JPH067756B2 - 直流ブラシレスリニアモ−タ - Google Patents

直流ブラシレスリニアモ−タ

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JPH067756B2
JPH067756B2 JP57188235A JP18823582A JPH067756B2 JP H067756 B2 JPH067756 B2 JP H067756B2 JP 57188235 A JP57188235 A JP 57188235A JP 18823582 A JP18823582 A JP 18823582A JP H067756 B2 JPH067756 B2 JP H067756B2
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coil
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coils
sensor
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二郎 田沼
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • H02K41/031Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors of the permanent magnet type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可動子側に永久磁石を備え、固定子側にコイル
を備えた直流ブラシレスリニアモータに関する。
第1図(a)は従来この種の直流ブラシレスリニアモータ
の機構部を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)のI−I
断面図であり、図において1は可動子、2は固定子であ
る。
可動子1は略角筒状のヨーク3と、このヨーク3の内面
に固定された複数の永久磁石4と、ヨーク3の四隅に設
けられた固定軸5と、角固定軸5に回転自在に取り付け
られたローラ6とで構成されており、ここで永久磁石4
はN極とS極とか交互に並ぶように配されている。
一方、固定子2は帯状に形成された基板7と、巻枠に巻
線されていて基板7上にその長手方向に沿って連続的に
取り付けられた多数のコイル8と、各々のコイル8の内
側に位置して前記永久磁石4の磁界を検知するセンサ9
と、基板7の下面に設けられたヨーク10とで構成され
ており、前記可動子1のヨーク3の内側を非接触で貫通
するように配設されている。
11はガイドレールで、このガイドレール11上を前記
可動子1がローラ6を介して円滑に移動するようになっ
ている。
この機構部の動作原理としては、可動子1の永久磁石4
から発生する磁界中に位置しているコイル8に電流を流
すことにより、コイル8にフレミング左手の法則による
電流が働く。しかしコイル8は基板7上に固定されてい
るので、永久磁石4に反力として推力が働き、この推力
により可動子1が固定子2に沿って図面左右方向に移動
するものである。
第2図は上述した機構部を駆動するための従来の駆動回
路を示す簡略図であり、この図では固定子2側の多数の
コイル8を8〜8として示している。
121,12,123,及び13,132,133はトランジス
タ、14は電源の正側端子、15は電源の負側端子で、
前記トランジスタ121,122,123側は正側端子14
に並列に接続され、またトランジスタ13,13
13側は負側端子15に並列に接続されている。
そして、前記コイル8〜8のうち、コイル8,8
・・・8n-2はトランジスタ12と13とより成
る回路に接続され、コイル8,8・・・8n-1はト
ランジスタ12と13とより成る回路に接続され、
更にコイル83,8・・・8はトランジスタ12
13とよりなる回路に接続されている。
以上説明した直流ブラシレスリニアモータは、センサ9
により永久磁石4の磁界を検知して、コイル8に流す相
電流の切り替えを行うため、ブラシが不要であり、さら
に固定子2側にコイル8を取り付けまた可動子1側に永
久磁石4を取り付けていることにより可動子1側からは
リード線が出ないため、モータとしての寿命が長くかつ
組立性も良好であるという利点を有している。
ところで従来においては、直流ブラシレスリニアモータ
は直流ブラシレス回転型モータのリニア展開という思想
が強く、そのため固定子2側のすべてのコイル8の上方
に可動子1側の永久磁石4が存在すると考えて、前記駆
動回路によりコイル8に駆動電流を流している。
しかしながら直流ブラシレスリニアモータの場合、直流
ブラシレス回転型モータと違ってすべてのコイル8の上
方に永久磁石4が存在するわけではなく、数個のコイル
8の上方に存在するだけであるため、可動子1の移動距
離が長い程、上方に永久磁石4存在しないコイル8の割
合が増加する。
従って、第2図に示すように同相のコイルを並列接続し
た場合には電流容量が大きくなり、また図示しないが同
相のコイルを直列接続した場合は電圧容量が多く必要と
なるので、電源容量が大きくなると共に消費電力も大き
くなるという欠点がある。
本発明はこのような欠点を解決することを目的とするも
のである。
そのため、本発明は、N極とS極とを交互に並べた永久
磁石を可動子側に備え、この可動子の移動方向に沿って
連続的に配された多数のコイルと、各々のコイルの内側
に位置して前記永久磁石からの磁界を検知するセンサと
を固定子側に備えた直流ブラシレスリニアモータにおい
て、前記永久磁石のN極とS極の合計の磁極数を4個と
したとき、この4個の磁極の前記可動子の移動方向にお
ける長さを前記固定子側のコイル3個分の長さとほぼ等
しくすると共に、前記センサとして前記固定子と非接触
で前記永久磁石磁界を検知する磁気センサを用い、かつ
前記各コイル毎に独立して設けられた駆動回路と、前記
永久磁石の下方に位置するコイルのみに電流を流して前
記可動子を移動させ、その移動方向の1つ先の電流を流
していないコイルの内側の磁界を検知していない状態に
ある磁気センサが前記可動子先端側の磁極の磁界を検知
すると、その検知した磁界と反対の極性の磁界を発生さ
せる電流を前記コイルに流すと共に、電流を流している
コイルのうちの前記1つ先のコイルを除く各コイルの内
側の各磁気センサの検知状態が後部側のものから順に変
化すると、その検知状態が変化した磁気センサの1つ先
のコイルにそれまでと反対の極性の磁界を発生する電流
を流し、更に前記1つ先のコイルの内側の磁気センサの
検知状態が変化したとき、該コイルから2つ戻ったコイ
ルにそれまでと反対の極性の磁界を発生する電流を流す
ように前記駆動回路を制御する制御手段を備えたことを
特徴とする。
以下図面により説明すると、第3図は本発明による直流
ブラシレスリニアモータの駆動回路の一実施例を示す簡
略図で、図において16〜16及び17〜17
はトランジスタであり、 このトランジスタ16と17は直列に接続され、ト
ランジスタ16と16も直列に接続されており、以
下同様に16と17まで直列に接続されている。
18は電源の正側端子、19は電源の負側端子で、前記
トランジスタ16〜16側は正側端子18に並列に
接続され、一方トランジスタ17〜17側は負側端
子19に並列に接続されている。
そして、トランジスタ16と17とより成る回路に
固定子2側のコイル8が接続され、またトランジスタ
16と17とより成る回路にはコイル8が接続さ
れており、以下同様にコイル8〜8までトランジス
タ16〜16と17〜17とで形成される各々
の回路に個別に接続されている。つまり、本発明では固
定子2の各コイル8毎に独立した駆動回路が設けられて
いる。
第4図は上述した駆動回路により駆動される機構部の要
部側断面図で、この機構部は第1図(a),(b)と同等の構
成であり、ここでは3相モータの場合を示している。す
なわち、可動子1側にはN極とS極とが交互に並ぶよう
に4個の永久磁石4が設けてあり、また固定子2側は前
記4個の永久磁石4の下方に常時3個のコイル8を位置
させると共に、各々のコイル8の中央に永久磁石4の磁
界を非接触で検知する磁気センサ9(以下実施例中は単
にセンサ9と記す)を配している。
この場合、可動子1側の永久磁石4から発生する磁界を
検知する固定子2側のセンサ9は、常時永久磁石4の下
方に3個存在し、この3個のセンサ9の出力はAのグル
ープで考えると、可動子1側の永久磁石4が矢印方向に
移動するとき4種類の組み合わせとなり、Bのグループ
でも同様に4種類となる。
一方、コイル8の出力の組み合わせもセンサ9と同じ4
種類となる。
これはセンサ9の出力の組み合わせと、コイル8の出力
の組み合わせが1対となっているからである。
そこで、この第3図の機構部をモデルとして、その動作
を第5図(a)〜(e)及び第6図により説明する。
尚、第5図(a)〜(e)と第6図中の状態a〜eは対応して
いる。
まず、第5図(a)に示すように可動子1側の永久磁石4
が固定子2側のAのグループのコイル82,8,8
真上に位置する状態にあることは、第6図のセンサ出力
表における状態aに示したようにセンサ92,93,9
出力つまり検知状態が確定し、かつセンサ9の出力つ
まり検知状態が変化することで判断できる。
このとき、可動子1を図示した矢印方向に移動させるに
は、コイル82,83,8にそれぞれ第5図(a)に示した
ように電流を流してやればよい。
ここで、コイル8に流す電流は、その上方に位置する
N極と同じ極性の磁界を発生させる方向の電流であり、
またコイル8に流す電流は、その上方に位置するS極
と反対の極性の磁界を発生させる方向の電流であって、
更にコイル8に流す電流は、コイル8に流す電流と
同じ方向に電流である。
そして、可動子1の移動により永久磁石4が第5図(b)
に示す位置までくると、第6図の状態bに示したように
センサ9の出力が変化するので、第5図(b)に示した
ようにコイル82,83,84にそれぞれ電流を流す。 このときの電流の方向は、コイル83,8については第
5図(a)のときと同じ方向であるが、コイル8は第5
図(a)のときと逆の方向にしている。
次に、可動子1が移動して永久磁石4が第5図(c)に示
す位置までくると、センサ9及び9の出力が台6図
の状態cに示したように変化し、これにより出力が確定
するセンサは93,94,9となる。
この状態では、トルクを一定にするための電流を流すコ
イルは83,84,8となるが、このときコイル8に流
す電流の方向は第5図(b)のときと逆の方向とする。
更に、可動子1の移動により永久磁石4が第5図(d)に
示す位置までくると、センサ9の出力が第6図の状態
dに示したように変化する。
このときコイル83,84,8に流す電流の方向は、コイ
ル8のみを第5図(c)のときと逆の方向とする。
そして、可動子1の移動により永久磁石4が第5図(e)
に示す位置に達すると、この状態で永久磁石は第4図に
示したBのグループの真上に位置してセンサ93,94,9
の出力は第6図のeの用になり、この位置でのセンサ
の出力とコイルに流す電流の関係は前記第5図(a)のと
きと同一の状態となる。
以上のことからわかるように、本実施例では永久磁石4
がコイル82,83,8の真上に位置した状態からコイル
3,84,8の真上の位置に達するまでのコイル1個分
移動する間に、前記コイル82,83,8へ流す電流の向
きを、センサ92,93,8の出力の変化に従って前記可
動子1の移動方向おける後部側のものから順に変化させ
るようにしている。
言い換えると、本実施例では固定子2側のコイル8
のうち、可動子1側の永久磁石4の下方に位置する
もの、例えばコイル82,83,8のみに電流を流して可
動子1を移動させ、その移動方向の1つ先の磁界を検知
していない状態にあるセンサ9が可動子1の先端側の
磁石4の磁界を検知すると、その検知した磁界と反対の
極性の磁界を発生させる電流をコイル8に流すと共
に、前記可動子1の移動によりコイル82,83,8の各
センサ92,93,8の出力つまり検知状態が順に変化す
ると、つまりセンサ9の出力が変化するとコイル
、センサ9の出力が変化するとコイル9、とい
うように、その検知状態が変化したセンサ1つ先のコイ
ルにそれまでと反対の極性の磁界を発生する電流を流
し、更に前記コイル8のセンサ9の検知状態が変化
したとき、該コイル8から2つ戻ったコイル8にそ
れまでと反対の極性の磁界を発生する電流を流すように
している。
従って、以後3個ずつのコイルのグループに対して第5
図(a)〜第5図(d)までの通電を繰返し行うことにより、
可動子1を前記矢印方向に移動させる。
そしてこれらの制御をプログラムに従って制御手段に実
行させるとすれば、センサ9の出力とコイル8の電流と
の関係をテーブルとして作成しておき、センサ9の出力
をインプットして前記テーブルとの比較により可動子1
の永久磁石4の位置を検知し、その位置でのコイル8の
電流の情報をアウトプットすればよく、このときセンサ
9の出力により得られる可動子1側の永久磁石4の位置
にあわせて、その下方に位置する3個のコイル8のグル
ープのみに制御手段が第3図の駆動回路を介して出力し
ていけばよい。
尚、上述した実施例におけるセンサ9としては、ホール
ー素子の他に光学センサ等を用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による直流ブラシレスリニア
モータは、可動子側の永久磁石のN極とS極の合計の磁
極数を4個としたとき、この4個の磁極の前記可動子の
移動方向における長さを固定子側のコイル3個分の長さ
とほぼ等しくすると共に、前記センサとして前記固定子
と非接触で前記永久磁石磁界を検知する磁気センサを用
い、かつ各コイル毎に独立して設けられた駆動回路と、
制御手段とを備えた構造として、前記永久磁石の下方に
位置するコイルのみに電流を流して前記可動子を移動さ
せ、その移動方向の1つ先の電流を流していないコイル
の内側の磁界を検知していない状態にある磁気センサが
前記可動子先端側の磁石の磁界を検知すると、その検知
した磁界と反対の極性の磁界を発生させる電流を前記コ
イルに流すと共に、電流を流しているコイルのうちの前
記1つ先のコイルを除く各コイルの内側の各磁気センサ
の検知状態が後部側のものから順に変化すると、その検
知状態が変化した磁気センサの1つ先のコイルにそれま
でと反対の極性の磁界を発生する電流を流し、更に前記
1つ先のコイルの内側の磁気センサの検知状態が変化し
たとき、該コイルから2つ戻ったコイルにそれまでと反
対の極性の磁界を発生する電流を流すように前記制御手
段によって駆動回路を制御するものとしている。
従って、これによれば、固定子側のコイルの数が多くて
もリニアモータの大きさに比例したような電源は必要と
ならず、最小限の消費電力で動作が可能になるという効
果が得られると共に、磁気センサの検知状態にあわせて
コイルが発生する磁界を切り換えることができるので、
低速動作でガタつくことが少ない。つまり所謂トルクリ
ップルの少ない滑らかな移動を行うことができるという
効果も得られる。
更に、本発明は永久磁石の磁界を検知するセンサとし
て、永久磁石と被接触で磁界検知を行う磁気センサを用
いているため、ノイズの発生や磨耗を生じることがない
という効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は従来の直流ブラシレスリニアモータにおけ
る機構部の平面図、第1図(b)は第1図(a)のI−I線断
面図、第2図は従来の直流ブラシレスリニアモータにお
ける駆動回路の簡略図、第3図は本発明による直流ブラ
シレスリニアモータにおける駆動回路の一実施例を示す
簡略図、第4図は第3図の駆動回路により駆動される機
構部の要部側断面図、第5図(a),(b),(c),(d),(e)
は第3図及び第4図の実施例の動作説明図、第6図はそ
の動作時のセンサ出力表である。 1・・・可動子 2・・・固定子 3・・・ヨーク 4・・・永久磁石 7・・・基板 8,8〜8・・・コイル 9,9〜9・・・センサ 16〜16及び17〜17・・・トランジスタ 18・・・電源の正側端子 19・・・電源の負側端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N極とS極とを交互に並べた永久磁石を可
    動子側に備え、 この可動子の移動方向に沿って連続的に配された多数の
    コイルと、各々のコイルの内側に位置して前記永久磁石
    からの磁界を検知するセンサとを固定子側に備えた直流
    ブラシレスリニアモータにおいて、 前記永久磁石のN極とS極の合計の磁極数を4個とした
    とき、この4個の磁極の前記可動子の移動方向における
    長さを前記固定子側のコイル3個分の長さとほぼ等しく
    すると共に、 前記センサとして前記固定子と非接触で前記永久磁石磁
    界を検知する磁気センサを用い、 かつ、前記各コイル毎に独立して設けられた駆動回路
    と、 前記永久磁石の下方に位置するコイルのみに電流を流し
    て前記可動子を移動させ、その移動方向の1つ先の電流
    を流していないコイルの内側の磁界を検知していない状
    態にある磁気センサが前記可動子先端側の磁極の磁界を
    検知すると、その検知した磁界と反対の極性の磁界を発
    生させる電流を前記コイルに流すと共に、電流を流して
    いるコイルのうちの前記1つ先のコイルを除く各コイル
    の内側の各磁気センサの検知状態が後部側のものから順
    に変化すると、その検知状態が変化した磁気センサの1
    つ先のコイルにそれまでと反対の極性の磁界を発生する
    電流を流し、更に前記1つ先のコイルの内側の磁気セン
    サの検知状態が変化したとき、該コイルから2つ戻った
    コイルにそれまでと反対の極性の磁界を発生する電流を
    流すように前記駆動回路を制御する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする直流ブラシレスリニアモータ。
JP57188235A 1982-10-28 1982-10-28 直流ブラシレスリニアモ−タ Expired - Lifetime JPH067756B2 (ja)

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JPS5980190A JPS5980190A (ja) 1984-05-09
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