は同じくその使用状態の断面図、第
９図は第４の実施例におけるチューブ分岐部の分解斜視
図、第10図は第５の実施例におけるチューブ分岐部の分
解斜視図、第11図は同じそのチューブ分岐部の斜視図、
第12図は第６の実施例におけるチューブ分岐部の分解斜
視図、第13図は同じ実施例のチューブ分岐部の側断面
図、第14図は第７の実施例におけるチューブ分岐部の分
解斜視図である。 １……内視鏡、３……挿入部、11……多孔チューブ、12
……イメージガイドフアイバ用チャンネル、13……ライ
トガイドフアイバ用チャンネル、14……送水チャンネ
ル、15……処置具挿通用チャンネル、16……イメージガ
イドフアイバ、17……ライトガイドフアイバ、20……チ
ューブ受け、21……チャンネル分岐部、27……チャンネ
ル用チューブ。
フロントページの続き (72)発明者 安久井 伸章 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田代 芳夫 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 羽鳥 鶴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 実公 昭48−28750（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭60−24323（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】複数の孔を有してなる多孔チューブを用い
て挿入部を形成した内視鏡において、上記多孔チューブ
の各孔にそれぞれ通じる各取出し部のうち少なくとも一
部のものを上記多孔チューブの側周面に形成し、そのう
ち光学繊維束を導出する取出し部を他の取出し部より先
端側へ位置させて設けたことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60207009A JPH0667379B2 (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | 内視鏡 |
| US06/902,432 US4732139A (en) | 1985-09-03 | 1986-08-29 | Endoscope with insertion having a plurality of insertion holes |
| DE19863629858 DE3629858A1 (de) | 1985-09-03 | 1986-09-02 | Endoskop |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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-
1985
- 1985-09-19 JP JP60207009A patent/JPH0667379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6266828A (ja) | 1987-03-26 |
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