JPS6265653A - そばの製造方法 - Google Patents

そばの製造方法

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JPS6265653A
JPS6265653A JP60199022A JP19902285A JPS6265653A JP S6265653 A JPS6265653 A JP S6265653A JP 60199022 A JP60199022 A JP 60199022A JP 19902285 A JP19902285 A JP 19902285A JP S6265653 A JPS6265653 A JP S6265653A
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JP
Japan
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yeast
buckwheat
flour
added
noodles
Prior art date
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Pending
Application number
JP60199022A
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English (en)
Inventor
Akira Terada
寺田 章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORI SANGYO KK
Original Assignee
MORI SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、新規な味と香りを有し、ソフトな食味で、
しかもコシの強いそばを、容易に製造する方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
そばは、タデ科ソバ属に属する1年生草本で。
他の穀物に較べてたんぽ(質の含有蓋が多く、ビタミン
B、、B、、ニコチン酸などを含み、血圧降下に有効な
ルチンを含有しているといわれている。
か\るそばは、その外皮を除き粉砕してそば粉とし1通
常は小麦粉、山芋、卵白などを使用して熱水で混捏し、
帯状に伸ばしたものを細長く裁断して、そばとしている
そば粉には、小麦粉のようにグルテンが含まれていない
ため、単に水と捏ねても、めんの形とはならないので、
一般的には小麦粉、山芋、卵白などを、つなぎとして製
めんしており、特に粘性の強いグルテンを含む強力小麦
粉を用いて、製めんするのが最も9遍的な方法である。
小麦粉をつなぎとする。そばの製造における。
そば粉と小麦粉の割合は、二へそばの由来からも理解さ
れるように、そば粉8に対して、小麦粉2の割合である
とされているが、現在は、そば粉が高価なため、小麦粉
を多くしたものがむしろ普通となっており、極端な場合
にはそば2/小麦粉8の配合もありうる。
(発明が解決しようとする問題点〕 そばは、その風味を維持するために、つなぎの使用を極
力少旨に抑えるべきであるが、つなぎを少旨に留めたそ
ばは粘結力に乏しく、切れ易い。
また、これを乾燥する際には、乾燥中に落めんが多く、
従って製品の歩留りは必ずしも良好ではない。
このように、そばは、風味の点からは、つなぎを極力使
用しないことを理想とするものではあるが、上述の切れ
島さと、製品歩留りの良好でない点に加えて、近年そば
粉の多(を輸入に頼っていることや1価格面と量産性、
および製めんのし易さや2歩留り等の面から、前記の小
麦粉を、つなぎとして使用せざるを得ないのが現状であ
る。
したがって、かなりの置のつなぎを使用する結果、そば
の風味が損なわれ、また、そばの持つ栄養価が減少する
という欠点があり、これらの点に大きな問題を包蔵して
いる。
この発明は、か\る問題点を解消して、つなぎをかなり
多くしても、その風味を落とすことがなく、また、つな
ぎを少−に留めても、粘結力に優れ、新鮮な味覚を充分
に回持することができる。
そばの製造方法に関するものである。
〔問題点を解決するための干1段〕 すなわら、この発明は、しいたけを熱水処理して得たし
いたけ成分抽出液に糖類を加えるとともに、これに酵母
を接種しで、該酵母を活性化セしめ、得たる活性酵1u
含イ1液を、そばのl1at・1粉に対して40〜25
重量%の範囲で加えて?ji 稈し1発酵させることを
特徴とするものである。
この発明は、しいたけ、特に乾燥しいた(Jを熱水処理
して得たしいたけ成分の抽出液に糖を加えると共に、酵
母の培養液を添加して該酵母の活性化をはかり、この活
性化によって得た活性酵母含有液をそばの原寧:l粉の
混捏時に使用する捏水として利用し、得たる混捏物を発
酵させ、ついで、常法によって製めんするものである。
この場合、しいたけ成分抽出液は、しいたけのうちの、
好ましくは乾燥しいたけの粉末としたものを用い、これ
に水を加えて常圧、或いは若干の加圧下で、温度約60
〜80℃で約30分〜2時間加熱することにより得られ
る。
この抽出液を濾過し、または濾過せずに糖類を加えるの
であるが、濾過した場合は、最終的に得た活性酵母含有
液が比較的清澄なものである。
一方、濾過しない場合には、しいたけの微細粉末が混入
した。黒味を帯びた液となるので、これを使用して得た
そばは、一番上粉のそば粉であってもに香粉、または二
番粉のそば粉を用いて得た。そばのような如何にもそば
らしい黒味を呈するものが得られる。
か\る活性酵母含有液の生成のために使用する前記の糖
類としては、砂糖、蔗糖、ぶどう糖、果糖などであり、
その添加量は前記抽出液に対して1〜10%(重量%;
以下同じ)程度の範囲で加えることが好ましい。
このようなtit類を添加した。しいたけ成分抽出液に
、接種する酵母としては、パン酵母、清酒醪=5 − 母、ビール酵母等の各種酵母が存在するので、これらの
酵母を選択することにより、香味に特徴のある発酵そば
を得ることができる。
これらの酵母の中でも、特にパン酵母が短時間で発酵が
進み、工業的に最適である。
糖類を添加したきのこ成分抽出液に対する酵母の培養は
、20〜35℃の温度で2時間以上、数時間かけること
で達成され5かくして酵母は、順調、かつ確実に活性化
し培養増殖される。
ついで、酵母が増殖し、活性化したこの活性酵母含有液
を、捏水として、これをそばの原料粉(そば粉および小
麦粉等の混合粉等)に加えて練るのであるが、そば粉に
対する小麦粉の量には特に制限はなく5通常のそば粉:
小麦粉−7:3〜3ニア (重量比)の範囲でよい。
また、その際に加える活性酵母含有液よりなる捏水は、
そばの原料粉に対して40〜25%の範囲、特に好まし
くは30%前後で使用するものであり、捏水の量が40
%を趙えた過大な置となると、得られた発酵そばは、多
加水めんとして柔らかく、コシのないものとなり、製め
んが困難となり、製めんできたとしてもきわめて切れ易
いものとなる。
一方、捏水の量が25%未満のときは、水量不足のため
、充分な混捏ができず、めん(麺)状とはならない。
前記の活性酵母含有液を捏水とした混捏における。そば
の発酵熟成の時間は、概ね2時間以上であればよいが1
発酵を短時間に実施するときは。
温度を35℃程度に高く維持し、長時間の発酵を行うと
きには、20℃またはそれ以下の低温とすることにより
発酵に要する時間の調節が可能である。
熟成が終われば5発酵により生地中に生じた気泡を均一
にし、かつ細かくするために再度ミキシングし、全体を
平均化する。
以後は1通常の製造工程により、圧延、めん線切出し1
乾燥を行い製品とする。
なお、この発明において、前記のそば原料粉の混捏時に
、従来使用している山芋、卵白等をつなぎの小麦粉と共
に使用することは、−向に差支えない。
〔作  用〕
この発明は、そばの製造に際し、捏水として。
活性酵母を含む液を用い、そばの原料粉を発酵させるも
のであるが、この発酵作用により混捏したそば生地より
ガスが発生し、これによりそば生地に、多くの細かい気
泡を含有させると同時に、酵母の酵素作用により、生地
に粘性を付句せしめて所謂コシの強いそばとなすことが
でき、さらに発酵により、生地の香味に変化を与え、風
味のよいそばを得ることができる。
この発酵で、そばに多数の細かい気泡が含有される結果
5そばの茹−L時間は、約3割程度短縮されるものであ
る。
さらに、この発明の方法によれば、前記活性酵母含有液
の使用による。そばに対する気泡含有と共に、しいたけ
の香味によるそば風味の向上をはかることができ、した
がって、つなぎの量の多い場合でも風味を落とすことが
なく、また、つなぎを少なくした場合でもめんの切れる
ことがなく。
そばの製造が容易となり、製品歩留りの低下を生じない
ものである。
〔実施例1〕 以下、実施例および比較例を掲げて、この発明をより詳
細に説明する。
大施鼾 乾燥しいたけ粉末30gに、水600+a 1を加え。
約30分間放置し、しいたけ成分を水によく吸収させて
から、70〜80℃の温度で約2時間熱処理し、この処
理期間の途中で、砂糖を液に対して2%加えた。
この液を100℃付近まで昇温しで殺菌し、以後温度3
5℃まで急冷した。
液温が35℃になったとき、固形のパン酵母2gを加え
、温度35℃で3時間維持して酵母の増殖と活性化を図
った。
酵母添加の30分後には1発酵による泡が出始め、2時
間後に全面が泡の状態となった。
一方、そば粉0.4Kg、強力小麦粉0.6Kg、計1
Kgのそば原料粉に対して、前記した活性酵母含有液0
.3Kgを加えて混捏し、温度38°Cで約3時間発酵
熟成させた。
発酵熟成後9発酵したそば生地中の気泡が、均−且つ微
細となるように再び混捏し、ついで常法に従って圧延し
た後、切刃20番の細線としで。
めん線状に切出し、乾燥させた。
この乾燥に際して、そばを篠竹に懸架したが。
この乾燥中もそばは確実に保持され、落めんは殆どなか
った。
得られた乾燥そばの外観は、しいたけの微粉末が混入し
た。比較的黒味を帯びたものであった。
かくして得た乾燥そばを1通常の茹上げ方法によって茹
でたところ、茹上時間が約2.5分という短時間で内部
まで均一に茹でることができ1発酵させない従来のそば
(対照)に比較して、はソ′3割減の短い時間で茹上げ
ることができ、茹」ユげ後の伸びも少なかった。
また、茹上げた後のそばも、かなりの黒みを帯びたもの
であったが、そばそのものに、しいたけの仄かな香と味
が付与され、かつソフトな感しでありながら、所謂コシ
の強いものであった。
几較例土 そばの原料粉に対して加える活性酵母含有液の量を約5
0%(そば原料粉IKgに対して捏水約0゜5にg)と
した以外は、実施例1と同様にしてそばの混捏を行った
得られた混捏物は、著しく柔軟であり、めん線切出しが
できない程コシの弱いものであった。
〔発明の効果〕
この発明によれば、そば原料粉の捏水として。
しいたけの熱水処理抽出液より得た活性酵母含有液を使
用し、活性酵母の作用により発酵そばとしたものである
が、これによりコシが強<、シかもソフトな食感を持ち
、かつ斬新なうまみに冨んだそばを得ることができるも
のである。
また得られたそばは、生地中にアルコール発酵による炭
酸ガス気泡が形成されているため、茹上げの際に、内部
への熱湯の浸入が良好で、早茹での効果が顕著なもので
ある。
この発明の方法におい°乙そば原料粉の捏水として使用
する活性酵母含有液は2人体の7ルステロール減少作用
、インターフエ「lン誘起作用、抗腫瘍効果等に有効な
エリタデニンを含むしいたけ(乾燥しいたけ100g中
のエリタデニンは3〜3.5mg含有するとされている
。)の抽出成分を含むものであり、また、そば粉中には
血圧降下作用、放射線障害の予防作用、およびビタミン
P作用等に著効を有するとされているルチン含有してい
るものであるから、この発明によって得たそばは健康維
持面でも大きく貢献することができ、従って。
本来、健康食として評価されているそばに、より一層の
価値を付加せしめた点において、この発明の方法は価値
あるものということができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)しいたけを熱水処理して得たしいたけ成分抽出液
    に糖類を加えると共に、これに酵母を接種して該酵母を
    活性化せしめ、得たる活性酵母含有液を、そばの原料粉
    に対して40〜25重量%の範囲で加えて混捏し、発酵
    させることを特徴とするそばの製造方法。
  2. (2)前記しいたけを熱水処理して得たしいたけ成分抽
    出液は、これを濾過することなく使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のそばの製造方法。
JP60199022A 1985-09-09 1985-09-09 そばの製造方法 Pending JPS6265653A (ja)

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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112953A (ja) * 1974-07-23 1976-01-31 Fumiaki Baba
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