JPS6264282A - ボイスコイル式モ−タの駆動制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 一対のボイスコイル式モータを駆動することによって被
駆動体を双方向に交互に等速走行させる装置に備えられ
るボイスコイル式モータの駆動制御回路であって、各ボ
イスコイル式モータに対する駆動電流の通電径路を制御
信号に応じて切り換えることによって、無効電流が流れ
ることを防＋ｌ−し駆動電流の節減を図った４）の。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、たとえばシャトル式ワイヤドツトプリンタに
おいて印字ヘットの駆動に用いられる対向形のボイスコ
イル式モータの駆動側ｆａ１）回路に関するものである
。

シャトル式ワイヤドツトプリンタは、複数本のワイヤド
ツトから構成される印字ヘッドを記録用紙に対向させ、
これを織機のシャトルのように往復運動させるとともに
、これに対し直角方向に記録用紙を相対移動させ、記録
用紙上にドツト形式で文字等を印刷する装置である。

第３図はシャトル式ワイヤドツトプリンタの印字ヘッド
駆動系の概要図である。図において。

■は、被駆動体であり１図示省略の印字へ７Ｆを搭載し
て左右に往復駆動されるシャトル。

２および３は、対向して設けられる一対のボイスコイル
式モータで、　２ａおよび３ａは各ボイスコイル式モー
タ２および３の構成要素である磁気回路。

２ｂおよび３ｂは各ボイスコイル式モータ２および３の
構成要素でありシャトル１側に取りつけられるコイル。

４はシャトル１の位置・速度・移動距離等の検出に用い
られる検出器１ ５は、予め定められた制御条件と検出５４によって得ら
れるフィードバック情報とに基づいて。

一対のボイスコイル式モータ２・３を駆動する駆動制御
回路である。

第４図はシャトル１の行程図で、■−■および■−■は
、それぞれ右方向および左方向への等速走行行程、また
■−■および■−■はそれぞれ走行方向を反転する反転
行程である。

駆動制御回路５は１等速移動行程■−■および■−■で
は、検出器４によって検出されるシャトル１の速度に応
して、コイル２ｂまたは３ｂに供給する電流を正・零ま
たは負に切換え、また２反転行程■−■および■−■で
は反転方向に応じて、コイル２ｂまたは３ｂに供給する
電流を１−Ｆまたは負に切換える。

このような構造のワイヤドツトプリンタにおいては、特
に反転行程■−■および■−■における反転時間を短縮
することによって印字速度の向ヒを図っており、このた
め、磁気回路２ａおよび同３ａには強力な永久磁石を用
いるとともに、コイル２ｂ・３ｂに対し大電流を流すよ
うにしているが、この際、電力効率・温度上昇等に対し
ても適切な配慮がなされることが望ましい。

〔従来の技術〕

第５図は、ボイスコイル式モータの駆動制御間ｌｓ５の
従来例の回路図である。

５１は、予め定められた制御条件と検出器４によって得
られるフィードバック情報とに基づいて３値制御を行う
制御部であり、シャトル１の等速走行行稈では、制御条
件として与えられるシャトル１の目標走行速度と、フィ
ードバック情報として得られるシャトルｌの走行速度と
の差の値に応して、＋１・０または−１の制御信号を発
生し、被駆動体が反転点■あるいは■に達したごとが検
出されると２反転方向に応じて、子１または−１の制御
信号を発生する。

５２は、制御部５から与えられる３値制御信号に基づい
て、コイル２ｂおよび同３ｂに対し駆動電流を印加する
駆動回路であり。

旧は制御部５１が発生ずる制御信号＋１によって導通（
オン）されるスイッチングトランジスタ。

口２は制御部５１が発生ずる制御信号−１によって導通
されるスイッチング、トランジスタ。

Ｑ３はスイッチングトランジスタ０１の導通または遮断
に伴って導通または遮断されるスイッチングトランジス
タ。

０４はスイッチングトランジスタ０２の導通または遮断
に伴って導通または遮断されるスイッチングトランジス
タである。

すなわち、制御部５１が発生する制御信号＋１または−
１によって、駆動電圧νｄがコイル２ｂおよびコイル３
ｂに対し同時に並列に供給され、一対のボイスコイル式
モータ２および３によって、シャトル１を右方向または
左方向に加速するように構成したものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来例によると、シャトル１が′４ｊｔ走行行程の
場合でも反転行程の場合でも、主制御部５が制御信号１
）または−１を発生すると、コイル２ｂおよびコイル３
ｂに対し並列に駆動電流が流れる。

シャトル１の等速走行行程では、シャトルｌの負荷は主
に動摩擦力だけであって１反転行程において要求される
ような大きな加速（減速）力は不要であるにもかかわら
ず１両方のコイル２ｂおよび３ｂに大電流が流されるた
め、シャトル１の制御が円滑におこなわれないだけでな
く電力効率が良くないという問題点がある。

また、シャトル１が反転行程の場合には、たとえば第３
図に示されるように、一方のコイル２ｂが磁気回路２ａ
によって作られる磁界を切っていない状態が生ずるにも
かかわらず、このような状態でも一方のコイル２ｂに対
し無効電流が流されるという問題点がある。

したがって１本発明の目的は、コイル２ｂおよび３ｂに
対し無効あるいは過大な電流が流されること防止するこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図であり。

６は１等速走行行程ではフィードバック情ｔＩ１３に基
づいて少なくともＩＥ負の２種類の制御信号を発生し９
反転行程では反転方向に応して正負の２種類の制御信号
のいずれかを発生ずる制御部１７は、一対のボイスコイ
ル式モータ２・３に対する駆りＪ電流の通電経路を、制
御部６によって与えられる制御信号に応じて切り換える
切換え回路である。

〔作用〕

すなわち、ボイスコイル式モータに流す駆動電流の方向
を制御信号のＩＦ負によって切り換えるだけでなく２等
速走行行程と反転行程とによって通電径路を切り換えて
、たとえば二つのボイスコイル式モータに対し直列に駆
動電流を流す１通電径路に直列抵抗を設ける。あるいは
一方のボイスコイル式モータにのみ駆動電流を流すなど
して、ボイスコイル式モータに無効電流を流さないよう
にしている。

〔実施例〕

第２図は実施例の回路図であり。

Ａは、シャトルｌが左方向への等速走行行程を終わって
反転行程■−■にあるとき、シャトル１を右方向に駆動
（反転）するための制御信号。

Ｂは、シャトル１が右方向への等速走行行稈■−■にあ
るとき１　シャトル１を右方向に駆動（加速）する、あ
るいは、シャトル１が左方向への等速走行行程■−■に
あるとき、シャトルｌを右方向に駆＠ｊ１（減速）する
ための姫Ｉ御信号。

Ｃは、シャトル１が右方向への等速走行行稈を終わって
反転行程■−■にあるとき、シャトル１を左方向に駆動
（反転）するための制御信号。

Ｄは、シャトルＩが右方向への等速走行行程の一〇にあ
るとき、シャトル１を左方向に駆動（減速）する、ある
いは、シャトル１が左方向への等速走行行程■−■にあ
るとき、シャトル１を左方向に駆動（加速）するための
制御信号である。

次に、切換え回路６において。

７１は制御信号へと制御信号Ｂとを入力とする排他的Ｎ
ＯＲ回！／８　（ＥＸＮ（ＩＲ）　。

７２は制御信号Ｃと制御信号りとを入力とする排他的Ｎ
０ＲＮ路（ＥＸＮＯＲ）　。

０５は排他的ＮＯＲ回路７２の出力信号によって導１ｆ
ｆＪされるスイッチングトランジスタ。

口６は排他的ＮＯＲ回路７１の出力信号によって導通さ
れるスイッチングトランジスタ。

ロアは制御信号へによって導通されるスイッチングトラ
ンジスタ。

０８は制御信号Ｂによって４通されるスイッチングトラ
ンジスタ。

０９は制御信号Ｃによって導通されるスイッチングトラ
ンジスタ。

［１０は制御信号りによって導通されるスイッチングト
ランジスタ。

旧は、コイル２ｂのスイッチングトランジスタｕ９に接
続される端子から、コイル３ｂのスイッチングトランジ
スタＱ７に接続される端子に対してλ１０方向に接続さ
れるダイオード。

Ｄ２は、コイル３ｂのスイッチングトランジスタ（１７
に接続される端子から、コイル２ｂのスイッチングトラ
ンジスタ０９に接続される端子に対して順方向に接続さ
れるダイオードである。

制御部６は、検出器４から得られるフィードバック信号
によって、シャトル１が反転行程■−■・等速走行行程
■−■・反転交点■−■および等速走行行稈■−■のい
ずれにあるかを判別し２反転行程■−■では制御信号へ
を発生し２反転行稈■−■では制御信号Ｃを発生ずる。

また１等速走行行稈■−■および等速走行行稈■−■で
は、検出器４から得られるシャ１−ル１の走行速度と予
め設定された基準速度とを比較することによって、制御
信号Ｂまたは制御信号りを送出する。なお、これらの制
御信号は３値制御信号（＋１−０および一■）の＋１ま
たは−１に対応するものであり、０に対しては制御信号
Ｂおよび制御信号りの何れも送出しない。

その結果１等速走行行程■−■または等速走行行稈■−
■において、制御信号Ｂが与えられる場合の駆りＪ電流
は、駆動電源Ｖｄ−スイッチングトランジスタ０６−・
コイル３ｂ→ダイオード１）２−＋コイル２ｂ→スイッ
チングトランジスタ０８を経てアースに流れる。すなわ
ちコイル２ｂとコイル３ｂに直列に駆動電流が流れる。

制御信号りが与えられる場合も同様であり、ぞれぞれ従
来例より少ない駆動電流によって一対のボイスコイル式
モータ２および同３が駆動れる。

また１反転行程■−■において制御信号Ａが与えられる
と、駆動電流は、駆動電源Ｖｄ−スイッチングトランジ
スタＱ６−コイル３ｂ−スイッチングトランジスタＱ７
を経てアースに流れる。反転行程■−■においても同様
であり、コイル２ｂまたはコイル３ｂのいずれか一方に
のみ駆動電流が流れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によればボイスコイル式モ
ータに対し無効あるいは過剰な電流が流れない。したが
って電力効率の向上、制御性の向上、温度上昇の防１Ｆ
等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図。 第２図は実施例の回路図。 第３図はシャトル式ワイヤドツトプリンタの印字ヘッド
駆動系の概要図。 第４図はシャトルの行、作図。 第５図は従来例の回路図である。 図中。 ２と３はボイスコイル式モータ。 ２ａと３８は磁気回路、　　２ｂと３ｂはコイル。 ６は制御部、　　　　　７ば切換え回路を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、対向して設けられる一対のボイスコイル式モー
   タ（２・３）を駆動して被駆動体を双方向に等速走行さ
   せるボイスコイル式モータの駆動制御回路であって、 等速走行行程ではフィードバック情報に基づいて少なく
   とも正負の２種類の制御信号を発生し反転行程では反転
   方向に応じて正負の２種類の制御信号のいずれかを発生
   する制御部（６）と、一対のボイスコイル式モータ（２
   ・３）に対する駆動電流の通電径路を制御部（６）から
   与えられる制御信号に応じて切り換える切換え回路（７
   ）とを備えることを特徴とするボイスコイル式モータの
   駆動回路。
2. （２）、前記切換え回路（７）は等速走行行程ではボイ
   スコイル式モータ（２・３）に対し直列に駆動電流を通
   電し反転行程では一対のボイスコイル式モータ（２・３
   ）の一方にのみ駆動電流を通電するように通電径路を切
   り換えるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載のボイスコイル式モータの駆動制御回路。