JPS626598A - トランスデユ−サ−へのリ−ド線接着法 - Google Patents
トランスデユ−サ−へのリ−ド線接着法Info
- Publication number
- JPS626598A JPS626598A JP14402385A JP14402385A JPS626598A JP S626598 A JPS626598 A JP S626598A JP 14402385 A JP14402385 A JP 14402385A JP 14402385 A JP14402385 A JP 14402385A JP S626598 A JPS626598 A JP S626598A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- electrode
- transducer
- bonding agent
- ultraviolet
- Prior art date
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- Pending
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はトランスデユーサ−へのリード線接着法に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
近年エレクトロニクスの分野において超音波を利用する
技術が発展しつつある。光通信の分野における一5J速
スイッチング素子としての音響光学素子や、電気的信号
に一定の遅延を加える遅延素子はその例であるが、超音
波の発生源としてはいずれの場合も圧電体を利用したト
ランスデユーサ−を利用してきた。トランスデユーサ−
はあらかじめ分極された正極面及び負極面に蒸着等の手
段によって電極が設けられており、その電極間に高周波
電圧を加えることによって圧電体内に生じる分子振動を
利用して貼着された媒体内に超音波を発生させるもので
ある。
技術が発展しつつある。光通信の分野における一5J速
スイッチング素子としての音響光学素子や、電気的信号
に一定の遅延を加える遅延素子はその例であるが、超音
波の発生源としてはいずれの場合も圧電体を利用したト
ランスデユーサ−を利用してきた。トランスデユーサ−
はあらかじめ分極された正極面及び負極面に蒸着等の手
段によって電極が設けられており、その電極間に高周波
電圧を加えることによって圧電体内に生じる分子振動を
利用して貼着された媒体内に超音波を発生させるもので
ある。
該トランスデユーサ上の前記電極に高周波ジグチルを伝
えるリード線の接着方法としては。
えるリード線の接着方法としては。
従来主として比較的融点の低いインジウムのハンダ、も
ルくは熱硬化型エポキシ接着剤を使用して接着するのが
一般的であった。
ルくは熱硬化型エポキシ接着剤を使用して接着するのが
一般的であった。
[発明の解決しようとする問題点 ]
圧電体は通常数101Lsの厚さに薄片化されており力
学的な接触に対して脆く、また固有のキュリ一点(例え
ば、ニオブ酸リチウムの場合は1000℃である)以上
の温度下におかれた場合。
学的な接触に対して脆く、また固有のキュリ一点(例え
ば、ニオブ酸リチウムの場合は1000℃である)以上
の温度下におかれた場合。
分極方向が乱れ超音波発生源としての性質を失う。
そのため、従来のインジウムのハンダを用いるリード線
の接着方法ではキュリ一点の低い圧電体に対してはハン
ダごてを直接近づけることにより分極方向を乱す危険が
あり、またハンダごてと接触することで力が圧電体に加
わり割れてしまう恐れがあった。
の接着方法ではキュリ一点の低い圧電体に対してはハン
ダごてを直接近づけることにより分極方向を乱す危険が
あり、またハンダごてと接触することで力が圧電体に加
わり割れてしまう恐れがあった。
また熱硬化型エポキシ接着剤を用いるリード線の接着方
法では、リード線と電極とが接着され該接着剤が硬化し
充分な強度を持つまでの条件として、100°C前後で
数時間の加熱を必要とし、圧電体の分極方向を乱す心配
があり、加えて温度設定及びリード線の保持方法が非常
にやっかいで接着強度の信頼性や作業性の点から問題が
あった。
法では、リード線と電極とが接着され該接着剤が硬化し
充分な強度を持つまでの条件として、100°C前後で
数時間の加熱を必要とし、圧電体の分極方向を乱す心配
があり、加えて温度設定及びリード線の保持方法が非常
にやっかいで接着強度の信頼性や作業性の点から問題が
あった。
本発明は従来のリード線接着方法の前述の欠点を解消し
ようとするものであり、圧電素子の必要性能を何ら損な
うことなく充分な接着強度と向」二された作業性を有す
るトランスデユーサ−のリード線接着方法を提供するこ
とを目的とする。
ようとするものであり、圧電素子の必要性能を何ら損な
うことなく充分な接着強度と向」二された作業性を有す
るトランスデユーサ−のリード線接着方法を提供するこ
とを目的とする。
[問題を解決するための手段]
本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、分極方向のそろった圧電体の正極面及び負極面に設け
られた電極に電圧を印加することによって該圧電体の貼
着された媒体内に音波を伝播させるトランスデユーサ−
にリード線を接着する方法において、接着剤として紫外
線硬化型導電性接着剤を用いることを特徴とするトラン
スデユーサ−へのリード線接着方法である。
、分極方向のそろった圧電体の正極面及び負極面に設け
られた電極に電圧を印加することによって該圧電体の貼
着された媒体内に音波を伝播させるトランスデユーサ−
にリード線を接着する方法において、接着剤として紫外
線硬化型導電性接着剤を用いることを特徴とするトラン
スデユーサ−へのリード線接着方法である。
本発明においてトランスデユーサ−とは、分極方向のそ
ろったニオブ酸リチウム等の圧電体に電極を設けたもの
をいい、通常圧電体の両面に直接接して正極面及び負極
面が設けられていることが多いが、特殊なものにおいて
は、一つの電極面は圧電体以外の部分例えば媒体の一面
などに設けてなることもある。
ろったニオブ酸リチウム等の圧電体に電極を設けたもの
をいい、通常圧電体の両面に直接接して正極面及び負極
面が設けられていることが多いが、特殊なものにおいて
は、一つの電極面は圧電体以外の部分例えば媒体の一面
などに設けてなることもある。
本発明で使用する紫外線硬化型導電性2棲着剤としては
市販されているこの種の接着剤であれば目的を達成しう
るが、なかでも次のようなものが適当である。
市販されているこの種の接着剤であれば目的を達成しう
るが、なかでも次のようなものが適当である。
即ち、銀と硬化剤としてのエポキシ系樹脂を主成分とす
るもの、もしくは銀と硬化剤としてのアクリル系樹脂を
主成分とするものが、良好な接着特性が得られる。
るもの、もしくは銀と硬化剤としてのアクリル系樹脂を
主成分とするものが、良好な接着特性が得られる。
本発明において、このような接着剤は、リード線を電極
に接着するに際して両者間に塗布などの適宜な手段で予
め塗着した後紫外線を照射すれば良いが、この紫外線の
照射条件としては、大体80W/c■の水銀灯で10c
mの距離から1分間程度照射するのが好ましい。
に接着するに際して両者間に塗布などの適宜な手段で予
め塗着した後紫外線を照射すれば良いが、この紫外線の
照射条件としては、大体80W/c■の水銀灯で10c
mの距離から1分間程度照射するのが好ましい。
超音波の伝播媒体5としては、ガラス、モリブデン酸鉛
、酸化テルル等が用いられる。
、酸化テルル等が用いられる。
[作用]
本発明において紫外線硬化型導電性接着剤はトランスデ
ユーサ−の電極面にリード線を接着させるに際し両者間
に塗布などして予め塗着し、適切な条件で紫外線を照射
すると、瞬時に硬化が完了し、圧電体の性能を損なうこ
となく作業性の向上に大きく寄与する。
ユーサ−の電極面にリード線を接着させるに際し両者間
に塗布などして予め塗着し、適切な条件で紫外線を照射
すると、瞬時に硬化が完了し、圧電体の性能を損なうこ
となく作業性の向上に大きく寄与する。
[実施例]
以下図面に基いてさらに具体的に本発明を説明する。
第1図はモリブデン酸鉛からなる超音波伝播媒体5の−
・面に電極7を形成し、このうえに圧電体であるニオブ
酸リチウムからなる薄片4を貼着し、該圧電体4の上面
に電極8を形成し、この上に金よりなるリード線3をそ
の先端が電極8にのるように設定した0次に、リード線
3の先端を十分に包みこむように銀とエポキシ樹脂を主
成分とする紫外線硬化型導電性接着剤6を盛り、80W
/cmの出力をもつ水銀灯の紫外線光源lから照射され
る紫外線2により該接着剤6を硬化させた。紫外線照射
条件は、前記水銀灯で10cmの距離から1分間の照射
を行った。この様にして接着したリード線3は十分な接
着強度を有し、圧電体4の電気特性も変質することがな
かった。
・面に電極7を形成し、このうえに圧電体であるニオブ
酸リチウムからなる薄片4を貼着し、該圧電体4の上面
に電極8を形成し、この上に金よりなるリード線3をそ
の先端が電極8にのるように設定した0次に、リード線
3の先端を十分に包みこむように銀とエポキシ樹脂を主
成分とする紫外線硬化型導電性接着剤6を盛り、80W
/cmの出力をもつ水銀灯の紫外線光源lから照射され
る紫外線2により該接着剤6を硬化させた。紫外線照射
条件は、前記水銀灯で10cmの距離から1分間の照射
を行った。この様にして接着したリード線3は十分な接
着強度を有し、圧電体4の電気特性も変質することがな
かった。
[発明の効果]
本発明によるトランスデユーサ−のリード線接着法は、
比較的低温で瞬時に硬化するという優れた効果を有し作
業の効率化を計ることができる。また低いキュリ一点を
有する圧電体や充分な強度を持たない圧電体に対しても
接着強度と作業性のよさが保証された方法を提供するも
のである。
比較的低温で瞬時に硬化するという優れた効果を有し作
業の効率化を計ることができる。また低いキュリ一点を
有する圧電体や充分な強度を持たない圧電体に対しても
接着強度と作業性のよさが保証された方法を提供するも
のである。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図であり1図にお
いで1は紫外線光源、2は紫外線、3はリード線、4は
圧電体、5は超音波伝播媒体、6は紫外線硬化型導電性
接着剤、7.8は電極を示している。 季 1 図
いで1は紫外線光源、2は紫外線、3はリード線、4は
圧電体、5は超音波伝播媒体、6は紫外線硬化型導電性
接着剤、7.8は電極を示している。 季 1 図
Claims (1)
- 1、分極方向のそろった圧電体の正極面及び負極面に相
当する電極に電圧を印加することによって、該圧電体の
設けられた媒体中に音波を伝播させるトランスデューサ
ーの電極面にリード線を接着する方法において、接着剤
として紫外線硬化型導電性接着剤を用いることを特徴と
するトランスデューサーへのリード線接着法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14402385A JPS626598A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | トランスデユ−サ−へのリ−ド線接着法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14402385A JPS626598A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | トランスデユ−サ−へのリ−ド線接着法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS626598A true JPS626598A (ja) | 1987-01-13 |
Family
ID=15352527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14402385A Pending JPS626598A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | トランスデユ−サ−へのリ−ド線接着法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS626598A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160003654A1 (en) * | 2013-03-25 | 2016-01-07 | Woojin Inc. | Ultrasonic sensor for high temperature and manufacturing method thereof |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP14402385A patent/JPS626598A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160003654A1 (en) * | 2013-03-25 | 2016-01-07 | Woojin Inc. | Ultrasonic sensor for high temperature and manufacturing method thereof |
US9494453B2 (en) * | 2013-03-25 | 2016-11-15 | Woojin Inc. | Ultrasonic sensor for high temperature and manufacturing method thereof |
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