JPS6264382A - 走行玩具の方向変換装置 - Google Patents

走行玩具の方向変換装置

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JPS6264382A
JPS6264382A JP20963386A JP20963386A JPS6264382A JP S6264382 A JPS6264382 A JP S6264382A JP 20963386 A JP20963386 A JP 20963386A JP 20963386 A JP20963386 A JP 20963386A JP S6264382 A JPS6264382 A JP S6264382A
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electromagnet
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善一 石本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、無線操縦による走行玩具の方向変換装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の走行玩具における方向変換装置としては
、前輪に対し取付けたステアリングプレー1・を、ウオ
ームギ九7機構等を介してサーボモータの正逆転操作に
より左右に変位させ、前輪の方向すなわち直進、右旋回
もしくは左旋回の変換を行うよう構成したものが知られ
ている。
しかしながら、前記従来の方向変換装置は、走行玩具を
頻繁に左右へ方向変換させようとすれば、サーボモータ
の正逆転切換操作の頻度も多くなり、このためサーボモ
ータの電気系統を構成する各種接点でスパークを発生す
る。
このようなサーボモータにお()るスパークの発生ば、
サーボモータの電気系統の損傷と共に無線操作機の誤動
作を生じさUる。特に、サーボモータは制御性能に優れ
ていることから高価であるため、スパークを牛じないよ
うに制御回路を工夫すれば−・層製造コスI−の上昇を
J′Ei<等の欠点がある。
このような観点から、出願人は先に、異なる極性に付勢
し得る電磁石と、責なる極性に保持された少なくとも一
対の磁石とを重体上において対向配置し、前記電磁石ま
たは一対の磁石を水平面において旋回可能に枢支した制
御子の一端部に固定し、前記制御子を車輪と結合させる
ステアリングプレー1−に係合し、前記電磁石の付勢状
態によって制御子に設けたいずれかの磁石が電磁石に吸
引されて制御子をいずれかの方向に変位させるよう構成
した方向変換装置を開発し、特許出願を行った(特公昭
GO−52827号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の方向変換装置は、電磁石と磁石との組合せからな
るものであるから、構成が簡単であるばかりでなく、製
造コストも著しく低減し得ると共に無線操作機の誤動作
もなく、常に安定かつ確実な方向変換制御を達成できる
利点を右する。しかるに、この種の方向変換装置におい
ては、電磁石の消勢状態においては、車輪を直進可能に
保持することが、動作上好ましい。このため、先に提案
された装置においては、制御子を枢支する軸に対し、対
称的に一対の支持杆を配設し、この支持杆の一端部を走
行玩具の車体ベースに枢着すると共に中位部をスプリン
グで弾力的に結合し、さらに1!動端部で制御子の裏面
に穿設した係止部を所定の中立位置に弾力的に保持する
よう構成してJ3す、制御子の構成が若干?!2雑にな
る難点がある。
従って、本発明の目的は、先に提案した電磁石と磁石と
を使用する方向変換装置において、無制御[,1に制御
子を中立位置に保持する様構を簡略化して、より一層制
御性能の向上と製造コストの低減化を図ることができる
走行玩具の方向変換装置を間供り°るにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る走行玩具の方向変換装置は、異なる極性に
付勢される励磁鉄心の両端部を同一方向に指向さぽてな
る電磁石と左右両端を異極性に保持した磁石とを重体上
において対向配置し、前記電磁石の一方の励磁鉄心の端
部を2分割してこの間に磁石を挟持し、前記電磁1iま
たは磁石を水平面にdiいC旋回可能に枢支したステア
リング部材の中位部に形成した制御子部の一端部に固定
することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、ステアリング部材に制御
子部を一体に設け、制御子部の動作を直接ステアリング
部材に伝達するよう構成すると共に、’:91ift 
Eに磁石を付加して無励磁状態においても一定の磁力が
作用するよう構成づ−ることにより、制御子部の構成の
簡略化とステアリング動作の安定化および確実化を高め
ることができる。
従って、本発明における走行玩具の方向変換装置におい
て、電磁石はE形鉄心構造とし、中央鉄心部を2分υ1
してその間に磁石を挟持すると共に分割された中央鉄心
部をそれぞれ異極性に保持し、さらに中央鉄心部にコイ
ルを巻回してこの中央鉄心部と磁石とを対向配置する構
成とすれば好適である。
この場合、励磁鉄心に巻回するコイルは、極性の異なる
よう巻回した二重コイルぐ構成するか、または単一のコ
イルにより極性を反転して付勢し得るよう構成すること
ができる。
また、前記の走行玩具の方向変換装置において、電磁石
を車体上に固定配置し、磁石を制御子部の一端部に固定
し、電磁石の消勢時に前記磁石と電磁石の励磁鉄心との
吸引関係によりステアリング部材を中立状態に保持する
よう構成すれば好適である。この場合、電磁石は、無線
操縦システムにJ、リコイルを付勢または消勢づるよう
構成することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る走行玩具の方向変換装置の実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本発明装置を実施する無線操縦システムによ
る走行玩具の車体構造の一実施例を示り゛らのである。
第1図においで、参照符号10は車体ベースの全部、1
2は車輪を示す。
一対の車輪12.12は、ステアリング部材14の両端
部に結合される。従って、図示例において、ステアリン
グ部材14を左側へ旋回させれば、車輪12.12は左
方向に偏向することに仕る。このステアリング部材14
の中位部は、車体ベース10に穿設した@16に枢着す
ると共に制御子部18を一体的に設ける。この制御子部
18には、磁石20を固定配置する。一方、この制御子
部18に配置した磁石20と対向させで、電磁石22を
車体ベース10に固定配置する。
しかるに、電磁石22は、E形の励磁鉄心24とこの鉄
心24の中央鉄心部24al、:巻回したコイル26と
から構成され、中央鉄心部24aと左右の鉄心部24b
、24Cとが異極性となるよう構成する。この場合、中
央鉄心部24aは2分割され、その間に磁石28が挟持
され、分割された中央鉄心部24aをそれぞれ異極性に
保持する。なお、このように構成された励1ifl鉄心
24の中央鉄心部24aの端部の幅はこれと対向する磁
石20の端部の幅と同一もしくはそれ以上に設定すれば
、後述する制御子部18の中ひ状態への復g動作を一層
良好に覆ることができる。さらに、(a石20は左右両
端の極性が異なるよう構成する。
このようにして、本実施例においては、面記電磁石22
の励磁鉄心24をそれぞれ異なる極性に付勢し得るよう
構成すると共にステアリング部材14が中立状態にある
場合は、前記制御子部18の磁石20が前記励磁鉄心2
4の中央鉄心部24aと真正面に対向するよう構成する
。。
従って、例えば、磁石20の極性を図示のように設定し
、電磁石22の中央鉄心部24aの極性がN極となるよ
うコイル26を付勢すれば、磁石20はそのS極側とN
極側がそれぞれ電lTi22の鉄心部24a、24cと
吸引関係となり、しかも磁石20のS極側が電磁石22
の鉄心部24bと反発関係となり、制御+ 7一部18
は支軸16を中心として左側へ偏位する(第2図参照)
、、これに対し、電磁石22の中央鉄心部24aの極付
がS極となるようコイル26を付勢Jれぽ、1社石20
はぞのN極側とS極側/メーぞれぞれ電…b22の鉄心
部24a、24bと吸引関係となり、しかも磁620の
N極側が電磁石22の鉄心部24cと反発関係となり、
制御子部18は支軸16を中心としC右側へ賜位ザる。
なお、このように、コイル26を付勢した場合、励la
v、心22の中央鉄心部24aにJ3いては、その間に
挟持された磁石28の励磁作用は殆んど打ち消されてい
ずれか一方の極性に保持される。
従って、本実施例によれば、電磁石22の付勢状態を変
化させることににす、車輪12.12を左右いずれかの
方向に旋回制御することが−C”きる。また、電磁石2
2を消勢状態とすれば、電磁b22の無励磁状態となっ
た中央鉄心部24aは、それぞれ分割された端部が磁石
28により異極性に保持されるため、制御子部18の磁
石20と相互に吸引作用を生じ、制御子部18おJ、び
ステアリング部材14を第1図に示ずような中立状態に
確実に復帰させることができる。
前記構成からなる方向変換装置は、無線操縦システムに
よる走行玩具に好適に応用することができる。この場合
、電磁石22は、第2図に示り′ように、励磁鉄心24
の中央鉄心部24aに対しそれぞれ電流の流れる方向が
異なるように巻回した一対のコイル26a、26bで構
成することができる。そこで、無線受信機30により所
定の指令信号を受信することにJ:す、いずれか一方の
コイル26a、26bが電源に接続されて、各コイル2
6a、26bの性質に応じて励磁鉄心24の極性が変化
し、制御子部18の磁石−20に影膏を与える。この結
果、無線送信機(図示せず)から二種の異なる指令信号
を発信することにより、電磁石22の励磁鉄心24の極
性を変化させ、これにより車輪12゜12を左旋回また
は右旋回しく!ノるように制御り゛ることがCきる。ま
た、電磁石22を消勢すれば、制御子部18の磁石20
が電磁UI22の中央鉄心部24aと吸引関係となり、
制御子部18およびステアリング部材14は直lうに中
立状態に保持され、車輪12.12を直進状態とするこ
とができる。
なお、電磁石22は、励磁鉄心24の一部に単一のコイ
ルを巻回し、この1■−コイルに対し無線受(3tf1
30側において適宜極性の反転を行える回路構成とする
ことも可能である。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明装置は、電
磁石と磁石との組合せからなるものであるから、構成が
筒中であるばかりでなく、製造コス1〜も箸しく低減し
得ると共に無線操作機の制御操作も簡単となり、誤動作
も<> < 、常に安定かつ確実な方向変換制御を達成
することができる。特に本発明装置は、4ステアリング
部材と2.II Inn郡部が一体構成となるため、制
御子部の構成が極めて簡略化されると共に電磁石の消勢
時にお()るステアリング部材の中立状態への復帰をよ
り簡便かつ確実に実現することができる。
なJ3、前述した実施例においては、制御子部に磁石を
設けた場合を示したが、制御子部に電磁石を載直し、こ
れと対向する磁でiを車体ベースに固定してb ON記
実施例と同様の効果を得ることができる。
また、電磁石の励磁鉄心の構成についても、中央鉄心部
に対しイの両側に位置覆るいずれか一方の鉄心部を省略
して、右旋回または左旋回のいずれか−hのみの旋回制
御を行うよう構成することもできる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明の精神を逸脱しない範囲内において種々の改良並びに
変更をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す走行玩具の要部車
体構造図、第2図は第1図に示す制御子部の動作と電磁
石の制御機構を示す説明図である。 10・・・車体ベース    12・・・車輪14・・
・ステアリング部材 16・・・軸18・・・制御子部
     20・・・磁石22・・・電磁石     
 24・・・励磁鉄心26・・・コイル      3
0・・・無線受信機28・・・磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる極性に付勢される励磁鉄心の両端部を同一
    方向に指向させてなる電磁石と、左右両端を異極性に保
    持した磁石とを車体上において対向配置し、前記電磁石
    の一方の励磁鉄心の端部を2分割してこの間に磁石を挟
    持し、前記電磁石または磁石を水平面において旋回可能
    に枢支したステアリング部材の中位部に形成した制御子
    部の一端部に固定することを特徴とする走行玩具の方向
    変換装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の走行玩具の方向変換
    装置において、電磁石は、E形鉄心構造を有し、中央鉄
    心部を2分割してその間に磁石を挟持すると共に分割さ
    れた中央鉄心部をそれぞれ異極性に保持し、さらに中央
    鉄心部にコイルを巻回してこの中央鉄心部と磁石とを対
    向配置してなる走行玩具の方向変換装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の走行
    玩具の方向変換装置において、電磁石は、励磁鉄心に対
    しそれぞれ極性の異なるよう巻回した二重コイルを設け
    てなる走行玩具の方向変換装置。
  4. (4)特許請求の範囲第1項または第2項に記載の走行
    玩具の方向変換装置において、電磁石は、励磁鉄心に対
    し単一のコイルを巻回し、この単一コイルを極性を反転
    して付勢し得るよう構成してなる走行玩具の方向変換装
    置。
  5. (5)特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記
    載の走行玩具の方向変換装置において、電磁石を車体上
    に固定配置し、磁石を制御子部の一端部に固定し、電磁
    石の消勢時に前記磁石と電磁石の鉄心との吸引関係によ
    りステアリング部材を中立状態に保持するよう構成して
    なる走行玩具の方向変換装置。
  6. (6)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記
    載の走行玩具の方向変換装置において、電磁石は無線操
    縦システムによつてコイルを付勢または消勢するよう構
    成してなる走行玩具の方向変換装置。
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