JPS6266019A - ガス制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、バーナの点火初期の一定時間該バーノーの燃
料供給路に介設する電磁安全弁を強制的に開弁保持づ′
るようにしたガス湯沸器、ガスコンロその他の安全弁付
燃焼器に関する。

（従来の技術） 従来のこの種安全弁付燃焼器として、バーナで加熱され
る熱電素子から所定起電力が発生されるまでの該バーナ
の点火初期の一定時間、電気回路を作動させて電磁安全
弁を強制的に開弁保持させ、その後該熱電素子により該
電磁安全弁を開弁保持させるようにしたものは知られる
。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来のものは、該電磁安全弁の強制
開弁時にそれ以後の燃焼器の使用に直接間わりのない該
電気回路を必要とすることから、その電源としての乾電
池等、外部エネルギーを必要とする不都合を伴う。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、バーナの点火初期の一定時間、電磁安全弁を
強制的に開弁保持させるために、外部エネルギーを必要
としない簡易な燃焼器を提供せんとするものであって、
バーナへの燃料供給路に介設する電磁安全弁を、操作部
材により開弁操作し、その開弁を該バーナで加熱される
熱電素子の起電力で保持するようにした安全弁付燃焼器
において、該操作部材を、流体圧応動部材を内蔵する圧
力室と、該燃焼器に供給される水またはガスの一部を該
圧力室に導く分岐通路と、該分岐通路に介設され操作子
により開閉される開閉弁と、該開閉弁の開時に該圧力室
内に流入した水またはガスを外部に導くオリフィスとで
構成したことを特徴とする。

（作　用） バーナの点火操作に伴い操作子により開閉弁を開弁操作
すると、燃焼器に供給される水またはガスの一部が分岐
通路を介して圧力室内に流入し、それが流体圧応動部材
に作用して該流体圧応動部材が変位し、この変位に伴い
バーナへの燃料供給路に介設する電磁安全弁が開弁され
る。

その後、該圧力室内の水またはガスはオリフィスを通っ
て徐々に外部へ放出され、それに伴い該流体圧応動部材
が元の位置へ向って徐々に移動し、該圧力室内に残存す
る水またはガスが所定聞取下になる一定時間後、該流体
圧応動部材が元の位置に復帰し、該電磁安全弁の該流体
圧応動部材による開弁保持が解かれる。しかし、このと
き熱電素子からの起電力により該電磁安全弁は開弁保持
されている。

かくて、操作部材は燃焼器に使用される内部エネルギー
たる水またはガスにより電磁安全弁を一定時間強制的に
開弁保持させることができる。

（実施例） 次に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は安全弁付燃焼器たるガス湯沸器（１）の外観を
示し、該湯沸器（１）内には第２図示の如く熱交換器（
２）と、該熱交換器（２）の加熱用バーｆ（３）とが設
けられると共に、被操作部材として、該バーナ（３）へ
の燃料供給路たるガス通路（４）に介設され且つ燃焼検
知用の熱電素子たる熱電対（５）の起電力で開弁保持さ
れる電磁安全弁（６）を組込んだガスコントロールユニ
ット（７）と、該熱交換器（２）に連なる通水路（８）
に介設した水バルブ（９）とが設けられる。

該ガスコンロールユニット（７＞は、該ガス通路（４）
にその上流側から下流側に向って順に該電磁安全弁（６
）と常開型のガス弁ａＯとを介設し、該ガス弁ａＯの下
流側から該バーナ（３）の側部に並設した口火バーナ（
３ａ）に連なる口火ガス通路（４ａ）を分岐させて成る
ものとした。

前記水バルブ（９）はスプール型の弁で構成されるもの
とし、その開弁による前記熱交換器（２）への通水によ
れば、水圧応動部材、フロースイッチ等の通水検知器ａ
つにより前記ガス弁ＧＯの下流側のガス通路（４）に介
設した自動弁面が開弁する。

（１３１は該水バルブ（９）と該ガス弁ＧＯの開弁を保
持りるために設けられた開弁保持部材で、該開弁保ドｉ
部材ＣＩ３は戻しばね（１３ａ）に抗づる外部からの押
圧力により始端位置Ａから終端位置Ｂに移動する押杆（
１３ｂ）と、該押杆（１３ｂ）に組付けたブツシュブツ
シュ機構（１３ｃ）とで構成し、該押杆（１３ｂ）は該
ブツシュブツシュ機構（１３ｃ）によりｔ／！ｊ端位０
．　Ｂからの復帰作動が中間位＠Ｃで係止されて再度の
外部からの押圧力により始端位置Ａに復帰されるように
した。

前記電磁安全弁（６）と水バルブ（９）とガス弁（ＩＧ
とは該開弁保持部材ａ３を介して後記する操作部材のに
より開閉操作されるもので、該水バルブ（９）に第１作
動杆ａ＠を連結し、該ガス弁ｌ′ｌＧの弁杆（Ｉｅの前
端に第２作動杆ａｅを対向させ、該第１、第２作動杆（
１＠　（１Ｇ＋を前記押杆（１３ｂ）と一体に形成して
、該押杆（１３ｂ）が始端位置Ａから終端位置Ｂに移動
する際、先ず該第２作動杆（Ｉｅが該弁杆ａ９に当接し
、中間位置Ｃで該水バルブ（９）とガス弁（ＩＧとが開
弁され、次いで該中間位置Ｃを越えた終端位置Ｂ側への
応動で該弁杆（′１９に連動するレバーＧ′ｒ）を介し
て該電磁安全弁（６）が抑圧開弁されるようにした。

また、押杆（１３ｂ）の終端位置Ｂへの移動によれば、
点火器ａεが作動し、口火バーナ（３ａ）への点火が与
えられ、該押杆（１３ｂ）の中間位置Ｃへの復帰で水バ
ルブ（９）の開弁による熱交換器（２）への通水で自動
弁（′ｌｚを介して加熱用バーナ（３）にガスが送気さ
れ、これに口火バーナ（３ａ）からの火移り点火が与え
られて、給湯管（１９の出湯口■から湯が得られるよう
にした。

ここで、該押杆（１３ｂ）の終端位置Ｂから中間位置Ｃ
への復帰によれば、電磁安全弁〈ωの押圧が解除される
もので、この際熱電対（５）から所定の起電力が発生さ
れていないと該電磁安全弁（６）が開弁じてしまう。こ
れを防止すべく前記従来のものでは例えば外部エネルギ
ーたる乾電池により充電されたコンデンサを放電させ、
その放電電流を該電磁安全弁（６）の作動ソレノイド（
６ａ）に流して押圧解除後該電磁安全弁（６）を一定時
間強制的に開弁保持させるようにしているが、このもの
では外部エネルギーを必要とするので、本発明では、該
電磁安全弁（６）を開弁操作する操作部材αを、流体圧
応動部材たるダイヤフラム■を内蔵する圧力室のと、前
記燃焼器たるガス夜半化式（１）に供給される水または
ガスの一部を該圧力室■に導く分岐通路［相］と、該分
岐通路■に介設され操作子■により開閉される開閉弁の
と、該開閉弁■の開時に該圧力室の内に流入した水また
はガスを外部に導くオリフィスのとで構成して、外部エ
ネルギーを使わずに加熱用バーナ＜３）の点火初期の一
定時間該電磁安全弁（６）が強制的に開弁保持されるよ
うにした。これを図示のもので更に詳しく説明すると、
前記熱交換器（２）に連なる通水路（８）を水バルブ（
９）より上流側で分岐させ、その分岐通路Ｑ＠の終端に
、入Ｉ］に該開弁■を備え且つ内部にダイヤフラム■を
備えた圧力室のを設け、該圧力室のと前記出湯口■とを
オリフィス■で連通させ、さらに該ダイヤフラムのに該
圧力室■の外方に突出する軸片■を前記押杆（１３ｂ）
の前端に対向させて設けて、前記操作子■による開閉弁
■の押圧開弁操作によれば、第３図示のように通水路（
８）からの水が圧力室の内に流入し、その水がダイヤフ
ラムのに作用して、該ダイヤフラムのを移動させ、軸片
■により押杆（１３ｂ）が始端位置Ａから終端位＠Ｂま
で押圧操作されるようにした。該圧力室の内の水はオリ
フィスのを通って徐々に出湯口■から放出され、所定量
以下まで放出される一定時間後に該ダイヤフラム■が元
の位置に戻り、該軸片■による該押杆（１３ｂ）の押圧
操作が解かれて、該押杆（１３ｂ）が中間位置Ｃに復帰
するようにした。このとき水バルブ（９）とガス弁００
は開弁されているが、ガス弁ａＯの弁杆１１９による１
６ｔ！安全弁（６）の押圧は解除されている。

かくて電磁安全弁（６）は先ずダイヤフラム■の移動と
次いで熱電対（５）からの起電力とにより開弁保持され
るようにした。

第４図は本発明をガスコンロに適用した場合の実施例を
示すもので、この場合、ガスコンロ内には、調理用バー
ナ（３）と、該バーナ（３）のガス通路（４）に介設さ
れ且つ図示しない燃焼検知用の熱電対（５）の起電力で
開弁保持される電磁安全弁（６）を組込んだガスコント
ロールユニツｈ　（７）とが設けられる。

該ガスコントロールユニット（７）は、該ガス通路（４
）に該電磁安全弁（６）と常開型ガス弁ｑＯとを介設さ
せて成るものとした。

該ガス弁１’ｌＧの開弁を保持するために設けられた開
弁保持部材は、第２図示のものと同様の構成とし、押杆
（１３ｂ）が始端位置Ａから終端位置Ｂに移動する際、
中間位置Ｃでガス弁（ＩＧが開弁され、次いで該中間位
置Ｃを越えた終端位１ｆｆｆＢ側への押動で前記電磁安
全弁（６）が押圧開弁され、終端位置Ｂで図示しない点
火器が作動し、前記調理バーナ（３）への点火が与えら
れるようにした。

ここで、該押杆（１３ｂ）の終端位置Ｂから中間位置Ｃ
への復帰によれば′ｉ＋ｉ磁安全弁（６）の抑圧が解除
されるもので、この際熱電対（５）から所定の起電力が
発生されていないと該電磁安全弁〈６）が閉弁してしま
う。

これを防止すべく第４図示のものでは前記ガス通路（４
）を前記ガス弁ｑＯの下流側で分岐させ、その分岐通路
ＱΦの中間に、点火レバーだるく字形の操作子■により
押杆（１３ｂ）を介して開閉される開閉弁■を介設し、
該分岐通路ＱΦの終端に内部にダイヤフラム■を備えた
圧力室のを設け、該圧力室のと調理用バーナ（３）とを
、オリフィスのとこれに連なる配管■とで連通させ、さ
らに該ダイヤフラム■に該圧力室■の外方に突出する軸
片■を該操作子のに対向させて設けて、該操作子■によ
る開閉弁■の押圧開弁操作によれば、第５図示のように
、押杆（１３ｂ）が始端位ａＡから終端位置Ｂまで押動
され、これに伴い開閉弁■が開弁されてガス通路（４）
からのガスが圧力室の内に流入し、そのガスダイヤフラ
ム■に作用して、該ダイヤフラムのを移動させ、軸片■
により操作子■を介して押杆（１３ｂ）が終端位置Ｂま
で移動されるようにした。該圧力室の内のガスはオリフ
ィスのを通って徐々に該バーナ（３）の混合管内に放出
され、所定量以下まで放出される一定時間後に該ダイヤ
フラムのが元の位置に戻り、該軸片■による該操作子■
と押杆（１３ｂ）の押圧操作が解かれて、該操作子■が
元の位置に戻ると共に該押杆（１３ｂ）が中間位置Ｃに
復帰するようにした。

かくて電磁安全弁（６）は先ずダイヤフラム■の移動と
次いで熱電対（５）から起電力とにより開弁保持される
ようにした。

（発明の効果〉 このように本発明によるときは、燃焼器に供給される水
またはガスを利用してバーナの点火初期の一定時間該バ
ーナの燃料供給路に介設する電磁安全弁を強制的に開弁
保持するようにしたので、前記従来の安全弁付燃焼器の
ように乾電池等の外部エネルギーを必要とせず、その分
有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明をガス湯沸器に適用した場合
の実施例の１例の正面図及び裁断側面図、第４図及び第
５図は本発明をガスコンロに適用した場合の実施の１例
の作用説明図である。 （１）・・・ガス湯沸器（燃焼器） （３）・・・バーナ （４）・・・ガス通路（燃料供給路） （５）・・・熱電対（熱電素子） （６）・・・電磁安全弁 ■・・・操作部材 ■・・・ダイヤフラム（流体圧応動部材）■・・・圧力
室 ＱΦ・・・分岐通路 ■・・・操作子 ■・・・開閉弁 の・・・オリフィス ＼二 他２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーナへの燃料供給路に介設する電磁安全弁を、操作部
   材により開弁操作し、その開弁を該バーナで加熱される
   熱電素子の起電力で保持するようにした安全弁付燃焼器
   において、該操作部材を、流体圧応動部材を内蔵する圧
   力室と、該燃焼器に供給される水またはガスの一部を該
   圧力室に導く分岐通路と、該分岐通路に介設され操作子
   により開閉される開閉弁と、該開閉弁の開時に該圧力室
   内に流入した水またはガスを外部に導くオリフィスとで
   構成したことを特徴とする安全弁付燃焼器。