JPS6265215A - 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法 - Google Patents

磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法

Info

Publication number
JPS6265215A
JPS6265215A JP20430685A JP20430685A JPS6265215A JP S6265215 A JPS6265215 A JP S6265215A JP 20430685 A JP20430685 A JP 20430685A JP 20430685 A JP20430685 A JP 20430685A JP S6265215 A JPS6265215 A JP S6265215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
groove
film
core
softening point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20430685A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Endo
遠藤 博己
Yoshio Sugano
菅野 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tohoku Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku Metal Industries Ltd filed Critical Tohoku Metal Industries Ltd
Priority to JP20430685A priority Critical patent/JPS6265215A/ja
Publication of JPS6265215A publication Critical patent/JPS6265215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオやハードディスク用の磁気ヘッド
或いはフロッピーディスク用のディジタル磁気ヘッド等
の製造方法に関し、特に。
磁気ヘッドの製造段階の中で、フェライトよりなる1対
のコア?所定のギャップ長?有して接合する方法に関す
る。
〔従来の技術及び発明が 解決しようとする問題点〕
近来、磁気記録の高密度化に伴い、磁気〜ラドの狭トラ
ツク狭ギャップ化が進んでいる。特に、フロッピーディ
スク用のディジタル磁気ヘッドにおいては、96TPI
 (トラック/インチ)。
135 TPIと高密度化することによって、そのギャ
ップ長公差も±0.2〜±0.3μの高精度のギャップ
を有する磁気ヘッドを製造することが必要となってきて
いる。
この高精度のギャップを形成する場合、ガラス流し込み
方式では、ギャップ形成面にギャップ制御膜がない。そ
のため、ガラスポンディングの際、加圧と加熱によるフ
ェライトの熱変形及びフェライト素材の平面度平坦度が
制御できず、ギャップ長のバラツキが犬となる欠点を有
している。
これに対して、フェライトからなる1対のコアのギャッ
プ形成面に、それぞれスパッタリングにより5002の
薄膜を、さらにその上にけい酸を主成分とするガラス膜
を形成し、アペックス部に補強用のガラスをおいて加圧
、加熱接着する方法、いわゆるスパッタリング方式が提
案されている(例えば、特公昭59−107414号公
報、特公昭59−107415号公報、特公昭59−1
07416号公報参照)。この方式は、スパッタ膜がギ
ヤノブ制御をかねるため、また加熱及び加圧下でフェラ
イトからなるコア同士を接合する際、コアがこのスパッ
タ膜に沿って矯正されるという効果があるため、高精度
のギャップ長が得られるという利点がある。
しかしながら、このような従来のスパッタリング方式で
は、コアの材料であるフェライトの平坦度があまりよく
ないために、アペックス部にのみ補強用のガラスをおく
と、アペックス部の反対側の方より2つのコアがそりか
えるという現東が発生する。そのため、ギャップディブ
スが長くなると、ひずみやちいさなヒビが接合部にはい
りやすくなり、不要部分の切断、ボンディングパーの幅
方向のスライス、ポリンング(鏡面仕上げ加工)と、加
工の段階が進むにつれて、そのヒビがアペックス側へと
成長し、最終的な強度試験で不合格となってしまう。
また、特公昭59−107416号公報では、補強用の
ガラスとして軟化温度の高いものを使用している。この
場合、できあがりのギャップ長が減少するおそれがでて
くるが接着力が増すので、はじめから減少分を見こんで
スパッタ膜の厚みを決定すれば、ギャップ長の精度の点
ではさほど問題はないと思われる。しかし、高温になる
と、フェライトとガラスの反応が進むために、アペック
ス部にくわれ等が生じて好ましくない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による磁気ヘッド用コアのギャップ部接合方法は
、フェライトよりなる1対の直方体ブロックの少なくと
も一方に長手方向にコイル窓用の第1の溝と9本来の磁
気記録再生に関係しない部分に前記第1の溝と平行に第
2の溝とが形成され、互いの接合面が鏡面仕上げしてあ
る1対の磁気ヘッド用コアを所定のギャップ長を保持し
て接合する方法であって、前記接合面の本来の磁気記録
再生に関する部分にのみ、それぞれスパッタ法により所
定の厚さのSiO2膜を形成する工程と、さらに前記5
002膜上に、スパッタ法により所定の厚さのガラス膜
を形成する工程と9両コアのスパッタ膜を互いに圧接し
アペックス部に前記ガラス膜よりも低軟化点を有する第
1のガラス片?載置し、前記第2の溝にアペックス部に
載置した前記第1のガラス片よりも低軟化点を有する第
2のガラス片を載置し、前記ガラス膜に使用したガラス
の軟化点以上に加熱する工程を含む。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例について図面を参照して説明する
先ず、第1図を参照して、フェライトよりなる直方体ブ
ロックなるコア1の鏡面仕上げしてある面の本来の磁気
記録再生に関する部分、すさにスパッタリングにより形
成し、更にそのSiO2@2上に、SiO2.B2O3
,At203.に20゜ZnO,MgO等よるなる軟化
点(10−76P)が700℃のガラス膜3を約0.0
5μmの厚さにスパッタリングにより形成する。
第2図を参照して、同様に、フェライトよりなる直方体
ブロックの長手方向にコイル窓用溝4aと9本来の磁気
記録再生に関係せず、後で切断される不要部分にコイル
窓用溝4aと平行に補強用溝4bが形成されたコア4の
鏡面仕上げしてある面のうち、補強用溝4bより下の部
分を除いた部分に、軟化点が1500℃位のSiO2膜
5?約1μmの厚さにスパッタリングにより形成し、更
にそのSiO2膜5上に、SiO2 + ”205 +
Az2o3. K2O,ZoO,MgO等よりなる軟化
点(1O−76F )が700℃のガラス膜6を約0.
05μmの厚さにスパッタリングにより形成する。
次に、第3図に示されるように、SiO2膜とガラス膜
からなるスパッタ膜の形成されたコア1゜4を、そのス
パッタ膜側の面が互いに接触された状態で、アペックス
部7に、B2O5,SiO2等よりなる軟化点(1O−
76P)が670℃のガラスパー8を設置すると共に、
補強用溝4bに、PbO。
5102 、 Na2CO’5 + B2O5+ Al
2O5+ Fe2O31zn。
よりなる軟化点(1O−76P)が540℃のガラスパ
ー9に設置する。
次に、コア1.4を、互いに密着される方向へ約300
Kg/α2の圧力で加圧しながら、800℃の温度で約
2時間加熱して、ポンディングする。
これにより、第4図に示されるように、ガラス膜3.6
が軟化し、コア1.4の両側から加圧されるので、ギャ
ップ長Glの減少がほとんどなく、アペックス部7の補
強用ガラスパー8が半溶融し、補強用溝4b内のガラス
パー9はって正確なギャップ長Gzが形成できる。
このとき、ガラス流しこみ部分とスパッタ膜接着部分の
厚みが変わって応力が発生するようなことはなく、必要
なギャップディツプスo6の両端(アペックス部と不要
切断部)がしっかりと接合されるので、その後の加工に
よるひずみの発生をかなり防止できる。
本発明者らは1本実施例により接着したコアと従来法で
接着したコアの強度試験全テンションゲージを使用して
測定したところ、従来法のものは1.25Kg/w2で
あるのに対し1本実施例のものは1.81Kg/1Ij
E2であり9本発明の方が従来のものよりかなり強固に
接合されていることを確認した。
なお、上記実施例では9片方のコアのみにコイル窓用溝
及び補強用溝を形成しているが9両方のコアにその対向
する部分にコイル窓用溝及び補強用溝を形成しても良い
のは勿論である。
又、ガラス膜やガラスパーの軟化点も上記の値に限定さ
れず、ガラス膜の軟化点は700℃以上。
アペックス部に設置されるがラスパーの軟化点は600
〜700℃、補強用溝に設置されるガラスパーの軟化点
は500〜600℃の範囲のものが選ばれる。又、接着
するための加熱温度、加圧圧力についても、加熱温度は
ガラス膜の軟化点と同じかそれより高めの800〜85
0℃、加圧圧力は100〜500Kg/cm2の範囲に
選択される。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように9本発明によれば、コイル
窓用溝と平行に補強用溝を切り、必要なギャップディツ
プスより少し長めにスパッタをし、補強用溝より下はス
パッタをしないで。
補強用溝にアペックス部に載置したガラスパーよりも軟
化点の低いがラスパーを置き、加圧加熱して、補強用溝
内のガラスパーkaしこんでいるので、必要なギャップ
ディツプスの両端をしっかりと接合した高精度のギャッ
プ長を形成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の方法を工程順に示した図で
ある。 1・・・コア、2・・・SiO2膜、3・・・ガラス膜
、4・・コア、  4a・・・コイル窓用溝、4b・・
・補強用溝。 5・・・SiO2膜、6・・・ガラス膜、7・・・アペ
ックス部。 8.9・・・ガラスパー。 第2図     第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、フェライトよりなる1対の直方体ブロックの少なく
    とも一方に長手方向にコイル窓用の第1の溝と、本来の
    磁気記録再生に関係しない部分に前記第1の溝と平行に
    第2の溝とが形成され、互いの接合面が鏡面仕上げして
    ある1対の磁気ヘッド用コアを所定のギャップ長を保持
    して接合する方法であって、前記接合面の本来の磁気記
    録再生に関係する部分にのみ、それぞれスパッタ法によ
    り所定の厚さのSiO_2膜を形成する工程と、さらに
    前記SiO_2膜上に、スパッタ法により所定の厚さの
    ガラス膜を形成する工程と、両コアのスパッタ膜を互い
    に圧接し、アペックス部に前記ガラス膜よりも低軟化点
    を有する第1のガラス片を載置し、前記第2の溝にアペ
    ックス部に載置した前記第1のガラス片よりも低軟化点
    を有する第2のガラス片を載置し、前記ガラス膜に使用
    したガラスの軟化点以上に加熱する工程を含む磁気ヘッ
    ド用コアのギャップ部接合方法。
JP20430685A 1985-09-18 1985-09-18 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法 Pending JPS6265215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20430685A JPS6265215A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20430685A JPS6265215A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6265215A true JPS6265215A (ja) 1987-03-24

Family

ID=16488296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20430685A Pending JPS6265215A (ja) 1985-09-18 1985-09-18 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6265215A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0152808B2 (ja)
JPS6265215A (ja) 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法
JPS6265214A (ja) 磁気ヘツド用コアのギヤツプ部接合方法
JPH0247002B2 (ja)
JP3282197B2 (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JP2874787B2 (ja) 合金磁性薄膜積層体の製造方法
JP3114220B2 (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JPH0334124B2 (ja)
JPS59167821A (ja) 磁気ヘツドのコア組立体およびその製造方法
JPH09161216A (ja) 磁気ヘッドの製造方法および磁気ヘッド
JPH06325313A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPH0250524B2 (ja)
JP2003208704A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPH06122566A (ja) 接合方法
JPH01109504A (ja) 磁気ヘッド
JPS63200309A (ja) 磁気ヘツドの製造法
JPS61137211A (ja) 磁気ヘツド
JPH10283610A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPS63249915A (ja) ガラス接合方法
JPH06349019A (ja) 磁気ヘッド
JPH06325319A (ja) 磁気ヘッド
JPS6254807A (ja) 磁気ヘツド及びその製造方法
JPH03105708A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPS63183603A (ja) 磁気ヘツドコア
JPS62185216A (ja) 複合形磁気ヘツド