JPS6263759A - ノンスリツプ床材 - Google Patents

ノンスリツプ床材

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JPS6263759A
JPS6263759A JP20412085A JP20412085A JPS6263759A JP S6263759 A JPS6263759 A JP S6263759A JP 20412085 A JP20412085 A JP 20412085A JP 20412085 A JP20412085 A JP 20412085A JP S6263759 A JPS6263759 A JP S6263759A
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JP
Japan
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water
granules
absorbing resin
slip
flooring material
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JP20412085A
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English (en)
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JPH0327698B2 (ja
Inventor
平上 恵章
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Toyo Linoleum Co Ltd
Original Assignee
Toyo Linoleum Co Ltd
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は耐久性を有し、特に水濡れ時に効果の著るしい
ノンスリップ床材を提供するものである。
(従来技術と問題点) 従来より表面が平滑な床材は、表面が水で濡れた時に滑
り易く歩行に危険が伴った。そこで、滑り防止機能を有
する床材が研究されたが、それらは例えば機械的に表面
エンボス処理を施こしたり1表面層のみに小砂や粒状物
を埋設させたり、あるいは可変性もしくは圧縮性の弾性
ゴム粒状体をマトリックス中にランダムに配置したもの
等であった。
しかし、エンボス処理による凹凸模様を有する床材はそ
の四部に砂、ゴミ、a等が埋積されて非常に汚れ易い欠
点がある。
また、小砂や粒状物を表面層に埋設もしくは配置した床
材があるが、これらは裏面層が歩行により摩耗するとノ
ンスリップの機能が消失し2、重歩行度の場所では寿命
が短かいという欠点を有している。
また、小砂を利用する場合はカレンダー口−ルを損傷す
るという問題も生ずる。
(発明の構成) 本発明は上記従来の床材の欠点を解消し7、水濡れ時の
ノンスリップ効果が顕著で、しかも表面が汚れにくく、
かつ表面の摩耗によってもノンスリップの機能が失われ
ない耐久性に優れた表面が実質的に平滑なプラスチック
床材に関し、ポリ塩化ビニルマトリックス層内に吸水性
樹脂粒状物を該ポリ塩化ビニルマトリックス層の全厚さ
に亘って分散させるとともに、該マトリックス層の表面
にも該粒状物の一部を露出させることを特徴とするノン
スリップ床材を要旨とする。
以下、図面に基づいて説明する。
第1図は本発明床材の乾燥時の断面図であり、第2図は
水濡れ時の断面図である。
1は71−リックス材、2は埋れた吸水性樹脂粒状体、
3は表面に露出した粒状体である。
マトリックス材1としては、ポリ塩化ビニル(PVCと
略す)ホモポリマー、塩化ビニルと他のモノ7−例えば
酢酸ビニル、エチレン、プロピレン、アクリル酸、メタ
クリル酸またはこれらのエステル等とのコポリマーが例
示できる。
本発明ではこれらPvCに可塑剤、充填剤、熱安定剤等
の公知の添加剤を適宜配合した組成物が適当である。
L記の組成物を押出し法、カレンダー法等の公知の方法
でシート化し、通常0.1〜5my+、好ましくは0.
3〜3mの粒径の大きさのチップに粉砕してマトリック
ス材とし、このチップ状マトリックス材に吸水性樹脂粒
状体を配合し加熱加圧するのが望ましい。
なお、押出し法、カレンダー法等によりPvCシートを
形成するに際し、シートが溶融または軟化状態の時にこ
れに吸水性樹脂粒状体を添加しても、本発明ノンスリッ
プ床材は得られる。
本発明の上記吸水性樹脂粒状体は加工中に該粒状体の表
面のみが若干軟化する程度で、PvCマトリックス材中
に均一相溶するものではなく。
粒状体はマトリックス層中に原形を留めて全厚に亘って
分散し、粒状体2はマトリックス材中に埋もれ、かつ一
部の粒状体3がマトリックスの表面に露出する。
吸水性樹脂粒状体2.3としては、PvC1合成ゴム、
ポリウレタン等の樹脂中に高吸水性高分子を添加する。
高吸水性高分子は水を吸収して数倍から壬数百倍に膨潤
して保水するが水には溶解しないものであればいかなる
ものでもよい。しかし、吸水量が自重の30倍以下にな
ると水分を吸収させろために添加する高吸水性高分子の
量が多量になり、機械強度の低下が起るので、使用する
高吸水性高分子の吸水量は30倍以上のものである方が
好ましい。形状・粒子径についても特に限定はないが、
加工性および物性等の面からみると粒子径は出来るだけ
細かい方が望ましく、平均粒径が100μ以下、好まし
くは50μ以下のものが良い。
本発明の高吸水性高分子としては、例えば澱粉とアクリ
ロニトリルのグラフト共重合体のケン化物、澱粉とアク
リル酸(塩)グラフト共重合体、スチレンと無水マレイ
ン酸の共重合体の塩、イソブチレンと無水マレイン酸共
重合体の塩の架橋体、アクリル酸および/またはアクリ
ル酸塩の架橋重合体(例えば自己架橋型重合体、架橋剤
共存下の重合による架橋重合体、あるいは重合体の後架
橋物など)、ポリビニルアルコールと無水マレイン酸の
反応物の塩、ポリビニルアルコールとアクリル酸(塩)
のグラフト共重合体、ビニルエステルとエチレン系不飽
和カルボン酸またはその誘導体の共重合体のケン化物、
ビニルエステルと不飽和多価カルボン酸またはその誘導
体の共重合体のケン化物、ポリビニルアルコール架橋体
、ポリエチレングリコール架橋体、カルボキシメチルセ
ルロース架橋体、ホリビニルビロリドン架橋体、ポリア
クリルアミド架橋体、ポリアクリルニトリルのケン化物
およびそれらの混合物など公知の高吸水性高分子が挙げ
られる。なかでも架橋構造を有するカルボン酸塩を含む
高分子電解質よりなる高吸水性高分子は吸水倍率が高く
、かつ吸水鼠の強度にも優れているので、これを用いる
ことが望ましい。特にビニルエステル(X)とエチレン
系不飽和カルボン酸またはその誘導体(Y)を主成分と
して、X:Y−10:90〜90:10なる範囲のモル
比で構成される共重合体のケン化物は、ことに吸水後の
強度が高く吸水状態での耐候性および耐熱性が良く好ま
しい。この高吸水性高分子の添加量は例えばpvc t
 o o部に対して1部から200部の範囲である。高
吸水性高分子の添加量が1部未満の場合、吸水性が少い
ためにノンスリップ効果を発揮することが出来ず、また
添加量が200部以上では、強度に欠ける。そのため前
記範囲で使用されるが、好ましくは5部から150部の
範囲で用いられる。本発明に使用する吸水性樹脂として
はスミカゲル(住友化学製)等が入手可能である。
得られた吸水性樹脂は粉砕されて、0.3〜3iIIT
lの大きさの粒状体にされる。
吸水性樹脂はPVCマトリックス材よりも耐摩耗性が同
等かそ、ftより犬であることが望ましい。
ノンスリップ性の実効を11)るために1−記粒状体は
P V Cマドリソゲス材の3重量%以−[−添加する
のが望ましい。
粒状体は加工中に加熱によりその表面のみ載置1マ干軟
化する程度でpvc71へリノクスと均一・相溶するも
のではなく、粒状体として原形を留めてマトリックス全
厚に亘って分散し1、かつ一部の粒状物3が表面に露出
した状態でシート状に裏打ち材4Fに積層される。
裏打ち材4はpvcシート、pvcまたはSRRのフオ
ーム材、またはガラスマットや寒冷沙等の繊維糸裏打ち
材等、従来の床材用裏打ち材ならば何でもよい。
第2図において、得られた床材に水濡れが生ずると、床
材表面に露出した吸水性樹脂粒状体:3′が急速に膨潤
し、床材表面にシャープな凸状部を形成する。歩行者5
はこの凸状部によ−〕て歩行中に滑べるのが防止される
なお1粒状体イは乾燥すると元の平滑な床面にもどる。
床材が摩耗してもマトリックス層中の粒状体2が露出す
るので、効果は永続する。
(発明の効果) 乾燥時は平滑な表面であり、床材表面が水に濡れた時は
吸水性により表面に露出した吸水性樹脂粒状体が膨潤し
て短時間にシャープな凸状形状を示すので顕著なノンス
リップ性が発現され机 再乾燥すると床材はまた比較的平滑な表面に戻り、塵が
溜らずメンテナンスが容易である。
以下、実施例を示す。部は重電部を示す。
実施例1 下記の配合AのPVCマトリックス樹脂100部を粒度
0.2〜0.51!flのチップとし、はぼ同じ大きさ
の下記配合Bの吸水性樹脂粒状体チップ10部を混合し
てホッパーに充填し、ガラス繊維含有裏打ち材に散布し
て振動板により2.0mmの厚さに載置した。
次いで表面温度180℃になるようにヒーターで加熱後
、圧延ロールで圧延し、−E−記吸水性樹脂粒状体をマ
トリックス層の全pJに亘って分!i<1させ、かつそ
の一部を表面に露出させたノンスリップ床材を得た。
配合A PVC(T=1,000)       100部炭酸
カルシウム         50#D OP    
          5 Q n安定剤       
       2 。
顔料       徴用 配合B PVC100部 炭酸カルシウム         30!ID0P  
            40#安定剤       
       3 n高吸水性樹脂(スミカゲル)30
jt (アクリル酸−ビニルアルコール系) 比較例 上記実例の配合組成物より吸水性樹脂粒状体を除いた組
成物を用いて実施例を同様にしてマ1〜リックス層のみ
からなる床材を作成し、比較床材を1)だ。
上記で得られた実施例と比較例の床材を歩行による官能
検査により乾燥時および水濡れ時のノンスリップ性を調
べた。その結果を第1表に示す。
第  1  表 実歩行による官能検査は次の5段階評価を行った。
A かなり安全である。
B やや安全である。
Cどちらともいえない。
D 滑ってやや危険である。
E?nってかなり危険である。
実施例で得られた床材は比較例の床材に対して確実に水
濡れ時のノンスリップ性の向上が認るられる。また表面
に従来の床材はど明らかな凹凸模様がないので表面に砂
・ゴミ・はこりがらず良好なメンテナンス性が得られた
4・転噸初校明 東洋リノリユーム株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリ塩化ビニルマトリックス層内に吸水性樹脂粒状
    物を該ポリ塩化ビニルマトリックス層の全厚さに亘って
    分散させるとともに、該マトリックス層の表面にも該粒
    状物の一部を露出させることを特徴とするノンスリップ
    床材。 2、吸水性樹脂粒状物の粒径または厚さが 0.3〜3mmである特許請求の範囲第1項のノンスリ
    ップ床材。 3、吸水性樹脂粒状体がポリ塩化ビニルマトリックスの
    重量の3%以上である特許請求の範囲第1項のノンスリ
    ップ床材。
JP20412085A 1985-09-13 1985-09-13 ノンスリツプ床材 Granted JPS6263759A (ja)

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JP20412085A JPS6263759A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 ノンスリツプ床材

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JP20412085A JPS6263759A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 ノンスリツプ床材

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JPS6263759A true JPS6263759A (ja) 1987-03-20
JPH0327698B2 JPH0327698B2 (ja) 1991-04-16

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JP20412085A Granted JPS6263759A (ja) 1985-09-13 1985-09-13 ノンスリツプ床材

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JP (1) JPS6263759A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299955A (ja) * 1988-05-25 1989-12-04 Fujita Corp 防滑床
JPH0735633U (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 積水化学工業株式会社 床 材
US11549271B2 (en) * 2018-12-29 2023-01-10 Shanghai Jinka Flooring Technology Co., Ltd. Anti-slip floortile

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0735633U (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 積水化学工業株式会社 床 材
US11549271B2 (en) * 2018-12-29 2023-01-10 Shanghai Jinka Flooring Technology Co., Ltd. Anti-slip floortile

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JPH0327698B2 (ja) 1991-04-16

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